昨夜もブログアップ後、入浴後にあれこれやっているうちに日付が変わってしまう。ベッドに入るも、なかなか咳が鎮まらない。横になると出るので、クッションを背中に当てて座ったまま眠る努力をするが、どうにもうまくいかない。何とか眠りについたのは何時頃だったろうか。
夜中にも何度も咳込んで目が覚める。土曜日仕様のスマホアラームが鳴る2時間ほど前にお手洗いで目が覚め、起きて動いたらまた咳込みが始まる。1時間近く涙目で咳込み続けてぐったり。あちらを向いてもこちらを向いても全然止まらない。またクッション寝にトライしてみるが、休まらない。
スマホアラームが鳴り、諦めて起き出す。結局今日も寝不足。何が刺激になるのか分からないが、すぐに咳込む。
窓の外はいいお天気だ。自称“晴れ女”の私、イベントの時にはお天気に恵まれる。抜けるような青空に紅葉が映えて美しい。遠路はるばるいらしてくださる皆さんのことを考えて心底ほっとする。
夫と朝食を摂りながら洗濯機を廻し、出来上がったところで洗濯物を干す。身支度を終え、集合時間より15分ほど前に管理事務所へ向かう。マットやノートPC一式等々結構大荷物なので、夫が一緒に運んでくれる。窓口で支払い手続きを済ませ、会場の部屋に向かい、セッティングスタート。
ほぼセッティングが出来上がったタイミングで事務局のTさんの姿が。そして、代表のお二人も。Tさんには前回下見の時にリアルにお目にかかったが、代表のHさん、Uさんとは2020年1月の対面クラスを最後にコロナ禍は全てオンラインクラスに切り替えたため、リアルに再会が叶ったのはほぼ5年振りだ。
喋ると咳き込む、という状況を分かっていてくださるので、確認事項は全て「頷く」動作で勘弁して頂く。道を間違えないように、看板を持ってスタッフの方が案内に立ってくださるようだ。
現地参加の方たちが集まり始め、Zoomも繋がる。オンラインではスタッフMさんが入室を管理してくださっている。
オンラインでは何度もお目にかかっているものの、リアルでは初めましての方が複数おられる。会場参加もオンライン参加も初めての方や、ややお久しぶりの方等、それぞれだ。
代表Hさんからのご挨拶後、バトンタッチされ、5年越しで対面クラスの再開と同時にオンラインでも繋ぐという、夢だったハイブリッドクラスが開催出来て本当に嬉しいとご挨拶をする。同時に、咳止めは飲んでいるものの、咳込んでマントラやガイドが途切れるかもしれない、と予めご承知おき頂く。
皆でマントラカードを見ながら初めのマントラとオームを唱えてクラス開始。何度か咳が出そうになったが、腹筋に力を入れてぐっと我慢だ。さらりと治療状況についてお話しつつ、いつもどおり一番お伝えしたいヨーガの智慧をお話する。
まずは耳を引っ張って速攻で身体を温める。足指を解し、踝から膝窩リンパ節迄マッサージ、脇腹を伸ばして胸を開き、肩を大きく動かす。呼吸を深くゆっくりと感じながら動く。真珠貝のポーズで内腿を伸ばす。
帰命敬禮の動きに入る。サンスクリット語のマントラを説明し、まずはやってみましょうと一緒に動きだけ確認。続いてマントラを唱えながら動く。次は五体投地の動き。こちらもマントラを説明し、動きに入る。マントラを唱えながら左右両足1セットを行ったらもう息が切れる。初めての方もおられるので、朝ヨガの前後、左右、回旋の3つの動きも説明をしながら一緒に行う。
楽な姿勢の座位に戻り、基本の腹式呼吸から完全呼吸法へ。予め用意した簡易キャンドルを点灯して頂き、部屋の電気を落としてそのまま瞑想に繋ぐ。寝転がりたい方にはシャヴァーサナになって頂く。様子を見ながらガイドし、ガーヤトリーマントラを唱え、リンを使って覚醒に導く。
伸びをして脱力して頂いた後は、両手を腿の後ろに添え、反動でコロンと起き上がり、一息ついてから楽に座って頂く。締めのキールタンは、皆ですぐに唄えるハレルヤを。3回唄って音の余韻とその後にやってくる静けさを愉しむ。この部屋全体に響く皆さんの声の共鳴こそがリアルクラスの醍醐味であると改めて思う。時間が許せばもう1曲歌いたかったが、残り時間が少なかったので、オームとシャーンティを唱えて終了。
オンライン参加の方たちにまず感想を伺う。大阪から久しぶりに参加のUさんは、忘れかけていたが、鳥肌が立つほど新鮮で、集中して行えた。参加出来て良かった、とのこと。
現地参加の予定がお子さんの発熱で急遽オンライン参加になったと仰るKさんは、久しぶりだったが、瞑想が良かった。心が安定して癒されて気持ちが落ち着いた。遠いけれど現地参加出来たら良い、とのこと。
初参加のTさんは楽しかった、また参加出来たら良いと思う、とのこと。
もうお一人のKさんは、少しでも現地の雰囲気からエネルギーを頂きたくて顔を出した、現地に伺えたら良かったとのこと。
Mさんは両眼白内障の術後で光が眩しい中、座ったままで皆さんの様子を見ながら参加してくださったとのこと。
ここでオンライン参加の方たちはお開き。代表Uさんからハイブリッド開催が出来て良かったというご挨拶の後、現地組はお喋りランチ会のセッティングへ。
お昼時間は各自ランチ持ち寄り。ASHAREさん特製の女王様のハーブティだけではなく、代表Hさんのガーデンで採れたフレッシュハーブで淹れたお茶まで頂戴した。明日から師走というこの季節にフレッシュハーブティーが頂けるとは。本当に美味しかった。
お一人お一人からから簡単な治療歴等の自己紹介と感想を頂く。初参加のOさんは、常連のKさんと最寄り駅もオペをした病院も同じとのこと。そんなご縁があるのだと一同びっくりする。さらに同じテーブルに座られた東海地方からご参加のYさんは、その病院にご親族のお見舞いのため上京されて、今日は現地参加が出来たと仰る。これまた凄いご縁だ。
2018年のリアルクラス以降オンラインクラスでもずっと続けて参加くださっているKさんは、キールタンの共鳴で泣きそうになったと仰る。
お久しぶりのSさんは、お引越しで最近ヨガをする余裕がなかったが、身体を十分に伸ばせて晴れ晴れした。オンライン参加とリアル参加はコンサートのライブとTV画面のような感じで大きな違いを感じた、とのこと。
対面クラスは初めてのIさんは、良い時間を過ごせたと仰り、代表Hさんは開催出来て良かった、キールタンのラストでうるっとした。心がザワザワした時など、お風呂でリラックスできる方法を伺って日々の生活に瞑想ヨーガが役立っていると仰る。
同じく代表Uさんはオンライン参加の方たちの前で「リアルが良い」とはなかなか言い難いが、オンラインとリアルの差を感じた、と。それに加えて、Uさんの十八番である興味深い話題(今日は“松”を食す話)についてもお披露目があった。
若干時間が余った時の時間調整用に息子結婚式のオープニングとエンディングムービーの画像をタブレットに入れておいたので、皆さんに見て頂いているうちに、ちょうどお開きの時間。片づけを終え、窓口で鍵を返し、建物前で皆さんと集合写真を撮って頂いた。
駅に向かう皆さんをお見送りして、夫に連絡して荷物をピックアップに来てもらった。
あれほど出ていた咳がクラスの間は不思議なくらい止まってくれた。アドレナリンが出ていたのかどうか。それでも帰宅したら、張っていた糸がプツンと切れたようにがっくりとしてしまう。乾いていた洗濯物を取り込んで畳み、収納する。
お昼にしっかりパンは頂いたのに、何となくまだお腹が空いているような気がして、果物と息子から貰った長崎土産の“奇跡のカステラ”を頂く。美味しかった。
そして、それまで止まっていたのが嘘のようにまたしつこい咳が出始める。お昼寝したいくらい眠いのに咳込んで眠れない。仕方なくリビングでごろごろするが横になると咳がますますひどくなる。
夕方、夫をジムに送り出したと思ったら、ほどなくして帰って来た。何があったのかと思ったら、今月は既に8回通っていますよ、と言われたとのこと(夫は月8回まで通えるコース)。なんと。こんなことは初めてか。
夕食の支度をするつもりが、夫が帰ってきたらなんだか気が抜けてしまい、またしても夫に夕食当番を任せてごろごろ。
代表Hさんのハーブガーデンから頂いた立派なローズマリーを使って、夫がジャーマンポテトを作ってくれて美味しく頂いた。ハイ、私より凝った料理をする夫のために頂いたハーブ、しっかり活用させて頂きました。
母にMeet通話。咳が出るので、今日もお喋りは母メインで。今日はヨガの対面クラスを開催したことを報告する。母は、お天気が良かったので、お布団を干したり、少しショッピングモール迄散歩をしたりであとは家にいたけれど、私は大丈夫とのこと。なかなか訪問出来ないことを詫びつつ、通話を切った。
ということで、悲願のハイブリッドクラストライアルが無事終了した。この後、事務局から皆さんにアンケート調査を実施し、その結果も踏まえて年明けからレギュラークラス開催を目指している。
今日のハイブリッドクラスが最初で最後ということにならないように、体調管理をしつつ精進を重ねていきたいと思う。
(追記)ASHAREさんの活動レポートに取り上げて頂きました。