最近の子供達は物真似なんてしないような気がします。
塾長が子供だった頃は、子供向けのマンガ本には必ず野球マンガが載っていたり、プロ野球選手がボールを投げる時の分解写真なんて特集されたりしていました。
そんなマンガや写真のフォームを真似しながら、ヒーローに成り切って遊んだものです。
でも、最近の子供達が誰かに成り切って遊んでいる所なんて、全く見る機会が無いですね。
物真似が上手い奴って、何をやらせてもすぐに出来るようになっていましたよ。
それだけ細かい所まで見ているからなのでしょうか。
逆に今の時代は何でも教えてくれるから、教えて貰うまで待つ事に慣れちゃったのかしらね?
とは言え、今からでも色んな選手の真似をしてごらん。
(なるべく上手い奴ね、自分より下手な奴の真似はしなくて良いからね)
真似をする技術って、段々と身に着くものですよ。
ボンのスローイング。
どうしてもグローブを完全に畳めませんねぇ。
家で何度か練習すれば、すぐに身に着くフォームなのに・・・
アキラなんて左手はノーガードですよ。
力石か?
って、この突っ込みが解った人は偉いっ!
意外とフォームがまとまっているケンタロウ。
ケンタロウは関節がとっても柔らかいんですよ。
これだけ肘が後ろに曲がる奴って、ほとんどいませんね。
それだけに多少の無理が出来てしまいます。
鞭のように腕をしならせてボールを投げられる反面、無茶をして肘を壊す可能性も他の塾生より持っています。
それだけに、教えた事は必ず守ってね。
カズマは上から投げる事をとっても意識してますね。
上からを意識するあまり、もしかして背伸びして投げてる?
そこまで上じゃ無くても構わないんだけど・・・
意外と出来てるレンオン。
相手を見ないで真上を見てるし、左手なんて遊び放題なのですが。
意外にも、体重移動と肘の使い方が素晴らしいのです。
この塾生も将来は球が速くなりますよぉ。
しっかりとタメを作って・・・
上からドーンッ! って行きたい所なんだけど。
レフダイはここからの腕の振りが甘いんだよねぇ。
後はここから思い切り腕を振り下ろすだけなんだけど、どうしてここから速くならん?
豪快なフォームで投げ込むコーメイ。
ほんと1年生とは思えないフォームですよ。
フォームだけなら、既に完成してるんじゃない?
コーメイは4年生くらいになると、50m程度は投げ切るような気がします。
しっかりと腰を落として、全体重をボールに載せて来るハルト。
フィーリングはとっても良いですね。
後は左手の使い方だけ。
左手を遊ばせないで、しっかりと抱えてごらん。
それだけでボールが速くなるから。
投げるだけならナナもフォームが綺麗なのです。
ナナもレフダイと同じで、腕を強く振れないのよね。
腕を強く振り下ろす。
家でタオルを使って練習してごらん。
フォームは既に出来ていますよ。
ケイくんも綺麗なフォームが出来上がっています。
コーメイにしろ、ケイくんにしろ、グローブの畳み方がとても綺麗ですね。
上級生達はこの二人を真似してごらん。
それだけで上手くなると思うよ。
さて・・・ 主将のソウシでございます。
暫く見ない内に、随分と肘が下がってるな。
タメも作らず、随分と楽な投げ方で手抜きが一目瞭然。
ちょっと遠投をやらせてみますか。
腕の振りはとても良いベープ。
腕は綺麗に振れてるんだけどね。
なんか途中でボールが抜けるのよね。
普通これだけ腕を振れば、もっと速いボールを投げる筈なんだけど。
なんだろう?
ボールをきちんと握ってないのかな?
しっかりとグローブを畳めているリョウ。
ほらね。
グローブを畳むだけで、これだけ綺麗なフォームに見えるでしょ?
リョウも腕を思い切り振る練習をすれば、すぐにボールが速くなりますよ。
フォームはとても綺麗よ、後は強く腕を振るだけ。
売り出し中のトム。
腕を強く振ると言う点だけ見ると、今の塾生達の中で最も強く振れている塾生ではなかろうか。
トムの場合は、フォームを綺麗に作ってから投げると言うよりも。
とにかく腕を強く振る。
後は他の身体が腕の振りに付いてくるって感じ?
でも、実はそれが最も正しいフォームの覚え方なんですよ。
みんな、トムの腕の振りをよく見て真似するようにね。
キャッチボールデビューのユーダイ。
いいねぇ^^
最初は何もやった事が無いし、何も出来ませんってのが良いですね。
全てはここから始まるんです。
ここから一歩一歩階段を上って、気が付いた時には素晴らしい選手になってたりするんですよ。
その時には、この写真はとっても貴重な物になってますよ。
だからぁ・・・
ここをこうして、こうだって言ってるでしょ。