インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

今年度夏季合宿

2009年02月28日 | 業務連絡
ちょっと早い連絡ですが、今年度の夏季合宿の日程が決まりました。

9月20日(日) 21日(月祭)の1泊2日です。

9月にある大型連休に合わせて開催します。
今年度は多くの父兄の参加もお待ちしていますね。


本日の予定

2009年02月28日 | 業務連絡
全く問題無く、予定通り行います。

水捌けの良いグラウンドに期待しましょう♪

塾生達は念の為にシャドーが行えるタオルを持って来てね。
あとバットも忘れずにね。

まだ風が冷たいから、ウインドブレイカーを着用の事。
但し、すぐに脱げるように準備しておく事。

水分はいつもと同じように。
寒いから少なくて良いだろう等の勝手な判断は辞めてね。


ちょっと反省

2009年02月27日 | 歴史
第一試合が終わって、散々怒られた塾生達。

ドーナツを食べて、怒られた事など綺麗さっぱり忘れたかと思いきや、意外と覚えていたのでちょっと安心しました。


まずはボールの握り方を直されるローリー。

ボールの握りは投球フォームと同じくらい大切なんです。
どんなに綺麗な投球フォームで投げても、握りがしっかりしていなければ台無し。
親指の位置を丁寧に教えます。


こちらは自発的に素振りを行う塾生達。

そうそう。
技術以前に、この気持が大切なのです。
絶対に打ってやると言う気持が無ければ、バットなんて出やしません。
まずは打とうと言う気持が必要なんですね。


振りの指導を受けるタチャモ。

こうして塾生達のモチベーションが上がってる時は、指導する絶好のチャンスです。
同じ言葉でも本人がやる気が無い時では、全く本人に届きません。
この時は物凄く集中して聞いているのが解りますね。


紅白戦の第2試合を前にバッティング練習。

みんなモチベーションが上がっているので、即座に順番に並びます。
アチャモも綺麗なスイング起動を見せていますよ。


少し積極的になったハットリくん。

スイングは出鱈目ですが、気持が前面に出ていますね。
試合の時もこうあって欲しいのですが。


往年の種田を彷彿させるイクラ。

歌舞伎役者から種田への変身?
まあ、野球選手になったのだから、これはこれで良しとします。


コウキも完全に溶け込みましたね。

周りの塾生達に気を使っていましたが、今は完全に平成塾の戦力になっています。
打撃練習も積極的に参加するようになりました。


名取コーチはお疲れ様です。

運動不足の解消になっていますか?
それどころじゃない?


そんなお陰で、第2試合は第1試合と全く別な試合になりました。

みんな積極的にバットを出すので、見ていてとても気持の良い試合になりましたね。

野球の指導者でバッティングの基本はバントだなんて言う人がいますが。
バッティングとバントは別物です。
打席に立ったら、まずは打つ。
打つ為には思い切りバットを振る。
これが平成塾の教えなんです。

結果を恐れて小さくまとまるより、この時期は豪快なフォームで振り切る事を覚えて下さいね。


さあ、紅白戦に続いて行われた盗塁練習。

何しろピッチャーが塾長。
キャッチャーがタンタンパパ。
一塁手が毛深い覆面コーチ。
ショートが名取コーチと言う布陣です。

キャプテンが二盗を試みますが余裕のアウト。
そう簡単に盗塁はさせて貰えそうもありません。


タチャモに至っては、5m以上も前でボールが待ち構えています。

タンタンパパはこの日、恐ろしいほどの強肩を披露してましたからねぇ。
前の日に奥さんと何かあったのでしょうか?


俊足ローリーでもこの有様。

もはや滑り込めばなんてレベルではありません。
引き返した方がまだましかも。


ジェッターも楽勝でアウト。

ランナーとして最も嫌な時間を存分に味合わされます。
このままレフトまで走って行きたい気分?


ハットリくんにも優しくタッチ。

名取コーチの優しさが滲み出ていますね。
これが塾長ならグローブで思い切り引っぱたいている所なのですが。


な、なんとチュウ太が盗塁成功。

と言っても、タンタンパパからの送球が逸れただけなのですが。
狂喜乱舞して二塁に踊りながら飛び込むチュウ太。


ブンブンもタッチアウト。

日頃は盗塁なんてやり放題の塾生達。
正しい守備が入ると、簡単に盗塁なんて出来ない事が解ったかな?


ニ塁ベース手前で右往左往するユースケ。

スタートはなかなか上手いんですけどね。
それを上回る指導陣の守備。
どうしようか悩んでいるのがよく解りますね。


ニ塁の名取コーチと目が合うヒロヤ。

もはや笑っちゃうしか無いわね、
惜しくも悔しくも無さそうな結果となりました。

さて、この日はバレンタインデー♪
塾生達にインタビューを行ってみました。


ええと・・・ 親戚家族以外からチョコを貰った奴。

はい。
はーい。
はいっ!

意外と多いのにびっくり。


なんだと? いったい誰からいつ貰ったんじゃ?

はいっ!
午前中に僕の家に届けてくれた女の子がいました。

ぐっ!・・・
なんだと?
思い切り青春しとるやないかい・・・


じゃあ、まだ貰ってない奴。

はーい・・・

なんだ?
お前達は日頃から女の子に優しくしてるのかっ!
ピシパシピシパシッ!

泣きっ面に蜂の塾生達。


そんなこんなでお疲れ様でした~

来年は沢山のチョコを貰って、塾長にお裾分けするように。
因みにお母さん達から頂いても、全く不都合は無い事を家に帰ってから伝えるように。


最後は卒部生でもあるイクラのお姉ちゃんのプーから手作りのチョコを頂きました。

で・・・
なんでプー本人が渡しに来ないんだ?
プー、周って来~い。

バレンタインデーに行われた練習のひとコマでございます。


鳴いた烏(カラス)が・・・

2009年02月26日 | 歴史

紅白戦の第一試合を見て、何もかも気に喰わない塾長。
それまで我慢していた怒りが爆発。


まずとっ捕まったのがナオキ小。

ことごとくボールを後ろに逸らすキャッチングに、コンコンと説教を垂れます。
いいか、キャッチャーがボールを後ろに逸らすなんて事はなぁ・・・
ピッチャーだってなぁ・・・
今までの練習はこれをだなぁ・・・
そもそもプロテクターってのはなぁ・・・


続いて捕まるジェッター。

いいか、セットってのはなぁ・・・
プレートに付ける足はだなぁ・・・
身体を動かさないで一塁を見るにはなぁ・・・


それでも怒りは治まらず。

いいか、お前ら紅白戦を行う意味はだなぁ・・・
第一、お前ら打席に何しに行ったんだ・・・
バットを出さないって事はだなぁ・・・
特に足のある塾生はだなぁ・・・
キーッ!


全員が神妙な面持ち。

日頃はヘラヘラしている塾生達も、この時だけは神妙な顔つきになります。
全員が反省しきり。
かなり凹んでいる様子。


そこへチュウ太ママから差し入れが・・・

そうか、この日はバレンタインデーだったんですね♪
とっても美味しそうなドーナツでございます。

凹んでいる塾生達に、手を洗った順番で並べと指示を出すと・・・


人はこれだけ俊敏に動く事ができるのか? ってくらい素早い動き。

既に30秒前に起こっていた出来事は、綺麗さっぱり忘れられております。
僅か30秒で激変する表情。


みんな銘々好きなドーナツを持って、満足そうな表情。

なんか上野動物園辺りで見た事のある光景です。
練習中では見せた事の無い集中力を発揮しておりますね。


美味しいかい? の質問に歓声で応える塾生達。

ああ・・・
練習中もこれだけ声を出してくれたら・・・


不動の打線

2009年02月24日 | 歴史
打席に入る塾生達。
たかが紅白戦と言えど、試合となると平常心を保つ事ができません。
誰も彼もが必要以上の緊張をしている様子。


全身に力が入りまくりのチュウ太。

今なら目の前に廃屋が有っても、バット1本で解体しそうな雰囲気。
どこまでボールを飛ばす気でいるんだろう・・・
明日筋肉痛にならなければ良いのですが。


指導陣の中から唯一参加しているタンタンパパ。

余裕を見せているようで、意外と緊張してたりします。
何しろ塾生達の手前、あまり格好悪い所は見せられません。
万が一普通に凡退でもしようものなら、ここぞとばかりに大笑いする他の指導陣が見ております。
特に後者は、後で何を言われるか解ったものじゃありません。


そんな良い場面で、ボールを後ろに逸らすナオキ小。

あのな・・・
試合の流れ以前に、もう少し空気を読めよ。


思った通り、固い表情で打席に入るタンタンパパ。

親子のツーショットでございます。

これって、すごく幸せな思い出になるんじゃない?
恐らく世界中の男親が夢見るような光景ですよ。

ナオキ小の結婚式の時には、是非ともこの写真を披露して欲しいですね。
将来この写真を見て、あの頃はまだ親子の仲が良かったとか・・・
まだあの頃はお父さんも元気に歩いていたとか・・・
へ?
勝手な想像をするなって?


高めのボールに戸惑うアチャモ。

まあ打席に入ると、目の高さに飛んで来るボールはつい打ちたくなるものです。
けれども、この高さのボールを打っても決してヒットにはなりません。
それが解るようになるまでには、アチャモはもう少し時間がかかるかな。


静かにボールを待つイクラ。

イクラの落ち着いた姿って、滅多に見れませんよ。
妙に落ち着いて打席に立っていますが、どこか具合でも悪いんでしょうか?


1球毎に右往左往するヒロヤ。

ジェリーを見つけたトムのような状態。
いちいちボールの軌道に反応します。
最後は猫パンチで仕留めるのかしら?


さあキャプテン。

ありゃ?
ボールが来ているのに下を向いていますよ。
最初から諦めモード?
さすがは専守防衛の自衛隊所属団体。


どこもかしこも突っ張って、案山子状態のコウキ。

おいっ!
ど真ん中やないかいっ!
そんな事ではカラスどころか、雀にもなめられますよ。


今回の収穫だったユースケ。

ユースケは打席で何をしなくちゃいけないのか、只一人解っていましたね。
実際にこの後に出塁して、本塁まで帰って来ました。
走塁のセンスも抜群です。

ただ、唯一の弱点は・・・
バットのスイングスピードが遅い事。
もう少し素振りをすれば、素晴らしいバッターになりますよ。


打ち気マンマンのタチャモ。

どんな球でも踏み込んで打ちに行きますが。
残念乍らそのバットでは、その外角に届かないでしょう。


こちらも緊張しまくりのリョウタ。

何か?
どこもかしこも突っ張っていなくちゃいけないのは、東加平小の教えなのか?
ひょっとして全校集会の時なんかは、全員がどこもかしこも突っ張っているのかしら?


さあ、迎えるタンタンの打席。

妙にバットが重そうに感じます。
そうは言っても、ここは一番チームの為に打たなくてはなりません。

投げるピッチャーは自分と同じ学年のジェッター。
ここは後々の為にも、ジェッターに自分の怖さと存在感を示す必要があります。

がっ!


危な~いっ!

相手に怖さを示すと言った点では、どうやらジェッターの勝ちのようです。



どうにもこうにも・・・
ピッチャーの仕上がりが良いのか、単に打線が貧打なのか・・・
三振の山を築く打線に、塾長の怒り爆発。

打席でバットがピクリとも動かない不動の打線なのでした。


紅白戦(プレイボール)

2009年02月22日 | 歴史

さあ、久し振りに平成塾内で紅白戦が行われました。

果たして、ちゃんと野球になるのか指導陣はとっても心配・・・
四球ばかりで、何のスポーツか解らなくなるんじゃないの?
誰しもがそんな不安を抱えています。


こちらは玉子かけ御飯チーム♪

先発はチュウ太。
満を持しての登板ですね。
タンタンパパがキャッチャーとして参加しておりますが、全く違和感がございません。


こちらはお茶漬けチーム♪

先発はジェッター。
小学校2年生が先発マウンドに上がります。
何故かみんなで手を挙げていますが、単に宗教的な問題かと推察します。

両軍のチームの名前は、単に塾生達の朝御飯のトレンドから命名したもの。
焼き魚定食、ほうれん草のお浸し添えチームなんて名前じゃ無い所がちょっと悲しい。


さて両軍のキャプテン、ハットリくんとタンタンがジャンケン。

先攻はジャンケンに買ったお茶漬けチーム。
初回から乱打戦が予想されます。


試合前の投球練習を行うチュウ太。

随分と投込ませて来ましたからね。
ここは一番、今までの成果を見せる事ができるのかしら?
98%の不安と2%の期待が入り混じる指導陣。


守るは、日本で最も頼りにならない三遊間。

ショートのハットリくんの足が、全くの他人と化しております。


反対側を見れば、日本で最も頼りにならない一ニ塁間。

ボールが転がったら、どんな行動をするのか逆に見物でもあります。


でも大丈夫♪

お茶漬けチームの一番バッターは、日本で最も頼りにならない一番バッターのローリー。
チュウ太が四球さえ出さなければ、どうにでも料理が出来るバッターです。


続いてジェッター。

見事な空振りが、この後の結果を物語っております。
第一、キャッチャーよりの足が浮いてるってどうよ・・・


そしてナオキ小。

チュウ太は指導陣の心配を他所に、途中まで相手打線を寄せ付けず。
四球も与えず走者を許しません。

チュウ太は自分でも知らない間に、随分と球の回転が良くなりましたからねぇ。
遅いボールのようでいて、打者の手前で伸びるボールはこの位の子供達には相当打ち辛いでしょうね。
ましてや、フォームも固まって来たので簡単に四球なんて出しません。

この回はあっさりと三者凡退。
わずか2分で攻撃を終えるお茶漬けチーム。


さあ初回から流れをつかんだ玉子かけ御飯チーム。

ここがチャンスと打順を組もうにも、塾生の面々を見て悩む塾長。
いっそのこと、アミダで決めるか?


トップバッターはハットリくん。

積極的にバットを振るも・・・・


続くユウタ。

2年生のジェッターに簡単にひねられます。
バッテリーはみんなの知らない所で、随分と練習して来ましたからねぇ。
投げるボールの回転が、みんなの投げるボールとちょっと違うんですよ。


ブンブンも全く快音が聞かれず。

どうやら、指導陣の大方の予想を裏切って、投手戦に持ち込まれそうな気配です。
バッターもそこそこ練習して来たから、そうは打てないとは思えないんですけど。
それを上回る投手陣の仕上がりみたいですよ。


三歩進むと・・・

2009年02月21日 | 歴史

毎度毎度塾生達のフォームを写真で載せて、投げ方が悪い所を指摘したり、良くなったフォームを褒めている訳なのですが。
どうも塾生達は自分達が褒められていたりする所を見ていないのかしら?
それとも三歩進むと「私はだれ?」状態なのですかねぇ?

塾長は褒められたりすると、嬉しくて次も同じフォームで投げようと練習したものですが。
(あまり褒められた記憶は無いけど・・・)


初夏を思わせる暖かさの中で、少し汗をかいてアップが完了。

紅白戦が控えていると言うだけで、いつもより真剣にアップしているみたいです。


アップ前とアップ後に給水。

この日は飲む量も指示されました。
気温は既に24度。
あと1度上がれば夏日です。

まだ2月の半ばだと言うのにねぇ。


さあ、紅白戦の前のキャッチボール開始。

イクラは少し身体が大きくなったかな?
投球フォームも歌舞伎から少し離れたみたいです。
まあ、それでも歌舞伎から離れたって程度なんですけどね。


練習に参加する度に、毎回投球フォームが異なるタンタン。

ボールの握りがなっていません。
ほとんどソバ屋の出前持ちって感じ?
軸足の使い方が良くないですねぇ。


前回も前々回も、その前も左手の使い方を直されたタカ。

まったく直す気がありません。


だんだんと頭角を現して来たリョウタ。

ボールを持つ手首の向きも良いですね。
グローブを畳むのが少し早いけど、テイクバックはしっかりと出来ています。


ユースケもしっかりと胸を張れるようになって来ました。

グローブを畳むのを、もう少し我慢できれば腰の開きも無くなりますよ。


投げる時には左手なんてお構いなし。

こやつに教えた時間を返して欲しいわ・・・


ほんの少しだけ投げ方が良くなったアチャモ。

ほんの少しだけね。
そう、ほんの少し。
シャドーピッチングの成果かしら?


あれほど言ったにも関わらず、まったく注意を聞いていないナオキ小。

投げる方向に顔は向いていないわ。
ボールはきちんと握っていないわ。
何か?
ケンカ売ってるのか?


アポロ神殿の前にある、古代オリンピックの石像。

おいっ!
何を投げようとしているんじゃ?
いつから陸上競技に転向したんじゃ。


左手がいい加減なので、身体が開くハットリくん。

塾生達は5分に1度説教しないと駄目なのかしら?
素晴らしいフォームで投げた時と、いい加減なフォームで投げた時では全く球筋が違うと思うんだけど。
ひょっとして、投げた後は知ったこっちゃ無いって感じ?


猫か?

投げた後は、必ず右肩を左足の膝の前に持って来いと言っているのに。
膝どころか、自分の胸の前にすら右肩が下りて来ません。


みんな教わった直後は良いフォームで投げるんですけどねぇ。
チータの歌にもありましたけど、♪三歩進んで五歩下がるって感じでしょうか。

頼むから教わった事を三歩進んだだけで忘れないでくれぇ。

こうなったら強行手段でも考えるかな。
フォームが悪い塾生は親の写真も一緒に載せるとか・・・


練習直前

2009年02月19日 | 歴史
朝も昼も夜も関係ない塾長です。
毎朝6時から夜の12時くらいまで仕事してますよー
同情するなら時間くれ。


さて、本当に温かいこの日。
例によって塾生達は時間までに練習の準備を整えます。


まずはメジャーを伸ばして一塁側のラインを計測。

この時、一塁ベースのちょっと向こうまで行った所で止まるのが如何にもアチャモ。
一塁線はイメージの中に有っても、ライト線と言うイメージがありません。
あれ?
そもそもアチャモは外野手じゃ無かったっけ?
これでいいのか?


指導陣から見たリョウタのお辞儀。

こんな風に見えます。
足を閉じて、手を揃えて、深々とお辞儀をするリョウタ。
なんて礼儀正しいのでしょう。
完璧なお辞儀だと思うでしょ?

この後、挨拶の声が小さいと難癖を付けられて、やり直しを命じられたりするのです。
本当に始末の悪い指導陣。


ラインを引き始めるキャプテン。

既に足の動きが「曲がりますよ」と言っていますね。
実際にラインもクネクネしています。
真っ直ぐに引かれたメジャーを辿って、よくもこれだけ曲がりくねったラインを引けるものだと、逆に感心してしまいます。

それでも、まだこれはましな方。


こうなると、いったいどこが基準なのか検討もつきません。

おーい・・・
これで良い当たりをファールと言われたバッターの気持ちが解るか?
その時に、どうやって納得してもらうんだ?


そこへ現れた無茶苦茶怪しいおじさん。

花粉症対策との事らしいのですが。
実はマスクとサングラスを外しても結構怪しかったりします。

それにしても、本当に怪しいな・・・


突然儀式が始まる塾生達。

なんだ?
どうした?
手を挙げていないのはジェッターだけだけど。
いったい、何がどうしたんだ?


こちらはチュウ太にバッティングの指導を行う塾長。

当てに行くのでは無くて、腰で運べとスイングを矯正している所。
目の前でバットを振られてビビるチュウ太。

大丈夫だよぉ。
バットが当たっても塾長は痛くないから。


さあ、そうこうしている内に練習時間がやって来ました。

キャプテンの号令の下、全員が列線に並びます。
おはよーございまーす。


この日の練習メニューを簡単に説明。

今日は紅白戦を行いますよ。
色めき立つ塾生達。

でも、きちんと出来なかったら、いつでも試合を止めて通常の練習に戻すからね。
「はーい♪」


紅白戦と聞いて、いつもより締まった顔でアップする塾生達。

塾生なりに少しは緊張するみたいです。
まあ、この緊張がどの程度の時間持続するのかが問題なんですけど・・・


春の陽気

2009年02月14日 | 歴史
まだ2月だと言うのに、今日はとても温かい日どころか暑いくらいの陽気。
バレンタインデーと言う事もあって、街ではカップルがチョコレートの受け渡しなんてしていたんでしょうけど、この気温ならチョコレートも随分と溶けた事でしょう。
(まあ、塾長には全く関係の無いイベントですね)

さて、開始1時間前にグラウンドに到着すると・・・


なんと、もう塾生達が着ているのでやんす・・・

まだ練習開始まで1時間もあるよ。
ちゃんとお昼御飯を食べて来たの?

遅刻は困るけど、これほど早くから来ていると妙な心配をしてしまいます。


サクサクと道具を運んだら、銘々が勝手に遊び出します。

本当に野球が好きなのね。
これから目一杯野球をやらせてやると言うのに、きっちりと野球をやり出す塾生達。


開始50分前にはこんな状態。

ほぼ塾生の3分の1が集結を終えています。
凄いね・・・
まさにやる気マンマンだね・・・

塾長と違って・・・


低学年が大好きな壁当て。

多少のコントロールの乱れにも文句を言わず、確実にボールを自分に返してくれる壁は低学年の親友でございます。

塾長が子供の頃は、近所に壁が在ったらボールをぶつけても良いと言うルールが有りましたが、最近では勝手にそんな事をしたら大問題になります。
ましてや壁当てが出来る場所すら探すのが難しい様子。


この日は練習前にヒロヤとキャッチボールをしてみました。

ボールのリリースがいい加減なので、投げるボールは全てカーブ回転のヒロヤ。
投げられる距離はだいたい30m前後の様子です。

それでも投げている内に、段々と投げられる距離が伸び始めましたよ。


こちらは狭い場所でトスを行う塾生達。

いつもとっても不思議に思うのですが・・・
なんで塾生達はこんな広いグラウンドが目の前にあるのに、こんな狭い場所が好きなのでしょう?

昨今の住宅事情が影響しているのでしょうか?


こちらも何故かシャドーピッチングを行うアチャモ。

ボールを持って無いと素晴らしいフォームで投げますね。
って、なんで本当のボールを投げないの?

それは日頃、自宅などで行う練習なのよ。
せっかくグラウンドが好きなように使えるんだから、実際にボールを投げてみたら?


それが伝播したのか、みんなでシャドーピッチング♪

高校野球の合宿所のような光景。
え~と・・・
君達はTPOって言葉を知ってますか?

まあ簡単に解説すると、時と場所に応じてって意味の言葉なんですけどね。


挙句に左でシャドーを始めるブンブン。

おいっ
それにいったい何の意味があるのじゃ。
ひょっとして塾長を挑発してるのか?


練習開始前に背中が泥だらけになったヒロヤ。

なぜか哀愁を感じさせる背中でございます。
独特な雰囲気を持っているヒロヤ。
なんかバックに屋台なんて有ると似合いそう。

自分より後ろに来たボールの追い方を、もうちょっと覚えようね。



この時、練習開始の40分前でございます。


全力疾走×n

2009年02月13日 | 歴史
社長になってから、時間と曜日の感覚が無くなってきた塾長です。
ふと気が付くと明日は平成塾の開催日ですね。
今日は少し睡眠を摂らなくては・・・・

さて、平成塾の冬場の伝統となりつつある塾生同士のリレー対決。
この日も元気に行ってみよう♪


完璧な作戦を立てたぞと、自信マンマンの塾生達。

え~と・・・
このチームのエースは2年生と3年生か?
果たして作戦通りに行くのでしょうか?


掛け声一発、リレーのスタート。

飛び出すユースケ。
大外からまくろうとする自衛隊。


バトンは次々と後続のランナーへ。

誰も彼もが真剣。
1周150mのトラックを息もしないで走り切ります。


この日リレーデビューの名取コーチ。

え~っ 走るのぉ~ 
と言いながらも、子供に抜かれるのはプライドが許しません。
ところが、ちょっとでも気を抜くと塾生達は簡単に抜かして行きます。
哀れ名取コーチは結局1周を全力で走る羽目に。


1度リレーが終わった所で、メンバーチェンジしてもう一度。

飛び出すローリー、食い付く防衛大。
疲れていても意地が勝る男の子達。


それでも何度か繰り返すとこの通り。

さすがの塾生達もへたり込みます。
ぜいこぜいこ言いながら、しばしの休憩。


で、これで許す平成塾ではありません。

さあ行くでの掛け声で、またしてもリレーの再開。
ほとんど泣きべそ状態で走る塾生達。


快速を飛ばすリョウタ。

塾生達のバトンリレーも疲労困憊の御様子。
それでもいったんバトンを持つと、全力で走らずにはいられません。
ほとんどパブロフの犬状態。


さんざん走って、やっとこの日の練習も終了。

始まる時と違って、誰一人無駄口をたたきません。


ありがとーございましたー♪

最後はきちんとお辞儀して。
お疲れ様でやんした。


明日は平成塾だよ。
このブログを見たら、今夜はたっぷりと睡眠を摂ってね。



塾長は今年のバレンタインデーも埃まみれになって、子供達と過ごす事になるのね・・・
しかも男の子ばっかり・・・・


フォーム解説と足の順

2009年02月11日 | 歴史
さて欠点だらけの塾生達のバッティングフォーム。
その他の塾生達のフォームも確認してみましょう。


バットヘッドが最短距離で出るハットリくん。

荒削りのようでいて、バットが身体から離れずに最短距離で出て来ます。
ちょっと腰の開きが早いのが気になりますが、小学校2年生でこのフォームは立派。
投げるホーム、打つフォーム共に申し分有りませんね。
なんで捕るフォームだけあんなに落差があるかなぁ・・・


妙に大人しいバッティングになったブンブン。

ひょっとして空振りを怖がっている?
一頃のブンブン振り回すブンブンはどうした?
最近、妙にバッティングが小さくなって来ているよ。
それでも遠くへは飛ばしたいらしく、きっちりと右肩が下がっていますね。
右肩を下げないようにして、また思い切りブンブンとバットを振りなさい。


恐々とボールにバットを当てるローリー。

空振りしないように、完全に手打ちになっていますよ。
これではボールを打っても遠くへは飛びませんね。
もっと腰を回してバットを振り切りなさい。
基本的に素振りが足りないのかな。
もっともっとバットを振る練習をしなくちゃ駄目だよ。


高目を攻略する? タンタン。

こんな高めの球を打っているのに、バットの軌道は物の見事に正確ですね。
しかもきっちりとバットを振り切っていますよ。
フォローの手もしっかりとバットにかぶせて、理想的なバッティングになっています。
ひょっとして、真ん中の球を打つよりも綺麗に打てた?
悪球打ちなのかしら?


思い切り叩かせて頂きます♪ と言わんばかりのチュウ太。

狙いは解る。
ボールをそばに寄せて、思い切り引っぱたこうとしているのが丸解り。
けれどね、腰を開いて待ったらいかんわねぇ。
思い切り叩くと同時に、腰の回転で持っていけば、自分でも驚くくらい飛ぶようになるからね。
パワーは有るんだから、そろそろ腰の回転で打つ事を覚えてね。


イチローのしなやかさを彷彿させるリョウタ。

すごく柔らかい下半身の使い方をしますね。
それでも回転軸がずれていないのがお見事。
バットの出方も綺麗です。
まだまだ素振りが足りませんが、ひょっとしてこの塾生は物凄く器用なバッターになりますよ。
素振りを繰り返せば、広角打法が期待できるバッターになるでしょうね。


座頭市? いえいえタカでございます。

タカは自分でパワーが無い事をよく承知しているんでしょうね。
だから、必要以上に身体中に力が入っています。
そんなに力を入れても無駄ですよ。
そんな事より、スピードを付けるように頑張ってごらん。
塾長も身体が小さく、パワーが無かったからタカの気持はよく解ります。
パワーに勝つのはスピードです、頑張れタカ。



さてさて、塾生達のバッティング練習も終わり、久し振りに走る速さを計測して上げました。
足が速いと言う事は、それだけでどんなスポーツでも有利なのです。
果たして塾生達の足や如何に。


まずは横一線で全員がスタート。

上位3名だけが勝ち抜けです。
4位以下になると、50m走を何度も何度も繰り返す事になりますよ。


2回走ってみて、こんな感じ。

右側から平成塾の足の速い順でございます。
まあ1位がローリーと言うのは頷けます。
塾長はこの塾生を初めて見た時から、こいつは将来必ず足が速くなると言い続けていましたからねぇ。
まだまだ速くなりますよ。

で・・・
3位がジェッター?
おーい、小学校2年生が3位ってのは・・・
ジェッターが速いのか? それとも周りの塾生が遅いのか?

へ?
5位が3年生のコウキで、6位が同じく2年生のリョウタ?
おいっ!
上級生は何してるんだ?


スゴスゴとスタートラインに戻る負け組。

早く勝ち抜けしないと、だんだんと辛くなって参ります。
後半になるとほとんど持久走大会?


残り少なくなって来た所で団子状態で争う塾生達。

え~と・・・
この辺りになると十羽一絡げって感じでしょうか?
共通して言えるのは、走る時に太ももが高く上がっていませんね。


さあ最後のクラスとなりました。

まあ低学年はまだ仕方が無いにせよ。
何か大きい奴が若干1名混ざってないか?

おいっ!
走るの嫌いとかほざいてるんじゃないぞ。
もっと徹底的に走り込まんかいっ!


打球への拘り

2009年02月09日 | 歴史
さて、一通り守備練習が終わった所でバッティング練習に移ります。
バッティングは守備の時以上に塾生達の心理状態を垣間見る事が出来ますよ。


まずはその前に給水タイム。

この寒空の中、塾生達はよく汗をかいております。
喉の渇きも半端じゃ無い御様子。
あまり長く休んで身体を冷やさないようにねぇ♪


バッティング練習時のチーム分けが完了。

何が嬉しいのか、妙に盛り上がる塾生達。
え~と・・・・
君達の頭の中は1年中カーニバルか?


さあ、横一線に並んでのバッティング練習がスタート。

あちらこちらで快音が響きます。
写真はだんだん欲が出て来たユースケ。
遠くへ飛ばしたいって感じが丸解りです。
その為に左肩が下がり、バットが身体から離れていますね。
これだとバットヘッドが出るのが遅れて、バットを振り遅れますよ。


積極果敢なバッティングを見せるジェッター。

好球必打を文字通り実践しております。
良い球は必ず打ちに行くと言う姿勢は非常に良いのですが。
上半身が前に突っ込んで、回転軸がぶれていますね。
いわゆる泳ぐと言う奴です。
そんなに焦らなくてもボールは勝手にそばに寄って来るから、もう少しボールを引き付けられるようになってね。


どんな球にもバットを当てる自信のあるナオキ小。

後は遠くへ飛ばすだけって感じのバッティングフォーム。
ナオキ小は当てるだけなら、どんなボールにでも当てる事が出来ますからね。
ただ問題は当てに行った時と、このように飛ばしに行った時のバッティングフォームが違う事。
これを繰り返している内は、決して良いバッターになれませんよ。
当てに行った時の丁寧なバッティングで、バットを振り切れるように練習してね。


珍しく良いスイングを見せるキャプテン。

ちょっと回転軸が前にずれてはいますが、珍しく綺麗にバットが出ています。
毎回このくらい欲をかかずにバットを出してくれると良いんですけどねぇ。
何かバッティングで目覚めたのかな?
それともたまたまでしょうか?
もしも目覚めたのだとしたら、防衛大も自衛隊同様海外派遣の法案でも通ったのかしら?
ひょっとして海賊退治にソマリアへ?


欲望丸出しのヒロヤ。

遠くへ打ちたい。
思い切り飛ばしたいって感じが丸解り。
右肩は大きく下がり、バットは既に身体から離れています。
これから思い切りバットを振り回すんだって感じが伝わって来ますね。
それでもヒロヤが大した物だと思わせる箇所が1箇所。
左足の膝が開いていません。
そのお陰で身体も開いていませんね。
右肩にもっと注意をおけば、ボールはもっともっと遠くへ飛びますよ。


野球小僧のヨシハル。

さすがに野球小僧。
丁寧なバッティングをしますねぇ。
きっちりとボールを見て、バットも最短の軌道を描いて出て来ようとしています。
ボールを引き付けているので、身体の回転軸も全くぶれていません。
このバッティングをしていれば、コースに逆らう事無くどんな球でもヒットに出来るんじゃないかな?
小学校4年生にして、既にフォームは完成しつつ有りますね♪


回転軸が安定して来たコウキ。

まだまだ下半身に固さが有りますが、コウキは自分のミートポイントを物にしましたね。
回転軸がぶれなくなったので、安定したバッティングが出来るようになって来ました。
3年生でこれだけ振れれば立派です。
後は左の脇の締め方を覚えれば、バットのヘッドスピードが一段と速くなりますよ。
そうなると後は勝手にボールが飛んで行くから、今は遠くへ飛ばそうなんて意識しないでね。


絶対に空振りしないユウタ。

って書くと聞こえは良いのですが、空振りをしたくないのでボールにバットを当てに行っていますね。
それが証拠に、足はスクイズバントの時と同じスタンスになっています。

バッターが嫌がる事って言うのは、大きく分けて3つありますね。
一つ目は振り遅れる事。
これってピッチャーに負けたって感じがするんですよ。
次は詰まる打球を打つ事。
ちゃんと打っているつもりなんだけど、ボールにバットが押されて遠くへ飛びません。
それが嫌だからバッターは必要以上にバットを振り回すようになるんですね。

そして最後に空振りなのです。
この3つがバッターが嫌がる3要素。
けれど、厄介な事にこの空振りだけはしないようにしようと思えば、どんな球でもバットに当てる事ができちゃうんです。
それが写真のユウタのフォームなんですよ。

ユウタはもう一皮剥ける為にも、空振りを怖がらないでもっとミートポイントを身体の側に寄せなさい。
次回の練習では、バッティングフォームに拘るようにね。
空振りしても問題無いから。


横槍

2009年02月08日 | 歴史
風邪をひいて、喉が痛い塾長です。

ヘロヘロなのに、午前中はラックを組み立てておりました。
しかも4つも・・・・


さて、内外野共に散々ノックで絞られて、アゴが上がり始めた頃にバッテリー陣は厳かに投球練習を開始します。


突然ライバルが現れた為に、キャッチャーとしてふんぞり返る事が出来なくなったナオキ小。

いつものようにピッチャーは交代で投込み、キャッチャーはステップに注意しながらセカンドへの送球を行わせます。


ナオキ小のキャッチングの構え。

座る際のスタンスも随分と完成されて、だいぶキャッチャーらしくはなって来ました。
けれども、爪先辺りが隙だらけですね。
もうちょっと爪先を閉じていないと、素早い動作が行えませんよ。


例によって、森の王者ターザン。

これで叫べば、どこにチータがいてもナオキ小の声が聞こえるでしょう。
って、なんでお前は投げる方向を見ないのや?
これで三塁にランナーがいたら、隙だらけだとは思わんか?


走るのは嫌いだけど、打つのと投げるのは好きなチュウ太。

左手の使い方を覚えたので、投球時にきちんと胸が張れるようになりました。
右手のテイクバックも申し分無いですね。
がっ!
なんで、体重移動がそんなに狭いのじゃ?
もっと遠くへ足を付かんかいっ!
走る距離も、投げる際も、向こう三軒両隣りで済ますんじゃないっ!


ピッチャーは交代でセカンドに入ります。

この時はジェッターがセカンド。
ナオキ小からのヘロヘロ球でグローブを持って行かれています。
おーい・・・
その送球でグローブを持って行かれてどうする。
素手で捕っても全く問題無さそうな送球だぞ。


気を取り直してもう一度。

ナオキ小のスローイングも、極稀に良い球が来たりします。
たま~にね。
忘れた頃にね。

それにしてもジェッター、捕るだけで精一杯って感じですねぇ。
この後、本当だったらランナーにタッチしなくちゃいけないのよ。
そんな足の運びでタッチできるの?

こうして、だんだんとピッチング練習に熱が入って来た頃・・・
塾長~っ!
塾長~っ! と叫び声が・・・

ん?と振り返ると・・・


大変です、ケガをしましたっ!

誰が? と聞き返す塾長。
僕ですっ! 親指の先を見て下さいっ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (-"- )

え~と・・・
すぐそこに救急箱と言う診療所が有るから、バンドエイド先生に見てもらいなさい。


ポジション毎に

2009年02月05日 | 歴史
より実戦に近い連携ノックで、ひとつひとつのプレーの精度が上がっていない事を露呈した平成塾。
各ポジション毎にもう一度基本練習が繰り返される事となりました。


こちらは延々と続けられる内野ノック。

速い打球に加えて、横の揺さぶりも始まりました。
慣れると遅い打球より速い打球の方が楽なんですけどね。
まだ野球を始めたばかりの塾生達にとっては、慣れるまでには至りません。
ビビる、足が止まる、ボールが抜けるの三段論法を繰り返します。


こんな感じ。

足が止まるから、ボールに対して正確な対応が出来ません。
絵に描いたような物の見事なタカのトンネル。
ザ・トンネルって感じ?


黙々とグラウンドを走るバッテリー組。

内外野のノックが続けられる横を、バッテリー組みは延々と走ります。
あれ? 一人足りない・・・


こちらは外野ノック。

外野手志望の塾生達が長い距離のノックを繰り返し受けます。
少なくとも自分の立っている位置から20m四方に落ちてくるボールは、全て捕らないと話しになりません。
たかが20m四方なのですが、どこに落ちるのか判断できるようになるまでは相当の時間を要するんです。


さんざん右往左往して、自分の前にポトリ。

わざと落下点を避けているような塾生達の動き。
落ちてくるボールって、そんなに危険な物か?


さすがにキャプテンは安定した守備を見せます。

がっ!
よく見ると、下半身は右へ、上半身は左に行っています。
おーい、お前はどちらへ行きたいんじゃ?


まだ慣れない塾生によく見られる捕球姿勢。

足が止まるので、最後は必ず手だけで捕球に行きます。
無駄でも良いから、足だけを止めないように心がけると上手そうに見えるんですけどね。
実際に足を止めないようにするだけで、すぐに上手くなりますよ。


意外と球勘の良いヒロヤ。

だんだんと打球に慣れて来た様子。
地味だけど堅実なプレーを行う、いぶし銀のプレーヤー。
ポジションこそ違いますが、昔ドラゴンズにいた高木守道を思い出しますね。


ローリーに対してはノッカーも厳しくなります。

ローリーの足を活かして守備範囲を広げるべく、難しい打球が多く打ち込まれていますね。
快速を飛ばしても追いつかない打球に、頭上を抜かれるローリー。
それでも、守備範囲は着実に広がって来ていますよ。


その頃・・・

老人の徘徊のようにグラウンドをテレテレ走るバッテリー組の片割れ。

おいっ!
エヘラエヘラ笑ってるんじゃないっ! (-"- )

沁み込むまで

2009年02月02日 | 歴史
喉元過ぎれば熱さ忘れると言う慣用句が有りますが。
まさに人と言うのは成長に従って、苦しかった事や辛かった事を忘れてしまいます。
辛い思い出を忘れて楽しむ事は良い事なのですが、ことスポーツに関しては上手くなるに従って基本を忘れるのは困り者です。

ましてや塾生達は小学生。
自分が上手くなったなんて考えるには百年早いのです。


先ほどの連携ノックでのプレーに、説教を垂れる塾長。

だいたいお前らなぁ~
なんで一度聞いた事をだなぁ~
少しは次のプレーをだなぁ~

はい、自分を見失っております。


誰彼かまわず、手当たり次第に怒りをぶつける塾長。

なんでもっと積極的なプレーができんのやっ!
コウキ危うし。


小さな池に向って嗚咽する塾生達。

ぼ、僕たちが悪いんです・・・
でも僕達だって・・・・


やたら立ち直りの早い塾生達。

さ、次はノックだってよ。
さっきのプレーに指導陣は頭に来てるらしいから。
ちゃんとやらないと、また怒られそうだから頑張ろうね♪

むかっ! (-"- )


と言う訳でもう一度基本から。

がっちりと腰を落として基本通りの捕球姿勢に入るヨシハル。
素早い身のこなし、ボールを恐れぬ捕球姿勢、すぐにボールを持ち替えられる右手の使い方と良い、しっかりと基本が出来ていますね。

でも、たまにこれをやらないと段々と疎かになって行くんですね。
この時点では完璧ですよ。


速いボールに正面から挑むコウキ。

ボールをしっかり見て、捕球体勢もよく出来ています。
右手もしっかりと準備が整っていますね。
何よりも足の運びが綺麗です。

まだコウキは練習に参加して数回。
センスの良さと、教えに素直に従う姿勢が感じられますね。
久し振りの正統派の塾生って感じです。


小手先の技術なら平成塾ナンバーワンのユウタ。

ボールを捕ってから投げるまでのスピードは平成塾ナンバーワンのユウタ。
最も難しい打球を軽く処理するのもユウタの持ち味。

だけどそこに落とし穴が。
意外と簡単な打球から身体を逸らします。
難しい打球は最も上手い塾生なのに、簡単な打球はもっとも苦手とする塾生なんですね。

もう一度、基本を身体に沁み込ませてね。


目の位置を目一杯下げてボールを待つユースケ。

そうです。
ボールは下から見ろと言われるほど、野手は目の位置を下げて打球に挑むんですね。
こうして目の高さを下げる事によって、速い打球も怖く感じなくなるんですよ。

教えられた事をきっちりと守るユースケ。
入塾してから、その才能はどんどん磨かれて行っていますね。


応用系の練習と、基本の反復練習。
どちらもとても大切な練習です。

塾生諸君、上手くなる為にはきっちりと基本を身体に沁み込ませるんですよ。