インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

或る才能

2007年05月31日 | 歴史
このブログも段々と見る人が多くなるに連れ、心無い人達から如何わしいコメントが書かれるようになりました。
以前はいちいち消していましたが、塾長が不在の際には消すのが遅れるので、今は如何わしいコメントが書き込まれないようになっています。

その為に、書かれるコメントはクリーンな物ばかり。
お陰で塾長のコメントが最も如何わしいと言われる昨今でございます。 (-"- )



さて、長い時間子供達と直接関わっていると、恐らく親も気付いていない子供の才能に触れる事が多々ございます。

飲み込みが早い、守備のセンスが良い、打撃は並外れているなど、色々な才能を持っている子供達がおりますが、生まれつきでは無く、育つ過程で身に付けたと思われる才能が有るのです。


それは・・・・



                      素直さ




そうです。
とても素直に指導をトレースできる子供がいるんですよ。

勿論、平成塾に通って来る塾生はみな素直なのですが、日常の素直さと異なり指導に素直な子供と言うのをたまに発見したりします。



素直さが守備に出ているマリコ。

これはショートバウンドの練習シーンです。

ショートバウンドの捕り方は、まずボールの正面に入る事。
そして、あとはグローブの高さをボールの高さに合わせるだけです。

常にボールとグローブの高さが合っていれば、どんな状況でボールが自分に到達しても必ずグローブに収まる訳ですね。
その時に、グローブをはめていない手はすぐにボールを持ち替えられる位置になくてはなりません。

これを指示通り忠実に行うマリコ。
6年生ともなれば、それまでの癖や様々な思惑が働きそうですが、指示された通りに忠実に動きをトレースします。

また、投げる際のバックスイングの肘の位置を直すと、その後は見事に気をつけて投げるようになりました。
これって意外と凄い事なんですよ。
ボールを投げた回数分だけ、色んな癖が付いていても仕方が無い事ですからね。

今年1年目で現在6年生。

惜しかったですねぇ。
あと1年早く転校して来ていれば、もっと多くの回数を教えて上げる事が出来たのに。
今年から平成塾は年間10回程度しか開催させて貰えないんですよぉ。



続いてリョー太郎。

ショートバウンドはボールとグローブの高さを合わせるので、グローブは必ず地面に1回着く事になります。

他の塾生が手を抜いて、ボールが来そうな場所でグローブを動かすのに対し、リョー太郎はきちんとグローブを地面に付けてから捕球姿勢に移ります。

これは基本として最も大切な動きで、グローブが地面に着くか着かないかでは後々の守備に大きく影響して来るんですよ。
堅実な守備を行える野手は、既にこの段階から違っているのかも知れません。

この二人とも、たった1回の指示できちんと細かい動作までを確実に繰り返します。
このような子供達には、せめて半日でも個人的に教えてあげる事が出来れば、間違いなくその後は見違えるような動きにさせる事が出切るんですけどねぇ。

平成塾で長い事過ごしている他の塾生に混ざって現在は目立ちませんが、近い将来に必ず頭角を現して来るでしょう。

どんな些細なプレーにも手を抜かない。
指示された事をきちんとトレースする素直な姿勢は、派手さこそ有りませんが一歩一歩着実に周りとの差を広げて行くのです。


現在40名以上いる塾生諸君。

大勢に紛れて、少しくらい手を抜いても大丈夫だなんて考えていたら大間違い。
ブログに書こうが書くまいが、指示をしようがしまいが、平成塾は一人一人全員の状態や特性を見ていますよ。

きちんとやれる事をやらないと、ちょっとばかり切ない目に遭うから気をつけてね♪



7万2千分の3.7

2007年05月30日 | 歴史
家の中にある予定表を見ると「6/10 よっちゃんと野球」。
まるで子供の夏休みの計画のような事が書いてある塾長です。




ところでみんなは野球のボールのスピードってどの程度か知っていますか?

プロだと時速150km?
アマチュアでもだいたい130~140kmくらい?
子供達だと110kmくらいだと思っていませんか?

実はこの速度はピッチャーが投げたボールの速度。
野球の中で最もボールの速度が出る時は、バッターがジャストミートした打球の初速なのです。

それも力学的に計算すると、ホームランのように高く上がった打球よりも野手に向かって飛ぶライナーが最も速度が出ている事になるのですよ。

簡単に説明しましょうね。
まずは解り易くピッチャーが投げたボールが100kmとします。
これは少年野球のピッチャーが投げる平均的な速度ですね。
勿論、昨年度の平成塾のエース矢田くんが投げていたボールは、もっとスピードが有りましたよ♪

対するバッターのバットの速度。
バットヘッドは実は投げるボールよりも速いんですね。
子供達でも120kmは出ているでしょう。
因みに現ソフトバンクの監督である王さんが現役の時には、バットヘッドの速度が180kmを越えていたそうです。

この速度を反発係数や衝撃吸収などを考慮せず、単純に計算するとバッターの放つ打球は初速で220kmと言う事になります。
勿論、投手が投げたボールと違いすぐに速度が落ちますが、それでも200kmを越える打球が野手の所に飛んで来る訳ですね。

少年野球の塁間は23m。
時速220kmのボールが打ってからベース上に到達するまでに要する時間は0.37秒。
つまり、速い打球は打者が打ってから、三塁手や一塁手の守っている所へ0.37秒でやって来るのです。

その間に野手は打球を判断し、ボールの正面に入り、捕球姿勢をとって、グローブを正確に出さなくてはなりません。
一瞬の躊躇が全てを台無しにしてしまう訳です。

野球の試合の平均時間を2時間として計算すると7千2百秒。
野手はその中で0.3秒に備えて、ボールに集中していなくてはなりません。
如何に野球が集中力を要するか、数字で出すと驚いてしまうでしょ?

その他にも速い打球は、野手にとって恐怖も伴います。
その為に捕りに行く姿勢が中途半端になったりするんですね。

でも、中途半端な捕球姿勢こそが怪我を招きます。
それを克服する為には、守備に対する思い切りと、自分は捕れると言う自信をつけさせなくてはならないのです。




平成塾名物のアドレナリンノック。

ノックを受ける野手を、興奮の極限状態に追い込んでから速い打球を打ち込みます。

野手は興奮する事により、血液中にアドレナリンが分泌され恐怖を感じなくなるのです。
また、同時に多少の痛さも感じなくなります。

このアドレナリンが出ている時には、人は物凄い集中力を発揮しますね♪

塾長は試合中に大量の血を流す怪我を何度かした事が有りますが、この作用によって試合が終わるまで全く痛さに気が付きませんでした。
でも、掃除当番などの時には、指に出来たささくれで掃除が続行不可能になった事がございます。


歯を喰いしばってボールに備えるQoo。

興奮状態だろうが、一度捕れてしまえば大きな自信に繋がります。


Bクラスの洗礼を受けるユウタ。

興奮状態と同時に、極度の緊張状態である事が解ります。

何しろ小学校3年生で、このノックに立ち向かう事だけでも凄い事なのです。


同じく緊張の極みを迎えているナオキ小。

瞬きすら許されない状態で、ボールに集中しています。

守る野手にとって、この0.3秒は30分以上の運動に匹敵する体力と精神力を消耗するんですよ。


4年生としてのプライドと誇りを持って構えるチョコ。

この時だけは男の子から男の顔になりますね♪

絶対に逃げない、絶対に捕ってやると言う気迫が写真からでも伝わって来ます。


この練習は残念乍ら長い時間をかける事は許されません。
それだけ消耗が激しいからなんですね。

でも、ここで自信を付けた塾生は、この後はどんな打球でも正面できちんと捕れるようになるのです。


目の前の分かれ道

2007年05月29日 | 歴史
平成塾には現在4つのクラスが有ります。

上からA、B、C、Dと分かれているのですが、それらを決めるのは指導陣の判断。
この塾生はもうひとつ上のクラスでもやって行ける。
この塾生はひとつ下のクラスに落とさないと駄目だ。

子供達一人一人を丁寧に教える平成塾の特長のひとつですが、それらはどんな所で判断されているのでしょう?

勿論、現在の技量がメインの判断基準になりますが、実はそれ以外にも大きな要素が含まれているのです。


こちらはCクラスの書き取りノック。

まあ、いわゆる下手ッピィの集団でございます。
みんな、これから上手になろうと努力している最中ですね。


ノッカーが放つ打球を捕りに走りますが、一瞬の判断はボールを見る目の慣れが大きく作用します。

多くの打球を見た事がある目は、それだけ身体に出す指示も素早くなります。
逆に目が慣れていないと、ボールの捕球位置に入るのが遅れて、同じ捕球技術を持っていても実力を発揮する事が出来ません。

さて、次の写真では面白い事が解りますよ。


これはチョコパパのノックを受けるリョーマですが、この段階で上のクラスに行くか、この場で甘んじて過ごすかが解ります。

何が解って、どのような判断をしているか解りますか?







正解は・・・


ここ。

単に与えられた時間を過ごす塾生。
少しでもボールを見て、捕れた塾生と捕れない塾生の違いを見出す塾生。

待ち時間に無駄話で過ごしている塾生と、自分のフォームを矯正している塾生では、その後の伸び方が全然違います。

それを如実に表した1枚。


他人が受けているノックを真剣に見つめる塾生と、自分の番が来るまで関係の無い塾生。

ボールに対する目の慣れは、この段階で大きく差がつきます。

この時に集中できている塾生は、技量がある程度の所まで行けば上のクラスに行かせても大丈夫。
吸収力が違うので怪我をする心配は有りません。
逆に、この段階で集中できない塾生は、上のクラスに行かせると怪我をする恐れが有りますね。


自分の番が来ると、ダッシュでポジションに着きます。

1秒でも時間を無駄にせず、今目の前で見た事を実践で確認する訳です。


つまりノックを待っている時間、上手になる塾生は他人のプレーを見て学び、自分のノックの時にそれを実践して確かめているのですね。
対して集中していない塾生は、自分の番が来た時だけノックを受けてみる訳です。

もっと言うと、待ち時間に練習に参加している塾生と、単なる休憩をしている塾生に分かれます。

モチベーションの違いが、将来の実力に影響するのは当然の事ですね。


もう上のクラスは目前のコウタ。

新しいトレーニングウェアに身を包み、やる気も集中力も俄然発揮しています。

現在急激に伸びつつ有る3年生。
3年生三羽烏の一角を担う実力が付き始めました♪


通常練習

2007年05月28日 | 歴史
最近のパスポートはICチップが埋め込まれており、以前のパスポートでアメリカへ行くのにはビザが必要だと言う事を聞かされて愕然としている塾長です。
勝手に変更しておいて、こちらの手間が増えるってどうよ・・・ (-"- )
ブッシュ、出てきて説明しろ。



さて、平成塾はこの日から通常練習に戻りました。

前回の練習ではクラス分けが有ったり、新しく入塾した塾生はお客様扱いでしたが、この日を境に情容赦無くなります。


平成塾が最も大切にする練習のひとつ、キャッチボールの開始です。

こちらはBクラス。
当然のように、30m離れた相手の胸に正確にボールを投げられる他、万が一相手の送球がずれても決して後ろには逸らしません。

50m離れた相手にワンバウンドでボールを投げるなんて、絶対に有り得ないクラスでございます。


つい先日までフォームを徹底的に直されたプリの投球。

体重移動が出来るようになり、肘が高い位置から前に出ています。
投球バランスも綺麗に整いましたね。

これを繰り返して練習し、完全に自分の物にしてくれれば言う事は無いのですが。
ある程度できるようになると、決してその先には自発的に進まないのがプリのプリたる所。

言われるまでは自分からは何もしない、知らん振りのプリでございます。


それでもっ!

プリのフォームがこれだけ綺麗になったのだから、プリの周りにいる同級生もきっとやる気になって練習したに違い無い。
どれだけ真剣に練習に取り組んで、どれだけ華麗なフォームになったかと見に行ってみると。


お腹が痛いと休んでおります。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (-"- )






気を取り直して・・・


こちらはDクラス。

まず教えなくてはいけない事は・・・

グローブは食べ物じゃ有りません。
砂をいじった手や指を、洗わないで口の中に入れてはいけません。
声を出せと言いましたが、意味も無く奇声を発するんじゃ有りません。


で・・・

キャッチングの際の左手の動きを教えます。

グローブの使い方はこうですよー
はーい、いちいちグローブの匂いを嗅がない。
そこ、グローブをはめる手が逆ですよー


卒部生の自衛隊が黙々とボールを優しく投げて上げますが・・・

捕る捕らない以前に、ボールに触る事すら出来ません。
彼らがもしも野生のライオンだったら、3日以内に餓死した事でしょう。



今年も道は果てしなく遠く、想像以上に険しいのでした。






思うに月に一度の練習で、何かを教えるってのには無理が有りますね。
この時期の子供達には、言って解らせる事と繰り返して覚えさせる事が有りますからね。

昨年度までは、この小学校に通う子供達はどこへ行っても礼儀正しいと評価されていましたが、そこには必ず塾生の存在が有りました。
果たして今年度からどのような対外評価を得られるのか、指導陣では無くても心配する所でしょう。



5月の平成塾

2007年05月26日 | 歴史
1ヶ月振りの平成塾。

昨日から生憎の雨が降り続いたので開催が危ぶまれましたが、塾生達の願いが天に届いた様子で物の見事な快晴となりました。
何もここまで晴れなくても・・・・

8時過ぎ、塾長がグラウンドに到着すると既に大勢の塾生が。


自発的にグラウンドの整備を行っておりました。

これは凄い事ですよ。
自分達で使うグラウンドを、自分達の手で使い易く整える。
その精神がきちんと浸透しています。


所々に出来た水溜りの泥水をかい出します。

みんなで使うグラウンドですが、気付いた塾生から作業を始めます。
誰がやった、誰がサボったなんて会話は有りません。
気付いた塾生は当たり前のように作業をするんですね。

でも、さすがにここまで教育されているのは古参の塾生。
今年から入った塾生は、まだまだここまで成長していません。

練習前に塾長に呼び出される二人。


なんで呼ばれたか解るか?

はい・・・・

そうです。
この二人、運悪く平成塾以外の日に塾長と遭遇。
きちんと挨拶が出来なかった事で呼び出されたのでした。

挨拶の必要性を説き、きちんとした挨拶の重要性を説き、なんとなく挨拶をするのでは無く、挨拶をする気持を教えます。

で・・・


最後はこうなります。

二人ともグラウンド5周が言い渡されました。

たかが挨拶ごときでと思われがちですが。
出来る事をきちんと行わない事に罰が与えられているのです。
二人とも納得した上で走らせます。


朝9時ちょうど。

主将の号令で全員が上がります。

多いなー・・・・
大きいのから小さいのまで、ヘタッピィからとてもヘタッピィまで。
その数、総勢40名以上。


それを仕切る指導陣。

この日も卒部生2名が応援に来てくれたので、随分と助かります。

何しろ体力、言語理解能力、野球能力では大きな開きの有る塾生達。
全員の安全を確保しながら、各々に合わせた練習をさせるのは至難の業でございます。


ストレッチだけでもこの光景。

具合の悪そうな奴はいないか、見渡しながら注意を与えて行きます。

具合の悪い奴はいないか?
塾長、頭の悪い奴ならここにいます♪

お前もじゃ。

古参の上級生は、随分と慣れた運動ですね。
きちんと出切る出来ないは別として。


ここら辺は、今年から参加したプチ塾生達。

なにをするにも、すぐにみんなで固まります。
十姉妹のような連中でございます。


さてこの日、今年から参加した2年生のユウキくんが退部致しました。
とても練習に付いて行けないそうです。

また同じく2年生のソウイチロウくん。
僅か2回目にして無断欠席でございます。
少なくとも休む時には事前に連絡しましょうね。



熱いぞ4年生

2007年05月25日 | 歴史
今日は朝から雨。

月に一度の平成塾なのに、明日の開催が危ぶまれます。
もしも明日グラウンドが使えないとなると、6月末は梅雨真っ只中。
下手をしたら4月の次が7月の末になるかも知れませんね。

月に一度の開催でも、前回教わった事を覚えているのは至難の業。
それが2ヶ月に一度、3ヶ月に一度の開催となれば、また最初から教えなくてはなりません。
何よりも教わる事を楽しみにしている塾生が可哀想ですね。


で・・・・

平成塾の間隔が空けば空くほど負担が増えるのが指導陣。
何しろ向上心に燃えた子供達は、一刻も早く次の技術を身に付けたくてうずうずしています。

ここの所、毎日のように塾長宅を塾生が訪ねて来ますが、現在もっとも熱い学年は4年生でしょう。


この日も来ました4年生軍団。

左からチョコ、アチャモ、K、Qooの4人衆。

この日、Kが塾長の所に来て言ったのは・・・
「塾長、僕にも仇名を付けて下さい」

みんな仇名が欲しいのね♪
でも、ちょっと待ってね。
塾長は適当に仇名を付けている訳じゃ無いのよ。
じゃあ、論理的に付けているかと言うと、それも違うと思いますが・・・

当面はKで我慢してね。
もう少し様子を見たら、きちんと命名して上げるから。
クリスチャンネームみたいやな・・・・



各学年には、自らの意思とは関係無くリーダー的な存在がおります。
どうも現在の4年生を引っ張っているのはチョコみたいですね。

この暗黙のリーダー。
実は他の子供達に与える影響は馬鹿になりません。

リーダーの子が真面目に何かに取り組めば、自ずと他の子供たちも真面目に取り組みます。
また、リーダーの子がいい加減であれば、その学年全体がいい加減になってしまいますね。
昨年度の6年生を見れば一目瞭然でしょう。

今年の4年生は、将来がとても楽しみな学年でございます。


ここ数日、真面目に取り組んでいるお陰でフォームが様になって来たアチャモ。

右手と右足が同時に出る癖が取り除かれ、だんだんと野球選手っぽい投げ方になって来ましたね♪
肘が高い所から綺麗に前に出ています。


こちらは始めたばかりのK。

軸足に体重が乗って、豪快に腕を振り下ろします。
なかなか思い切りの良い塾生。

背筋が強いので、フォームが固まると相当速い球を投げるようになりますよ。
6年生になった頃には豪腕Kと呼ばれるか、名前通りミスターKと呼ばれるかも。


こちらは余裕ぶちかましのQoo。

少しずつですが、悪い癖が付き始めていますね。
ここらで、もう一度基本に立ち返らせてフォームを固める必要が生じています。

これは多少慣れて来た時に誰にでもあるミニスランプみたいな物。
さほど心配する必要は有りませんが、これを放っておくと将来の伸び悩みに繋がります。
今の内に改善しておきましょうね♪


さあ、この熱い4年生軍団。

それを追従する3年生軍団。

お互いが切磋琢磨しているので、他の学年と比較すると成長が著しいですね。
うかうかしていると、練習試合ではスタメンが4年生と3年生で構成されてしまいますよ。

いつも第三公園で無駄に遊び呆けている6年生。
たまに思い出したように練習している5年生。

次回の平成塾で、彼らの成長を見て焦るんじゃ無いよ。



さりげない技術

2007年05月24日 | 歴史
連日、塾長宅に塾生が来ますが、問題となるのは教えてあげる場所。

なんとか塾生の向上心に応えてあげたいのですが、思い切ってボールを使える場所が有りません。
ましてやコントロールなんて単語を知らない塾生達。
迂闊に解放したら、物の2,3分もしない内に怪我人が出るでしょう。

その為に、周りの人や道具にも気を使いますが、実はそれだけでは有りません。
狭い場所ならではの、練習方法とさりげない技術が有るのです。


これは真上にフライを投げている所。

実際に構えた位置より、ほんの少し後ろに落ちるようにフライを投げます。

フライであれば、捕りそこなってもボールがとんでもない方向に行く事は有りません。
また、人のいない方向に投げてあげれば、誰にも迷惑をかける事も有りませんね。

でも、これが非常に効果の高い練習なのです。


塾生から見えているボールはこんな感じ。

フライの中で最も難しいのは、自分の位置より後ろに飛んで来るフライ。

実際に自分より5m前に落ちるフライはいともたやすく捕れますが、5m後ろとなると相当難しく感じる筈です。
増してや高く上がったフライは、見上げているだけで自分の姿勢を見失いますね。


ここらへんじゃろか?

老人の徘徊のようなあつや。

これでも本人は大真面目。
真剣に落下地点を探っている所です。


わっ! 来た~っ!

自ら落下地点に入りながら、実際にボールが落ちてくると緊張しまくりのナオキ小。

キャッチボールの時には見せない、グローブに添える右手がナオキ小の緊張を物語っております。
最後の球際で失敗したくない現われですね。


ちょっと私もやってみたい♪

こちらは買物途中で、お気楽に参加したナオキ小ママ。
エプロン姿が塾生達の緊張感を台無しにしております。

しかも、きちんと捕ってしまったので塾生達のプライドはズタズタ・・・


何気なくフライを投げているように見える指導陣ですが、実は落ちる場所をきちんと狙って投げているのです。
塾生に合わせて、高さや落ちる場所までの距離を調整しているんですね。

この練習は非常に効果的で、塾生達の球際が強くなるだけで無く、ボールを追う時の膝の使い方などを自然に覚えます。


でも・・・


本当は、もっともっと広いグラウンドで気持ち良くボールを投げさせてあげたいのでした。



         おりゃっ!


成長の秘密

2007年05月23日 | 歴史
昔から「馬鹿は風邪をひかない」と言われておりますが。
はしかの猛威で上智大学と早稲田大学が学校閉鎖に追い込まれた事を妙に納得している塾長です。

小さなお子さんがいる家庭では充分に気をつけて下さいね。

それでも感染した場合は・・・
「大変、どうしたらええんやろ」と焦るのか、
「良かった、うちの子は馬鹿とちゃうでー」と喜ぶのかは、
自由だ~っ!!



さて、昨日の日記で脳組織の事に触れたので、今日はもう少し詳しく書いてみましょう。
子供達を育てる際の参考になれば幸いです。


脳細胞は身体を形成する他の細胞と違い、ニューロンと言う特殊な細胞で構成されます。
このニューロン、2歳から9歳までの間に人間として必要な脳細胞の90%が作られるんですね。

人間の脳細胞の数はおよそ140億から180億と言われています。
つまり140億としても、この頃の子供達は毎日440万近くの脳細胞が作られている計算になります。

世界で最も難しいと言われている日本語を、6歳にもなれば流暢に使いこなせるのも頷けますね。


昨日の日記でも書きましたが、脳細胞は単体でも考えたり記憶したりしますが、より効率的に脳を使う為に細胞同士がくっついて班を構成します。
例えば右手を動かす班、左足を動かす班などに分かれるのです。

皆さんが食事をする際に、赤ん坊よりもスムースに食事を出来る事を考えて下さい。

箸を持つ指先、食べ物を口まで運ぶ腕の動作、口に入れて噛む仕草、最後は飲み込むまで何ら動きの意識はしていない筈です。
これは既に脳細胞が班を作っている証拠で、箸を持つ指先の動作を担当する班が前頭葉からの指令で、後は勝手に処理しているからなのです。

運動神経が優れている子供は、運動に関する動きを担当する班が脳の中に多く存在する子供です。
自分の子供は運動神経が良くない、他の子供と比較してできないと嘆いている父兄は、自分達の子供だからと諦めている親の影響が多分にある事を理解して下さい。


さて、その班作りを積極的に行っている平成塾。
この日はその指導方法を生で見ようと、珍しいゲストが現れました。


ジャーン、ナオキ小パパでございます。

最近、妙にやる気になっているナオキ小。
父親としても、何故子供のモチベーションがここまで上がったのか不思議でございましょう。

この日は一緒に練習に参加して、日頃の指導の秘密に迫りますよ。


こちらは野球を始めたばかりのアチャモの投球フォーム。

投げる直前のフォームを指導しますが、この時に最も重視するのは体重のかけ方。
どうしても胸の張り方とか、腕の開き方などに目が行ってしまいますが、軸足にきっちりと体重を乗せる事が大切なのです。

アチャモも始めて3日目で、ここまではニューロンの班が覚えてくれた様子。
軸足にきちんと体重がかかっていますね♪


続いて投球に移ります。

肘を高い所から前に出して、体重は反対の軸足に移動して・・・

まだここまではニューロンの班が処理出来ていません。
現在頭の中で構築中なのです。

でも、子供の脳細胞は毎日440万個が作られています。
新しく出来た細胞が班を構成するのに、それほど時間はかかりませんから大丈夫。


それが証拠に。


こちらは3月頃から野球を始めたカカオ。

繰り返し投げる真似をしていたお陰で、体重移動、胸の張り、肘の高さなどがほぼ完成しています。
小学校1年生でこのフォーム。
3年生になった頃には、平成塾のエースになっているかも?

なんて書くと、また根拠の無い自信を持つカカオです。


綺麗な腕の振りですね。

蹴り足も完璧に出来ています。

脳細胞を含めた、脳の科学を勉強すると教え方にも変化が出ます。
目の前で良いボールを投げさせる事よりも、きちんと正しいフォームをトレースさせて後は脳細胞の慣れを待ちます。

そうする事によって、決して無理の無い、正しいフォームを身に付ける事ができるようになるのですね。

勿論、これには個人差が有り、成長の速度も人によって異なります。
ただひとつ言える事は、野球も勉強も繰り返し行う事で確実に身に付くと言う事ですね。



で・・・


ちょっと給水。

花の蜜を吸っているようなプチ塾生達。

もう夏は目の前です。


運動神経とニューロン

2007年05月22日 | 歴史

最近は、塾長の家の隣にある公園が塾生のレジャーランドと化しています。

差し詰め、塾長はレジャーランドの管理人と言った所か?

何しろ休みの日になると、朝から「ビンボー  ン」と呼び鈴が鳴り、誰かしら必ず訪ねて参ります。
まあ、家にこもってテレビゲームなんかするより、よっぽど健康的で健全だし、子供達の向上心に貢献できるのであればいくらでもお付き合い致しましょう。

とは言っても、あまり大勢になるとそれなりに危険も伴います。
そこで購入した秘密兵器。


商品名は「ゆうボール」

一見すると硬球のように見えますが、実は赤ちゃんが使うボールよりも柔らかい物。
誰かに当たっても全く危険が有りません。
でも、握り心地や重さは本物のボールに近い優れ物でございます。
塾長のお小遣いの大半は、こんな物を買っているか飲み代に消えています・・・

この「ゆうボール」。
縫い目がしっかりしていて、投げた時の球の回転が良く解ります。
ちょっとでも投げ方が悪いと、まっすぐに飛ばないのも特長のひとつですね。


さあ、今日も来ました自主独立向上軍団。

早速ゆうボールを使ってキャッチボールです。

単にキャッチボールをするだけなのですが、ここでは重要な事を学んで行きますよ。
各自のフォームの悪い所を直し、正しいフォームで投げた時のボールの違いを教えます。


言われた通りやっているつもりですが・・・

最初の内は頭と身体が連動しません。



え~と・・・・

足が前に出て・・・  左手で相手を狙って・・・
あれ? 右手はどうするんだっけ?

この時期の脳細胞は、言われた事をひとつひとつ解析しながら身体に指示を出します。
その為に、どこかひとつに神経が行くと、他の部分を同時に動かせないんですね。

いわゆる運動神経を鍛えると言うのは、これを繰り返す事によって身体が勝手に動く仕組みを作って行く事なんですよ。

ある程度、繰り返して行わせる事によって、脳細胞を司るニューロンと言う組織が班を構成します。
各々の班は、最初の指示だけで後は勝手身体に指示を出し始めます。
大人が肌で感じる「慣れ」と言う奴ですね。

この「慣れ」と言うのは、頭の中で脳細胞がそれを担当する班を構成した現われなのです。
ですから、変な癖が付いた時には直すのが大変なんですよ。


こちらはチョコの投球フォーム。

一見すると良いフォームに見えますが、変な癖が付き始めようとしている所です。

下半身の体重移動も出来て、きっちりと相手を見て投げているのですが、肝心の腕の振りが小さく手投げになっていますね。
右肩が自分の左ひざの前に出ていません。

コントロールを気にして随分と投げたのでしょう。
小さくまとまろうとしていますので、これをもう一度大きな腕の振りに直します。


そして荒削りながら、現在良い方向に進んでいるのがナオキ小。


単にノベーッと投げているように見えますが、体重移動がしっかりと出来てボールのリリース位置も良いですね。

これだけ大きく腕を振れると、身体が出来た時にはとんでもない速球を投げられるようになるでしょう。


そうです。
塾生達は全員が小学生。

今の段階で結果なんて出さなくても良いのですよ。

将来を見据えて、じっくりと身体とフォームを作って下さい。
焦らずに、きちんと練習していれば、君達は必ず上手になりますよ。






で・・・

明日は水曜日。
学校の授業が終わるのが早い日。

何やら嫌な予感がする・・・


子供と大人の垣根

2007年05月21日 | 歴史

1日ブログを書かないと「サボるな」と怒られる塾長です。

別にサボっている訳では無いのですが・・・
これが本業と言う訳でも無いのですが・・・
むしろブログを書いている時がサボっている時のような気もするのですけどね・・・


さて、手で打つのは意外と難しいと理解した塾生達。
バットを使う事にしましたが、そこはインテリジェントワークス。
みんなが使い易いバットの使用なんかは許しません。


そうです。

ここで登場するのは「メジャーリーガーも夢では無いリーディングヒッター養成マシン」
長いな・・・  そろそろ名前変えようかな・・・

例え遊びとは言え、きちんと振らないとボールが飛ばないバットを使用させ、遊んでいる間にバッティング技術の向上を図ります。

しかも軽いので、1年生でも楽に振れますよ。



で、目の前で子供達が楽しそうに野球をやっていると、妙に血が騒ぐお父さん達。
子供の頃の栄光を思い出し、自分に都合の良い場面だけが頭の中に現れます。


すっかり松井イチローと化した岡納コーチ。

既に打球は公園の遥か彼方まで飛んでおります。



が・・・


現実は厳しい・・・

あっさりと凡退してベンチに下がります。


で、これを見ていて血が騒ぐのはお父さんだけでは無さそうです。


ちょっとぉ~・・・  あんな球も打てないの?

私なんて昨日子供とキャッチボールをして、自分のコントロールの良さに驚いたくらいなんだからね。
自分で自分に驚いた事が自慢話なのか?・・・

どこまで飛ばしても知らないわよ。
既に参加する気マンマン・・・


ほりゃぁ~っ!!

ちょっと、ボールはどこ? どこまで飛んだのっ?
恐らく、そこに見えているのがお探しの物では無いかと・・・

さあ、こうなると子供も大人も男も女も関係有りません。
全員がボールに集中して真剣勝負。

お母さん達も妙に語気が荒くなります。


ちょっとぉ~ リューセイッ!

気楽に振ってるんじゃ無いわよっ!
解ってるの? とにかく当てるのよ!

お気楽な手打ち野球が、甲子園予選を目前に控えた高校の野球部と化しました。


ポテッ・・


キャーキャーキャーキャー
こっちに投げないでー  キャー そこどいてー


うるさいです・・・・



こちらは前の打席で凡退した悔しさから、見事に次の打席で逆転ホームランをかっ飛ばしたリューセイママ。

本人の希望で顔にモザイクを入れてみましたが、このブログでモザイク処理がされていると単に怪しく見える事がよく解りました。

美人なんですから、次回から顔を出しましょう。




そんな中、ふと公園を離れる塾生が一人。

どうした? もう帰るのか?
いえ・・・

何やら口ごもるコウタ。

10分後、コウタが公園に戻って来て理由が解りました。


コウタは買ってもらったばかりの新品のグローブを塾長に見せたくて、家まで取りに行っていたんですね。

おおっ 良いグローブじゃないの。
革もしっとりとしていて、なかなか使い易そうな良いグローブですよ。

これでエラーの言い訳がまたひとつし辛くなりましたね。


でも、気持は解るけど、家と公園の往復であまり自転車のスピードを出さないようにね。
塾長は逃げないから、車に気をつけなくては駄目ですよ。


手打ち野球

2007年05月19日 | 歴史
テレビでボーカルグループのクロマニオンズを見て、アンガールズと間違えた塾長です。


さて、塾生に学校で手打ち野球なんてしないの? と聞くと。
学校ではカラーボールの持ち込みが禁止なんだそうです。
理由は危ないから・・・

サッカーボールはOKですが、カラーボールは禁止。
余所見をしている所に、ボールが当たるとしたらサッカーボールの方がカラーボールの百倍は危ないと思うのですが、どうも質量と言う概念が無いらしい・・・

そんな訳で、子供達はカラーボールを使った手打ち野球が得意では無さそうです。


それでも嬉々としてベースを決める塾生達。

ベースを持ち込んでも良いのですが、ここは敢えて伝統を重んじ、ベースは現在有る物で代用します。
ホームベースはマンホール、一塁は太い木、三塁も同じく木にしました。
これぞ伝統的な三角ベース。
昭和の始めから受け継がれる日本古来の少年野球でございます。


試合前に今日の抱負を語るヒロキ。

今日の目標は3割、30ホーマー、30盗塁するんだ。
それを聞いていた上級生。
三角ベースは盗塁無しだよ・・・


さあ試合開始です。

ピッチャーが下から投げる球を、バッターが自分の手で打ち返します。
目標は公園の一番奥にある木。
できればそれを越えて、公園の外に運ぶ場外ホームラン。

外野手も大きな当たりに備えて、随分と深く守っていますよ。


攻撃側のベンチもワクワクしながら戦況を見つめます。

打てよ~
塁に出ろよ~

学年に関係無く、チームがひとつにまとまりますね。
双方のチームに1年生から6年生まで選手が在籍しています。


よっしゃーっ!  ボコ・・・・

綺麗なセンター前ヒット? あれ?
どうも思ったようにボールが飛びません。

そうです。
手打ち野球とは意外と奥が深く、ボールを遠くへ飛ばすには技術がいるのです。

誰か遠くへ飛ばすかと見ていましたが、予想通り全員がボテボテ。
初回の表裏を終えた所で、仕方なくバットを使う事にしたのでした。


がんばれベアーズ

2007年05月18日 | 歴史
どこかの映画のタイトルのような日記でございます。

実は塾長、先週末にベアーズと言うチームの取材にお伺いして参りました。

他所のチームの見学をすると言う事は、自分が所属するチームを客観的に見る事ができるようになり、様々な勉強をさせて頂けます。
この日もベアーズから様々な事を学ばせて頂きました♪

さて、ベアースと言えば昨年度は塾生の主力が集うチームでした。
ポロ和、べったん、アニジャ、カブなど、そうそうたるメンバーが在籍していたチームでございます。
果たしてそれだけの選手を輩出するチームとは、日頃からどんな凄い練習をしているのかと、お伺いする前から期待に胸は高鳴ります。


まずは指導陣に御挨拶。


闘将いかり監督。

独特のイントネーションで話す言葉のお陰で、監督がそばにいるだけで全国大会に出場している気分にさせてくれます。
ひょっとしてベアーズに名選手が多いのは監督のイントネーションのお陰か?


スラッと背が高く、穏やかな弓田コーチ。

初代ウルトラマンに出て来る早田隊員に似ています。
ちょっと二枚目じゃない?
御存知べったんのパパでございます。


独特の空気を醸し出す伊藤コーチ。

知っている人は知っていますが、塾生のあつやのお姉ちゃんにそっくりです。
ひょうひょうとした立ち振る舞いは、あつやにも似ています。
何故か伊藤コーチがいるだけで場が和みますね。

この他にも大勢の指導陣を抱えるベアーズ。
平成塾ではお馴染みの板長もベアーズのコーチなんですよ。


そして5年生にも関わらず、主将を任されるあつや。

大勢の選手を牽引します。
心なしか平成塾にいる時よりか落ち着いて見えますね。
主将と言う自覚からでしょうか?


全員集合、監督から朝の挨拶がございます。

あれ? ナオキとマチャキはどうした?
寝坊でーす。
今頃、歯を磨いていると思いまーす。

さて、この日は午前中が練習、午後から試合が組まれております。
グラウンドは他の試合でも使う為に、練習はちょっと狭いけど隣のグラウンドで。
午後からの試合はお互い全勝どうしの大切な試合です。



そんな大切な試合を前に、緊張した練習が始まりました。

と、思ったら・・・・


全然緊張している様子が見られません。

主将自ら無駄話しをしながらランニング。
随分とお気楽な選手達でございます。


アップが完了すると、キャッチボールに続いてノックが始まります。


外人コーチによる連続ノック。

平成塾で言う所の書き取りノックです。
捕ったら送球を何度も何度も繰り返します。

基本を徹底的に繰り返して、身体中に動きを染み込ませているんですね。



こちらは小さな選手だけを集めたチビノック。

弓田コーチの一見優しそうなノックが行われます。
でも、見る人が見ればすぐに分かりますが、優しそうでいて決して打球は簡単では有りません。
球の速度が遅いだけで、非常に捕りづらいコースに、非常に捕りづらいバウンドをするように打ち分けておりました。

それを故意に打っている事を証明したのは、見学していた塾長がリクエストすると。
写真の左側にあるバスケットリングに、ワンバウンドで見事にボールを入れましたよ。

ノッカーが上手いチームは選手の守備が上手くなります。
ベアーズが良い選手を輩出するのは指導者のノックが上手いから?




さてさて、午後からは全勝対決。
相手チームは6年生がゴロゴロしていますが、ベアーズは5年生以下で立ち向かいます。

手に汗握る対戦は、1点を争う好ゲーム。
1点差で負けている最終回に、二死ながら二塁三塁と言うチャンスを迎えましたが、最後の打者が打ち取られてゲームセット。
ベアーズは今シーズン初の黒星を喫しました。


注目のあつやは、バットを出す前から腰が開いて凡退。

いまいち活躍してくれませんでした。



最後は応援してくれたお母さん達にお礼を言って終了。

ありがとーございましたー♪


ベアーズを見学した感想は、ずばり自由奔放。

指導者がうるさい事を言わないので、選手達は伸び伸びと野球をやっているように感じました。
試合中も練習中も指導者の怒鳴り声などは聞こえず、監督の独特のイントネーションが響くグラウンド。
ここで野球を体験した選手達は、野球をとても楽しく感じる事でしょう。

平成塾の指導陣も見習わなくてはなりませんね、







で、最後にNG集でございます。

「写真貰って良いですか?」

「え? 写真? 俺の?」
「いや、ちょっと・・ ちょっとま、 待って・・・」


           パシャッ



めりはり

2007年05月17日 | 歴史
昨日1日ブログを書かなかっただけで、あちらこちらからブーブー言われる塾長です。

休日は朝から塾生に捕まり、平日はブログを書けと親に文句を言われております。

みんな、N●Kの連続テレビ小説と勘違いしてない 【・_・?】
おちおち忙しいとも言えない塾長なのでした。




さて、真剣に勉強する塾生達。


大人であっても3時間このまま集中するには無理が有ります。

プチも含めた塾生達。
真面目にしていられるのは最長でも5分。
それ以降はテクニックを駆使しないと、寝るか、隣と小競り合いを始めます。

無料で有意義な事を教えて、尚且つ飽きさせないように気を使うってどうよ?
自分で自分を褒めてあげたくなりますね。



で、本当に集中しているかどうか、ちょっと確認。


おおっ!

きちんと自分の意見を発表しますね。

これは子供にとって、とても大切な事なのですよ。
きちんと話しを聞いて理解するだけで無く、大勢の前で自分の考えを発表できる。
それを聞いた他の子供が自分の別な意見を発表する。

素晴らしい!
なんとも絵に画いたような教育現場でございます。(自画自賛)


子供に限らず、物事に集中させるにはメリハリが重要です。

集中させた時間だけ、リラックスできる時間が必要なんですね。
また考えた時間だけ、何も考えない時間も必要なのでございます。

これさえ守ってやれば、何も言わなくても子供達は集中しますし、こちらが期待する以上に覚えてくれたりします。

今回の机上訓練は、予想を上回る成果を収めて終了。
少なくとも基本の「キ」くらいは覚えてくれた事でしょう。


最後はきちんと全員で後片付け。

この時、誰もサボって遊んでいる奴がいないのも、塾生達の特長のひとつです。

全員が同じ方向を向いて、努力しているとこうなるんですね。
また、周りの空気がそうさせているのかも知れません。
新しく参加した塾生も、率先して後片付けに参加しますよ。



さあ、これでおしまいと思ったら大間違い。

塾生達の強い要望により、午後は手打ち野球をやる事となりました。
全員がお昼御飯を食べに戻り、午後から公園に集合です。
当然、塾長もお付き合いでございます・・・・
ひ・・昼寝が・・・・


で・・・


既に集合を始めた塾生達。

早っ!

本当にきちんと御飯を食べて来たの?
ちゃんと噛んだ?

午前中はきちんと勉強したお陰で、午後からは身体を精一杯使う気になっている塾生達でした。



謹厳実直

2007年05月15日 | 歴史
最近、無断欠席をするようになったモッチィーと責任所在の穴を埋めるべく、新しくコーチが増えました♪


岡納コーチでございます。

変わった苗字ですが「おかのう」と読みます。
指導陣の中では珍しいサウスポー。
サウスポーと言えば、栄養の行き届いた浮浪者もサウスポーなのですが、相変わらず浮浪しているらしく最近は姿が見えません。
どこか美味しい餌場でも見つけたのかしら?

でも、岡納コーチが加入してくれた事で、安定して左投手対策を講じる事ができますね♪



さて、机上訓練はどんどん進みます。

1時間もしたら飽きて集中出来なくなるかな? なんて考えていたらとんでもございません。


この勉学に対する姿勢を御覧下さい。

さすがは塾生、誰一人として遊ぶ事無く指導陣の話に集中しております。

ちょっと・・・  凄いじゃない?


まるでニチノーケンの教室を見ているかのような光景。

クモンのコマーシャルでも使えそうな雰囲気でございます。
みんな、こんなに真面目だったっけ?


こちらでも・・・・



こちらでも・・・

年末の受験生を見ているかのようです。


子供と言うのは本当に環境が大切ですね。
周りが真面目に取り組めば、誰一人としてお喋りしたり、悪ふざけをしたりする奴は出ません。
ましてやアクビをしたり、寝たりする奴は皆無でございます。






       塾生の中では・・・・