インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

惜しい

2013年10月27日 | 歴史

だんだん昼と夜の感覚が無くなって来た塾長です。

時間って当たり前だけど、ずっと繋がっているのね。



さて、久し振りに塾生達のフォームチェック。
だんだんと投げ方が良くなって来た塾生、ちょっと危ない投げ方をしている塾生。
自分達の投げるフォームを写真でよおくチェックしてね。

 
トップはアーリー。

肘が高い所から前に出て、とても良い投げ方をしていますよ。

 
腕の振りがゆるいね。

体重移動はきちんと出来ているんだけど、最後は突っ立っちゃってます。
投げ終わった右肩は、必ず左ひざの前ですよ。

 
続いてレフダイ。

一見するとテイクバックも腕が上がって良さそうに見えるんだけど。
このフォームはちょっと怖いなぁ。

 
肘の出方を見ると分るんだけど、腕が肩の上で回りながら出て来る感じ?

テイクバックの時には腕を上げるのでは無く、肘を肩の後ろで上げるようにね。
上の写真で分るけど、肘は肩の後ろまで入っていないでしょ。
そうすると投げる直前まで肘が遊んでしまうから、下の写真のような肘の出方になってしまいますね。
テイクバックで肩の後ろに肘をきちんと入れる。
お父さんのテイクバックを見習うようにね。

 
キャプテン・ソウシ。

ひと頃の投げる前に行うソーラン節は無くなったんだけど。
テイクバックで右手首の向きがおかしいから、肘が思い切り下がっていますね。
ソウシもレフダイと同じように、肘を肩の後ろまで入れる。
これを意識しないと、ある日突然とんでもない事になりますよ。

 
未だに朝練を続けている3人組の一角ベープ。

どうしても左手の使い方がマスターできないのと、投げる時の右ひじが低いなぁ。
まだまだベープは腕力が無いから事無きを得ていますが、この肘の形を止まった状態でやってごらん?
人間の肘って、本来はこの方向に曲らないのよ。
つまりベープは1球投げる毎に肘の軟骨を削っている事になるんですよ。

 
豪快なフォームで投げるトム。

おおっ!
意外な奴が頭角を現して来ましたよ。
なんか良いじゃない。
とっても楽しみな塾生が出て来ましたね。

 
おっとりと投げるキンチョー。

おっとりしてるんだけど、現在の外野陣の中では最も堅実な守備と強肩を誇ります。
これは間違いなく朝練の成果でしょうね。
強いて言うなら、もう少し強く腕を振る事を意識し始めたら、今とは格段の違いのボールを投げるようになると思うなぁ。

 
プチクラスでナンバー1の強肩と言われているボン。

確かに上半身の使い方はとても良いですね。
下半身の使い方は大人になってから覚えるか?

 
でも、その前にもう少し腕を強く振ろう。

腕を振り切っていないから、今はテイクバックの貯金だけで投げている感じ?
腕がきちんと振れるようになって、右肩が左ひざの前まで来るようになったら、ボールは面白いように飛んで行きますよ。

 
なかなかフォームが戻らないがっちゃん。

あとほんの少しだけ肘が肩の後ろに入ってくれたらなぁ。

 
それと足のスタンスが狭すぎるね。

もうちょっと左足を遠くへ着くようにしてごらん。
それだけで投げるボールが変わって来るから。

 
豪快に投げ込むケイくん。

このクラスの塾生達は、意外と思えるほどフォームが綺麗なんです。
お願いだから途中で変な癖を付けたりしないでね。

 
前回右ひじの違和感を訴え出たミニアサ。

この投げ方では無理も無いですね。
試しにこの形を自分で再現してごらん?
止まった状態では絶対に出来ないから。
っまずは自分の間接が曲る方向を確認する。
それから投げるフォームを丁寧に作って行く。
これを早急にやりなさい。

 
胸を張るトレヤ。

とても良いタメが作れているのですが。
やはり肘が低いねぇ。
他の塾生に行ったコメントをよく読んで、肘の高さを修正してね。

 
後ろから見たケンタロウ。

この写真は他の塾生達にも参考になりますね。
右手首の向きは置いといて、肘の位置に注目してね。
肘の高さや曲げた角度は理想的ですよ。
ただ、完全に肘が肩の後ろまで入り切っていないのね。
あと3センチから5センチくらい?
肘が背中側まで入れば、完璧なテイクバックになりますよ。

 
その結果として、肘がなかなか前に出て来ません。

弓矢と同じで、肘も後ろに引っ張ってやれば、それだけ勢い良く前に出て来ますよ。

 
ようやく腰が落ち始めたチュートン。

これも朝練の成果なんだろうね。
投げるフォームはひと頃と比べると見違えるようになりました。
ただ、まだ左手が遊んでますね。

 
最後は期待のプチクラス。

相変わらずコーメイは基本に忠実なフォームで投げますね。
3年生くらいになったら、相当速いボールを投げられるようになりますよ。

 
ちょびっとずつ進化を遂げるカズマ。

左手の使い方はまだまだだけど、正しいフォームになって来たじゃない。
肘を使っている場所も良く、胸の張りも素晴らしいね。

 
後は俺達に任せとけぇ~っ!!

 


柔軟

2013年10月23日 | 歴史

何やら無茶苦茶忙しい塾長です。
皆さん、なかなかブログを書けなくてごめんなさい。

神様、今まで通り睡眠時間は4時間程度で構いませんから、1日に48時間下さい。
あと、できる事なら柿を1日に3個くらい・・・
それと梨を少々・・・

 
さて、いびつなグラウンドを最も見られたく無い人に見られてしまった塾生達。

なんだ?
何でピッチャープレートとセカンドベースがずれてるんだ?

あの・・・
もう少し右側に立って頂ければ、ちょうど一直線に並ぶかと・・・

 
そこへ立って、何かおかしいとは思わないのか?

はぁ・・・
答えると色々と不都合がございまして・・・

 
哀れ、ピッチャープレートの設置し直し。

準備している時には、周囲で如何にも手伝っている雰囲気を出していた他の塾生達。
こんな時には全くの他人でございます。


プチ塾生に至っては、状況その物が理解できません。

ひょっとして、いきなり最初から休み時間?

 
そんな訳も無く、予定時間から少々遅れて練習開始。

合宿直後の練習とあって、少しは引き締まっているのかしらん?

 
まずはストレッチを兼ねた柔軟体操。

家庭内DV?
父親に虐待されるコーメイ。
って言うか、最近の子供達は本当に体が固いね。

 
こちらは笑っても前歯が見えないレンオン。

合宿以降、ちょっとだけ野球をやる気になって来ましたよ。

 
練習を積み重ねる毎に笑顔が消えて行くアーリー。

とっても不安な顔をしながら練習に参加します。
この塾生は自分が置かれた立場、周囲が自分に何を求めているのか、そして現在の自分の実力を理解できているんですね。
だったら、もう少し家で練習したら?って意見もありますけど。

 
さてさて、相変わらずストレッチで悲鳴を上げるトレヤ。

いつまでも甘えているんじゃない。
今日と言う今日は、じっくりと相手をしたろうかい。


お前はスルメか?

どれだけ身体が反り返るんじゃ?
そこで手を突っ張るんじゃない。
だから、手を突っ張るなって。

 
これでどうだ?

ようやく手を離しやがったな。

毎日コツコツと柔軟体操をしないから、毎回毎回こんな大きな声で悲鳴をあげるんだ。
いい加減にストレッチ程度で悲鳴を上げるのを卒業したらどうだ。

 
ぎょえ~っ・・・・

 


門前の小僧

2013年10月19日 | 歴史

さて合宿も終わり、心身共に成長したであろう塾生達はと言うと。
その次の練習でとても逞しく・・・

 
なってねえじゃねえか・・・(-"- )

グラウンドに来てから虫を探す習慣が付いて。
むしろ合宿前よりひどくなってないか?

 
普通3人もいれば、誰かしらしっかりとしているものだが。

揃いも揃って全員で虫取りってどうよ。
しかも虫を探しているのがコンクリートの上。
少しは今何をすべきか考えてみたら?

 
って・・ そうじゃ無くてさ。

虫がどこにいるのか考えろと言っている訳では無いのね。


空の雲はすっかり秋。

合宿終了と同時に、平成塾の活動時間も冬時間になります。

 
そこへ現れたユウキ。

中指を突き立てて、いきなりケンカでも売ってるのか?
では無くて、合宿中に突き指したそうな。
なので今日は球拾いをしますと言って来ました。

 
さあグラウンドの準備開始。

率先して準備を行うユウキ。
こう言う姿勢って、団体スポーツではとても大切なんですよ。
ケガをしていても、自分に出来る事があります。
これを他の全員が見ている訳です。
こんな所で仲間からの信頼を得るか、失くすかの違いが出るんですね。

 
で、こちらは派手な絆創膏で登場したミニアサ。

なんだ?
ミニアサは、その手のアクセサリーが似合うなぁ♪

 
ラインを敷いて、ベースを置きます。

ラインその物がかなりいい加減に書かれているのに対し。
cm単位で計測されるベースの位置。

 
1塁からの距離と、3塁からの距離を測れば、2塁ベースの位置が解る筈・・・

なのですが、何か違うなぁ。

 
みんなの作業を、じっと見つめるミニアサ。

アクセサリーが顔に付いてるだけで、とっても絵になりますね。

 
2塁ベースの位置をキズナに書かせる上級生達。

一見すると下級生に経験を積ませる優しい上級生の図ですが。
実は印を付ける場所がどうもおかしいと思い、責任転嫁を測っている姑息な先輩達。

 
既に2塁ベースの場所がおかしいと感じているケンタロウ。

黙ってないで、何とか言え。

 
合宿に参加しなかったので、久々にブログに登場したコーメイ。

グラウンドの石拾いをしてくれています。
偉いねぇ、コーメイが石を拾っているグラウンドは上級生達が使用するダイヤモンドですよ。

 
こちらも久々に登場のカズマ。

同じく上級生達が使うグラウンドの石拾い。
ああ、それなのに、上級生達は2塁ベースの位置が違う事を下級生のせいにしようと・・・

 
合宿で一皮向けたレンオン。

拾った石と、口の中の歯が似たような感じ?

 
あれ? やっぱり2塁ベースの位置がおかしい?

やっと現実に目を潰れなくなった上級生達。
がっ!

 
このタイミングでメジャーを壊して、それどころじゃありません。

ったく・・・ 
親の顔が見たいわ。

 


2013血と汗と涙の合宿 その14

2013年10月17日 | 歴史

昨夜はちょっと良い事があり、酔っ払った勢いであちらこちらにメールを飛ばしていた塾長です。
訳の分らない飲みのお誘いメールを受け取られた皆様、大変失礼致しました。
書いてあった内容に特別な意味はございません。
単に浮かれポンチの戯言でございます。

 
さて、合宿もいよいよ大詰め。

最後の練習に突入します。

 
内外野組は午前中から継続してバッティング練習。

いかんせん日頃はバットを振っていない塾生達。
バットスイングが遅いので、なかなかバットがボールに当たりません。

平日にバットを振る癖が付けば、すぐに打てるようになるのにねぇ・・・

 
守備もボロボロ。

ミスをした塾生はその場で腕立て。
紅白戦の最中はあちらこちらでこの光景を目にします。

 
プチクラスはと言うと・・・

お?
ケンスケがピッチャーを任されてますね。
きちんとストライクが投げられるようになったのかな?

 
ナイスバッティング! って、ナイスキャッチ!!

おおっ!
プチクラスも合宿で随分と上達したようです。
いっちょ前の野球に見えますね。

 
内外野組に戻りましょう。

ほんの少しずつですが、プレーに迫力が出て来たかな?
バットも段々振り切れるようになって来ましたね。

 
ちょびっとずつですが、野球らしくなって来ました。

しかも、守っているアーリーに変化が。
この写真と次の写真を見比べて下さいね。

 
違いが解りますか?

前の写真は打球を目で追えなかったアーリーですが。
今回は打球をしっかり見てるでしょ?
これはだんだんと目が慣れて来て、バッターが打った瞬間に目を瞑らなくなったんですね。

これって、キャッチャーをやる際の最も最初に来る、最も高いハードルなんですよ。
これが出来るようになると、後はどんどん上達して来ますね。

 
さあ、全てのカリキュラムを終えて、最後は全員で記念写真。

みんなもっと疲れているかと思いましたが、満面の笑みで合宿終了♪

 
で、練習終了と同時に帰り支度。

今回の合宿は時間に余裕がありません。
みんな急げ~

 
サクサクとバスに乗り込みます。

バスに乗ってしまえば、後は駅まで30分。

 
そこから電車で30分。

お母さん達が待つ集合場所へと向かいます。

 
ただいま~♪

あっと言う間の2日間。
物凄い濃い内容をクリアして、塾生達は少し逞しくなったでしょうか。

今年も無事に皆様の宝物をお返しする事ができました。

最後に、塾生に全ての準備を施して頂いたご父兄、更には細部に渡るまで塾生の安全を確保してくれた指導陣に、心より御礼を申し上げて2013の合宿報告を終わらせて頂きます。
皆様、本当にお疲れ様でした。

 


2013血と汗と涙の合宿 その13

2013年10月16日 | 歴史

本日は大型台風が関東直撃。
これからまだまだ風雨が激しくなるのかな?

こんな時には家で大好きな柿でも食べながらのんびり・・・
と言う訳にも行かず、早朝から台風の中を出かけなくてはならない塾長です。
果たして交通機関は活動しているのだろうか?

 
さて、今年は3食とも美味しい御飯を食べ終わった塾生達。

午後の練習が始まります。

 
空には雲が出て、日差しは柔らかくなったんだけど。

まだまだかなり暑いです。
それでも時折吹く風が爽やかで心地良いですね。

 
三々五々とグラウンドに戻って来る塾生達。

良いねぇ。
合宿してるねぇって感じ?


こちらは練習着をちょっと汚しちゃったキズナ。

と言っても、練習で泥だらけになった訳では無く。
お昼御飯のビーフシチューが少し撥ねちゃいました。

 
で、合宿の午後一番は何をするかと言うと・・・

恒例のパラシュート花火。

 
去年は風を読まずに、ほとんどのパラシュートが森に消えました。

今年は風を読んで、昨年よりグラウンドの左側へ発射場所を移動します。

 
塾生達も落ちて来るパラシュートを取る気マンマン。

お?
今年は風を計算して、ほとんどの塾生が風下側で待機してますね。

 
準備が出来た所でパラシュート花火に着火。

あれ?
着いたのかな?
もう一度着けてみる?

 
なんて改めて着火してたら逃げ遅れたひろみちお兄さん。

発射寸前の花火の前で、へたり込み耳を塞ぐのが精一杯。


ドッカ~ン♪ 大空に無数のパラシュートが。

と・・・ この時、突然風向きが変わります。


待機していた場所から、一斉に走り出す塾生達。

どんどん逃げるパラシュート。
今年も森の中に入っちゃうのかな?


間一髪。 グラウンドの端っこでパラシュートを捕まえました。

森まであと5mくらい?
今年は全てのパラシュートを捕獲成功。


みんな自分達の獲物を見せに来ます。

この習性は塾長の家のネコと同じですね。


きっちりと捕りました♪

おお、良かったねぇ。
野球の練習を見ていると、上から落ちて来る物は何も捕れないのかと思ってたよ。


何てことは無いパラシュートなのですが。

手にした塾生達は大層に喜びます。
何か手に入れた事自体が嬉しいのかな?
まだまだお子ちゃまですからね。


と思ったら、我が子の成果に大喜びする伊藤コーチ。

ありゃ・・・



 


2013血と汗と涙の合宿 その12

2013年10月14日 | 歴史

内外野組が紅白戦形式でバッティング練習をしている頃。

 
プチクラスも基本練習に余念がありません。

まだ基本組?なんて言う輩もおりますが。
塾長の経験から申し上げますと、この基本練習を長く行った奴ほど、将来は役に立ったりするのです。


深い緑と広い青空に放たれる打球。

同じバッティング練習でも、こんな場所で打つのはとても気持良さそう。

 
いつもは良い当たりが出ないプチ塾生達も。

この日は大らかにかっ飛ばしてますよ。

 
手前がプチクラス。

向こう側が内外野組。
グラウンドいっぱいに塾生達が広がっています。

 
そして、こちらはプチクラスから派生したスペシャルクラス。

現1年生が中心のクラスなのですが。
物凄いタレント揃いのクラスでもあるんです。
果たして将来はジャニーズになるのか、吉本になるのか乞うご期待。


この投球前の構えが良いですね。

既に風格を感じさせます。
これは冗談じゃ無くて、野球をやっている人が見れば、同じ感想を持つと思いますよ。


体重移動、テイクバック、身体のタメ、左手の使い方。

これが1年生のフォームか?と思うほど、堂々とした投球フォームですよ。
これをクラス全員ができるから素晴らしい。


投げ終わった後の腕も、しっかり振れています。

そして、何よりも凄いのは、このクラスは全員が俊足なんです。
こりゃ、誰が何と言っても期待しちゃうよねぇ。


さて、給水して午前中の練習は終了です。

道具はそのままで、いったんお昼御飯になりますよ。
けれども・・・ 実は紅白戦で課せられたペナルティが。


紅白戦に負けたチームは昼食時のジュースは抜きです。

やけくそでスポーツドリンクを大量に飲む塾生達。


何がいけなかったんだろうな・・・

やっぱり打てなかったからじゃないかな・・・

 
さあ、手をよく洗ってお昼御飯。

ジュースを飲めない塾生達は、でかい水筒を持ち込みます。

 
水筒を持ってない塾生はジュースが飲める塾生達。

何も活躍してないけど、ちょっと偉くなった気分?

 
合宿最後の食事だからね。

野菜もたくさん食べるんですよ。
(どこかのお母さんほどじゃ無くて構わないけど)

 
お? みんな沢山取ってるかな?

今は脳が成長している時期なんだから、いっぱい栄養を補給してあげてね。

 
って・・・・ これだけか?

なんだこりゃ?
内緒でハトでも飼ってるのか?

 
みんなお盆がスカスカだよ。

カレーのようなシチューもあるけど、おかずが全く無いんじゃない?

 
まあ、レンオンはそれ以上取らないでよろしい。

あれ?
キズナの味噌汁は?

 
物を食べる所を見ると、子供に限らず日頃の生活が垣間見えますね。

こちらは特殊な食べ方をするボン。
やっぱり庶民とは生活が違うのでしょうか?


全ての具材を味噌汁に放り込んでから食べます。

ううむ・・・
ひょっとしてお前はアライグマか?

因みに、このボン。
何か忘れ物は無いか確認すると、きっぱりと「ありません」と答えます。

もう一度よく確認してねと言うと。
一通り荷物を確認してから「ありません」と再度自信を持って答えます。


と言う訳で、ボンの使い捨て携帯です。


 


2013血と汗と涙の合宿 その11

2013年10月12日 | 歴史

なかなかブログを書けずにごめんなさい。
ちょっとお仕事が大変な時期を迎えているんですよ。(←言い訳)

さて、お母さん達からすれば合宿中のエピソードをもっと書けと言った所なのでしょうが。
何と言っても平成塾のメインは野球です。
当然の事ながら、合宿とは野球チームの合宿なのでございます。

 
合宿2日目の午前練習。

この練習風景の写真は、今回合宿に同行して頂いたお母さん達に撮って貰いました。

 
例年、合宿では誰かしら一皮剥ける塾生が登場するのですが。

果たして今年は飛躍する塾生が現れるでしょうか。

 
キャッチボールが終わって、いよいよ本格的な練習開始。

内野組と外野組は合同でバッティング練習を行います。

 
なるべく実戦に近い方法で打たせようと、紅白戦形式で練習を行いました。

まずはポジション毎に紅組と白組に分かれますよ。

 
こちらはプチクラス。

この日はプチクラスもバッティング練習を行うようです。
さすがにプチ塾生達ではグラウンドを作れないので、指導陣がラインを引きますよ。

 
偉そうに試合開始を待つ塾生達。

野球さえやらなければ、いっちょ前に見えます。

 
慌ててプロテクターを取りに行ったチュートン。

いつも慌てて準備をする所が、チュートンのプレーの甘さを表していますね。

 
いざ、紅白戦が始まってみると・・・

大活躍するペッパー。
右に左に打ち分けます。

 
野手の間をボールが抜けた後は、塾一番の快足を遺憾なく発揮。

あれよあれよと言う間にどんどん進塁します。

 
見事にダイヤモンドを駆け抜けました。

この日ペッパーが突然変異を見せましたよ。
バッティングではライナー性の当たりを連発。
守ってはショートで堅実な守備を見せます。

ああ・・・
なのに、こんな時にコーチをやっている父親がいません。
年に一度の合宿で、見事に息子が花開いたと言うのに・・・
なんて勿体無い事をしているんだ。

 
逆に泣かず飛ばずだったのがソウシとがっちゃん。

期待されていましたが、この日は全く駄目。
他の塾生が伸びて来ているので、このままだと立場が危うくなるかもよ。

とは言え。
まだまだ先は長いんだけど・・・

 
「えっ? ストライク?」

ポロッ・・・・



【その後談】
合宿で大変身を遂げたペッパー。
鉄は熱い内に打てと言う慣用句が示すように、その次の練習ではペッパー用のカリキュラムを用意しておりました。
ところが肝心のペッパーはお休み。

ううむ・・・
肝心な時にいないとは、いったい誰に似たんだろう。


 


2013血と汗と涙の合宿 その10

2013年10月08日 | 歴史

例年と違って、時間に少し余裕のある平成塾。
荷物を大部屋に移して、グラウンドが使える時間まで待機します。

 
その前に、余ったお菓子の掴み取り大会。

袋の中を見ちゃ駄目だよ。

 
みんな真剣。

手探りで、なるべく多く、色んな種類を掴もうとします。

 
お菓子を手に入れたら、今度はロビーでテレビ観賞。

昭和30年代の街頭テレビみたいね。

 
みんな何を真剣に見ているのか言うと。

日曜日早朝のアニメ。

 
テーマソングの所では全員が一斉に歌い始めます。

これにはロビーにいた他の団体が大笑い。
ちょびっと恥ずかしい指導陣。

 
そこへ第二陣、芝山コーチと伊藤コーチが到着しました。

前日からバテ気味の指導陣。
これで少し楽が出来そうです。

 
いつまでもロビーで歌っている訳にも行きません。

グラウンドが使えるようになるまでに、ストレッチを済ませておきます。

 
ストレッチが終わったら、全員でバットの素振り。

まだきちんとバットを振れない塾生に、正しいバットスイングを教えて行きますよ。

 
早速活躍してくれる芝山コーチ。

良いですねぇ♪
とっても助かりますよ。

 
こちらも頑張る松岡コーチ。

指導陣の中で最年少ですからね。

 
だんだん良い感じになって来ました。

そのまま300回くらい振ってくれると良いんだけど。

 
みんな正しくバットを振れて無いなぁ。

家ではバットに触ってもいないんじゃないか?

 
そうこうしている内に、グラウンドが空きました。

さあ、合宿2日目のスタートです。

 


2013血と汗と涙の合宿 その9

2013年10月06日 | 歴史

朝から散歩して、部屋のお掃除を済ませて、お腹がペコペコな塾生達。
良いじゃないですか♪
こうして朝から働いて、最も大切な一日の始まりをガッツリと食べるなんて理想的な生活ですよね。

 
まずは手を洗って、消毒して。

さあ、今朝の御飯は何だろう?

 
とは言え、まだ油断はできんな・・・

昨夜はたまたま美味しかったけど、あれは囮だったかも知れん。
と言う訳で、肌身離さず納豆とふりかけを持ち歩く平成塾。

 
と思ったら・・・

またもや先手を打たれました。
この日もメニューに納豆が・・・

で、いつも思うのですが。
これは洋食? それとも和食?
どちらにも対応できると言うメニューなのでしょうが、どちらにもフィットしてないような気がするのですが・・・

 
とりあえず、慣れた塾生は生野菜多目で。

基本的に当たり外れの無い食材を多めに盛ります。

 
どうしよう・・・

美味しそうに見えるんだけど、朝から罠に嵌りたく無いし・・・
それでも、朝ご飯は日頃の塾生達の食生活が垣間見えます。
どの程度の量を食べるのか、どの程度の種類を盛り付けるのかは、日頃の食習慣が反映されますよ。

 
で・・・ まずはケムマキくん。

堀江謙一氏の「太平洋ひとりぽっち」と言う偉業を思い出すんですけど。
お皿の模様で気になる所でもあったの?


続いてアキラ。

基本的におかずはいらないのかしらん?
炭水化物を飲み物で流し込む朝ご飯?


少なっ! 申し訳程度のおかず+ロールパンって感じ?

で、皆さん、このメニューを覚えておいて下さい。
トムの朝の生活がよく分りますよ。


配膳はデタラメですが、意外ときっちり食べるケンスケ。

で・・・ 食パンはおかずなのかな?


お前はハムスターか?

ほとんど小動物の朝ご飯?


因みに塾長の盛り付けです。

これが正しい分量と盛り付け。
塾生達は朝ご飯をがっちり食べる習慣がまだ付いてないんですねぇ。

因みに味付けの方は、今年から本格的に改善されたようです。
これなら来年以降は納豆とふりかけの持込は必要無いかも♪

で、朝食時間は30分。
食べた塾生から片付けて良いからね♪ の指示に、テキパキとトレーを片付け始める塾生達。


全指導陣が注目しているのはこやつ。

何しろトレーの上が、30分前とほとんど変わりません。


そんな中、指導陣が気が付いたペッパーの頭。

もう少し丁寧に刈って下さいとお母さんにお願いしたら?
恐らくバリカンの軌道は、お前のバットスイングと変わらないと思うんだけど。


朝はガッツリと申し上げましたが・・・

そこまで皿を重ねますか?

因みに昨夜もガッツリ食べた後に、チョコマカと色々食べて。
夜中の2時にお腹が空いて目が覚めたそうです。


で、レンオンは真面目に食べてるかな?とチェックを入れてみたら。

しっかりとイスの上で胡坐をかいています。
こいつは時間など気にせず、じっくりと食べるつもりになってやがるな。


ほとんどの塾生が食べ終わり、残っている塾生もまばら。

レンオンは予想通り。
ボンは解る。
きっと家ではバイオリンの生演奏か何かを聞きながら朝ご飯を食べているのでしょう。

がっ!
トムは何をやってるんだ?
あのメニューの何を食べるのに、そんなに時間が必要なんだ?


糸井コーチ切れる。

穏やかな糸井コーチですが。
顔は笑っておりません。

お前らな・・・
しっかり噛めよ。
焦って食う必要は無いよ。
無いけどな・・・

その空気を感じて、糸井コーチの後ろで焦って食べるアキラ。




 


2013血と汗と涙の合宿 その8

2013年10月05日 | 歴史

さあ、合宿2日目の朝が来ました。

 
徐々に東の空が明るくなります。

空気もとても澄んでいますよ。

 
日に照らされて、周囲の景色もはっきりして来ました。

今日も天気が良さそうです。

 
へ?

既に6時前に起きていた塾生達。
君達はいつもこんなに早起きなの?

 
他の部屋も覗いて見ると・・・

既にほとんどの塾生が起きています。

 
昨日の夜は早く寝たからねぇ。

と言っても、早起き過ぎないか?

 
指導陣はまだ夢の中。

まだ6時前ですからね。

 
しっかりと夜が明けました。

雲ひとつ無い青空。
この日も暑くなりそうです。

 
塾生達は散歩とゴミ拾いに出発。

って・・・
まだ早すぎて、玄関のドアが開いていません。

 
ドアを開けて貰って、早朝の空気を吸い込みます。

気持いい~♪
空気って美味しい~♪

 
森の上からお日様も顔を出しました。

昨夜はあれほど不気味だった森が、その姿をさらけ出します。

 
まずは肝試しのコースを辿って、ゴミを拾って行きますよ。

昨夜消した蝋燭を回収して歩きます。

 
この時間なら怖くない♪

昨日はちょっとビビッたけど。

 
お母さん達も早朝散歩。

新鮮な空気の中を散歩して身体を起こすなんて。
都会ではできない贅沢ですよ。

 
みんな一生懸命ゴミを拾います。

自分達のゴミで無くても、森に感謝する意味で綺麗にして行きますよ。

 
中にはゴミなんかには目もくれず、全く違う物を拾い集める奴もいるのですが。

やっぱり庶民とは見る場所が違うのでしょうか?

 
森の奥はまだちょっと薄暗い。

でも、これぐらいなら泣かずに歩けそうです。


夜は怖いけど、昼間は楽しい橋。

同じものが明るさだけで、これほど違って見えるんですね。


きゃぁ~♪♪♪

一人はしゃぐお母さん。
実はずっとやってみたかったんだそうな。


この辺りはゴミが多そうです。

が、塾生達が歩いた後は、ゴミひとつ残っていませんよ。


上級生だけでは無く、低学年もしっかりとゴミを拾います。

ゴミを拾いながら、ゆっくりと身体を起こして行きます。
そろそろしっかりと目が覚めたかな?


森が終わったら、花火会場の掃除。

夜には気が付かなかったけど、明るくなってから見ると細かいゴミが沢山落ちてますよ。


そうこうしている内に、太陽も高い所に登りました。

物凄い晴天。
既に日差しが暑く感じ始めましたよ。


集めたゴミを回収します。

みんな意外と沢山拾い集めたのね。


集めたゴミはここで分別。

ゴミの種類に分けてから、みんなで持ち帰りますよ。


さあ、それが終わったら宿舎の掃除時間。

他の団体もそろそろ起きてくる時間です。


って・・・ まずはどこから手を付ければ良いんだ?

面倒だから全部持って来なかった事にするか?


指導陣のお部屋も綺麗にお掃除。

掃除が終わったらファブリーズで空気も綺麗にします。
色々と気を使って大変なのでございます。


朝から散歩してゴミを拾って掃除して。

たっぷり運動した所で朝ご飯。
お腹空いたよ~
食堂へ急げ~♪




 


メッセージ

2013年10月05日 | だから何やねん

平成塾には色んな子供が多く在籍しています。
中には、きっと平成塾が無ければ一生野球なんかに関わりを持たなかっただろう子供も散見されます。
平成塾に子供を入れる理由は様々ですが、今日はその事について少しお話ししたいと思います。

平成塾に子供を入れる際、主な理由は以下の通りです。

・ 精神的にも肉体的にも強くなって欲しいから。
・ 団体行動を通じて、自分の役割を果たせるようになって欲しいから。
・ 多少の困難から逃げないようになって欲しいから。
・ 物事を諦めずに、努力を惜しまないようになって欲しいから。

書き方や表現方法は様々ですが、概ね以上のような理由が大半を占めます。
こちらもそれを請けて、遠慮なく子供達を鍛え上げて行く訳なのですが。

なかなか甘えが抜けなくて・・・
ちっとも自分の義務を果たせなくて・・・

お母さん達が自分の子供に満足する日は、まだまだ遠いようです。


しかし、最近強く感じる事があります。

練習直前に休みの連絡を入れて来るお母さん達。

「子供が怪我をしたので休ませます」
「昨日学校で捻挫したので休ませます」

怪我をしたのだから、いつもと同じように練習はできないでしょう。
そんな子供にいつもと同じような練習を行えと言うほど、平成塾はドSではありません。

では怪我をしたら練習に参加できないのでしょうか?


先日、5年生のユウキが突き指をしましたと報告に来ました。
聞けば合宿中に右手の指を怪我したんだそうな。
ユウキはまず最初に、指を怪我した事を謝罪しました。
そして、球拾いでも何でもやりますと、そのまま練習に参加したのです。
勿論、指を使わないで済むランニングやリレーなどには積極的に参加しました。

歴代の主将を見てみると、名将と呼ばれた主将達は練習に取り組む姿勢が皆と違いました。
まず練習を休まないように出来る限りの努力をする。
決して怪我などしないように気を付ける。
それでも不測の事態が起こってしまった場合、練習に参加して自分ができる事を行う。
また学校行事などでどうしても参加できなくなったとしても、僅か5分でも参加できるようならグラウンドに駆け付けました。

なぜでしょう?

これが団体スポーツにおける、個人が果たさなくてはならない義務だからです。

もう一度、平成塾に子供を入れた理由を読み返して下さい。
今、皆さんの子供を駄目にしているのは、ひょっとしてお母さん達の考え方では無いですか?

僅か1日休ませる事で、怪我の回復は幾分早くなるかも知れません。
でも、実はそれ以上に子供は大きな代償を支払っているんです。



 


2013血と汗と涙の合宿 その7

2013年10月03日 | 歴史

塾生達が全然怖く無いと虚勢を張っていた肝試しも無事に終了し。
夜のお楽しみの第二弾♪
花火大会の開始です。

 
みんな手に花火を持って楽しみます。

他人に向けちゃ駄目だよ。
火傷に気を付けるんだよ、程度の注意しかしないのですが。

 
案の定、花火大会では危険な行為の目白押し。

火が着いている花火から直接自分の花火に火を貰う際も。
自分の花火を相手に向けて着火します。
着火と同時に「熱い~」の悲鳴が。

その火が消えた頃、「馬鹿も~ん」の怒声と同時にペシッ!

 
何しろ人数が多いので、どちらを向いても人がいます。

だから、消火用のバケツ付近で花火をしたら、みんなが消しに来れないだろっ!
ペシッ!

 
線香花火は特に気を付けてね。

絶対に持ったまま立ち上がっちゃ駄目だよ。
誰かの背中に入りましたなんて言ったら、洒落にならないからね。

って、言ってる先から立ち上がる奴が。
ペシッ!

 
かと思えば、全く花火に参加しない奴も・・・

びえ~、 ぐすっぐすっ、 ほげぇ~


だから線香花火はもっと火から離れた場所を持てと言うんだ。

そんな近くを持ってたら火傷するだろっ!
ペシッ!

 
とにもかくにも、2秒後の結果を予想できない連中の集団。

文字通り油断も隙もありません。
「塾長は花火しないんですか?」
「やかましいっ!!」

 
やってもやっても無くならない花火。

これだけ多くの花火を体験できるのも合宿ならでは?
ぐすっぐすっ ほげぇ~

 
でも、中には妙に大人の連中も。

花火なんて子供の遊びさ。
それより星を見ようぜ。

 
その大量の花火もやっと終盤。

みんな無事に終わる事ができたかな?

 
と思ったら、やっぱりこいつか。

火傷しました・・・

 
花火を消す時に、他の花火に触ってしまったそうです。

水道水で冷やしてやります。
こやつの製作責任者出て来いっ!

 
肝試し、花火が終了したら部屋に戻ります。

ここから先は1時間ほど各部屋で自由時間ですよ。

 
何しようかなぁ♪

みんなで部屋を片付けるなんてのはどう?
翌朝とっても気持が良いと思うけど。


などと言っている間に、片っ端から根落ちする塾生達。

たまにテレビもゲームも無い生活も悪く無いね♪

 
どの部屋を見ても、ほとんどの塾生が爆睡中。

この日は朝も早かったし、徹底的にしごかれたからね。

 
こうして合宿初日の夜は暮れて行くのでした。

おやすみなさ~い♪

 


2013血と汗と涙の合宿 その6

2013年10月01日 | 歴史

さて、いよいよその時がやって参りました。

血と汗と涙の合宿は、間違いなく野球チームの合宿の筈なのですが。
なぜか夜に行われる肝試しがメインだと思っている塾生が多いようです。


太陽が木の間に沈んで2分後。

周囲は真っ暗になりますよ。
都会と違って、日が沈むと本当に真っ暗なんです。

 
塾生達も準備を整えて玄関に集まって来ました。

でも顔には全く笑顔がありません。

 
玄関先に集合する塾生達。

話は自ずと懐中電灯の明るさの事に。

 
浮かれポンチの顔からも笑いが消えました。

みんな態度にこそ出しませんが、内心は相当切羽詰っている様子。

 
何しろ、宿舎の前の景色がこの状態。

まだ合宿所の門を出たばかりでこれなんです。
で・・・
30メートルほど歩くと、森の入り口。

 
こんな感じ。

まだ明るい内に紹介した肝試しのコースと見比べて下さい。
点々と光っているのは、コースを示す蝋燭の灯り。
これだけで充分に怖いですね。

 
昼間見た場所と違う・・・

トップはケンタロウ。
しかも一人。
こりゃ、バンジージャンプの方がマシかもね。

 
ケンタロウが出発♪

20メートルも進むと、すぐにケンタロウは見えなくなります。
かろうじて懐中電灯の灯りで、どの辺にいるのか判るくらい?

 
続いてソウシとチビダイのコンビ。

とりあえず後ろが詰まらないように、ビビリそうも無いチームから出発させます。
去年は各チームの間隔を5分ほど開けたのに、最後は8人で帰って来た奴らがいましたからね。

 
出発~♪

この手のアトラクションは、本当に強い奴と全く駄目な奴に別れますね。
幸いにしてソウシはチビダイのお守りが出来そうです。

 
他の塾生達も、だんだんと他人事では無くなって来ました。

こんなに子供達が大勢いるのに、誰もはしゃがないって凄く奇妙な光景ですね。
それでは森の中へ探検に行ってみましょう。


薄暗い懐中電灯を1本持って、トボトボと進む塾生達。

江戸時代の人達は、蝋燭の灯りだけでこうして山道を歩いたんですねぇ。
って、今はそんな事はどうでも良いってか?


虫の声と、自分達の足音だけが妙に響き渡ります。

でも、それ以外の音が聞こえたりしたら、とっても嫌だなぁ・・・


何か動いたっ!

ねえっ! ねえっ! 何かいるよ。

実は隠れている指導陣やお母さん達も、とっても怖いのです。
因みに指導陣の中で、この手に最もビビリーなのが服部コーチ、次いでひろみちお兄さん。
服部コーチに至っては、未だに脅かし役になった事がありません。
一説によると、肝試しに参加したく無いから合宿を全て参加しないとか。
嘘か本当か、来年の合宿で服部コーチの動向に注目しましょう。


さあ、何人かの塾生が宿舎に戻って来ました。

今年は白いワンピースの女の子に会わなかった?


と、無茶苦茶不機嫌そうなナナ。

なんだ?
どうした?


こいつが手を振り払って、一人で走って逃げたんです。

しかも1本しか無い懐中電灯を持って。

げっ!
そりゃ酷い。

と、全員の非難が集中していた、その時・・・


ほげぇ~っ おぇ~っ びぇ~っ

物凄い号泣で戻って来る塾生が一人。


もう宿舎だよ・・・

ほげぇ~っ ぶぇ~っ うぎゃぁ~っ
既に他の塾生達の聞く耳すらありません。


びぇ~っ ふぇ~ん ほげぇ~っ

よしよし、こっちだよ。
優しく手を引いてエスコートするケムマキくん。
肝試しの最中、ずうっとこんな感じだったそうです。

ここまで派手に泣かれたら、ケムマキくんもお化けどころじゃ無いわね^^