日本リーグで鎬(しのぎ)を削る女子ソフトボールのトップ選手達。
今年も恒例の我が家で合宿が始まりました。
まずは先陣を切って到着したのは、トヨタレッドテリアーズの深沢捕手と鎌田内野手。
二人とも世界を相手に戦うトッププレイヤーです。
到着した日は、旅の疲れを取っての晩御飯。
今シーズンの反省やら技術論で盛り上がる予定が、なぜかどんどんと笑う会食に。
日本リーグの裏話やら、個人の感想など終始笑いっ放しの晩御飯となりました。
翌日は九州出身の鎌田選手の為に東京観光。
そして同じくトヨタの江渡投手と日立サンディーバの鈴木鮎美選手が合流して、崩れかけているフォームとメンタルを立て直します。
トヨタレッドテリアーズ。
金メダリストを含め、世界で戦うトッププレイヤー集団です。
つい先日、日本女子ソフトボールリーグ所属のトップ選手2名が塾長宅に遊びに来ました。
12時30分に亀有駅に迎えに来て下さいとお願いしておきながら、12時32分着の電車で到着する2人。
もう、このブログでは御馴染み、今年トヨタから日立にプロ選手として移籍した鈴木鮎美内野手と、トヨタの深沢未花捕手。
球場に行けばファンに囲まれてサイン攻めにあい、今月のソフトボールマガジンでは特集が組まれる選手が普通に電車でやって来ました。
ソフトボールファンが同じ電車に乗っていたら腰を抜かすと思うんだけど。
日本リーグの前半戦が終了して、後半戦が始まるまでの僅かな時間を利用して、バッティングの調子を取り戻しに来ましたよ。
まずは練習前に軽~く腹ごしらえ。
これから練習するので軽くね、と言いながら用意した炸醤麺(ひとり成人男性1.7人前ほど)をペロリ♪
さすがはトップアスリート。
ご飯を食べたら、早速近所の公園で調整練習に入ります。
まずは身体を温める為に軽くキャッチボール開始。
キャッチングの乾いた音が公園中に響き渡ります。
うんうん、少年野球では聞く事の無いキャッチングサウンド。
日本の女子ソフトボール選手の中でも、最も強肩の二人がキャッチボールをすると球が速いっ!
ソフトボールとは思えないスピードでボールが行き来しますよ。
しかも投げる距離に関係無く、全てのボールは当たり前のように相手の胸に向かいます。
この日の練習は、打席でのボールの待ち方。
トップの位置からバットの出し方を再確認します。
ほんの少し手の向きと意識を変えるだけで、足の裏にかかる体重位置が変わり踏み込みが楽になりますね。
こんなん、少年野球では難し過ぎて絶対に教えない技術ですが、さすがにトップ選手ともなると飲み込みが早い。
実際に何度も練習する深沢捕手。
考え方ひとつで、打席で振り遅れる事も泳ぐ事も無くなりました。
そして、もうひとつ教えたのは打球のスピードを上げる方法。
二人とも理解するとすぐに出来てしまう所がやっぱり凄いね♪
練習の仕上げは軽いノック。
鈴木鮎美選手にノックを打っていると、この選手の小学生時代を思い出します。
そして深沢捕手もノックを受けます。
日頃はキャッチャーと言うポジションなのでノックを受ける事がありません。
この日は敢えてキャッチングボードで捕らせてみると、如何にもノックに慣れていない事を露呈しました(笑)
練習が終わった二人、塾長宅に戻る前にランニングに行きました。
トップアスリートともなると、2日も身体を動かさないと身体が鈍ってしまうんだとか。
その後、塾長宅で1時間もお風呂に入ってから、お楽しみの夕食タイム。
用意してあげた食事、これをほとんど二人でペロリ。
しかも・・・
作っておいたスイーツもペロリ。
イッコーさんじゃ無いけど、どんだけ~♪
いっぱい食べて、いっぱい飲んで、いっぱい話して、いっぱい笑って、日頃の取材では絶対に聞けないような話をたくさんしました(笑)
お腹一杯、良い気持ちになった所で鈴木鮎美選手は翌日の練習の為に寮に帰宅。
深沢捕手は塾長宅に泊って行く事に。
翌日の朝は深沢選手の朝食にと、パンを焼いてあげました。
当然の事ながらペロリ。
この日は塾長宅でくつろぐ深沢選手。
お昼ご飯は野菜たっぷりタンメン。
のんびりテレビを見て、昼寝して、夕方帰宅致しました。
後半戦に向けて英気を養えたかな?
そして年末にはトヨタの選手達を連れて、また遊びに来るそうです。
鮎美も日立の選手達を連れて来るって言ってたし、当分塾長の家は日本女子ソフトボールリーグの選手達の溜まり場になりそう・・・
昨日、お世話になった丸西校長へ、家内とモッチー(関川先生)と共にご挨拶に行って参りました。
コロナの影響で病室はおろか病院内にも入る事が出来ず、病室が見える駐車場からのご挨拶となってしまいましたが、丸西校長は大層喜んでくれて最初から最後までずっと手を振り続けてくれました。
もう二度とお会いする事は出来ません。
とても悲しい現実ですが、丸西校長はサバサバとしたご様子で既に覚悟を決められたようです。
自分で覚悟を決めるのは、多少の勇気があれば簡単な事なのですが。
他人の覚悟を受け止めるだけの度量が、自分には無い事を痛感させられました。
丸西校長には最後の最後まで自分の反省材料を頂いた気がしています。
丸西校長、本当にありがとうございました。
そして最後まで全身の痛みが緩和される事を切に願っています。
平成塾を立ち上げた功労者である丸西校長が、複数個所にガンの転移が見つかり延命治療から緩和治療に移られたそうです。
とても残念な事に、コロナ禍で病院でのお見舞いは禁止。
それでもお世話になった丸西校長に、病室の窓から見える駐車場から手を振りに行くつもりでおります。
もしも同行を希望される方がいらっしゃいましたら、塾長まで直接ご連絡下さい。
場所: 柏たなか病院 つくばエクスプレス 柏たなか駅前
日時: 3月26日(金)を予定。
毎年恒例になりましたが、今年も日本リーグで活躍する鈴木鮎美選手が同僚の深沢未花選手を連れて我が家に遊びに来ました。
鮎美の今年の成績は、打率3割8分9厘で上位3番目、三塁手として何度目かのベストナインに選ばれました。
そんな凄い選手達が、こんな近所にある中川北小の前の佐野公園でノックを受けているなんて、誰も想像してないだろうねぇ(笑)
たまたま通りかかったソフトボールチームに所属するおじさんが、ふたりのキャッチボールを見て目を丸くしていたもんね(爆)
そりゃそうだろう、日本代表選手と将来の日本代表クリンナップ候補ですよ。
このブログは動画を載せられないのが本当に残念。
二人のバットスイングや、唸る送球の動画を沢山撮ったんだけど、写真で持っているのはくつろいでいるところだけ。
しかも、鮎美に至っては塾長の家はもはや自宅。
何の遠慮も無く、同僚の深沢選手をエスコートしておりました。
お陰で載せられない写真がてんこ盛りでございます(笑)
日本リーグ、今年もベストナインの鮎美。
卒部生の本田大和と一緒に。
左奥、鈴木鮎美内野手、左手前、深沢未花捕手、右奥、本田大和玩具。
大和は日本リーグの隠れファンだったそうです。
憧れの選手達との昼食で、最初は緊張していましたが、最後はお姉さんたちの玩具?
思春期の男の子を、ピラニアの川に放り込んだ気分。
大和の人生が間違えた方向に進まなければ良いんだけど。
それでも大和のリクエストに応じて、サインをする鮎美と深沢選手。
大和にとっては、とても楽しい時間だった事でしょう。
それにしても、現役のアスリートはよく食べます。
用意していたご飯を全て食べ尽くしただけで無く、冷蔵庫の中も空っぽにしてくれました(笑)
もう、これだけでビジネスが成り立つんじゃないかと思えるほど、とことん食べますね(爆)
練習に関しては、本当に素直に言う事を聞く二人。
どんな些細なアドバイスも真剣に耳を傾け、決して聞き逃しません。
そんな二人にノックをする時間がとても楽しかったです。
塾長が指導する最後の時間は、自分が基本から教えたスーパースターとの素晴らしい時間でした。
こんな素敵な時間を用意してくれたのも神様のお陰なのかしら?
普段は信仰心も、宗教にも全く興味の無い塾長ですが、今だけは神様がいるのかなと思ってしまいます。
今までどれだけ多くの子供達と接して来た事でしょう。
凄く幸せな人生を過ごして来ました。
今まで関りを持てた全ての子供達、そしてそのご父兄に心より感謝を申し上げます。
自分の人生に悔い無し。
全ての皆様に、心の底より申し上げます。
本当にありがとうございました。
付録:
野球を始めた頃の鈴木鮎美選手。
後ろに立っているのはお姉ちゃんの美加。
お姉ちゃんは日本代表の4番バッターとして、上野投手達と日本を世界一に導いてくれました。
日本代表入りした姉妹が並んで写る、貴重な1枚です。
ようやく退院して来ました。
まだ本調子ではありませんが、なんとかブログを書けるまでには復帰しましたよ。
さて、子供達との思い出の中でも一緒に昼夜を過ごした合宿は、思い出の宝箱でしょう。
子供達の色んな面を見る事が出来ましたし、日頃の家庭内での生活態度も垣間見ることが出来ました。
その中で特に印象に残っているのが、食事の時のマナー。
これって親が行う最も大切な躾だと思うんですよね。
昨今のSNSブームで、料理の写真を載せる方が増えていますが、間違えた配膳を堂々と載せている方を見ると、物凄く不快に感じますし日本人として情けなくなって来ます。
そもそもご飯は左、味噌汁は右と言う配膳文化は、既に平安時代には確立されており、食べる方が右利きだったら箸の先は左向き、左利きだったら箸の先は右向き、仏様に上げ膳する時にはご飯と味噌汁の位置が逆と言うのは、揺るぎようの無い日本の文化なのです。
その間違いを指摘すると、必ず返ってくるのが次の2つ。
この方が食べ易いし便利だだから。
自分は気にしないから。
いや違うって。
あなたが気にしようがしまいが、見ているこちらが不快なんだって。
仮にあなたの食事中にとなりでべちゃ喰いされたらどう思います?
口を閉じて食べろと言いたくなりませんか?
その時に、この方が空気が入って美味しく感じるからとか。
ご家族の葬式に祝儀袋で香典を持って来られたらムッとしませんか?
その時にたまたま家にあったからって、理屈にならないでしょ。
それが文化と言う物です。
大人になってからのビジネスの世界ではもっとシビアです。
どんな偉そうな事を言っても、どんな素晴らしい仕事をする人でも、一緒に食事をした際のマナーが成っていなければ、この程度の人物かと見られますよ。
そして同時に親の教養を疑います。
実際の食事だけでなく、SNSに写真をアップする時にも注意して下さいね。
お店がこの配膳で持って来たからと言うのは理屈になりません。
まずはその段階で怒れよと思いますね。
平成塾では野球以外に様々な教室を開催しました。
もちろん野球のルール教室は当たり前ですが、それ以外にも作文教室、算数教室、駆けっこ倶楽部などなど。
これは僕が足立ポップスの選手達にも行っていた教室でもあったのですが、その当時と比較して平成塾での学習教室は教え方に違いがありました。
学習には2種類の勉強が必要です。
それは絶対に持っていないといけない知識と、その知識をを駆使する応用です。
絶対知識とは漢字の読み書きや、歴史の年号など覚えない事には仕方が無いもの。
対する応用は算数の文章問題に代表されるように、今まで蓄えた知識をどのように活用するかが求められます。
足立ポップスの時には教科書に沿って、学校での勉強の予習復習をメインに行っていましたが、子供達の10年後を見据えた平成塾ではもっぱら閃きと応用を子供達に求めました。
その代表が多角形の内角の和の出し方。
三角形、四角形、五角形の内角の和を見せて、その法則を導き出すと言う学習です。
小学校では三角形の内角の和は180度、四角形は360度と丸暗記をさせますが、平成塾では一番基準となる三角形を知る事で、どんな多角形の内角の和も簡単に導き出せる公式を作らせました。
他にも図形の面積。
これも四角形の面積の公式が理解出来れば、三角形の面積の出し方が理解できます。
そこで、塾生達には習っていない台形の面積の公式を作らせてみたり、六角形の面積の公式を考えさせました。
公式が最後まで完成しなくても良いのです。
どうすれば面積を出せるのか、それを考えさせる事がとても重要なのです。
けれども、この学習を宿題として塾生に渡すと、そこには毎回大きな壁がありました。
家にあるゲームではありません。
テレビでもありません。
その壁とは、ここぞとばかりにネットで公式を調べて、子供に教えてしまうお父さんです。
こうして簡単に公式を手に入れた子供達は、もっと簡単に公式を忘れて行くんですね。
本日、今年の卒部生代表及びそのお母さまに記念品を渡し、平成塾における全ての活動を終了致しました。
四半世紀に渡る子供達への活動の最後は、新型コロナによる自粛の為に想像していた以上に地味に終わりました(笑)
思いがけず卒部生から記念品を頂き、改めて長い時間の活動の重さを知らされました。
お花なんて頂いたのは何年振りでしょうか。
もうひとつの記念品は、野球のボールの形をしたマグカップです。
こちらは使わずに、頂いたメッセージカードと共に飾らせて頂きますね。
ありがとうございました。
今年の卒部生代表でチビダイが来てくれたんだけど、塾長は自粛よろしく午前中から爆睡の真っ最中。
寝ぼけ眼で対応させて頂きました。
チビダイのお母さまと記念品のやり取りをしている最中から、横で嗚咽が聞こえて来ます。
見ると少し身長が伸びて、かなり横幅が伸びたチビダイが号泣の真っ最中。
学校の卒業式でもここまで泣かないだろうと思うほど、涙をボロボロこぼしながら泣いておりました。
チビダイは兄貴のアーリーの後を追いかけて、幼稚園の時から参加していましたからね。
そりゃあ思い出も沢山あるでしょう。
長い時間お疲れ様でした。
今年の卒部生チビダイもパタも、これからの活躍を願っています。
そして既に始まっている人生で最も大切な3年間。
決して無駄に過ごさず、悔いの無いように頑張って下さい。
本来であれば、この日は56年振りの東京オリンピック開催の日でした。
ですが、今年は中国から来た未知のウィルスのお陰で、オリンピックは勿論、世界中が自粛を余儀なくされていますね。
平成塾の恒例のイベント、大納会も延期を決めてから全く開催の糸口すら見つからなかったのですが、明日今年の卒部生代表のお母さまに塾長より記念品を渡して、全ての活動を終了致します。
これでこの地域における四半世紀の活動に終止符を打つ事となります。
皆さま、今まで長い時間お付き合い頂き、本当にありがとうございました。
僕が関わった子供達や多くの皆様に、心より御礼申し上げると共に、ご健康とご健勝をお祈り申し上げます。
そしてブログは、もう少しだけ書き続けてみようと思います。
秘蔵写真も出して行くつもりの他、現役中にはとても書けなかった内容も公開するつもりです。
ブログファンの皆様には、もう少しだけお付き合い下さい。
どうぞ宜しくお願い致します。
平成塾を始める事になった切欠や、そこに及んだ考え方を書いてみようと思っていましたが、昨今のコロナ問題に関して少しだけ書いてみようと思います。
昨日、コメディアンの志村ケンさんが新型コロナの感染症によって天国に召されました。
志村さんの死は、日本だけに留まらず世界中で報道されています。
これまで自分だけは大丈夫だとタカを括っていた若者達も、実際に自分達が直面している現実に早く気が付いて欲しいと願う毎日です。
このような感染症の拡大を防ぐには、細菌が持つ感染力を妨げるのが最も効果的です。
それには次に感染する媒体を与えない。
全てはこれに尽きます。
ご家族や周囲に親しい人が居る方は、絶対に感染してはなりません。
ましてや、今回の新型コロナには2つの大きな問題があります。
ひとつは特効薬が未だに開発されていない事。
そして、もうひとつは発症が確認されていない人からも感染する事です。
感染の症状が出るのは、実際に感染してから2週間後。
そして、その2週間後には死が訪れます。
皆様、決して感染症を侮ってはいけません。
実際に感染された方の手記を読むと、そのダメージはインフルエンザの数十倍も辛いと記されています。
うがい、手洗い、マスクなどは最終手段である事をご理解下さい。
本当に必要な時以外は、決してご自宅から出ないよう切に願う次第です。
志村ケンさんは、日本を代表するコメディアンの一人でした。
心よりご冥福をお祈りする次第です。
そして、そのメッセージを真摯に受け止めて下さい。
今回、志村さんの死によって、こんな事を思い出しました。
誰の言葉が忘れましたが、僕が心がけているこんな言葉があります。
君が生まれて来た時には、泣いているのは君一人で周囲の人達は笑っていた。
だから死ぬ時には、君は笑っていて周囲の人達が泣いているような人生を送って欲しい。
決して人生最後に馬鹿な奴だと、後ろ指を刺されるような行動だけは避けましょう。
平成塾閉鎖に伴い、近藤区長からお礼の手紙が届きました。
なんと僕の家の住所宛名に至るまで、全てご本人の直筆です。
お礼の手紙を頂く事だけでも恐縮なのですが、こうした直筆の手紙って本当に嬉しいものですね。
しかも官製はがきでは無く、わざわざ切手を貼って投函してくれました。
少しは足立区のお役に立てたようで、物凄く報われますね。
それにしても、やよいちゃんのハンコ可愛いな(笑)
今週末に予定されていた大納会ですが、本日発表された小池都知事の自粛要請を受け、大変残念ながら延期とさせて頂きます。
会場が密室だけに、参加するご家族以外の影響も懸念される為、やむを得ない処置ですね。
どうぞご理解賜りますよう、宜しくお願い致します。
ところで、国内全ての学校が休校になる中で、とても素晴らしいニュースが入って来ています。
高校進学したみったくみ、1年度を終えて素晴らしい成績を取って来ました。
評点5段階評価で4.5。
どうよ!
凄くないですか?
あのみったくみですよ(失礼)
人は変われるし、その人が伸びる時期は十人十色です。
こんなニュースを聞くと、本当に嬉しいですね。
そして、もう一人。
平成塾の主将を務めたタカが、4月から国立電通大の大学院生となり、義手の研究に励むそうです。
タカは身体も小さく、失明の危機を乗り越えて平成塾の主将になった、平成塾史上最も小柄な主将でした。
高専に行った事は知っていましたが、それからも研鑽を積み、日々努力を重ねたんでしょうね。
間も無く閉鎖する平成塾ですが、こんなニュースが飛び込んで来るのは、塾長に対するご褒美かも知れませんね。
昨日、平成塾最後の練習が行われました。
これにて平成塾は全てのカリキュラムを終了致します。
後は今年の6年生2名を送り出して、平成塾は全ての活動を終えます。
振り返ってみれば、この地域で子供達に野球で関わってから、既に四半世紀が経過致しました。
当初は近隣の少年野球チームのお手伝いから始まったのですが、実際に参加して物凄くショックを受けた事を今でも鮮明に覚えています。
野球選手としての基本は疎かのまま、ただ試合に勝つ事だけを意識した指導。
勿論、野球もスポーツですから勝負である以上勝ちたいのは当然です。
ですが、いつの間にか子供達は大人の遊び道具と化し、大人を喜ばせる為に試合で勝ちに行く姿をとても哀れに感じたものです。
そして自分でチームを作り、本当の基本から教えて行く環境を整えました。
ですが、そこにも大人の壁が有り、同じように子供達が一部の大人の遊び道具になってしまいます。
平成塾を立ち上げて18年。
そこには様々な思惑と葛藤がありました。
野球の指導で言えば、徹底した基本の反復練習。
ルール教室の開催。
作文教室、算数教室、駆けっこ倶楽部と、教えた事は多岐に渡ります。
平成塾最後の1年はスケジュール調整しながらの開催となりましたが、この四半世紀で僕が練習を休んだのはインフルエンザに罹患した1日だけ。
後は全ての練習に参加して来ました。
職場のスケジュール調整には苦労しました。
中でも一番大変だったのが、海外出張を平成塾の開催日に重ならないようにする事です。
そして勿論、お手伝い頂いた父兄には感謝しています。
このブログもあと少しで閉鎖致します。
それまで、今までの歴史や思い出を振り返りながら、僕が何を考えていたのか少しだけ書いてみようと思います。
週末、卒部生達を連れて近所の大学の学園祭に行って来ました。
最寄り駅からキャンパスまでは、遠足気分で歩きます。
到着が少し早かったので、キャンパス前の広大な空き地で待機。
木の幹が太~い。
既にキャンパスの周辺も自然に囲まれています。
校舎の方へ向かうと、模擬店が見えて来ました。
何食べる? 早速悩み始めるお母さんたち。
塾長は何の迷いも無く。
天気が良いので、11月なのに暑いです。
意外にも美味しい、模擬店の調理品達。
道路を隔てた隣のキャンパスへ移動。
橋の先に見える森は、反対側のキャンパスの一部。
森を抜けると・・・
広大なキャンパス。
キャンパス内の遊歩道には、馬術部が乗る馬に注意の標識が。
学内にBBQ場も有ります。
ここもキャンパス内。
あまりに広くて歩き疲れたので、ポテトで一杯。
卒部生達も思い思いに買い食い。
最後はステージ見学。
けっこうグダグダの舞台。
俗に言う自己満の企画が多いなー
他にも校舎内の展示やら、催しに色々参加して来ました。
卒部生達はアカデミックな刺激を受ける事が出来たかな?
少なくとも、お母さんたちは楽しそうでしたね♪
塾生と卒部生、及びご父兄を対象として、学校見学会を開催します。
見学対象校 麗澤大学、付属高校、付属中学
日時: 2019年11月4日(月祭)
集合: 亀有駅改札口付近 午前9時
持ち物: 南柏までの往復運賃 及び 学園祭での飲食遊戯費用(恐らく1000円未満?)
塾生、卒部生共に日常の学習に疲れている事と思います。
何の為に勉強しているのか、目標を見失いがちの今、現在の勉強の先にある物を見せようと言うのが今回の企画の主旨です。
当日は大学、高校、中学の学園祭が開催されており、校内見学ができるだけで無く、日頃の学生達の活動や考えている事、更には学習環境なども含めて体験する事ができます。
http://reiryousai.com/
この学校を選んだ理由は、私立で比較的校舎が綺麗である事。
付属高校、大学と同一キャンパス内にあり、卒部生達の年代を問わず身近に感じられる事。
地元から近い場所にある事。
そして広大なキャンパスを持っている事から、今回の見学対象と致しました。
大学の学園祭だから、お酒も飲めるのかな?
もしお酒が飲めるとしたら、塾長は遠慮なく飲むつもりですので、卒部生達はしっかりと見学するように。
尚、南柏からキャンパスまでの往復は、バスも出ていますが大した距離では無いので徒歩を考えております。
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