以前はいちいち消していましたが、塾長が不在の際には消すのが遅れるので、今は如何わしいコメントが書き込まれないようになっています。
その為に、書かれるコメントはクリーンな物ばかり。
お陰で塾長のコメントが最も如何わしいと言われる昨今でございます。 (-"- )
さて、長い時間子供達と直接関わっていると、恐らく親も気付いていない子供の才能に触れる事が多々ございます。
飲み込みが早い、守備のセンスが良い、打撃は並外れているなど、色々な才能を持っている子供達がおりますが、生まれつきでは無く、育つ過程で身に付けたと思われる才能が有るのです。
それは・・・・
素直さ
そうです。
とても素直に指導をトレースできる子供がいるんですよ。
勿論、平成塾に通って来る塾生はみな素直なのですが、日常の素直さと異なり指導に素直な子供と言うのをたまに発見したりします。
素直さが守備に出ているマリコ。
これはショートバウンドの練習シーンです。
ショートバウンドの捕り方は、まずボールの正面に入る事。
そして、あとはグローブの高さをボールの高さに合わせるだけです。
常にボールとグローブの高さが合っていれば、どんな状況でボールが自分に到達しても必ずグローブに収まる訳ですね。
その時に、グローブをはめていない手はすぐにボールを持ち替えられる位置になくてはなりません。
これを指示通り忠実に行うマリコ。
6年生ともなれば、それまでの癖や様々な思惑が働きそうですが、指示された通りに忠実に動きをトレースします。
また、投げる際のバックスイングの肘の位置を直すと、その後は見事に気をつけて投げるようになりました。
これって意外と凄い事なんですよ。
ボールを投げた回数分だけ、色んな癖が付いていても仕方が無い事ですからね。
今年1年目で現在6年生。
惜しかったですねぇ。
あと1年早く転校して来ていれば、もっと多くの回数を教えて上げる事が出来たのに。
今年から平成塾は年間10回程度しか開催させて貰えないんですよぉ。
続いてリョー太郎。
ショートバウンドはボールとグローブの高さを合わせるので、グローブは必ず地面に1回着く事になります。
他の塾生が手を抜いて、ボールが来そうな場所でグローブを動かすのに対し、リョー太郎はきちんとグローブを地面に付けてから捕球姿勢に移ります。
これは基本として最も大切な動きで、グローブが地面に着くか着かないかでは後々の守備に大きく影響して来るんですよ。
堅実な守備を行える野手は、既にこの段階から違っているのかも知れません。
この二人とも、たった1回の指示できちんと細かい動作までを確実に繰り返します。
このような子供達には、せめて半日でも個人的に教えてあげる事が出来れば、間違いなくその後は見違えるような動きにさせる事が出切るんですけどねぇ。
平成塾で長い事過ごしている他の塾生に混ざって現在は目立ちませんが、近い将来に必ず頭角を現して来るでしょう。
どんな些細なプレーにも手を抜かない。
指示された事をきちんとトレースする素直な姿勢は、派手さこそ有りませんが一歩一歩着実に周りとの差を広げて行くのです。
現在40名以上いる塾生諸君。
大勢に紛れて、少しくらい手を抜いても大丈夫だなんて考えていたら大間違い。
ブログに書こうが書くまいが、指示をしようがしまいが、平成塾は一人一人全員の状態や特性を見ていますよ。
きちんとやれる事をやらないと、ちょっとばかり切ない目に遭うから気をつけてね♪