昨夜はSさんの瞑想ヨーガのクラスを予約し、出席を楽しみにしていた。けれど、月曜日の朝からまたしても風邪をひいてしまい、昨朝は7度の微熱。喉は痛いし、鼻水も出るし、かなり濃い痰が絡んだ咳が出る。これで熱が上がって明日治療が出来なくなったら、と泣く泣く断念。なんとか仕事だけ終え、夫が宴会で夕飯不要をいいことに、そのまま職場から常宿に直行、夕食も済ませて寝るだけにしてチェックイン。早めに入浴して、そのままベッドに入った。長時間ベッドに入っていたわりには、咳で眠りが分断されてなんとなくだるさが残った。
今朝は目覚ましをかけていた時間より5分ほど早く、夫からモーニングLINEが入った。ゆるゆる起きて恒例の浴槽足湯。外は雨。湿度が高い。昨日より気温は下がるというけれど、相変わらず頭痛を連れてくるような天気だ。今晩からはまたろくに食べられなくなるから、とビュッフェを少しずつ色々頂いて、チェックアウトして病院へ向かった。
IDカードを通して採血受付機へ。ピンクの番号札を見るとすぐに採血室へどうぞ、だった。5分も待たずに席へ。今日も部長直々の採血。フル検査なので4本。刺す時も抜く時もちょっぴりチクリとはしたけれど無事クリア。
止血しながら腫瘍内科受付に移動。まだ早いので殆ど一番乗りだ。定位置を確保して電子書籍を開くと、Okさんが出勤されて化学療法室へ向かうところで、「おはようございます。早いですね」と声をかけて頂いた。その後30分ほどして、病棟を回られてきたとみえる先生が診察室へ向かわれた。
本を読みながら1時間経過。忘れないうちに血圧測定。115-70、脈は86。ほどなくして中待合へどうぞ、と番号が出たが、その後小一時間ほど中待合で本が読めた。
先生が診察室からお顔を出されたので、ご挨拶しながら「また風邪をひいてしまって・・・」と診察室へ入ると、先生から「そのようですね」と。隠しようもない風邪声なのである。まずはこの2週間の体調報告。「前回投与後の副作用はそれほど酷くなく、寝込むこともなく日曜日には動くことが出来ました。けれど、先週はこんなお天気のせいか、火曜日から金曜日にかけて(胸痛で)一日2,3回ロキソニンのお世話になりました。そして一昨日の朝からまた風邪をひき、咳と痰が鬱陶しいです。葛根湯を飲んでいます。」と。
診察室での検温は6度9分。7度超えしていなくてほっとする。採血の結果、特に問題はないようですね、とのこと。気になる腫瘍マーカーは前回より3%ほど下がっている。実数値でなく対数化したグラフも見せて頂いたが、ゆるゆると低く安定している傾向だ。
「前回のX線の結果とは食い違いますが、ゆっくり大きくなっているのは悩ましいですね。ただ次回はCTも撮りますし」とのこと。そして「前回はランマーク注射をしましたが、口腔外科の先生からの申し送りが今一つはっきりしないので、見立てがハッキリするまでお休みしましょう。何か処置が必要になった時に、(ランマーク)注射していると対応が遅れるので」とのこと。
ちなみに今日の白血球は7,800だそうだ。びっくり。なるほど、風邪をひいているからだろう。普段は0.0幾つの炎症反応CRP値が1.25もあったという。好中球が5,500。こんな値にはついぞお目にかかったことがない。「いつもこのくらいあると、いいのですけれどね~」と先生が仰る。確かに、それだけあれば抗がん剤恐れるに足らず、だろう。
先生はカルテをご覧になりながら「また一つ御歳を重ねられましたね。」と仰る。「おかげさまで、本当に有難いことです。先生も明後日お誕生日ですよね。」と6月生まれ同士のお誕生日談義を少々して、各種内服薬を処方して頂き、化学療法室へ向かった。
今日は1週目の治療として予定通りハーセプチンとジェムザールである。そして翌週CT検査をし、2週間後にその結果を踏まえてジェムザールのみの投与。ランマークはお休みになった。
化学療法室へ移動。待ち時間にはいつものように夫やお友達に報告LINEやメールを打つ。10分ほどでOkさんから声がかかって、内側のリクライニング椅子に案内された。20分ほどして、いつもは外来で注射等を担当しているけれど、今日はヘルプでいらしている(抗がん剤が中止でランマーク注射しか出来ない時にお世話になった)看護師さんが針刺し担当。不慣れなので・・・と仰っていたが、酷く痛むことはなく無事終了。逆血確認も問題なく、薬が届くのに10分ほど待つ。
今日は、3.3倍量のハーセプチン、デキサート(ステロイド)とアロキシ(吐き気止めのセロトニン拮抗薬)の混合、5割減量のジェムザール、生理食塩水の4本だ。Mさんが点滴を始めてくださり、ハーセプチンは1時間ちょっと、吐き気止めは20分。ジェムザールの30分と最後の生理食塩水の15分。生理食塩水に替えたところで、Kwさんが血圧を測ってくださる。124-74、脈拍は73。
抜針はMさん。やはりかなり衝撃がある。抜いた後もポートを全力でかなり長い時間圧迫されるので、「そんなに強く抑えなくて大丈夫です、痛いです・・・。」と、今日は口に出してお伝えした。ポート周りは内出血ですっかり肌の色が変わっている。点滴中かなり咳き込んでいるのを見ていたMさんが「咳止めは(出して頂かなくて)大丈夫ですか。」と仰る。
昨夜はちょっと眠れなかったと言うと、先生に咳止めと痰切りの薬を処方して頂けることになった。ほどなくして新しい処方箋が届いた。咳止めには、以前飲んだことのあるコデインの方がよく効くと思いますが、色々薬を飲んでいるので弱めのものを出しておきます、とのこと。葛根湯との飲み合わせも問題ないとのこと。別途クリニックに行くよりもここで出して頂けて有難かった。看護師さんたちにご挨拶して化学療法室を後にする。
計算時間を見計らって自動支払機へ移動。IDカードを通し採血・点滴の3割負担で5万円弱をカードで支払う。
ずっと院内にいたので外のお天気が分からなかったが、雨はやんでいた。日差しはそれほどでもないが、今の時期、紫外線に注意ということで、朝の雨傘は午後の日傘になった。薬局へ移動。待合椅子はそれほどの混雑ではなかったが、案の定次から次へと順番を追い越されて小一時間待った。咳止めと痰切りの薬を含めて8種類。ビニール袋一杯、ひと財産である。新しい薬の説明があり、3,000円弱を現金払い。
病院と薬局の滞在時間は6時間半強。なんとか駅ビルのランチタイムに滑り込むことが出来た。まだ気持ち悪さが酷くないし、夜はどうせろくに食べられないので、時間をかけて和食のお膳を頂いた。電車で席も無事確保して本の続きを読む。長篇にチャレンジしてしまったので、読み切ることが出来なかった。夜は今日も夫が宴会ということで、お弁当も調達せずに最寄り駅からはタクシーで帰宅。
帰宅後は最低限の片づけをしてリビングで横になる。またしても、夜には食欲がなくなっている。スープと果物だけ頂いて薬を飲んで終了。熱っぽくて怠くて眠い。本の続きが読みたいのだけれど・・・。投与の夜は何もしないでゴロゴロ、がすっかりパターン化してしまった。
明日は、月末なのでありがたいことに会議等はお休み。7月異動の内示があったので、事務室はなんとなく落ち着かない感じだ。明日、明後日をなんとかやり過ごしたら週末は父の一周忌と納骨。息子も法事に出席するため帰ってくる。これが終われば大分肩の荷が下りるのだけれど。
記録のために。昨日届いた今月2回目のお花はビタミンカラー黄色のLAリリーが3本と紫色のネギ坊主のようなギガンジュームが2本、ソケイが2本。花言葉はそれぞれ「威厳」、「不屈の心」、「可憐」だという。ガラスの花瓶に夫が投げ入れて玄関に飾っておいてくれたので、今日の「ただいま」はお花たちに。
今朝は目覚ましをかけていた時間より5分ほど早く、夫からモーニングLINEが入った。ゆるゆる起きて恒例の浴槽足湯。外は雨。湿度が高い。昨日より気温は下がるというけれど、相変わらず頭痛を連れてくるような天気だ。今晩からはまたろくに食べられなくなるから、とビュッフェを少しずつ色々頂いて、チェックアウトして病院へ向かった。
IDカードを通して採血受付機へ。ピンクの番号札を見るとすぐに採血室へどうぞ、だった。5分も待たずに席へ。今日も部長直々の採血。フル検査なので4本。刺す時も抜く時もちょっぴりチクリとはしたけれど無事クリア。
止血しながら腫瘍内科受付に移動。まだ早いので殆ど一番乗りだ。定位置を確保して電子書籍を開くと、Okさんが出勤されて化学療法室へ向かうところで、「おはようございます。早いですね」と声をかけて頂いた。その後30分ほどして、病棟を回られてきたとみえる先生が診察室へ向かわれた。
本を読みながら1時間経過。忘れないうちに血圧測定。115-70、脈は86。ほどなくして中待合へどうぞ、と番号が出たが、その後小一時間ほど中待合で本が読めた。
先生が診察室からお顔を出されたので、ご挨拶しながら「また風邪をひいてしまって・・・」と診察室へ入ると、先生から「そのようですね」と。隠しようもない風邪声なのである。まずはこの2週間の体調報告。「前回投与後の副作用はそれほど酷くなく、寝込むこともなく日曜日には動くことが出来ました。けれど、先週はこんなお天気のせいか、火曜日から金曜日にかけて(胸痛で)一日2,3回ロキソニンのお世話になりました。そして一昨日の朝からまた風邪をひき、咳と痰が鬱陶しいです。葛根湯を飲んでいます。」と。
診察室での検温は6度9分。7度超えしていなくてほっとする。採血の結果、特に問題はないようですね、とのこと。気になる腫瘍マーカーは前回より3%ほど下がっている。実数値でなく対数化したグラフも見せて頂いたが、ゆるゆると低く安定している傾向だ。
「前回のX線の結果とは食い違いますが、ゆっくり大きくなっているのは悩ましいですね。ただ次回はCTも撮りますし」とのこと。そして「前回はランマーク注射をしましたが、口腔外科の先生からの申し送りが今一つはっきりしないので、見立てがハッキリするまでお休みしましょう。何か処置が必要になった時に、(ランマーク)注射していると対応が遅れるので」とのこと。
ちなみに今日の白血球は7,800だそうだ。びっくり。なるほど、風邪をひいているからだろう。普段は0.0幾つの炎症反応CRP値が1.25もあったという。好中球が5,500。こんな値にはついぞお目にかかったことがない。「いつもこのくらいあると、いいのですけれどね~」と先生が仰る。確かに、それだけあれば抗がん剤恐れるに足らず、だろう。
先生はカルテをご覧になりながら「また一つ御歳を重ねられましたね。」と仰る。「おかげさまで、本当に有難いことです。先生も明後日お誕生日ですよね。」と6月生まれ同士のお誕生日談義を少々して、各種内服薬を処方して頂き、化学療法室へ向かった。
今日は1週目の治療として予定通りハーセプチンとジェムザールである。そして翌週CT検査をし、2週間後にその結果を踏まえてジェムザールのみの投与。ランマークはお休みになった。
化学療法室へ移動。待ち時間にはいつものように夫やお友達に報告LINEやメールを打つ。10分ほどでOkさんから声がかかって、内側のリクライニング椅子に案内された。20分ほどして、いつもは外来で注射等を担当しているけれど、今日はヘルプでいらしている(抗がん剤が中止でランマーク注射しか出来ない時にお世話になった)看護師さんが針刺し担当。不慣れなので・・・と仰っていたが、酷く痛むことはなく無事終了。逆血確認も問題なく、薬が届くのに10分ほど待つ。
今日は、3.3倍量のハーセプチン、デキサート(ステロイド)とアロキシ(吐き気止めのセロトニン拮抗薬)の混合、5割減量のジェムザール、生理食塩水の4本だ。Mさんが点滴を始めてくださり、ハーセプチンは1時間ちょっと、吐き気止めは20分。ジェムザールの30分と最後の生理食塩水の15分。生理食塩水に替えたところで、Kwさんが血圧を測ってくださる。124-74、脈拍は73。
抜針はMさん。やはりかなり衝撃がある。抜いた後もポートを全力でかなり長い時間圧迫されるので、「そんなに強く抑えなくて大丈夫です、痛いです・・・。」と、今日は口に出してお伝えした。ポート周りは内出血ですっかり肌の色が変わっている。点滴中かなり咳き込んでいるのを見ていたMさんが「咳止めは(出して頂かなくて)大丈夫ですか。」と仰る。
昨夜はちょっと眠れなかったと言うと、先生に咳止めと痰切りの薬を処方して頂けることになった。ほどなくして新しい処方箋が届いた。咳止めには、以前飲んだことのあるコデインの方がよく効くと思いますが、色々薬を飲んでいるので弱めのものを出しておきます、とのこと。葛根湯との飲み合わせも問題ないとのこと。別途クリニックに行くよりもここで出して頂けて有難かった。看護師さんたちにご挨拶して化学療法室を後にする。
計算時間を見計らって自動支払機へ移動。IDカードを通し採血・点滴の3割負担で5万円弱をカードで支払う。
ずっと院内にいたので外のお天気が分からなかったが、雨はやんでいた。日差しはそれほどでもないが、今の時期、紫外線に注意ということで、朝の雨傘は午後の日傘になった。薬局へ移動。待合椅子はそれほどの混雑ではなかったが、案の定次から次へと順番を追い越されて小一時間待った。咳止めと痰切りの薬を含めて8種類。ビニール袋一杯、ひと財産である。新しい薬の説明があり、3,000円弱を現金払い。
病院と薬局の滞在時間は6時間半強。なんとか駅ビルのランチタイムに滑り込むことが出来た。まだ気持ち悪さが酷くないし、夜はどうせろくに食べられないので、時間をかけて和食のお膳を頂いた。電車で席も無事確保して本の続きを読む。長篇にチャレンジしてしまったので、読み切ることが出来なかった。夜は今日も夫が宴会ということで、お弁当も調達せずに最寄り駅からはタクシーで帰宅。
帰宅後は最低限の片づけをしてリビングで横になる。またしても、夜には食欲がなくなっている。スープと果物だけ頂いて薬を飲んで終了。熱っぽくて怠くて眠い。本の続きが読みたいのだけれど・・・。投与の夜は何もしないでゴロゴロ、がすっかりパターン化してしまった。
明日は、月末なのでありがたいことに会議等はお休み。7月異動の内示があったので、事務室はなんとなく落ち着かない感じだ。明日、明後日をなんとかやり過ごしたら週末は父の一周忌と納骨。息子も法事に出席するため帰ってくる。これが終われば大分肩の荷が下りるのだけれど。
記録のために。昨日届いた今月2回目のお花はビタミンカラー黄色のLAリリーが3本と紫色のネギ坊主のようなギガンジュームが2本、ソケイが2本。花言葉はそれぞれ「威厳」、「不屈の心」、「可憐」だという。ガラスの花瓶に夫が投げ入れて玄関に飾っておいてくれたので、今日の「ただいま」はお花たちに。