昨日、浮島へ行った後はまだ残る紅葉を見に山奥へ行こうかと思っていたのだが
更に走るのが面倒になってしまって予定変更
直ぐ近くの山本山に来ている渡り鳥、「山本山のおばあちゃん」という呼び名で知られるオオワシを見に行くことにした
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写真中央、木にとまっているのがその「山本山のおばあちゃん」
マイクロフォーサーズのE-M1 + 75-300ミリの望遠レンズでフルズーム、そして本体内蔵のテレコン(2倍)を使ってこのサイズ
画質も悪い…
さて、このシーズンになると飛来するオオワシ
湖北の山本山周辺には今年で26年連続となり、この時期の話題となる
しかし、その話題は知っていて近くに来ても今までは見ることがなかった
それを遂に追ってみようかと
ところで鳥を狙って写真を撮るのは初めて
飛んでる鳥を追えるのか、そもそも鳥がちゃんと姿を見せてくれるのか
手持ちで一番望遠が効くレンズを持ってきたが、どれくらいの大きさで写るのか全く分からず未知の領域
そんなところも楽しみのひとつだった
(左)まずは道の駅、湖北水鳥ステーションで軽く腹ごしらえ
定番の戦国いなりを食い、家用の野菜を買っておく
(右)野鳥センターで情報を得た後、そこにクルマを置いて写真の山本山に歩いて行く(自転車持ってきたらよかったと後々後悔)
さて、そこに居てくれるのだろうか?
山の麓付近には、オオワシを狙っているカメラマン多数
そのうちの一人に声をかけてみると、中腹の木にとまっているということを教えてくれた
しかし肉眼では全然わからない
ここかな?というなんとなくな感覚でカメラのファインダーで覗いて、これで合っているのかな?という感じ
ファインダーを覗いていても動かなければ確信が持てないぐらいだった
ところで予備知識なく、初めて見に行ったわけだけど
オオワシって滅多に飛ばなくて、木にとまっている時間が長いらしい
そういうことで、カメラマンたちは飛び立つのをずっと待っているという状態
当然、見えるところにとまっててくれればいいのだが、そこは鳥
どこにとまるか、どこに飛んでいくのかわからないので見に行っても必ず見れるとは限らないし、飛んでくれるとも限らない
そういう撮影
こちらはおばあちゃんが山本山を離れ行方不明(?)になって撮影をあきらめ琵琶湖方面に歩いて出た時に撮影
私一人でいたらわからないところだったが、たまたま近くにいたカメラマンが「来た!」と教えてくれて撮れた
この時はテレコン使えてないのでこんなサイズ
くちばしが黄色いのがかろうじてわかる感じ
教えてくれた人曰く、トビだったかが琵琶湖で魚を取ったのだが、それを落としたのをこのオオワシが見ててそれを拾いに来たとのこと
けど見つけられなかったらしい
鳥っちゅうのは目がイイ、そういう話し
こちらは山本山に戻ってきたところ
散歩中の写真
遠くの鳥を追うのは難しい
私は三脚もない手持ち撮影だが、常連さんと思われる方々はバズーカのような望遠レンズ+三脚で万全
その理由がわかる
昨日はこの時期としては暖かく、日差しがあり、風はなかったのでこの時期としては最高のコンディションだった
なので待つことができたが、そうでなければ厳しいかも
また、そんな天気で日差しもあったのに写真は暗め
レンズの差が出る
そういう印象
13~16時前までウロウロしながら写真を撮り
カラスに追い立てられオオワシが姿を消したので帰ることにした
ついでに夕陽を見て帰ることも考えたが、写真のような天気になってたので見ずに帰る
オオワシを初めて見れて、写真も撮って良い体験になった
お目当ての鳥さんが綺麗に
撮影できると嬉しいものです。
鳥の事が分かってくると
日々の何気ない行動に
エッセンスが加わり楽しいもんです。
あまりに小さくしか見えない、飛ぶの一瞬で撮影は難しく根気が要りますね
もうちょっと知識をつけないとダメですね…