インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

上級生と下級生

2008年01月31日 | 歴史
平成塾では上級生も下級生も同じメニューをこなします。

彼は1年生だからここまでで良い、貴方は上級生だからもっとやりなさい、なんて区分けは一切有りません。
以前にも書きましたが、実は同じメニューをやらせると上級生の方が辛かったりするんです。

それは筋肉の発達の仕方に大きく影響されているんです。
下級生のうちはそれほど筋肉が付いていないので、何度もダッシュを繰り返しても乳酸が溜まりません。
その為に筋肉の有る上級生ほど疲れるんですね。


最初の頃は上級生も下級生も同じ表情をしています。

塁間のスピードは、当然の事ながら筋肉の発達している上級生の方が早いですね。
けれど、何度も繰り返すとどうなるでしょう?


2回や3回なら負けません。

上級生には意地もプライドも有るんです。
そう簡単に下級生に負ける訳には行きません。


けれど、何故か余裕を感じる下級生達。

4回目を過ぎた頃でも、最初の頃と全く変わりません。


必死で走るマイクロキャプテン。

身体は小さいけれど筋肉は有るみたいです。
それが証拠に、段々と顔が歪んで来ましたよ。


必死に走るプリ。

自分の身体を重たく感じ始めたのが解りますね。
当初のダッシュと比較すると、格段にスピードが落ち始めています。


身体が軽い分だけ、体力が残っているシキボー。

まだまだ二塁へダッシュ出来る体力が残っています。
一塁をあっと言う間に駆け抜けて行きました。


アキラも身体が重たくなり始めましたね。

身体が重たく感じると、それだけで相当の体力を消耗します。
恐らく二塁が遠く感じている事でしょう。


自衛隊そっくりのフォームで駆け抜ける防衛大。

ここの兄弟は、ある時突然電池が切れます。
それまでは元気に走っているんですけどねぇ。


足が伸び始めたアチャモ。

そろそろ成長痛が始まる頃かな?
この時期に筋肉の質が変わり始めます。
それまでは、どんなに鍛えても瞬発力しか養えません。


タッパは有りますが、まだ下級生の孫旦那。

みんなが辛そうに行っているベーランもこの笑顔。
筋肉が成長するまではまだまだ時間が有るので、今の内はどんなに走らせてもほとんど疲れません。

上級生が泣きそうな顔をしてハアハア言っている時でも、余裕の笑顔でございます。


このように、6年生と1年生が同じメニューをこなしていても、必ずしも1年生が可哀想って訳では無いんですよ♪



ウォームアップ

2008年01月30日 | 歴史
やっとストレッチと準備運動が終わり、ほっと安心するマイクロキャプテン。


やれやれと言う表情から安堵しているのが伺えますね。

こんな寒い日にはグラウンドも相当冷えています。
同じストレッチでも、暑い日も辛いけど寒い日は身体が冷えて辛いでしょ?
はい、今日は寒いですからね・・・・・ えっ!? あ、あの、いえっ!

もう遅い。
そうかぁ♪ 今日は寒いかぁ♪ 
寒いんなら仕方が無いよねぇ♪


寒いと言うなら温めてあげましょう。

ウォーミングアップのウォームとは、温めると言う意味なんだよ♪
身体を柔らかくする事じゃ無いのね。


恒例の塁間ダッシュの始まりです。

走る姿勢、ベースを踏む場所、ベースを駆け抜ける姿勢が悪いと、何度でもやり直しを命じられます。
しかも最初の3歩でトップスピードに乗らなくてはなりません。


次々とスタートする塾生達。

指導陣は一人一人の走り方を観察し、ちょっとでもおかしな所が有るとやり直しを命じます。
スタートが遅いっ!
姿勢が高いっ!
足が上がってないっ!
腕が振れていないっ!

まあ、早い話しが難癖とも言います。


中にはこんなスタートをする奴も・・・

小島よしおですか?


何度も何度もやり直させるお陰で、ミナミのスタートも綺麗になって来ましたね。

力強く足を踏み出して、綺麗に腕が振れています。


ゆうきのスタートも姿勢が低くて良いですね。

腕の振りに無駄が有りますが、それさえ直れば相当スタートは早くなりますよ。


1年生とて上級生と同じ距離、同じ回数をこなします。

今日はお父さんが僕を見捨ててゴルフに行っちゃいましたが、僕はここで休む訳には行きません。
きっと家に帰って来たお父さんは、今日は良いスコアだった、良いショットが出たと夕飯の時に自慢をする事でしょう。
僕は夕飯の時に何も自慢する事が無かったとしても、黙々と自分のやらなくてはならない事を続けます。


それにしても辛い・・・

誰だぁ? 簡単に塾長の誘導尋問に引っ掛かった奴はぁ!



恐怖の柔軟

2008年01月29日 | 歴史
平成塾で厳しいと言えば、言葉遣いを間違えただけで何周も走らされる事が有名ですが。
実はある塾生達にとっては、グラウンドを何周も走るより辛い事が有るのです。

それは練習前と練習後に行われる柔軟を兼ねたストレッチ。
平成塾独自に作られたストレッチメニューは、身体の固い塾生にとっては恐怖の時間。

けれど、これを行わないと怪我に繋がるので、絶対に避けては通れません。


塾生達のストレッチを直前に控え、手薬煉引いて待つ指導陣。

さあ、いっちょー行ったるかぁ~
妙な気合が聞こえて参ります。


この時にダラダラと無駄口をきいている塾生は、飛んで火に入る夏の虫。

既に指導陣はこの段階で、何人かの塾生をロックオン。


真面目にやらんかいっ!

ミサイル発射♪
のけ反る塾生。


恐怖に慄きながら、目立たないように脅えるマイクロキャプテン。

どうかこちらには来ませんように・・・・


真面目にやってますとアピールするも、決して指導陣と目を遭わせないマリコ。

ひたすら寡黙に・・・
目立たぬように・・・


さあ、いよいよメインイベントの開始。

身体の固い子はいね~が~


あっと言う間に襲い掛かる指導陣。

グラウンドに響き渡る怒号と悲鳴。
痛~い いったぁ~い


我を忘れる卒部生。

お、俺だってなぁ・・・
現役の時はなぁ・・・
この程度で痛がってるんじゃねえよっ!

ひぇ~
だって・・・ いたたたた・・・ か、身体が固いんですぅ~・・・

その一言に塾長が反応。


ならば柔らかくしてやろうじゃないの♪

ぎょえ~・・・・


練習開始前の毎度恒例のイベントでございます。


始まるや否や

2008年01月28日 | 歴史

教わる立場の主将、副将が指導陣よりのんびりとグラウンドに顔を出し、9時きっかりに全員集合の号令がかかります。


上がれ~っ の掛け声でわさわさと集合する塾生達。

この寒い中、本当に多くの子供達が参加しておりますね。


遠くから見ても、近くで見ても小さいマイクロキャプテン。

けれど、この日の参加時間は非常に態度の大きいものでした。
隣にいるのは身体も態度も大きい副将のプリ。

全員が集合すると、今まで賑やかだったグラウンドに静寂が戻ります。
ところが、この日は何故かグスグスと妙な声が・・・・


見ると一番端っこでカカオがベソベソ。

へ?
なんだ?
まだ始まってもいないぞ。

おーい・・・
お前達が泣くのは、もう少し後になってからだよー

聞けばグローブを家に忘れて来たとか。
慌ててお父さんが家に取りに戻りましたが、実際は持って来たカバンの中に入っていたそうです。
それを知ったお父さんが後からグラウンドで泣いたとか、泣かないとか・・・

それにしても今年の1年生。
隣でベソベソに泣いている仲間がいるのに、全く意に介しません。
なかなか大物達が集結しているようです。


練習前

2008年01月27日 | 歴史
主将、副将を除く上級生の活躍のお陰で、この日は練習開始時刻の随分と前に準備が整いました。


やる事が無くなって、途方に暮れる塾生達。

いざ遊んでいても良いと言われると、何をしようか考えてしまいます。
昨年までの6年生達は、こんな時間を利用して有効な練習をしていましたけどね。


むしろ低学年の方が練習に貪欲です。

それにしても・・・
広いグラウンドが空いているのに、なんでわざわざこんな狭い場所でキャッチボールをしたがるかなぁ。

こんな狭い場所だと、上手い人達でもキャッチボールなんて難しいのに、自分達は本当に下手である事を強く認識したいのかしら?


吉沢コーチが砂場で幅跳びを始めました。

塾生達はどのくらい飛べるのでしょうか?


まずはミナミの跳躍。

低いっ
これでは遠くまで飛ぶ事ができませんね。


続いて秘密兵器。

サッカーではゴール前のヘディングを競り合うので、飛ぶ事には慣れている筈。
全身のバネを使って、意外と遠くまで飛びますよ。


シキボーの豪快なジャンプ。

これは高く、遠くまで飛んでいますね。
平成塾の猿飛佐助でございます。


あつやのジャンプ。

何故かカメラの前に飛び出して来る時とポースが同じです。
つまりあつやは、飛ぶ時には競技や距離に関係無く、いつでもこのポーズなんですね。

この日も寒いけれど、塾生達は少しでも身体が温まったかな?


学習機能

2008年01月26日 | 歴史
さてさて今年初めての平成塾。

昨年末はグラウンドの準備が遅れた事で、練習前にとんでも無い目に遭った塾生達ですが、この日はどんなものでしょう?
心配しながら塾長がグラウンドに到着すると・・・

お?


なんと、既に準備を始めていますね。

なかなか感心♪
まあ、家のペットでも一度怒られて罰を与えられると、次からは覚えたりしますからね。
問題はいつまで覚えているかと言う事でしょうか。


え~と・・・ 直角を作るには・・・

一辺の長さが3対4対5だから・・・・
どこが5の辺になれば良いんだ?


ここが5なら、ここが4でしょうか?

するってえと、5よりも3の方が長いのか?
あれ?


この日のライン引きはシューマがトライ。

吉沢コーチのサポートを受けて、真っ直ぐに線が引けるかな?


ヨタヨタ・・・・

トボトボ・・・


直角はなんとかなったが、45度はどうやって計れば良いんだ?

3対4対5の中間だから、1.5対2対2.5じゃない?
あれ? これも直角だよ・・・

あのね・・・
本塁と二塁を結べば良いんじゃないですか?



あ、そうだ塾長っ!

僕達のサッカークラブ。
前回の大会で2位になりました。

褒めて下さい。

よしよし・・・

こうして、みんなで練習開始前にグラウンドの準備を整える事ができました。
が・・・・
肝心のマイクロキャプテン、プリ、ポワワンの主将副将は、この時まだグラウンドに姿を見せていないのでした。


今年度の思い出14

2008年01月25日 | 歴史
年間の思い出と言えば、必ずしもグラウンドの上ばかりで無い事も沢山。

塾生達の個人的な相談から、嬉しかった事や悲しかった事の報告。
更にはみんなで頭を使った勉強会。

でも、なんと言ってもみんなで行うディスカッション。


今年も大勢の父兄から、いろんな御意見、情報を頂戴致しました。

お母さん達と言うのは、本当に沢山の情報を持っています。
指導陣としては、子供の環境や今後の育成に影響するような貴重なお話しが伺えますね。

大勢の父兄から色んなお話しをお伺いする事で、その時に解らなかった行動の理由などが、後からジグソーパズルの様に繋がったりするんですね。
そして、それらの情報は子供達を指導する際に、大いに役立っておりますよ。




で・・・

明日は今年最初の平成塾。
心配された天気は大丈夫のようですが、朝の冷え込みは相当な物が予想されます。
子供達を家から送り出す前に、是非とも1杯の生姜スープを飲ませてやって下さいね。

夜7時からは、新年会と言う名目の情報交換会が行われます。
参加できると言う方は、今からでもあつママに御報告下さい。

さて、今年も頑張るべぇ。


今年度の思い出13

2008年01月24日 | 歴史
グラウンドが使えない塾生達に、特別カリキュラムとして行われた「駆けっこ倶楽部」。


運動会を目前に控えて、速く走る為のフォームを教えました。

無くて七癖、塾生達の走るフォームはてんでバラバラ。
今より速く走る為にはストライド、回転、正しいフォームが必要なのです。

フォームを直しながらみっちり2時間。
運動会では苦労した甲斐が有ったのでしょうか?


今年度の思い出12

2008年01月23日 | 歴史
平成塾の活動日には、朝も早くから開門を待つ子供達。


早い塾生だと、開門を1時間も前から待っているツワモノが・・・

この界隈では、パチンコ屋の前でたまに見かける光景ですが、およそ志と健全さには雲泥の違いがございます。

この事をよく知っている塾長は、子供達の安全確保の為になるべく早くお伺いするようにしています。
それでも「まさかこんな時間にねぇ」なんて時間に子供達が来ているから毎回びっくり。


今年度の思い出11

2008年01月22日 | 歴史
およそ3ヶ月振りにホームグラウンドに戻って来た塾生達。


塾生達の表情から、ホッと安心しているのが読み取れますね。

ここならお父さんやお母さんも気軽に見学に来れるし、交通量の多い道路を渡らないで済むし、重たい道具も運ばないで済むし、何よりも保健室が有るので安心です。

ここで最後に練習したのは、まだ太陽が照りつける真夏の暑い季節でした。
3ヶ月振りのグラウンドは既に肌寒く、塾生全員が長袖になっていますね。
長い時間を感じさせます。


今年度の思い出10

2008年01月21日 | 歴史
誰もいない校庭を横目で見ながら、子供達は自転車で車の多い環7を越えて、遠いグラウンドまで通いました。


塾生達には初の公式グラウンド。

グラウンドの横にあるベンチに感激。
初めてピッチャーマウンドを見て「グラウンドが平らに整備されてませんねぇ・・・」


ボールを使って練習する為には、こんな所まで来ないといけないんですね。

今年度の思い出9

2008年01月20日 | 歴史
こうして見ると、本当に色んなイベントが企画実行されていましたねぇ。


まあ、およそ野球とは関係の無いイベントが多いのも、平成塾ならではでしょうか?

この日は用意した大量のお肉があっさりと塾生達の胃袋に消えました。
後から駆けつけた卒部生達は、何も残っていない惨状を見て愕然。


今年度の思い出7

2008年01月18日 | 歴史
今年も平成塾は多くの新入生を迎えました。


いきなり平成塾の洗礼を喰らい、泣きながらグラウンドを周る1年生。

3月に幼稚園や保育園を卒園したばかり。
お母さんと公園で遊ぶ気分で参加した平成塾はとんでもない所でした。

一切の妥協が無く、初めて参加した塾生は途方に暮れるばかり。
訳も解らずグラウンドを走らされ、途中から泣き出してしまいましたね。

それが今では上級生と互角に走り、先輩達より先にAクラスに上がろうと懸命に努力しています。

練習中も元気で大きな声が出るようになりましたよ♪




今年度の思い出6

2008年01月17日 | 歴史
今年は色んな場所に出没致しました。


公園では野球のボールが使えないので、様々な工夫を凝らして効果的な練習メニューが組まれましたね。

特に徹底されたのがラン・ダウンプレー。
走者を塁間に挟んでアウトにするプレーだけど、ひとつ間違えるといつまでも走者がアウトになりません。
追う方も追われる方もバテバテになるまで走っておりました。