インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

今年度の参加者

2007年04月30日 | 歴史
順番がちょっと前後しますが、今年度の塾生を学年毎に御紹介しましょう。


まずは初々しい1年生軍団。


当然、全員が初参加。

長い間子供と関わっていると、この段階で家での躾が解ります。
今年の1年生は、きちんとした生活をしている1年生が多いですね♪
コーチの話もしっかりと聞きますよ。



続いて2年生。


3人が新規加入でございます。

今年の塾生で最も心配なのがこの学年。
世の中をなめ放題なめてくれています。
次回からきっちりと修正しますよ。


次は3年生。


5人が新規加入者。

ちょっと心配な奴から、かなり心配な奴までバラエティに富んだ学年。
野球の実力も性格も、最も幅がある連中です。
これだから平成塾は学年毎には教えないんですね。



今度は4年生。


新規加入者は4人。

比較的落ち着いている学年です。
全員が素直に指導陣の話を聞きますね。
恐らく今年度もっとも成長する学年でしょう。



準主力の5年生。


新規加入者は以前遊びに来た経験を持つ奴が1名。

準主力と書きましたが、顔ぶれを見るとほとんど主力メンバーです。
現在の所、もっともAクラスに近いのが何人かこの学年にいますね。
ここに本日休んだ1名が加わります。



最後は6年生。


新規加入者は2名。

今年平成塾が烏合の衆と呼ばれるようになった張本人達でございます。
まあでも、昨年の6年生もその実力を発揮するようになったのは夏前から。
最高学年としての自覚を1日も早く身に付けて欲しいものです。



以上43名。
この塾生達がこの1年間、泣くも笑うも一緒に過ごします。

初回の練習は平成塾の考え方を理解させただけ。
次回から本格的な練習に入りますよ。



まずはグローブを持っていない塾生はグローブを用意して下さい。
グローブは個人の癖を覚え込ませて使い易くする道具なので、他人に貸す物では有りません。
練習に来る際には必ずグローブを持たせて下さいね。


アップ

2007年04月29日 | 歴史
何度も練習すると、お辞儀もだんだんと揃うようになります。


この時、9時5分。

あれから2分間で見違えるようなお辞儀になりました♪

これはとても大切な事で、意外とお辞儀の仕方を知らない子供って多いんですよ。
学校の朝礼などでは、うるさくお辞儀の仕方を注意しませんからね。

社会人になって解る事ですが、新入社員がお辞儀をした際に、きちんとしたお辞儀をしただけで社内の評価は変わるものです。
今の内にいざと言う時のお辞儀の仕方を覚えておいてね。


さて、挨拶の仕方、返事の仕方、お辞儀の方法を覚えたら、いよいよアップ開始です。
最初は主将の掛け声に合わせてグラウンドをゆっくり3周走りますよ。


多いなー・・・・・・・

野球チームのアップと言うより、街中を走るデモ隊のようです。



主将の「1、2、」に合わせて「わっせ」と声を出しますが。

「安保」に合わせて「反対」の方がしっくりと来るかしら?


6年生も1年生も同じペースで3周です。
で・・・
1年生が可哀想だと思うでしょ?

全然そんな事は有りません。
1年生は筋肉が無いので、上級生に付いて行くのが精一杯なのですが、逆に筋肉が無いので疲労しないのです。
終わった後は、実は上級生の方がバテているんですね。


続いてストレッチ。

平成塾で研究されて作られたストレッチ・プログラムです。
このお陰で、4年間大きな怪我をさせないで済みました。

主将を中心に、みんなで輪になって行うストレッチは、ほんの少しだけアットホームな気分にさせてくれますよ。
但し、身体の堅い塾生には相当辛い時間のようですが。


列の先頭と最後尾が並ぶとこんな感じ。

ほとんど身長差は倍近くあります。

どうしても小さい塾生の方をかばいたくなるでしょ?
でも、ストレッチの時間だけはプチ塾生が圧倒的な勝利を収めます。

今でこそ大きな態度をしている6年生。
君達もほんの数年前までは、こんな感じで見られていたのですよ。



さてさて、新任コーチの御紹介です。


         本間コーチ♪

バリバリの野球経験者ですよ。
専門の守備は遊撃手。
肩は壊した事が無さそうで、回転の良いキレのある球を投げます。

どうぞ宜しくお願いしますねー



で・・・

散々リクエストされました、平成塾ショッピングのお時間。



見て、見て、見て見て見てー


塾生が愛用している平成塾オリジナルTシャツ。

吸汗性に優れ、揮発力も高いので、夏場の暑い日でもベトベトしません。
体内の熱を速やかに表に出してくれます。


胸のマークのアップでございます。

印刷ですから、洗濯しても剥がれる事は有りません。


続いて清潔感溢れる帽子。

後部がメッシュ構造なので、真夏の暑い日も頭が蒸れません。

さあ、一家全員でお揃いのTシャツと帽子を買いそろえ、今年は行楽地に出掛けましょう。
(嘘です)

上記の品は、塾生達からユニフォームを作ってくれとせがまれて、それならとデザイン製作した品物です。
特に必須では有りませんが、希望者は下のサイズ表を見て塾長宛に申し込んで下さい。

ある程度数量がまとまらないと下記の値段になりませんので、年間を通して1度か2度の募集になります。

帽子 (メッシュ、2200円)

Jサイズ (52~55cm)
Aサイズ (56~59cm)
Xサイズ (60~63cm)

Tシャツ (2000円)

       身長        身巾
120   115~125   38.0cm
130   125~135   40.0cm
140   135~145   42.0cm
SS     145~155   45.0cm
S     155~165   48.0cm
M     165~175   51.0cm
L     170~180   54.0cm
LL    175~185   57.0cm
3L    180~190   60.0cm


以上です。

申込み希望者は、サイズと数量をこのブログに書き込むか、別途お知らせ致しました塾長宛てのメールでお申込み下さい。

今回の申込み期限は5月11日(金)とさせて頂きます。


平成19年度平成塾初日

2007年04月28日 | 歴史
様々な噂が飛び交い、子供達を不安のどん底に陥れた平成塾の初日です。

平成塾はとても厳しいらしい。
ちょっと態度が悪いだけで歯を抜かれるらしい。
昨年の卒部生の中には、両足を鎖で縛られて車で引き回された奴がいたらしい。
平成塾のバットはボールを打つ為に有る訳では無いらしい。

あの・・・・
そんな事はしませんけど・・・・

色んな噂で生きた心地がしなかった新規参加の子供達。
兎にも角にも初日の朝を迎えました。


8時過ぎにグラウンドに行くと、既に大勢の塾生が集まっております。


さすがに古参の塾生は慣れたもの。

新しく参加して来る塾生とは明らかに態度が違います。
新規参加者は3mそばに寄っただけで、緊張している空気が伝わって来ますね。


でも、もっと緊張しているのが父兄達。

子供達以上に心配な様子。

大丈夫かしら・・・・
帰って来た時に歯が無かったらどうしよう・・・

だから、そんな事はしませんってば。


8時半、新規参加者を集めて主将、副将、卒部生による講習会開始。

平成塾での正しい過ごし方をレクチャーします。

俺も昔は辛かった・・・・
あんな事やこんな事やそんな事までされたんだ・・・・


おいっ 聞いてるのか?

俺がどれだけ辛い思いをしたと思ってるんだ。
俺の苦労話を、そんな態度で聞いてて良いと思ってるのか?

ちゃんと教えているのか心配です・・・・


続いて並び順を決める背の計測。

僕の方が大きい。
お前なんかチビじゃん。
なんでお前なんかがここにいるんだ?


えーいっ! お前はもっとこっち。

お前とお前は入れ替え。

指導陣の奮闘により、どうにか並び順も確定です。


上がれ~っ!

主将の号令一発、30秒も要さずこの隊形に整列しなくてはなりません。

ズラッと並んだ塾生達。
1名が休みで、本日の参加者は42名。

野球が下手な子供から、野球がど下手な子供まで、烏合の衆の整列でございます。


まずは指導陣の紹介。

一人一人コーチが挨拶をしてくれました。
ちゃんと聞く態度で聞いていますか?

これから1年間、君達がお世話になる指導陣ですよ。

でも大丈夫。
練習開始が9時ちょうど。


9時3分にはこの態度です。

全員がきちんと話を聞いていますね♪

これが平成塾の持ち味。
子供達の態度を変えるのに、ほとんど時間を要しません。


よろしくお願いしま~す。

まだ始まってすぐなのでお辞儀が揃っていません。

でも、時間の経過と共に教わる態度、言葉遣い、お辞儀の仕方などが身体に染み付いて行くのです。


さてさて平成19年度の新生平成塾。

波乱のトレーニングの開始でございます。



平成19年度開講

2007年04月27日 | 歴史

いよいよ明日は平成19年度平成塾の初日です。

初めて参加する塾生は今日中に覚悟を決めるように。
今までの君達の甘えた考え方が叩き直される日でございます。

で・・・
初日はやる事がてんこ盛り。
とても人手が足りません。

手の空いている卒部生は明日8時20分までにグラウンドに集合。
お手伝いして下さい。



さて、初日の予定を書く前に前回のインテリジェントワークス、盗塁練習の様子をちょっとだけ御紹介。


現在、キャッチャー不在の平成塾。

キャッチャー候補には送球の練習、他の塾生には盗塁練習を行わせます。

まずは簡単な肩慣らし。
この段階ではポワワンも余裕をぶっこいております。

がっ!


いざ送球となると、全く下半身が使えておりません。

体重移動も出来なければ、左手も遊び放題。
これでは二塁に正確な送球が行く筈も有りません。

おーい・・・


続いて公平。

前出のポワワンよりか幾分ましなフォームですが、如何せん肝心のキャッチングが出来ません。

このまま試合に臨むと、相手チームのバッターに頼むから打ってくれとお願いしたくなるようなキャッチャー2名。
試合の途中で審判が怒り出さないかビクビクものです。



で、対するランナーは・・・


まるで老人の徘徊のようなリード。

緊張感のかけらも感じません。

普通のピッチャーであれば、こんな気の抜けたランナーは牽制一発で刺すものですが。


それ以上に気の抜けたピッチャー。

徘徊する老人を刺す事ができません。

挙句の果てに老人の散歩か?と思われる盗塁で、簡単に二塁を盗まれるバッテリー。
守備範囲は狭いが、心は広い塾生達でございます。



昨年までは盗塁を試みただけでランナーを刺していた平成塾。
塁間には越えられないバリケードが有ると言われたものですが、今年はバリケードが撤去され遊歩道と化しました。



さてさて、明日から始まる今年度の平成塾。
こんな気の抜けた塾生は粉になります。

で、
初日の予定でございます。

8時半 
継続参加の塾生はグラウンド整備と道具の準備。
新規参加者は注意事項と挨拶の仕方講習。(担当、主将、副将、卒部生)

続いて列の並び順を決定。

9時
練習開始。

塾生全員の自己紹介。
声が小さいと何度でもやり直しをさせられます。

指導陣紹介。

9時20分
アップ開始。

9時40分
クラス分けテスト。

10時30分
写真撮影

全員の写真を撮ります。

10時50分
キャッチボール開始。

Dクラスはボールの持ち方、投球フォーム指導。
Cクラスは正しいキャッチングを中心に指導。
Bクラスは後ろに逸らしただけでグラウンドダッシュ。
Aクラスは遠投、軽く70m?

11時20分
各クラス毎に指導開始。

Dクラスはボールを怖がらない方法。
Cクラスは書き取りノック。
A、Bクラスはハードノック。

11時45分
整理体操

12時
解散

以上が初日の予定です。

上記のように予定が分単位で組まれておりますが、実際には時間が足りていません。
それで無くとも今年から平成塾の開催時間は昨年度の半分以下に減らされております。

御父兄におかれましては見学は自由ですが、御挨拶などは練習が始まった段階で御遠慮下さい。



塾生諸君

今日は早目に寝るんですよ。
夜の10時以降起きていた塾生は、明日の練習に参加させませんからね。


締め切り間近

2007年04月26日 | 御挨拶

平成19年度平成塾の申込みも、随分と塾生が集まりました。

初めて参加する塾生は、既に今日あたりからドキドキしている事でしょう。
何しろ厳しさでは有名な平成塾。
中途半端な気持で参加すると、泣くか吐くかのどちらかを選ぶ事になります。

今年の募集も明日の午前中で締め切ります。
今から提出しようと考えている人は、塾長宅まで直接届けて下さいね♪


さて、一度も平成塾を見学に来た事の無い学校関係者から「なんで平成塾は途中入部を認めないんだ、子供が可哀想じゃないか」と言われた事が何度か有ります。
実際の練習を見に来ない人達には理解できないと思いますが、これにはいくつかの理由が有るのです。




まず最初の理由は、平成塾は1年を通してカリキュラムを組んでいるからです。
最初のステップ、次のステップと順を追って指導して行くので、途中から入部されるとそれまでの基本を飛ばして参加する事になります。
これは子供達の身体にも精神的な部分にも負担をかける事になるんですね。

1年間を通じて英語を習おうとした時に、途中から参加して付いて来れますか?と言うのと同じ論理です。
平成塾はきちんと野球を教えるので、毎回同じ事をやっている訳では有りません。



次の理由は指導陣の人手不足によるものです。
途中から入部した子供には一から教えなくてはなりません。
それには人を割かねばならなくなるのです。

大勢の子供の安全を考えると、一人の為に貴重な指導陣を割く余裕が無いのが現状なのです。



そして最も大きな理由は、中途半端に入退部をさせたくないからです。
子供の好奇心は「やってみたい」「楽しそう」から始まりますが、途中で辛くなると「もう辞めたい」に変化します。
楽しい時だけ参加して、辛くなったら辞める、けれどまた楽しそうだから入部するなんて言うのを許すと、続けている子供達のモチベーションに影響を与えます。

子供の社会は大人の社会より遥かに厳しいのです。
「自分が辛い時にあいつは楽をしていた」「あいつはあの時ズルをした」
こんな事は大人の世界では事情を考えますが、子供の世界では罰が無くてはいけない世界なんですね。
これを無視して大人の論理をはめ込もうとすると、子供達の心理に悪影響をもたらします。




あくまでも続けている子供達のモチベーションを維持する。

これを行うには、簡単に入退部を許す事は出来ません。
そう言う理由から、今回入部届けが間に合わなかった希望者は、来年の募集まで待って頂く事になります。

平成塾が過去4年間。
一度も子供達に怪我をさせる事も無く、大きな事故を起こさなかった理由は、一から教える徹底した教育にある事を御理解下さい。




さて、既に申込みを終えた塾生諸君。

泣いても笑っても明後日から君達は塾生となります。

まずは自分の事は自分で行う癖を付けて下さい。
グラウンドに来た時は、君達の周りに優しいお母さんも、かばってくれるお父さんもいません。

自分の道具は自分で管理し、自分の体調は自分で維持しなくてはならないのです。
それには、日頃から自分の事に責任を持つ習慣を付けなくてはなりません。

朝もできる限り自分で起床し、持って行く道具の確認は自分で行うように。
因みに、寝坊したなどの理由で遅刻をすると、平成塾ではちょっと切ない目に遭いますから充分に注意して下さいね。

最後に、今回君達が使うグローブやバットは全て君達のお父さんやお母さんが働いたお金で購入してくれた物です。
お父さんやお母さんに、常に感謝する気持を忘れずに練習に参加して下さい。



各クラス本格始動

2007年04月25日 | 歴史
ちょっと日記を書くのが遅い時間になると、あちらこちらからブーブー言われる塾長です。

この日記は塾長が個人的に書いてるんだから・・・
忙しい時には仕方が無いでしょっ!
それで無くても、事務処理まで全てを請け負っているんだから・・・
悔しかったら毎日、日記を書いてみろってんだ・・・
ちったあ、書いてるこっちの身になって見ろ。


とまあ、色々と忙しい訳でございまして。
なぜ忙しいかと言うと、昨夜今年度の平成塾の申込書が塾長宅に届けられたからでございます。

何しろ、届けられた申込書と言うのは学校に提出された封筒がそのまま丸渡し。
リストも無ければ、入金確認も無いありさま。
中をチェックして見たら、有るわ有るわ年会費未納の申込み、学年も組も書いて無い申込書、やたら難しい子供の名前。
それらをリスト化して、全ての情報を精査するのに時間を要しておりました。

昨年度の6年生10名がいなくなり、今年は少し楽が出来るかと思っていたら大間違い。
昨夜現在で40名を越える申込みがございました。
例年通り、ほとんどの塾生が継続して申し込んでいる他、噂を聞いて新規に申し込んで来た塾生が15名を越えております。

で、新しく迎える事ができそうな父兄コーチは2名。
昨年と比較するとプラス・マイナスは0でございます。

今年度も指導陣は休む時間が無さそうです。

もう一度、書いておこう・・・
今年度も指導陣は休む時間が有りません。
指導陣はよく読んでね♪



さてさて、グラウンドでは各クラス毎の本格練習が始まりました。


Bクラスではアドレナリン・ノック。

野手がもっとも怖がる、やたら速い打球のノックです。
瞬きをしている間に、ノッカーが放った打球は野手の前まで到達します。

今日のBクラスはよく声が出ていますよ。
この広いグラウンド全体に声が響き渡っていますね。
体内から大量のアドレナリンが分泌されているんでしょう。


避ける暇さえ与えないこのノック。

でも、これを経験させておかないと、実際の試合で大怪我をする事になるのです。
相手のバッターは遠慮なんてしませんからね。

逆に言うと、これが出来ればどんな打球でも捕れると言う事です。
野手が乗り越えなくてはならない、最も高いハードルですね。

けれど怖いのは最初だけ。
度胸を決めてしまえば、後は目が慣れるのを待つだけです。
慣れてしまえば、意外と速い打球の方が捕り易かったりするんですよ。


ボールを拾い集めている間はノッカーも一休み。

打つ方も結構気を使い、技術を要求されるノックなのです。
捕る方も打つ方も真剣勝負。

これが出来るようになって、初めてAクラスに上がる事が出来ます。


こちらはCクラスの書き取りノック。

他のクラブチームよりは打球が速いとは言え、Bクラスが行っているアドレナリン・ノック程では有りません。
つまり、瞬きする時間程度なら有ります。

どんな打球でも正しい姿勢で、正しい捕球位置に入れなくてはいけません。
それが出来るようになるまで、何度も何度もノックが繰り返されます。

野球とは団体スポーツなのですが、その場その場の責任は個人がしっかりと負担するんですね。
日本の社会に非常に類似したスポーツと言えます。


いくら団体スポーツで、勝敗の責任はチームが取ると言っても、個人個人が責任を果たさなくてはなりません。

その責任を果たせるように、最低限の能力をCクラスで養います。
Cクラスだから甘いと思ったら大間違い。
受ける塾生にとっては、BクラスもCクラスも厳しさに違いは有りません。



で、Dクラスも当然・・・・


ありゃ?

お母さん達と遊んでいます。

まあDクラスは本当の低学年がおりますからね。
このように遊びを交えた指導が中心です。

遊びの中で、正しい投げ方や捕り方を教えて行き、まずは野球をもっと上手になりたいと思わせる事が目的ですね。


でも、たまにムキになるお母さんもいるようですが・・・・






業務連絡

指導陣はブルペンを確認して下さい。

模範演技

2007年04月24日 | 歴史
子供達に物を教えるのには、最も大切な事が安全の確保。
次に大切な事は飽きさせない事です。

何しろ子供によっては15秒しか持続しない集中力。
そんな子供に集中しろと言った所で「何がぁ?」と言われるのがオチ。

毎回、練習の際には子供に飽きさせない様々な工夫が凝らされておりますが、子供が練習に飽きてしまったら指導陣の負けでございます。

ここの所、連戦連敗の指導陣。
それで無くともこの日は丸1日の練習で、普段の練習の倍以上の企画を考えなくてはなりません。
何か面白い企画は作れないかと周りを見渡してみたら・・・・



有りましたよ♪



「最近、運動不足なの・・・」
「運動する機会ってあまり無いわよね」
「あー痩せたい」
この台詞、身に覚えのある方々が沢山お見えになっております。


さあ、プチ塾生と共に練習に参加して頂きましょう♪

日頃は子供の応援に回っているお母さん達。
自分の子供のプレーに言いたい事を言っておりますが、果たして御本人の実力や如何に。


順番を待っている間、緊張するかと思ったら・・・・

列の後ろで「私ゃ、やるわよっ!」とガッツポーズを見せる公平ママ。
妙にやる気満々でございます。


ナヨナヨナヨ~っとボールに寄るナオキ小ママ。

ところがっ!
きちんとボールの正面に入っています。
恐るべし、ママ達の実力・・・

ノッカーが放つ打球を全く恐れません。
「こんなのバーゲン会場に比較すればどうって事無いわよ」


続いて、やる気全開の公平ママ。


おりゃぁぁぁぁぁ

唸るボールを身体で止めて、落ちたボールを鷲づかみ。
すかさずボールを投げ返します。

おおっ!
是非とも公平に見習って欲しいプレーでございます。

どうせ捕れないだろうとタカをくくっていたプチ塾生も指導陣も唖然。
母は強し。
決してなめてかかる事なかれ。




本日の結論

人はその人生経験において、ある程度の恐怖は克服する事ができる。






塾生達はもっとお母さんを尊敬するように。


当たらん

2007年04月23日 | 歴史
守備のチームや打撃のチームなんて言い方をしますが、それはあくまでも基本の守備が出来るようになってからのお話し。

全くアウトを取れないチームは、守備のチームとか打撃のチームと言う以前に、野球のチームとしての存在を認めて貰えません。
なので、本当はもっともっと守備を鍛えておきたいのですが、野球の性格上打撃練習も行わなくてはなりません。

まあ、守備があの程度ですから、打撃は間違い無くそれ以下と言う事で、どこまで腹の虫が抑えられるか指導陣の度量の見せ所でございます。


例によって横一面に並ぶ打撃練習。

ピッチャーを行う指導陣は、打ち易い球を投げて打たせる事を目的としております。
なので、本来は10球投げたら10球ヒットになっても不思議では有りません。

がっ!

何故かきちんとボールにバットを当てる事が出来ません・・・・


ボテッ ボテッ ボコッ ・・・・・・・

たまにスカッ。


極、稀にジャストミート♪

でも後は・・・・  ボテッ ボテッ スカッ・・・・


まあ、新1年生や初めて野球をやる子供は無理も無いですね。

何しろ、こんな重たいバットも初めて、上から投げる硬いボールも初めてです。
どうやって良いのか解らないから、打撃フォームも適当でございます。

が・・・


何年もやって来た6年生が新1年生と同じ打撃フォームでどうする。

ほとんど新1年生と変わらない打撃フォームと打球でございます。


むしろ新1年生の方が、たまにジャストミートしたりします。

おいっ! (-"- )


鈴なりになったお母さん達も、目を覆いたくなる惨状。

聞こえて来るのはため息と、メールの着信音だけ・・・




それでも、中には面白い素質を持った新人もおります。


今回から参加した孫旦那。

バットの構え方も、足の踏み込みも適当ですが、バットの振り抜きが大きくて綺麗です。
生まれながらの長距離打者って感じですね。
持っている打撃の素質では、3兄弟の中で最も面白い物を持っているかも知れません。

まあ上の2兄弟も、ある意味では充分に面白いのですが・・・・



でも、島田伸介のコマーシャルでもやっているように、素質を伸ばすのは本人の努力です。
学習塾に行かせているから勉強が出来るかと言うと、学習塾ではそんな物は保証しません。

一応塾なんて言われていますが、塾で教えてくれる事は勉強の仕方と、問題を解く方法だけ。
それを繰り返し練習して身に付けるのは本人の努力次第なんですね。

野球も同じ。
インテリジェントワークスで野球をやっているから上手くなるかと言ったら、決してそれだけでは上手くなりません。
教わった事を繰り返し練習して、自分の身体に覚えさせた塾生だけが上手くなって行きます。


努力に勝る才能無し。


勉強も野球も、教わっている時間は本人が練習した時間に含まれません。

特に新6年生、新5年生、今のままでは4年生以下が先に上のクラスに行く事になりますよ。
もう少し野球も勉強も気を入れて取り組みなさい。



昼下がりの猛練習

2007年04月22日 | 歴史
今日は区議会議員の選挙でございます。
塾長も朝から貴重な一票を投じて参りました。

それにしても候補者が多くて、誰に入れようか迷う今回の選挙。
誰々に一票なんて選ばせるんじゃ無くて、こいつ以外なんて投票方法に変えたらすぐに決まるんですけどねぇ。

そうすれば候補者によってはトップ落選なんてのも夢じゃ無いかも♪



さてさて、午後からの練習開始です。


過去4年間の実績から、既に練習は午前中だけと言う習慣が身に付いている塾長。
他の指導陣と違い、昼寝もしていないので辛い時間に突入です。

本当はまだまだ基本練習をみっちりやりたい所ですが、せっかく広いグラウンドなのでCクラスとBクラスの合同で、外野からの連携プレーをやらせてみました。


ホームから打つノックを、遥か向こうの外野手が処理します。

捕ったらすぐにホームに投げ返す訳ですが、小学生の肩では正確にホームにボールを返すのは無理。


そこで内野にカットマンが用意されます。

カットマンはノッカーが打つと同時に、外野手とホームを直線で結んだ中間地点に移動し、外野手からの返球をカットしてホームに投げ返します。


カットマンから見ても外野手は遥か彼方。

青いボードの前辺りにいる、ゴマみたいなのが外野手です。

この連携プレーは、カットマンの動きもさることながら、声での連携が重視されます。
ホームベース上のキャッチャーは、カットマンを右に左に動かし、もっと外野手寄りかホーム寄りかを正確に指示しなくてはなりません。

時には第二カットが必要な場合も有り、キャッチャーは同時に二人の内野手の位置を指示する事になるんですね。

対する内野手は、キャッチャーからの指示を聞いて自らの位置を移動しながら、外野手にカットが入った位置を知らせる為に大きな声を出さなくてはなりません。
外野手はボールしか見ていないので、カットマンが出す声が重要なファクターを占める事になるのです。

昨年までの6年生はこの距離でノックをしても、ほぼ6秒も有れば正確にホームベース上にボールが返って来ました。
果たして今年の6年生は・・・


ノッカーが打つと同時に・・・



カットマンが飛び出します。

で・・・・


ボールは・・・





20秒経っても戻って来ません・・・・


まだまだ相当の練習を必要とするようです。



その頃Dクラスでは。


午前中と同じようにキャッチボールの練習です。

単純ですが、最も大切な基本のキャッチボール。
きちんと正しいフォームで行えるまで、繰り返し練習を行います。


単なるキャッチボールなのですが、ボールはあっちにコロコロ、こっちにコロコロ。

何故か常に走り回っている塾生が存在します。
不思議なくらい運動量の多いキャッチボールでございます。


向かって来るボールは避ける、ボールに触る事は有っても決して捕らない、ボールが逸れて自分から離れて行くと走って追いかける。

まったく猫の習性と一致します。

恐らく何も教えないでこのまま続けると、いつかボールに噛み付くのでは無いでしょうか?



1日も早く、人としてのプライドを身に付けて欲しいと、心から願う塾長なのでした。


ランチタイム

2007年04月21日 | 歴史
第一回目のインテリジェントワークス。

グラウンド手配の関係で午前も午後も練習ができます。


塾生達はみんなで仲良くお昼御飯。

持って来る物はお握り限定ですが、同じお握りでも千差万別。
大きなお握り、小さなお握り、三角のお握り、丸いお握り。
中の具に至ってはオーソドックスな物から、そう来たかと言う物まで。

塾生のお握りを見るだけで、結構楽しい時間が過ごせたりしますね。


練習は1日有りますが、体力に自信の無い塾生は半日で上がるのもOK。

今日はコウタとマサトが午前中だけ参加の予定で、お父さんが迎えに来ましたが・・・
なんと答えは「まだやる」。
午後の練習も参加する気マンマンでございます。
代わりに塾長を連れて帰って欲しいのですが・・・・

意外や意外。
低学年でも随分と体力が付いたものです。

せっかく迎えに来たのに、手ぶらで帰るお父さん。
むしろそちらの体力の方が心配でしょうか?

で、他の指導陣はと言うと・・・・


ぐ~・・・・・


ありゃ?


ごがぁ~・・・・


ありゃりゃ?

塾生を見ててね♪ とお願いして、昼寝をしようと考えていた塾長の魂胆は物の見事に先を越されたのでした。

仕方が無いので、父兄に見ててね♪ とお願いしようと思ったら・・・


メールに夢中でございます。


・・・・・・ (-"- )

仕方無く塾長が塾生を監視する事に・・・・


で、当の塾生達はと言うと。


元気です。

午前中にあれだけしごいたにも関わらず、昼休みまで野球をやっています。
どちらがしごかれているのか解らんな・・・・

何とか寝る方法は無いものか?

近くにいた塾生を呼んで「ねえねえ一緒に遊ばない?」
「何ですか塾長?」
「寝たきり老人ごっこなんてどう?」


誰も塾長を相手にせず、嬉々としてグラウンドに戻って行くのでした。

辛いなぁ・・・・


前では所狭しとグラウンドを走り回る塾生。
横には大いびきで寝ている指導陣。
後ろには塾長の苦悩も知らずメールに勤しむお母さん達。


えーいっ!

おのれらは女子高生かいっ!

疲れと眠気で一人イライラしている塾長なのでした。




基本の「キ」

2007年04月20日 | 歴史
今朝ニュースでやっていましたが、富士通のパソコンのコマーシャル。
キムタクが出演しているシリーズが新しくなるらしいです。

そこに原始人として登場する俳優の田中要次さん。
妙にチョコパパに似ていると感心してしまいました。


ま、どうでも良い事なんですが・・・・





さて、年度始めと言う事で、各クラスはもう一度基本に立ち返って練習を行います。


こちらはCクラスのノック風景。

平凡なゴロをきっちり捕って、そのボールを正確に投げる練習。


捕ったら・・・・



投げる。



これが出来ません。

捕るだけ、投げるだけなら出来るのですが、捕ったら投げるになると出来なくなります。
投げる事を意識するだけで捕れなくなったり、捕るのがいっぱいで正確に投げれなくなるんですね。

これが出来ないと、野球にならないんですけど・・・・
もっとも単純で、基本中の基本なんですけど・・・・

まあ新3年生、新2年生が出来無いのは理解できます。
百歩譲って新4年生が出来ないのも目を瞑りましょう。

何年間も練習してきた新6年生が出来ないってのはどうよ?

如何に今までいい加減に練習に取り組んでいたかが良く解ります。
ユウタに先を越されるのも無理はありません。


こちらはDクラスの塾生達による壁当て。

正しい投球フォームを徹底的に仕込みます。
最初の段階で妙な癖が付くと、それを取り除く作業が大変なのです。
そう言う意味では、まだきちんとボールを投げた事の無い子供の方が教え易いですね。


壁当てって、意外と有効な練習なんですよ。

無理な投球をしないので、肩や肘を壊す心配も有りませんし、何より相手に気を使わないので理想のフォームを作るのに専念出来ます。
また、きちんとボールが帰って来るので、ゴロを捕る練習も兼ねているんですね。


あれ?

このようにボールをきちんと捕れないと、ランニングも出来たりします。

ボールの握り方を覚えて、身体のタメを作って、しっかり体重移動が出来るようになれば、後は腕を振るだけ。
言うは易しですが、初めての子供達はこれが出来ません。


至近距離から、大きな的を狙わせてみますが・・・・



外します・・・・


いったん基本が出来てしまえば、後は砂漠が水を吸うように色んな応用技術を覚えて行くものですが、この基本技術を教えるのが一苦労。

でも、ここで次の段階に進ませる訳には行きません。
これを怠ると、後々に子供達の身体に無理がかかって、肩や肘を壊す事になるからです。


昔はこのような壁当てが出来る場所が近所にいくつも有りましたけどね。
塾長なんて、相手がいない時には朝から晩まで一人で壁当てをしていたものです。




現有戦力では、対外試合どころか紅白戦すら実現できないインテリジェントワークスなのでした。




個々のレッスン

2007年04月19日 | 歴史
高野連が野球特待生を認めない、ついては大野連も追従する見込み。

形式論も良いですが、実情を鑑みて結論を出しているのかしら?
高校にしろ大学にしろ、野球の実力だけでその学校に入学している学生は世の中に五万とおりますよ。
勿論それが正しいとは決して言いませんが。

途中からこんな方針を出されたら、その学校に学力でも財力でも付いて行けない学生はどうするんだろうね?
早稲田大学のスポーツ科学部なんて、学部そのものが存続の危機なんじゃない?

まあ個人的には六大学での東大の連敗が止まるかな? 等と気楽に考えておりますが。





さてさて、各クラスに分かれた塾生達。

ちょっと練習風景を覗いてみましょう♪



こちらはDクラス。

コーチが優しく投げる球を捕球させます。

まだグローブの使い方が解らないので、正しいグローブの使い方を教えている所です。
ボールに慣れていない子供は、身体の正面でボールを捕る事が出来ません。
どうしても捕るより先に避けてしまうんですね。

軟球とは言え、子供達にしてみれば充分に硬いボールなのです。
当たれば痛いし、飛んでくれば怖いのは当たり前。

ここで行っている練習は、まずボールに慣れさせる事。
小さい子供はボールを追いかけてしまう習性が有るのですが、待っていてもボールが勝手に自分の所にやって来ると言う事を身体で覚えさせます。


やっと泣き止んだカカオも遅れて参戦。

僕は他のDクラスの奴より上手いんだと言う、根拠の無い自信を持っているので、懸命に遅れた分を取り戻します。

写真を見ると解りますが、このクラスに共通しているのは膝が伸びて棒立ちである事。
これは自分が動くと言う事を解っていないからですね。
これを理解させるステップは、まだまだ先の事でございます。

それにしても物の見事に全員が棒立ち。
湖面に並ぶ丹頂鶴のような集団。


こちらはBクラス。

今回開発されたロナウジーニョ・ノック。
書き取りノック、アドレナリン・ノックに続いて編み出された特殊なノックでございます。

ルールは簡単。
後ろにあるサッカーゴールに、ノッカーがボールを打ち込んだらノッカーの勝ち。
ゴールキーパーに見立てた塾生がボールを止めたら引き分け。
塾生の勝ちは有りません。(きっぱり)

3回ゴールを決められたら塾生はグラウンド1周と言う特典付き♪


ユウタが守備に着くと、やたらゴールが広く見えます。

まるで虫かごから逃げ出した虫みたいな状態。

「ゴォォォォォール」なんてノッカーは喜んでおりますが、打つ方も守る方も一瞬で結果が出るので解り易いですね。
でも守備範囲に責任を持たせるには、とても即効性のある練習なのです。
絶対に止めなくてはなりません。


こちらは投球練習を行うプリとポワワンのバッテリー。

見る人が見れば、現在どのような心理状態で、どのような状況なのかは一発で解ります。

この写真を解説しますと・・・
まずは日頃の投込み不足から投球フォームが安定していません。
着地している軸足を見れば、投球時に腰が開いて身体が正面を向いてから投げた事が解ります。
これはストライクを投げたいと、ボールの行方だけに気を使っている証拠ですね。
それでもボールがストライクになっていない所が悲しい・・・・


続いて2枚目。

軸足の方向がしっかりと正面を向いたお陰で、先ほどよりは随分とまともなフォームになっています。

けれど、同じ日の投球練習で足の向きが変わるなど、普段は全然ボールを投げていない事を露呈しております。
ったく・・・
勉強はしない、練習はしない、日頃は何をやってるんだ。


更に3枚目。

目を覆いたくなるような投球フォーム。

左手の使い方がなっておりません。
右手の上げ方が違います。
何よりも踵から足を踏み出しておりますね。

踵から足を踏み出していると言う事は、きちんと体重移動ができていない証拠です。


プリ主将は、歴代のどの塾生よりも強い地肩を持っています。
きちんと投球フォームを覚えれば、恐らく小学生とは思えないボールを投げるようになるでしょう。

それにしても・・・・
今までいったい何をしていたんだ。 (-"- )






ここでコマーシャル♪

インテリジェントワークスにも大勢の選手が参加している佐野ビーバーズ。
明後日の土曜日に、いつもの小学校のグラウンドで1日練習が有ります。

ところがビーバーズ。
現在の人数は10人そこそこ。
これでは有効な練習がなかなか行えません。

そこで、身体の空いている塾生は練習のお手伝いに参加してあげて下さいな。
因みに塾長と吉沢コーチもお手伝いに行きますので、当日参加した塾生は練習を見て上げられますよ。

もしも時間が長いようでしたら、午前中だけでも午後からでも構いません。
保険はビーバーズが負担してくれるそうです。

こちらが佐野ビーバーズの公式ブログ。
http://blog.goo.ne.jp/sanobeavers


プリとポワワンは遊んでいるようなら必ず来なさい。
きっちりと投球フォームを作ります。



号泣

2007年04月18日 | 歴史
AクラスからDクラスまで分けられるインテリジェントワークス。

塾生は、ひとつでも上のクラスに行きたいと願っておりますが、上のクラスに行けば行くほど練習はキツくなります。

Dクラスは本当に基本から、ボールの握り方やグローブの出し方、正しい投げ方などを教える他、みんなで協力する野球の楽しさを教えるのが中心。

Cクラスはノックやスローイングなどの野球の基本動作を繰り返し教えます。
打球を捕る基本動作や、そこからスローイングに入る姿勢などは、このクラスでしっかりと覚えて貰わなくてはなりません。
現在、もっとも塾生が多いクラスでもあります。

Bクラスは応用動作、想定される厳しい打球の処理などが中心です。
同じノックでも右に左に大きく振られ、打球の速さもCクラスとは比較になりません。

Aクラスともなれば、それらを全て出来た上で正しいフォーメーション、一瞬の判断を要求される連携プレーが中心となります。

当然、上のクラスに行けば行くほど気を抜く事が許されませんが、それでも塾生にとってはAクラスは憧れの場所。
みんながAクラスを目指して頑張ります。


クラス分けでは必死に頑張りますが・・・・

今年度はAクラス不在で練習開始です。


午前中にBクラスとして選抜されたのはたったの4人。

ポワワン、秘密兵器、子旦那、それと・・・・なんとユウタが抜擢されました。
ここの所成長著しいユウタ。
果たしてBクラスの練習に付いて来れるでしょうか?


クラス毎に分かれたキャッチボールが終了し、午前中はバッティング練習に入ろうとした瞬間、またしても事件が勃発。
なんとバットを忘れて来た塾生がてんこ盛り。

バットを忘れて来た塾生の多さに指導陣も唖然。
教わる側が全ての準備を整えていないと言うのは何事か。
自分達で勝手に練習メニューを決めているのか?

と言う訳で、バットを持っているにも関わらず持って来なかった塾生はグラウンドを走る事になりました。


忘れて来た塾生全員がグラウンド5周、キャプテンは10周です。

これは凄く重要な事で、塾生は教わる立場の再認識、自分達の使う道具は自分で管理する、準備が整っていないのは全て自分の責任である事を植え付けるんですね。

この自覚が付いた時に、初めて道具を大切にするようになりますし、事前に全ての準備を整えておく習慣が身に付くのです。

たかが道具を忘れただけでと思ったら大間違い。
ここが塾生のターニングポイントのひとつでございます。



ところが・・・

グラウンドを1周走り終えた所でトボトボと歩き出す奴が・・・


え~ん

つい1ヶ月前までは幼稚園の園庭を走り回っていたカカオ。
あまりの厳しい処置に号泣でございます。


そんなカカオを横目で見ながらも、黙って追い抜いて行く上級生達。

怪我をしたとか、具合が悪いとかなら声もかけますが、ただ辛くて泣いているだけなら助けようも有りません。


その間、他のクラスでは黙々と練習が続けられます。

こちらはBクラスが行っているアドレナリン・ノック。
塾生を興奮状態に追い込んでから、弾丸のような速いノックを受けさせます。


え~ん

一向に泣きやまず、号泣しながらグラウンドをトボトボと周るカカオ。
Cクラスでノックを行うチョコパパの側を通る時には、一段と泣き声が大きくなってアピールします。

がっ!


チョコパパの口から出た言葉は非情にも「邪魔だ、どけ」。

びえ~んっ!

一段と泣き声が大きくなりますが、誰も救いの手を差し伸べてくれません。
泣きながらトボトボとグラウンドを何周も歩き続けます。


そうこうしている内に、4周目の終わりに塾長に呼ばれたカカオ。

既に顔はグチャグチャ。
泣いても泣いても誰も助けてくれない事を悟った表情です。

「良いか? カカオ」
「ここは幼稚園じゃ無い、お前が泣いても優しい先生が助けに来てはくれないんだ」

ぐすっ!

「それよりも周りを見てみろ」
「お前がトボトボ歩いている間に、みんなが練習しているぞ」

ぐすっ ぐすっ

「お前がのんびり歩いている間に、奴らは何球も練習している」
「早く戻らないとみんなが先に上のクラスに行く事になるぞ」

ここでピタッと泣き止んだカカオ。
カカオの見つめる方向では・・・


Dクラスの塾生が懸命にグローブの使い方を教わっている最中でした。


「泣いていて良いのか?」

「駄目です」
そう叫ぶや否や、カカオは残した1周をダッシュで周り切り、走って練習に参加しました。



子供達がハードルを越えようとしている時には、ついつい無用の手を貸してしまいそうになりますが、そこで堪えなくては自力でハードルを越える事が出来ません。
その場限りの同情や優しさは、後々にツケとなって子供達に圧し掛かるのです。

この後、カカオはどんな厳しい練習でも一切涙を流さなくなりました。


しどろもどろ

2007年04月17日 | 歴史

インテリジェントワークスの初日。

グラウンドがいつもとは違う場所なので、プチ塾生は公園に集まります。


まるで遠足に行く気分のプチ塾生達。

ニッコニコしながら挨拶に来ました♪


分乗した車内でも大騒ぎ。

リクライニングシートで足を伸ばして偉そうです・・・


そこへやって来た「お呼びで無い集団」。

「何しに来たの?」
「いや・・・ここで待ち合わせです」

どうもこやつらは集団で無いと活動が出来ない様子。
どこへ行くにも待ち合わせ。
何をするにも団体で。
グラウンドを走らされる時も一緒に走ります。
何とかならんのか? (-"- )

それでも、ここへ来る前にプリは友達の家へ寄って来ました。
平成塾には参加しているけどインテリジェントワークスに未だ申込みをしていない友人。
その彼を気遣って、自発的に朝から迎えに行ったそうです。

こう言う優しい一面を持っているから、他の子供達が寄って来るんでしょうね。
ただ、寄って来てもそれ以上の事は何も無いのですが・・・

そんな「お呼びで無い集団」を取り残し、プチ塾生を乗せた送迎車はいち早く公園を出発。
一足先にグラウンドに到着致しました。


おお~  広い~

グラウンドの広さに喜ぶプチ塾生達。

とても広いグラウンドで気持良さそうですが、グラウンドが広いと言うリスクをまだ解っていません。
ふっふっふ・・・ 考え方がまだ子供だね。
実際に子供なのですが・・・・

この直後に、グラウンドの広さを嫌と言うほど解らされる羽目になります。


さてさて、新生インテリジェントワークス。
初代主将に任命されたのはプリ。

そうです。
あのプリです。

初回から一か八かの賭けに出たインテリジェントワークス。
果たして・・・・

「あ・・ 上がれ? あ? あが、あが上がれ~・・・」
バシッ!
「そんなんじゃ、みんなに聞こえないだろ?」
「あ、上がれ~・・」
バシッ!
「上がれ~っ!!」


パラパラパラ・・・・

主将の掛け声ひとつで、同じ並ぶのでもこれだけバラバラに・・・
現在の主将の評価が良く解る結果となりました。

この後、3回程やり直しを命じられて、やっといつもの通りの整列に。


まずは特別コーチの御紹介。

今日は手伝いに来てくれた卒部生の自衛隊コーチ。
何しろこの日は指導陣の人手不足でしたからね。
自衛隊のお手伝いは本当に助かりました。
何度もグラウンドを走らせたけど・・・

因みに、この日から正式参加したカカオの憧れの先輩は自衛隊だそうです。
自衛隊に憧れるカカオ。
本当の自衛隊が自衛官募集ポスターに採用してくれないかしら?


続いてこの日から参加の新人紹介。

向こうから6年生のリョーマ。
クルミのお兄ちゃんでございます。

続いて3年生の孫旦那。
子旦那の弟、旦那の孫にあたります。

そこから一際小さくなって。
新1年生のカカオ。
もう既に御存知、チョコの弟ですね。

最後はやはり新1年生のヒロキ。
ナオキ小の弟でございます。

さあ、ここで挨拶をした以上、これから先は文句を言わせません。
甘えた気持で参加していると、とんでも無い事になります。
実際にとんでも無い事は、この数分後にやって来るのですが・・・


挨拶が終了した所でアップ開始。

いつものグラウンドより広いので、走る距離も相当長くなります。
この日から参加する新1年生。
つい1ヶ月前までは幼稚園の狭い園庭がグラウンドだと思っていた連中。

自分の家の庭が、ある日突然アフリカの大草原になったようなカルチャーショックを受けている事でしょう。

それが証拠に1周目を周り終えた時に、疲労感いっぱいの目で指導陣を見つめます。
「ほら、走ったよ」
「ちゃんと着いて来れたよ」
そう言いたげですが、集団はそんな気持を無視して2周目に。

だんだんと遅れだす新1年生。
すかさず副将のポワワンが横に着き、列の前を空ける事を許しません。

果たして2周目。
既に涙目になっている新1年生の二人。
「えーん、えーん、もう疲れたよぉ・・・」

更に集団が3周目に突入。
それを見た新1年生、目から涙をこぼしながら必死に着いて行きます。

何しろプリ新主将。
アップの掛け声がままならず、隣に着いてくれた自衛隊コーチにいちいち指導を受けながらのランニング。
自分の事で精一杯なので、とても新1年生まで気が回っておりません。


新1年生がグラウンド3周を周り終えた時、既にグラウンドではストレッチが開始されていました。

「え~っと・・・・」
「うん~っと・・・・」
何年間同じストレッチをやって来たんだ?
全くストレッチの順番を覚えていないプリ主将。

隣でサポートする自衛隊からケリが飛びます。

いつもの倍の時間を要して、この日のアップが終了。
新1年生とプリ主将は、この段階で既にヘトヘト。

お互いに日頃は使わない場所を使った様子です。


さあ、この日は初日恒例のクラス分け。

キャッチボールのテストが行われて、AからDまでのクラスに振り分けられます。
勿論クラスによって練習内容も変わって来るので、塾生達は必死になって上のクラスを目指しますよ。


あれ? 捕れてる・・・・

この日のクラス分けではAクラスに所属する塾生が一人もいませんでした。
なんとBクラスがたったの4人、残りはCクラスとDクラスと言う有様。

注目のプリ主将。
Cクラスからのスタートです。

何しろキャプテンがCクラスと言う初めての快挙?

これからどうなるのか期待と不安が入り混じります。


父兄が期待するもの

2007年04月16日 | 歴史

昨日はインテリジェントワークスの初日。

学校の主催と異なり、別途保険代金が必要な事から相当人数は少なくなるだろうと考えていたら、あにはからんや。
こんなにも多くの子供達が参加致しました♪


昨年度の平成塾から今年中学に上がった塾生を引いて、少し人数を足したくらい?

これでも当日どうしても都合がつかない塾生がおり、全員では無いと言うから凄い人数です。
指導陣の数が足りなーい・・・ みんな仕事休んでーっ (T_T)  

初回はグラウンドの都合で1日練習となりました。
新1年生も2名いますが、果たしてついて来れるかな?




ところで、父兄はインテリジェントワークスを含めた地域の環境に何を期待しているでしょう?

今回申込書にありました父兄のリクエストから一部を抜粋して御紹介致しましょう。


第一位  子供のやる気を出して欲しい

なんと言っても、圧倒的に多かったのがこのリクエスト。
これは野球に限ったお願いでは無く、何をやるにしても気力が感じられない、自ら考えようとしない等の現状の子供を憂いたお願いです。

第二位  自信を付けさせて欲しい

一位とほとんど変わらなく多かったのがこのリクエスト。
もっと積極的な子供にして欲しい、自分の考えを人前で話せる子供にして欲しいと言うお願いですね。

第三位  体力を付けて欲しい

生まれつきの体質や、運動不足による体力不足、更にはそれを怖がる事により運動に対する消極性を改善して欲しいと言うもの。

で・・・・

いくつかリクエストが並んで、ずうっと後の方に申し訳程度に・・・・
野球も上手になれば良いな♪

ってな感じでございます。



そうなんです。
父兄と子供はインテリジェントワークスに期待している事が違うんですね。
子供達は純粋に野球を上手くなる為に通って来ますが、父兄はそれを通して別な事を願っております。

実は指導陣と父兄の考え方は、ここで完全に一致するのですね。

過去において、子供達の様々な問題を解決して来た指導陣。
新年度も子供達の為に全力投球を行う所存です。


まずは最初に・・・・

烏合の衆を通り越して雑魚の集団となった新6年生。
こやつらに自覚を植え付ける所から開始です。