最後まで吉沢コーチが学校側と折衝してくれましたが、最終的に開催中止となりました。
残念ですが、仕方が有りませんね。
前回休んだ塾生は、5月の後の平成塾が8月になってしまうと言う、とんでも無い期間が空いてしまう訳ですが、前回教わった事を覚えていてね。
無理【・_・?】
せっかくですから、平成塾を予定していた塾生は夏休みのバカンスを楽しんで下さい。
目指せハワイ、ヨーロッパ。
日帰りだときついと思うけど・・・・
各指導陣はブルペンに行って下さい。
面白い企画があります。
さて、近頃やっと上級生達の一部で投げ方に変化が現れました。
一度身体が覚えた投球フォームを直すと言うのは、並や大抵の努力ではできません。
けれども、このまま投げさせていたら必ず近い将来に肘や肩を壊す危険がある塾生には、無理をさせてでも投球フォームを変えさせます。
コーヘイの力投。
随分と野球選手っぽい投げ方に変わって来ましたね。
まあコーヘイの場合は、あまり真剣に投球していなかった分、悪い癖を直すのは比較的簡単に済みました。
もっとも、簡単に直せてもその後から真剣に投げてくれないので、いつまでも投球フォームが固まらないと言う弱点も合わせて兼ね備えております。
渇かない粘土か?
更にもう一人。
平成塾の歴史の中でも、最も投げ方に特長のあったケイゴ。
ここへ来て、ようやくバックスイングで胸を張れるようになりました。
ケイゴの場合は、最初にフォームを覚える段階で正しい指導を受けなかったのでしょうね。
やたら小さいフォームで固まり、遠投も出来なきゃコントロールもままならないフォームでもがき苦しんでおりました。
散々言って来ましたが、やっと本人も直そうと言う自覚が出て来た様子です。
後は左足の膝の使い方を覚えるだけで、球速もコントロールも見違えるようになるでしょう。
で・・・・
投げ方さえ覚えれば、間違いなく頭角を現すと言い続けてきた塾生。
ようやくプリの投球フォームが固まって来ましたよ♪
何度かボールを受けてみて、指導陣の目に間違いが無かった事を確信しました。
持ち前の腕力、地肩の強さ、足腰のバネを使って投込まれる直球は、初速も速いが捕る手前でグンと伸びて来ます。
フォームが固まって来たお陰で、ボールのコントロールも以前とは比較にならないほど向上し、明らかにピッチャーの球になりつつ有りますね。
やっとバッテリーの片割れが完成する目処が付きました。
よおし、今日はもう一度投込ませて、きっちりと低目のコントロールを覚えさせよう。
と、思った矢先・・・・
プリが右手の肘を押さえています。
「どうした? 肘が痛いか?」
「はい・・・・」
診断の結果、肘を壊したのでは無くて「野球肘」と判明。
野球肘とは野球選手が必ず通る道ですが、今まで適当に投げていた奴が正しい投球フォームを覚えた事により起こる、一時的な肘の筋肉痛のようなものです。
肘を壊した訳では無く一過性のもので、これは2週間ほどボールを投げなければ完全に回復し、後はビュンビュンとボールを投げられるようになりますね。
記憶に新しい所では、今年の卒部生のポロ和が経験しています。
さあ、これから投込ませよう♪
今までプリに使った時間を返してもらおう♪
やっと指導陣も楽が出来るぞ♪
と思った瞬間の故障。
プリには2週間のノースロー(投球禁止)が言い渡され、ぬか喜びに頭を抱える指導陣なのでした。
我が家には目覚まし時計よりも正確な猫を飼っている塾長です。
今朝は助かったよー
今日は1ヶ月振りの平成塾。
にも関わらず・・・・
マイクロキャプテン右手骨折です・・・・
\(-"-)/
副将のプリから朝一番で欠席の報告が有りました。
にも関わらず、開始時刻にはやって来たマイクロキャプテン。
きちんと最初から最後まで塾生全員を統率し、利き手が使えないながらも練習の手伝いをしていましたよ。
ゆっくりですが、だんだんと今年の6年生も責任感が出て来たのかも知れませんね。
今年の夏はエアコンをつけずにいつまで我慢できるか自分を試そうとして、気が付いたらエアコンの効いた部屋でパソコンに向かっている塾長です。
おかしーなー? いつ点けたんだろー? 【・_・?】
どーりで涼しいと思った・・・・
野球経験者と言うのは、誰かが野球をやっている時に一目見ただけでその人の実力が解ります。
もっと言うと、たった1度ボールを投げて、たった1度ボールを捕ってくれれば、いつ頃に野球をやっていたのか、どの程度のチームだったのか、ポジションはどこだったのか、肩を壊した事が有るか無いか程度までは解るものです。
これって不思議な事に、その相手が下手であればある程、はっきりと解るものなんですね。
ですので塾生あたりになると、昨日は投げる練習をしたのか、素振りをしたのか、最近はどの程度まで野球をやっているかまで解ります。
ましてや与えた宿題をきちんとこなしているか、全くやらずにサボっていたかなんてのは火を見るより明らか。
やったとしても、きちんと真剣にやったのか、気が抜けていい加減にやったのかも解りますよ。
公園でカラーボールを使った野球に興じる塾生達。
上の写真は一見すると、色んな学年が混ざり合って仲良く遊んでいるかのように見えますね。
教育関係者が見たら、手放しで褒め称えるかも知れません。
けれど見る人が見ると、意外といやらしくも実力差を見せ付けている場面が多々有るのです。
守っているポジションは塾生達の実力に応じてとは、先日の日記で御紹介致しましたが。
実はプレーの端々に実力や経験が見え隠れしているんですね。
3年生のユウタに打ち易そうな球を投げる子旦那。
勿論、下からゆっくりとした球を投げています。
何も知らない大人が見たら微笑ましい光景でしょ?
けれど、ボールが来ているコースをよおく見て下さい。
きっちりとインコースぎりぎりのストライクが投げられているんですね。
子旦那クラスになると、どこが打ち易くてどこが打ち辛いかよく解っています。
インコースぎりぎりの球は、バットコントロールが出来ない下級生にとっては、最も打ち辛いコースだと熟知した上での投球なんですよ。
しかも見逃せばストライク。
打ったとしてもサードゴロ。
何気ない光景ですが、これは意図して投げられているボールなんですね。
それを証明するもう1枚。
こざかしいプレーをさせたら、子旦那の百倍上手いあつや。
孫旦那のインコース低めに速いボールを投込んでいます。
今年の4月から野球を始めた孫旦那。
ど真ん中に投げてもバットに当たるか不安な所に、血も涙も無い厳しい投球。
バットに当たるどころか、バットを振る事すら出来ません。
ここに速い球を投げられたら、野球経験者でもヒットにするのが難しいコースです。
このように、一見すると何気ない遊びなのですが、見る人が見ると意図している事と実力が解ってしまうんですね。
まあ、こんな時にもしっかりと頭を使って、自分の企画通りにボールを投げている二人は野球選手として素晴らしいと賞賛に値しますが。
こんな時には相手を見て、少しは加減してやれよ。