県内では以前から報道されていることだが、伊吹山に異変が起きている
それは写真からもわかることだが
山頂付近の裸地化が進んでいるということ
草木が少なくなり地面が見え禿山化が進んでいる
というのも原因は『鹿』
鹿が爆発的に増え山頂付近の草木を食い尽くし地面が見えるまでになってきたという
近年その話しを幾度も聞いていたが、それに間違いはなくえらい勢いで緑が減り地面が見えてきている
(写真左斜面は掘削によるもので従来から)
この裸地化が進むと起きるのが、土砂崩れや土砂の流出
昨年秋は滋賀県側の登山道が崩れ土砂が大量に流出、登山禁止なった
そして今年は数度に渡ってそれよりも下で土砂の流出が起き、防砂堤を埋め尽くし民家や道路にまで被害が及んだ
そんなことで実害が起きだし市と県はその対策を急ピッチで進めているようだが、こういうものは急ごしらえの対策ですぐに改善するものではない
秋は台風の季節、対策の効果が出るまで大雨などの自然災害が来ないことを願うばかり
ところで山頂付近に鹿が増えたというのは、温暖化で山頂付近の冬の環境の厳しさが低下し
鹿が年中過ごしやすい環境に変化したかららしい
温暖化の影響はこういう形でも出てくる