昨夜は、早々に入浴。普段録画して視ているドラマをリアルタイムでベッドの中で視て、終了後はストンと眠りに落ちた。それにしても、いつもはCMはすっ飛ばして視ているTVドラマをオンタイムで視ると、CMの時間はなんて長いんだろうと思う。
今朝は眠りが足りたのか5時過ぎに目覚めてしまい、二度寝は出来ず。6時間近く連続して眠れれば十分か。お腹も快調で、浴槽足湯をした後は、昨夜調達済みのサンドイッチやジュース、ヨーグルト等で朝食を摂る。
身支度をして、BSで朝ドラを視終えてから母にご機嫌伺いのMeet通話する。今日はWさんサロンの予約をしているとのこと。新しいブラウスを着て珍しくネックレスをしてお洒落をしていた。いいことだ。Wさんには宜しくお願いしますとLINEを打っておく。
チェックアウトして、荷物を預け、最低限の手提げだけで身軽に出発。
今日は昨日より8度も高い33℃という予報。夜のうちに降った雨で道が濡れていて、むわっと暑い。明日から9月だけれど、まだまだ残暑が続くのか。
病院に到着。受付のIDカード機で少し並ぶ。採血受付へ移動し、ピンク色の受付番号表を取って電子掲示板を見ると10数名が待っていて12分待ちとあった。ほどなくして中に入る。
今日も前回同様ベテランの検査技師Yさん。今日は「え?もう刺したんですか。全然わかりませんでした。」というさすがのレベルで、Yさんから「ラッキーです!」と言われる。抜く時もちょっぴりチクリとしただけ。今月は2回目なので3本かな、と思ったら5本だった。お礼を言って席を立つ。
止血をしながら2階のレントゲン受付へ移動する。紙の番号を取って待つと、すぐに受付して頂けた。
レントゲンの待合廊下へ移動すると、こちらもすぐに名前を呼ばれる。今日も予めブラトップとシンプルな無地のカットソー。ばっちりレントゲン対応の服装だ。
女性技師さんが私の服装を視て、「金具やボタンはついていなさそうですね。」と仰るので、「はい、全てOKです。」と言うと、「それではそのままこちらへ入ってしまいましょう。」と、前回同様更衣室を通らず、直接検査室へ通される。正面と側面の2枚、すんなり撮影して無事終了した。
再びエスカレーターで1階に降りて、腫瘍内科に移動する。待合い椅子はまだそれほど混んでいないが、定位置は既に先着がいて、その後ろの席を確保して、受付に並ぶ。
いつものように問診票を頂き、息切れ以外全て「ない」に〇をして、息切れの「ある」の前に“たまに”を追加して提出する。
採血から1時間ちょっと過ぎたところで、血圧測定。95-60、脈拍が92。なかなか”中待合いへどうぞ”に番号が出ない。
その間、昨日の読みかけで眠ってしまった「ぼけますので・・・」を読み終わる。ああ、信長さんはご両親に対してなんて優しい眼差しなのだろう。それにひきかえ、私はなんて冷たい娘なのだろう、としみじみ考え込んでしまった。
続けて今日のお供は川上弘美さんの「ぼくの死体をよろしくたのむ」(新潮文庫)。
三村里江さんが解説を書いておられるが、「日常と非日常を暖簾一枚の気軽さで行き来する、川上さんの物語はやはり特別。」という。帯には「ここではないどこかへつれだす18の短篇」とある。
なるほど、川上ワールド全開で、愉しんでいたところ、電光掲示板を見ると、いきなり自分の番号が中廊下待ちから一足飛びに診察室にいることになっている。
慌てて中待合へ移動し、様子を伺うためにノックをしてドアを開けると、先生が「ちょっと待っててね。」と仰るので、一旦ドアを閉めて、椅子に戻る。ここで病院に入ってから2時間近く経過している。
5分ほどで、先生がドアを開け、「どうぞ」と。
「おはようございます。失礼しました。ぼーっとしていて。」と挨拶。
ドアを閉め、荷物を籠に入れ、自分の体調管理ノートやエンハーツダイアリー等を出して席に着く。
「さて、どうでしたかね、イメンド等2日間足したでしょう?」と問われ、「おかげさまで吐き気は楽だったので、復活が1日早かったようです。でも倦怠感は相変わらずで、やはり土日は動けませんでした。」と言うと、「うーん、皆さん倦怠感がきついんですね、この薬は」と仰る。
「イメンドとデカドロンを(1日減らして)4日間にするのはどうでしょうか。もし長く飲むとしたらステロイドも同時に飲むので、ちょっと心配です。」と言うと「デカドロンは3日目からは少なくしているし、大丈夫、5日飲みましょう。」とのこと。
「採血のデータは、コレステロール値が高い。うーんなぜかなあ」と仰るが、「特定健診等でもHマークが出ています。」と先月受診した検診結果を全てお見せする。
「へえ、市でこんなにやってくれるのですか?」とご覧になる。
「今年の検診は、60歳という区切りだったので、がん検診等が色々手厚かったのです。特定健診は任意継続組合員になっている共済組合経由で受けています。2年間限定なので、来年は人間ドックを受けてみようかと思っています。」とお答えする。
今月2回目ではあるが、マーカーも検査項目に入れてくださっていたようで、コンマ0.6上がっている。まあ特に気にしなくて大丈夫なレベル。そして、3枚並んだ肺部の写真については、「7月と8月の2回分を比較して、ポートの上の影が大きくなっているようにも見えるが、総じてあまり変わっていないようだから、このままエンハーツ続行しましょう」となる。そしてそろそろまたCTを、とのことで10月の診察前に予約をした。
処方箋を用意して頂く段になって「痛みはどうですか。」と訊かれ、「おかげさまで殆どありません。あれだけ酷かった咳も出ないし、息切れも坂道や階段を除けば殆どありません。本当にエンハーツすごいです。」言うと、「これから台風の季節はちょっと心配ですね。」と言われる。確かにそうだ。気圧の変化には敏感に反応する。
体温は6度6分。処方箋は前回と同様。「CTの同意書等を準備するので、中廊下でお待ちください。」とのこと。お礼を言って部屋を出た。
暫く待って、クラークの方が同意書を持ってこられる。署名をして1部は写しを頂き、化学療法室に入る。4人も待っている。受付番号は18番だ。待合椅子も1つおきで一杯。今日も待つかな~と門前薬局に、LINEで処方箋の写真を送ってからファイル一式を提出する。
15分ほど待ってSさんからイメンド125㎎が届き、その場で飲む。前回より1時間ほど早い。夫やお友達にLINE報告。
化学療法室では、今日も4月にいらしていまだろくにご挨拶できず、お名前も知らない若い看護師さんの姿が目立つ。長く顔見知りのKrさんや看護助手さんの姿を見ると、ほっとする。
看護助手さんから内側の通路寄りの席に通される。
お手洗いを済ませ、椅子周辺の環境整備をして体勢を整える。ほどなくして薬局から「お薬の準備が出来ています。」とLINE連絡が入った。今日も薬局での待ち時間が殆どないことが決定。LINE機能、有難い。もう以前のように1時間待ちには戻れない。
途中、見慣れない看護師さんが「針刺しに・・・どちらの腕ですか」と仰るのでポートを見せると、「あ、失礼しました。」と退散される。それから小一時間してHさんが針刺しに見える。
「テープはかぶれはありましたっけ?」と訊かれ「はい。」と言うと、「あ、(申し送りに)書いてありました」と。一枚のテープで一度にべたっと貼れれば簡単なのだろうけれど、ガーゼを挟んで紙テープでずれないように固定するのは手間に違いないから、「申し訳ないです。前は皮膚が丈夫だったのですが・・・」とお詫びとお礼を言う。
アロキシ、デキサートの吐き気止めを持ってKrさんが点滴をスタートしてくださったのはそれからすぐのこと。「イメンドを追加してどうでしたか、少しは楽でしたか。」と訊いてくださったので、吐き気止めをぶどう糖にチェンジするまでの15分ほどの間、あれこれ報告して足止めしてしまった。
ブドウ糖は10分で終了、続いて要遮光のエンハーツが35分、ぶどう糖と生食シリンジで15分弱。点滴が始まってからは今日もスムーズだった。
イメンドのせいで眠くなったので、合唱の音源を聴きながら、リクライニングシートを倒して目を休める。読書はあまり進まなかったけれど、寝落ちはせずに済んだ。
終了時の血圧測定は115-73、脈は66。抜針は相変わらず名前がわからない前回、前々回と同じ若い看護師さん。言葉は悪いが、姿に似合わず相当ガサツである。紙テープはビリビリと一気に剥がし(跡が真っ赤になる)、そのまま抜針もガツン。衝撃が大きかった。
止血も彼女のスタイルなのか、針を外してからテープをカートに取りに行く。うーん。2度あることは3度ある。出来れば次回は御免こうむりたい。
お手洗いを済ませ、ご挨拶をして化学療法室を出る。受付表を戻し、会計待合いに移動。待合い椅子はそれなりに混んでいる。10分ほど待ってから自動支払機で11万円弱をカード払い。
外に出ると、予報通り日差しが強く、暑い。
薬局へ移動すると、待ち人は2人。お薬手帳と処方箋を提出し、「LINEで写真を送っています。」と言うと、「すぐにお呼びします。」と言われる。ほどなくしてこのところLINEでやりとりをしていた男性薬剤師さんが、私が座っていた椅子まで薬の籠をもって来てくださる。
エルカルチンを飲んでも倦怠感が強いことを訴えていたところ、製薬会社に色々訊いてくださったようで、資料や健康食品のサンプル等をくださる。まあ、薬局が健康食品を紹介するわけにはいかないだろうし、こうしたものを摂るのなら主治医に報告、相談してからだ。
原則、標準治療以外のものは摂らない主義ではあるが、せっかくなので次回報告して相談します、と頂いた。それにしても一般的な健康食品・サプリに比べてかなり高額だった。藁をも掴む患者にとっては一桁少なく見えてしまうのかもしれない。
10分ほどで、電子マネーで9,000円強の支払いを済ませる。
今日の病院と薬局での滞在時間は5時間半近く。前回より1時間早かった。
急ぎホテルのフロントに戻って、預けていた手提げを受け取る。前回入れなかった駅ビルの最上階イタリアンに行くことにした。
今日はすんなり窓際の席に案内される。前菜3種盛り、パスタ、デザートとお茶をゆっくり完食した。お友達とのLINEも出来て、いいランチタイムだった。
帰路は最後の快速に乗れるかな、と思ったけれど、お腹が心配でお手洗いに寄ったら乗りそびれてしまい、乗換駅止まりの各駅停車。おかげで席を確保して読書が出来た。
最寄り駅に到着し、まだ気持ち悪さもないので頑張って自宅まで歩いた。今日は7,200歩ほど。
玄関先には生協のお届け品が届いていた。自分で頼んだのだけれど、籠城蟄居に耐えられるようにかなり沢山注文していた。ため息をつきつつ頑張って収納する。汗がダラダラ流れる。着替えてあれこれ片付け、今日頂いた薬の仕分け等に手を付けられないうちに夫がライナーに乗って定時に帰宅した。
夫が一人で生協から届いたお蕎麦やお寿司を摂っている間、私はランチを終えたのが遅かったので、空腹を感じず。こうしてブログを書いている。
明日からまた体調不良が見込まれる。夫は変則で明日は出勤。今週は4連勤でお疲れ様なことである。
一方、私は家にいられるのだから、有難いことだ。今回もイメンドとデカドロンが2日間追加。少しでも楽に乗り切れるなら嬉しいのだけれど。
今朝は眠りが足りたのか5時過ぎに目覚めてしまい、二度寝は出来ず。6時間近く連続して眠れれば十分か。お腹も快調で、浴槽足湯をした後は、昨夜調達済みのサンドイッチやジュース、ヨーグルト等で朝食を摂る。
身支度をして、BSで朝ドラを視終えてから母にご機嫌伺いのMeet通話する。今日はWさんサロンの予約をしているとのこと。新しいブラウスを着て珍しくネックレスをしてお洒落をしていた。いいことだ。Wさんには宜しくお願いしますとLINEを打っておく。
チェックアウトして、荷物を預け、最低限の手提げだけで身軽に出発。
今日は昨日より8度も高い33℃という予報。夜のうちに降った雨で道が濡れていて、むわっと暑い。明日から9月だけれど、まだまだ残暑が続くのか。
病院に到着。受付のIDカード機で少し並ぶ。採血受付へ移動し、ピンク色の受付番号表を取って電子掲示板を見ると10数名が待っていて12分待ちとあった。ほどなくして中に入る。
今日も前回同様ベテランの検査技師Yさん。今日は「え?もう刺したんですか。全然わかりませんでした。」というさすがのレベルで、Yさんから「ラッキーです!」と言われる。抜く時もちょっぴりチクリとしただけ。今月は2回目なので3本かな、と思ったら5本だった。お礼を言って席を立つ。
止血をしながら2階のレントゲン受付へ移動する。紙の番号を取って待つと、すぐに受付して頂けた。
レントゲンの待合廊下へ移動すると、こちらもすぐに名前を呼ばれる。今日も予めブラトップとシンプルな無地のカットソー。ばっちりレントゲン対応の服装だ。
女性技師さんが私の服装を視て、「金具やボタンはついていなさそうですね。」と仰るので、「はい、全てOKです。」と言うと、「それではそのままこちらへ入ってしまいましょう。」と、前回同様更衣室を通らず、直接検査室へ通される。正面と側面の2枚、すんなり撮影して無事終了した。
再びエスカレーターで1階に降りて、腫瘍内科に移動する。待合い椅子はまだそれほど混んでいないが、定位置は既に先着がいて、その後ろの席を確保して、受付に並ぶ。
いつものように問診票を頂き、息切れ以外全て「ない」に〇をして、息切れの「ある」の前に“たまに”を追加して提出する。
採血から1時間ちょっと過ぎたところで、血圧測定。95-60、脈拍が92。なかなか”中待合いへどうぞ”に番号が出ない。
その間、昨日の読みかけで眠ってしまった「ぼけますので・・・」を読み終わる。ああ、信長さんはご両親に対してなんて優しい眼差しなのだろう。それにひきかえ、私はなんて冷たい娘なのだろう、としみじみ考え込んでしまった。
続けて今日のお供は川上弘美さんの「ぼくの死体をよろしくたのむ」(新潮文庫)。
三村里江さんが解説を書いておられるが、「日常と非日常を暖簾一枚の気軽さで行き来する、川上さんの物語はやはり特別。」という。帯には「ここではないどこかへつれだす18の短篇」とある。
なるほど、川上ワールド全開で、愉しんでいたところ、電光掲示板を見ると、いきなり自分の番号が中廊下待ちから一足飛びに診察室にいることになっている。
慌てて中待合へ移動し、様子を伺うためにノックをしてドアを開けると、先生が「ちょっと待っててね。」と仰るので、一旦ドアを閉めて、椅子に戻る。ここで病院に入ってから2時間近く経過している。
5分ほどで、先生がドアを開け、「どうぞ」と。
「おはようございます。失礼しました。ぼーっとしていて。」と挨拶。
ドアを閉め、荷物を籠に入れ、自分の体調管理ノートやエンハーツダイアリー等を出して席に着く。
「さて、どうでしたかね、イメンド等2日間足したでしょう?」と問われ、「おかげさまで吐き気は楽だったので、復活が1日早かったようです。でも倦怠感は相変わらずで、やはり土日は動けませんでした。」と言うと、「うーん、皆さん倦怠感がきついんですね、この薬は」と仰る。
「イメンドとデカドロンを(1日減らして)4日間にするのはどうでしょうか。もし長く飲むとしたらステロイドも同時に飲むので、ちょっと心配です。」と言うと「デカドロンは3日目からは少なくしているし、大丈夫、5日飲みましょう。」とのこと。
「採血のデータは、コレステロール値が高い。うーんなぜかなあ」と仰るが、「特定健診等でもHマークが出ています。」と先月受診した検診結果を全てお見せする。
「へえ、市でこんなにやってくれるのですか?」とご覧になる。
「今年の検診は、60歳という区切りだったので、がん検診等が色々手厚かったのです。特定健診は任意継続組合員になっている共済組合経由で受けています。2年間限定なので、来年は人間ドックを受けてみようかと思っています。」とお答えする。
今月2回目ではあるが、マーカーも検査項目に入れてくださっていたようで、コンマ0.6上がっている。まあ特に気にしなくて大丈夫なレベル。そして、3枚並んだ肺部の写真については、「7月と8月の2回分を比較して、ポートの上の影が大きくなっているようにも見えるが、総じてあまり変わっていないようだから、このままエンハーツ続行しましょう」となる。そしてそろそろまたCTを、とのことで10月の診察前に予約をした。
処方箋を用意して頂く段になって「痛みはどうですか。」と訊かれ、「おかげさまで殆どありません。あれだけ酷かった咳も出ないし、息切れも坂道や階段を除けば殆どありません。本当にエンハーツすごいです。」言うと、「これから台風の季節はちょっと心配ですね。」と言われる。確かにそうだ。気圧の変化には敏感に反応する。
体温は6度6分。処方箋は前回と同様。「CTの同意書等を準備するので、中廊下でお待ちください。」とのこと。お礼を言って部屋を出た。
暫く待って、クラークの方が同意書を持ってこられる。署名をして1部は写しを頂き、化学療法室に入る。4人も待っている。受付番号は18番だ。待合椅子も1つおきで一杯。今日も待つかな~と門前薬局に、LINEで処方箋の写真を送ってからファイル一式を提出する。
15分ほど待ってSさんからイメンド125㎎が届き、その場で飲む。前回より1時間ほど早い。夫やお友達にLINE報告。
化学療法室では、今日も4月にいらしていまだろくにご挨拶できず、お名前も知らない若い看護師さんの姿が目立つ。長く顔見知りのKrさんや看護助手さんの姿を見ると、ほっとする。
看護助手さんから内側の通路寄りの席に通される。
お手洗いを済ませ、椅子周辺の環境整備をして体勢を整える。ほどなくして薬局から「お薬の準備が出来ています。」とLINE連絡が入った。今日も薬局での待ち時間が殆どないことが決定。LINE機能、有難い。もう以前のように1時間待ちには戻れない。
途中、見慣れない看護師さんが「針刺しに・・・どちらの腕ですか」と仰るのでポートを見せると、「あ、失礼しました。」と退散される。それから小一時間してHさんが針刺しに見える。
「テープはかぶれはありましたっけ?」と訊かれ「はい。」と言うと、「あ、(申し送りに)書いてありました」と。一枚のテープで一度にべたっと貼れれば簡単なのだろうけれど、ガーゼを挟んで紙テープでずれないように固定するのは手間に違いないから、「申し訳ないです。前は皮膚が丈夫だったのですが・・・」とお詫びとお礼を言う。
アロキシ、デキサートの吐き気止めを持ってKrさんが点滴をスタートしてくださったのはそれからすぐのこと。「イメンドを追加してどうでしたか、少しは楽でしたか。」と訊いてくださったので、吐き気止めをぶどう糖にチェンジするまでの15分ほどの間、あれこれ報告して足止めしてしまった。
ブドウ糖は10分で終了、続いて要遮光のエンハーツが35分、ぶどう糖と生食シリンジで15分弱。点滴が始まってからは今日もスムーズだった。
イメンドのせいで眠くなったので、合唱の音源を聴きながら、リクライニングシートを倒して目を休める。読書はあまり進まなかったけれど、寝落ちはせずに済んだ。
終了時の血圧測定は115-73、脈は66。抜針は相変わらず名前がわからない前回、前々回と同じ若い看護師さん。言葉は悪いが、姿に似合わず相当ガサツである。紙テープはビリビリと一気に剥がし(跡が真っ赤になる)、そのまま抜針もガツン。衝撃が大きかった。
止血も彼女のスタイルなのか、針を外してからテープをカートに取りに行く。うーん。2度あることは3度ある。出来れば次回は御免こうむりたい。
お手洗いを済ませ、ご挨拶をして化学療法室を出る。受付表を戻し、会計待合いに移動。待合い椅子はそれなりに混んでいる。10分ほど待ってから自動支払機で11万円弱をカード払い。
外に出ると、予報通り日差しが強く、暑い。
薬局へ移動すると、待ち人は2人。お薬手帳と処方箋を提出し、「LINEで写真を送っています。」と言うと、「すぐにお呼びします。」と言われる。ほどなくしてこのところLINEでやりとりをしていた男性薬剤師さんが、私が座っていた椅子まで薬の籠をもって来てくださる。
エルカルチンを飲んでも倦怠感が強いことを訴えていたところ、製薬会社に色々訊いてくださったようで、資料や健康食品のサンプル等をくださる。まあ、薬局が健康食品を紹介するわけにはいかないだろうし、こうしたものを摂るのなら主治医に報告、相談してからだ。
原則、標準治療以外のものは摂らない主義ではあるが、せっかくなので次回報告して相談します、と頂いた。それにしても一般的な健康食品・サプリに比べてかなり高額だった。藁をも掴む患者にとっては一桁少なく見えてしまうのかもしれない。
10分ほどで、電子マネーで9,000円強の支払いを済ませる。
今日の病院と薬局での滞在時間は5時間半近く。前回より1時間早かった。
急ぎホテルのフロントに戻って、預けていた手提げを受け取る。前回入れなかった駅ビルの最上階イタリアンに行くことにした。
今日はすんなり窓際の席に案内される。前菜3種盛り、パスタ、デザートとお茶をゆっくり完食した。お友達とのLINEも出来て、いいランチタイムだった。
帰路は最後の快速に乗れるかな、と思ったけれど、お腹が心配でお手洗いに寄ったら乗りそびれてしまい、乗換駅止まりの各駅停車。おかげで席を確保して読書が出来た。
最寄り駅に到着し、まだ気持ち悪さもないので頑張って自宅まで歩いた。今日は7,200歩ほど。
玄関先には生協のお届け品が届いていた。自分で頼んだのだけれど、籠城蟄居に耐えられるようにかなり沢山注文していた。ため息をつきつつ頑張って収納する。汗がダラダラ流れる。着替えてあれこれ片付け、今日頂いた薬の仕分け等に手を付けられないうちに夫がライナーに乗って定時に帰宅した。
夫が一人で生協から届いたお蕎麦やお寿司を摂っている間、私はランチを終えたのが遅かったので、空腹を感じず。こうしてブログを書いている。
明日からまた体調不良が見込まれる。夫は変則で明日は出勤。今週は4連勤でお疲れ様なことである。
一方、私は家にいられるのだから、有難いことだ。今回もイメンドとデカドロンが2日間追加。少しでも楽に乗り切れるなら嬉しいのだけれど。