東綾瀬公園野球場において、指導陣とJTB印刷野球部と練習試合を行います。
JTB印刷野球部はチョコパパが所属しているチームで、先発ピッチャーはかなり速い球を投げるそうです。

見た目は大した事は無さそうな体形なのですが・・・・
とにかく!
他の選手に打たれても、チョコパパだけは塁に出さぬように頑張りましょう。
尚、当日の午前中は塾の開催日です。
その足で昼食を摂り、そのままグラウンドに向かう予定です。
みなさん、野球の試合を行う格好、スパイク等をお忘れ無く。
本当に底冷えのする朝方。
こんな季節は、いつも通りのストレッチをした程度では身体はほぐれません。
怖いのは身体が温まったと勘違いする事による事故や怪我。
特に寒さから固まった筋肉や腱を傷めたら、一生取り返しのつかない事になります。
その為にどこのチームでも冬場は余分に走らせたり、入念なストレッチを行いますがHei成塾ではもっと手っ取り早く子供達の身体を温めます。
開始30分も前になるとほとんどの塾生が集合を終えています。
主将に命じて、いつもよりかなり早い集合が行われました。
「今から身体を温めるよ~♪」
塾長の一言に塾生達は怪訝な顔。
何をそんなに心配しとるんじゃ・・・ ( ̄д ̄)
「これよりジャンケン鬼を行う」
次の塾長の言葉に一部の塾生から歓喜の声が。
ジャンケン鬼を知らない塾生の為に、ルールを説明します。
ここで皆さんにもルールの解説。
ジャンケン鬼とは塾長が考案した鬼ごっこで、全員が3組に分かれて鬼ごっこを行います。
パー組とチョキ組とグー組に分かれたチームは、各々自分が勝てる相手のチームのメンバーを捕まえます。
つまりグーはチョキを、チョキはパーを、パーはグーを捕まえる訳です。
当然、自分を捕まえに来る相手をかわしながらの捕獲ですから、四方八方を見渡しながらの状況判断が要求されます。
何しろ1チームが10人以上はいますから、文字通り休む暇なんて有りません。
さてさて、ゲーム開始。
3チームが入り乱れて、グランド中を所狭しと走り回ります。
グローブをはめているのがグー、ボールを持っている又は帽子を捕っているのがチョキ、何も持っていないのがパーです。
1試合5分程度の間、塾生達は休む間も無く全力疾走。
恐らく大人がこれをやったら、死亡者が続出する事でしょう。
笑いながら楽しそうに鬼ごっこを行いますが、実は1ゲームの間に塾生は平均して1km以上を走りきります。
これを何度も繰り返すだけで、知らない間に5km以上の全力疾走を行っているんですね。
そんな事とは露知らず、塾生達は楽しくて仕方がありません。
捕まえる方も捕まった方も笑顔でVサイン。
因みに自衛隊は、やっぱり専守防衛。
拉致や拿捕はあまり得意では無いようです。
鬼ごっこなんて、最近の子供達はあまり真剣にやらないみたいですが、大きいのやら小さいのやらが入り混じって楽しそうに走る姿は微笑ましいものが有ります。
やってる塾生は苦しくて仕方が無いだろうけど・・・
学年の壁を超えてみんなで楽しく、体力も増強されて、身体も充分に温まると言う一石二長ならぬ一石三長のゲームなのでした。
ただ単に走らせるだけのチームも有りますが、指導者のひと工夫でこんなに楽しいゲームに様変わりしますね。
結果を求める動きをさせるなら、勉強でもスポーツでもまずは子供達に飽きさせない事が重要です。
子供達を指導して行く上で、もっとも重視しているのは待ち時間を作らない事です。
待ち時間 → ひま → 集中力の欠如 → 遊びだす → 怪我をする
この図式がものの見事に当てはまるからなんですね。
これは仕事のマネジメントにも当てはまり、暇な奴を大勢出す奴ほどマネジメント能力が無いと言う事になります。
とは言え、屋内練習で子供達に待ち時間を作らせないのは至難の業。
どうやって集中力を維持させるかが腕の見せ所です。
特にティーなどは屋内では一度にできるのが一人だけ。
そうなると自分の順番が回って来るまでは誰一人として大人しくしていません。
だからボールを集める際に、多少のやんちゃを許しているんですね。
いったん「球を拾え」の号令がかかると・・・
見て下さい。 このゴキブリのような俊敏な動き。
投げる球を集めるのに必死です。
でも・・・
これは明らかにやりすぎ。
球を集めろと言ったでしょっ!
撒いてどうする。
さてさて、一通りバッティングとピッチングの練習が終わったら、基本的な体力トレーニングに移ります。
これは野球部に限らず、雨の日は各運動部が行いますね。
けれど、ここでも一工夫。
誰も手を抜かないように、チームに分けてリレーをさせます。
4チームに分かれて、3年生以下は10回、4年生以上は30回のリレーです。
これがなかなか厳しい・・・・
本人は目一杯頑張ってるんだけど、チームの仲間からは「休むな」「早くしろ」。
鬼のような声援が響きます。
ちゃんと腕立てが出来る奴は早いんだけど、中には腕を曲げずに腰だけ上下に振る奴が・・・
その動作・・・どこで覚えた? 本能?
明らかに怪しい動作で腕立てだと言い張ります。
このリレーを2回もやらせると塾生達はバテバテ。
妙に大人しくなるのですが、Hei成塾を甘く見てはいけません。
まだまだ厳しいトレーニングが楽しそうに続きます。
ここの所、非常に多忙を極め、なかなか日記の更新もままならない塾長です。
そんな多忙の中、日記を書いているのにコメントが少ないのが気に食いません。
特に裏でのコメントは必ず行うように。
足あと残して、知らん振りは駄目ですよっ!
さて、気を取り直して久し振りの日記です。
今では有名になってしまったイチローの振り子打法。
今更「あの打ち方はおかしい」「きちんと直すべきだ」なんて解説者もいなくなりました。
張本あたりが言いそうだったけどねー・・・
張本の打ち方も変わってましたけどねー・・・
守備はもっと変わっていて、ゼットのグラブは弾き抜群なんて言われてたけどねー・・・
それはさておき、イチローに限らず打撃フォームは人それぞれでございます。
古くは近藤和彦の天秤打法。
王貞治の一本足打法。
最近では種田なんてのもいますね。
要するに打てれば良いのです。
打ちさえすれば、レギュラーになれたりする訳ですね。
がっ!
例えどんな打撃フォームでも打てる人には共通点が有ります。
構えている時に頭が動かない。
打ちに行く時にしっかりと踏み込む。
腰を開かずにバットを振り切るなど・・・・
それさえ守れば、あとは自由に打ちなさい。
それがHei成塾の教え方なんですね。
要するに細かい事は言わない。
将来、プロ野球界を引っ張って行く大打者になるかもしれないのに、こんな所で子供達の才能を潰してしまってはいけません。
で、実際の塾生達のフォームを見てみましょう。
べったんのティー。
さすがに主軸打者がミートに徹すると、無駄な力が入りません。
実際の試合でこれが出来れば、4割どころか5割は打てるでしょうね。
アニジャのティー。
元々バットを綺麗に振り切る事が出来た塾生。
Hei成塾に来てから、大振りが無くなり、腰が開かなくなりました。
何より進歩したのは頭が動かなくなった事ですね。
打撃に確実性が出て来ました。
チョコのティー。
思いっきり腰が開いています。
これは結果を気にし過ぎる時に出る現象。
結果よりもミートと言っても、この時期はなかなか出来ません。
まだまだ自分のバットを信じられない時でも有るんですね。
まさとのティー。
何と言っても、まずはバットの持ち方を覚えてね。
何回言っても右手と左手が逆になります。
こうたのティー。
随分とさまになって来ました。
ここまで来れば第一段階卒業ですね。
後は頭の位置を固定する動作を教えます。
綺麗にバットを振りぬいていますね。
で・・・・
まともな写真はここまで。
くるみのティー。
確かに・・・・ 確かにミートすれば良いとは言った・・・・
打てば良いとも言いました。
打ってます。
見事にミートしてます。
けどね・・・ (_ _,)/~~
あつやのティー。
おい・・・
お前は宮本武蔵か?
向こうに佐々木小次郎でもいるのか?
道はひたすら険しく、果てしなく遠いのでした。
屋内での練習の為に、開始の挨拶は塾生達との座談会から始まりました。
みんなで車座になって、まずは塾長の挨拶。
「え~・・・、この中で自殺するなんて文科省に手紙を送った人」
頼むよ~みんな。
明日の新聞に、彼はいつも通り当日の午前中はHei成塾に行きました、なんて書かれないでよ。
これには塾生達は苦笑します。
で、本題。
この学校にいじめはあるかい?
約半数の塾生が手を挙げます。
これには塾長は感心。
そうです、いじめを無くす為にはまずいじめを認識する所から始まるのです。
早い段階でいじめに気が付けば、やる側もやられる側もエスカレートする前に止める事ができるんです。
幸いにして現塾生の中にいじめられている塾生はいませんでした。
もしもいじめられたら、必ず他の塾生に言えと教えてますからねー
何度も言いますが、いじめなんて大人の世界でもたくさん有るんです。
けれど、大人の世界はそれなりに逃げ道がたくさん用意されています。
会社でいじめられたら会社を辞めれば良い。
けれど子供達には逃げ道が用意されていないんですね。
いじめの論理はいじめる奴といじめられる奴の他に、見て見ぬ振りをするグレーゾーンの奴らがいる事です。
後から追求されても、僕は何もしていません。
私は笑ってただけです。
そんな論理で、実は大切な友達を大いに傷つけているんですね。
それらの対処法を塾生達に教えて、いつも通り練習開始です。
せっかくの屋内練習なので、まずはスライディングのコツと考え方を教えます。
こうでね、ああでね、こうなったら止まっちゃうからね。
だからこうしなくちゃいけないんだよ、わかった?
言うは易し、まずは実践。
簡易トランポリンを横にして、そこに滑り込ませて見ました。
早太のドロップキ~ック!
これなら相手の二塁手もカウント8までは立てないでしょう。
秘密兵器の突貫カメくん。
交通事故を思わせる光景と相成りました。
道は険しく、果てしなく遠いのです。
続いてティーバッティング。
以前用意した屋内練習用の新聞紙のボールが役に立ちます。
半分は廊下で投球フォームの確認。
投げるフォームが悪い奴から廊下へ出されます。
まずは低学年からスタート。
この日、なぜか小原コーチはノリノリです。
ラケットで顔をかくして、さあ当ててみろなんて喜んで座っています。
床が滑るので、ただでさえ打てない低学年には厳しそう。
慣れないカラーバットも軽すぎて、なかなかいつものようなバッティングが出来ません。
ここは腰をどっしりと落とした上級生のバッティングを見せる必要が有りますね。
主将、ちょっと見本を見せてやってくれ。
はい、と前に出てきた主将。
他の誰よりもひどいフォームで空振りです。
・・・・・・・・・・・・(-"- )
やっぱりバッティングはべったんですかね。
そうそう、これこれ。
これで低学年に立っている時の構え、振る時のフォーム、そして顔の位置を教える事が出来ました。
やっぱり打てる人は、ほんのちょっと他のみんなとは違うんですね。
お休みの日は・・・
前のブログもそうでしたが、極端にアクセス数が落ちるので少し寂しい・・・
逆に月曜日は毎週とてもアクセス数が増えます。
みんな会社のパソコンでアクセスするから?
今やパソコンは家電です。
みんなぁ~ 一家に一台、ネットに繋がっているパソコンを。