娘を説き伏せてお昼前から自転車乗りに出掛け、湖周道路を走る。
空は青く気持ち良く、気温は10度で風は微風、サイクリング日和である。

物騒な日記タイトルからは程遠い爽やかな冬晴れの写真。
比良山は上の方が白く冠雪している。
けど、この前の冷え込みでもっと真っ白になるかと思っていた割にはそうでない。
そんな好コンディションの中自転車走らせていると、遠く前方に2人のサイクリストの姿が見えた。
「追いつけるかな?」と思いながら走り、一度視界から消える。
そして次に視界内に入ったとき、その内の一人が道路の真ん中で転倒していた。
慌てて自転車を降り近寄って「大丈夫ですか?」声を掛ける。
自転車を起こすのを手伝って怪我の具合を見ると目の上を3センチほど切り、グローブが真っ赤になるほど血が出ていて、同時に鼻血も出ていた。
座ってもらって「救急車呼びましょうか?」と話していると、気づかずに先に行ってしまっていた同行の人が戻って来た。
転倒した当の本人は「何でこけたのだろう?」と不思議がっていたが、よく見るとフォークとフロントタイヤの間に手持ちのウェアが巻き込んでいた。
暑くなって脱いだウェアをハンドルに掛けて走っていたのだろう。
この巻き込みのおかげでフロントがロックし投げ出されたと思われる。
転倒者の方は歳の頃60過ぎでノーヘル、新しそうなFELTのロードバイクに乗り自転車歴はまだ浅そうな感じで、自身で「頭は打っていない」と言っておられたが実に危ない。
「もう大丈夫です」とのことだったので、私はその場を離れたがあれじゃサイクリングどころではないだろう。
私も気をつけなければ・・・。
少しブルーになり、早々に帰ろうかと思った。
が、天気良いのでしっかり2時間50キロを走ってから帰る。
本日の走行距離 52.43KM
AVE SPD 28.3KM/H
AVE CDC 79RPM