29日の夜から休薬をして丸2日経った。
一昨日、病院から帰宅したら思いのほか疲れていて、夫や息子が遅いのをいいことにリビングで横になったら、起きられなくなった。ああ、こんなにまいっていたのだな、と今更のように思った。
いつも分かったかのように「頑張りすぎずに頑張って・・・」などと言っているのに、気がつけばこのザマである。我ながら情けない。
与えられた規定量とか、ルール、決まったことを何があっても額面通りにやろうとする貧乏性は、どうにも体に染みついていて直らないのだな、と思う。
もちろん、初発治療で徹底的に叩く必要があるならば、その姿勢で間違いないのだけれど、こと再発治療は百人百様のやり方がある。どういう生き方をしたいか、どんな毎日を送りたいかで対応が異なってくる。何よりQOLをなるべく維持しながらうまく病と共存していくことが第一目的である。
そう、今の私にとっては、フルタイムで仕事をしながら家事をこなし、趣味も楽しむ、という毎日を少しでも長く送ることの出来る治療を続けてくことが一番の目標だ。
が、今回、初めての内服薬を服用するにあたり、自分でコントロール出来るにも関わらず、それを怠った。点滴薬だと数週間分の薬液が一度にドンと入れられてしまう。内服薬は1日々々と徐々に蓄積されて点滴量1回分に達していくのだから、10日も飲んでいないのにちょっとくらいキツいからといって勝手に止めてはいけない、と自分自身を縛っていた。
フェソロデックスやハーセプチンという穏やかな治療を1年続けた後で、気力体力が十分だったから、なんとか入院しないで済んだものの、19日から飲み始めずに、15日即スタートにして、一昨日の通院日までまるまる2週間飲み続けていたら、今頃脱水症状で入院していたかもしれない、と思うとぞっとする。
他でもない自分の体だ。どれだけ辛いかは自分が一番分かる。規定量はあくまで規定量。自分にとってそれが最適なのかは試してみなければ主治医さえ分からない。これからは細く長くしぶとくやっていく上で、頑張りすぎるのはご法度だ。
この先、どのくらい薬をチェンジするタイミングが残されているかわからないけれど、私という患者が、バカがつくほど真面目で、決められたことはなかなか自分から崩せない性格である、ということと、規定量の投与だと毎回副作用で初回ノックダウンされるのだ、ということを主治医に対してしつこいくらいにアピールしていかなくては、と思う。
冷静に考えれば、下痢止めを飲んでも下痢が続いている体調にもかかわらず、引き続き間違いなく下痢をする薬を大量に飲み続けていたのだから、事態が好転するわけがなかった。
あんなに必死に飲んでいたのに、先生がおっしゃるには「それだけ下痢が酷ければ、薬の全ては吸収されていない。」とのこと。もちろん、それだけ副作用が出ているから、ある程度は吸収されていると思う、というフォローもあったけれど。
保険3割負担でも1錠500円近い薬を1回5錠・・・吸収されずに流してしまうなんて、もったいないことこの上ないし、7割の負担をしてくれる共済組合にも申し訳が立たないというものだ。
29日の夜は10日ぶりに、腹痛で起きることもなく朝まで無事だった。もちろん、まだまだ胃腸は疲れ切っている。一日おいた今朝はまたも明け方に腹痛で目覚め、泥便。その後も、便通が普通に戻っているわけではない。
タキソテール投与の頃と同様、ちょっと鼻をかめば鼻血は出るし、口内炎も酷く食事が摂りにくい。このだるさを思うと、白血球が下がっているのだな、と思う。
今はじっくり、“頑張りすぎない”を念頭に過ごしていきたい、と思う。
一昨日、病院から帰宅したら思いのほか疲れていて、夫や息子が遅いのをいいことにリビングで横になったら、起きられなくなった。ああ、こんなにまいっていたのだな、と今更のように思った。
いつも分かったかのように「頑張りすぎずに頑張って・・・」などと言っているのに、気がつけばこのザマである。我ながら情けない。
与えられた規定量とか、ルール、決まったことを何があっても額面通りにやろうとする貧乏性は、どうにも体に染みついていて直らないのだな、と思う。
もちろん、初発治療で徹底的に叩く必要があるならば、その姿勢で間違いないのだけれど、こと再発治療は百人百様のやり方がある。どういう生き方をしたいか、どんな毎日を送りたいかで対応が異なってくる。何よりQOLをなるべく維持しながらうまく病と共存していくことが第一目的である。
そう、今の私にとっては、フルタイムで仕事をしながら家事をこなし、趣味も楽しむ、という毎日を少しでも長く送ることの出来る治療を続けてくことが一番の目標だ。
が、今回、初めての内服薬を服用するにあたり、自分でコントロール出来るにも関わらず、それを怠った。点滴薬だと数週間分の薬液が一度にドンと入れられてしまう。内服薬は1日々々と徐々に蓄積されて点滴量1回分に達していくのだから、10日も飲んでいないのにちょっとくらいキツいからといって勝手に止めてはいけない、と自分自身を縛っていた。
フェソロデックスやハーセプチンという穏やかな治療を1年続けた後で、気力体力が十分だったから、なんとか入院しないで済んだものの、19日から飲み始めずに、15日即スタートにして、一昨日の通院日までまるまる2週間飲み続けていたら、今頃脱水症状で入院していたかもしれない、と思うとぞっとする。
他でもない自分の体だ。どれだけ辛いかは自分が一番分かる。規定量はあくまで規定量。自分にとってそれが最適なのかは試してみなければ主治医さえ分からない。これからは細く長くしぶとくやっていく上で、頑張りすぎるのはご法度だ。
この先、どのくらい薬をチェンジするタイミングが残されているかわからないけれど、私という患者が、バカがつくほど真面目で、決められたことはなかなか自分から崩せない性格である、ということと、規定量の投与だと毎回副作用で初回ノックダウンされるのだ、ということを主治医に対してしつこいくらいにアピールしていかなくては、と思う。
冷静に考えれば、下痢止めを飲んでも下痢が続いている体調にもかかわらず、引き続き間違いなく下痢をする薬を大量に飲み続けていたのだから、事態が好転するわけがなかった。
あんなに必死に飲んでいたのに、先生がおっしゃるには「それだけ下痢が酷ければ、薬の全ては吸収されていない。」とのこと。もちろん、それだけ副作用が出ているから、ある程度は吸収されていると思う、というフォローもあったけれど。
保険3割負担でも1錠500円近い薬を1回5錠・・・吸収されずに流してしまうなんて、もったいないことこの上ないし、7割の負担をしてくれる共済組合にも申し訳が立たないというものだ。
29日の夜は10日ぶりに、腹痛で起きることもなく朝まで無事だった。もちろん、まだまだ胃腸は疲れ切っている。一日おいた今朝はまたも明け方に腹痛で目覚め、泥便。その後も、便通が普通に戻っているわけではない。
タキソテール投与の頃と同様、ちょっと鼻をかめば鼻血は出るし、口内炎も酷く食事が摂りにくい。このだるさを思うと、白血球が下がっているのだな、と思う。
今はじっくり、“頑張りすぎない”を念頭に過ごしていきたい、と思う。