インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

基本のキ

2017年11月24日 | 歴史

どんなスポーツでもそうですが、こう言う場合にはこうなって当たり前と言うプレーがあります。

野球にエラーは付き物ですけど、打った瞬間にバッターが諦める事と言えばポップフライ。
ポップフライとはホームランのように大きな当たりでは無く、内野に高く上がったフライを指します。
勿論この内野フライも含めて、外野に上がったフライでもバッターが塁に出る可能性は極めて低いのです。

まだゴロであれば、野手が捕球する直前にイレギュラーバウンドするかもしれませんし、捕ってから投げるまでにボールを掴み損ねるかも知れません。
更には送球が逸れる可能性だってあるし、投げられた側の野手が捕り損なったり、ベースから足が離れる可能性だってあります。

でもフライはそうは行きません。
空中でイレギュラーする訳も無く、野手が捕球した瞬間にアウトが宣告されます。



正しい落下地点に移動して、正しい姿勢でフライを捕ります。

ところがっ!
今年の5年生達はこれが出来なかったのです。



捕り易いように真上に投げてやっても、こんな感じ。

なんで、わざわざ落下点からどくかね?



きちんと捕れているようでいて・・・

背中グキッってならない?


真上に投げてあれなんだから、後ろのフライなんて捕れる訳も無く。

この動きは、おてもやんの本領発揮。



じゃあ6年生はきちんと捕れるかと言うと。

正しい捕球姿勢ができないサラ。
必ずグローブで「ちょうだい」をします。



ようやく落下点が解って来たキズナ。

でも、グローブの向きが前を向いちゃってますね。
それだと上から落ちて来たボールは捕り辛いよ。



ようやく落下点に入るも、ボールが落ちて来るギリギリのタイミングなので。

グローブを構える前にボールが通過します。



仮面ライダーおてもやんを倒すには、ショッカーの助けは要りません。

後ろにフワッとボールを投げてやれば、後は勝手に倒れてくれます。



こちらは同じ基本でもゴロを捕球します。

毎回同じような練習に見えますが、だんだんと要求が厳しくなってるんですよ。
この日は、捕球寸前に捕球姿勢をとらせます。



捕球姿勢をギリギリまで我慢するパタ。

ってか、なんで足だけが横を向いてるんだ?
パタはエジプトの壁画か?

そもそもギリギリまで我慢したのか?
どうも単に間に合って無いだけのようにも見えるが・・・



一応教わった通りにやってみるタイラ。

絶対に後ろにボールを逸らさない姿勢で、物の見事にボールを逸らすタイラ。

あのなぁ・・・
その姿勢でどうやればボールが後ろに逸れるのか、むしろこちらが教わりたいわ。



相変わらず目を閉じるシュウヤ。

ほんまにビビリーやねぇ。
目を閉じた方が怖いんだと、何度も何度も何度も何度も何度も何度も言っているのに・・・



ちょうだい♪



寒さ対策

2017年11月21日 | 歴史

この日は、この季節一番の寒さ。

しかも寒風が吹き荒れます。



尚且つ、この季節は太陽が出て来るのが遅い。

ようやく出て来た太陽も、校舎を越えてグラウンドを照らすにはもう少し時間がかかります。



お陰でグラウンドに陽が当たる場所もまばら。

前日降った雨が凍って、歩くとシャリシャリ音がしますね。



こんな日は、いつも通りに始めると怪我をします。

なので、まずは塾生達の身体を温める所からスタート。



Up前に行ったのは、平成塾名物ジャンケン鬼。

最近入塾した塾生の御父兄には、聞き慣れない名前だと思います。


これは平成塾独自の遊び感覚のトレーニング。

グー、チョキ、パーの3組に分れ、ジャンケンの要領でグーはチョキを、チョキはパーを、パーはグーを捕まえます。
自分が逃げながら相手を捕まえ無くてはならないので、まあ休む暇はありません。


塾生達の息が切れて来た頃、太陽も随分と高い所まで昇りました。

ようやく太陽の赤外線が届いて、陽の当たる場所は温かくなって来ましたよ。

で・・・ジャンケン鬼が終わったと思ったら。



今度はベーランです。

ベーランとはベースランニングの略。
たかが学童用の野球グラウンドとお思いでしょうが、これでも1周は直線距離で92mあります。
なので塾生達が走る距離は、1周でおおよそ100m。



100mをずうっと全力疾走と言うのは、かなり辛いんです。

それでも100分の1秒を争う塾生達。
足の遅い順に走らせているので、前者のタイムを抜けなかった塾生はグラウンド1周のペナルティ。
足の遅い順と言っても、必ずしもタイム差が開いているとは限りません。
それこそ必死に走った奴の方が速いのです。



そしてようやくUpが終わってキャッチボール。

指先の感覚が無い程寒いので、まずは拍手を繰り返して指先に血を送ります。



それと同時に手をグーパー、グーパー。

指の感覚が戻って来たかな?
それではキャッチボール開始しますよ~


ところで、この日も練習前に塾生達にメッセージを送りました。

「なりたい」と「なろう」の違い。
「○○になりたい」と言うのは幼稚園児でも言える言葉。
もう君達は「○○になろう」でなくてはいけません。
「なりたい」は単なる願望だけど、「なろう」と思ったら具体的に行動が必要でしょ?

例えば「野球が上手くなりたい」と言った所で上手くはならないけど、「野球が上手くなろう」であれば練習が必要でしょ。
それと同じで「勉強が出来るようになりたい」「足が速くなりたい」と言うのは卒業して、「勉強ができるようになろう」に行動を変えなさいと言うお話し。

コリュウセイとキズナは、もう1年半も毎日漢字の書き取りを行っています。
1日に書く漢字は5文字程度を20回くらいずつ。
それでもこの1年半で書いた漢字は、365×1.5×5なので2,738種類。
更には書いた文字数は54,750文字に昇ります。

みんながテレビを見て笑っていたり、ゲームに夢中になっている時間に、二人はコツコツと漢字を書いていたんです。
勿論、二人とも遊びたかったでしょうし、テレビも見たかったでしょう。
その他にも学校の宿題があったり、具合の悪い日もあった事だと思います。
でも、二人は塾長との約束を守り、今でも漢字の書き取りを続けています。

漢字を書けるようになりたいでは無く、漢字を書けるようになるには、こうした努力が必要なのです。
努力して身に付けた物は、決して本人を裏切らないどころか、将来必ず自分自身を助けてくれますよ。

平成塾に来た時だけキャッチボールをした所で野球は上手くならないし、駆けっこ倶楽部に来た時だけ走ったって足は速くならないんです。
言われたトレーニングを続けられない者は、教わる資格もありません。


道徳

2017年11月15日 | 歴史


久し振りに東京へ青空が戻って来ました。

11月だと言うのに、汗ばむ陽気。
今年はずっと雨が続いたり、11月になってから暑くなったりと、異常気象が続きますね。



この日は練習開始前に道徳の時間を設けました。

同じ事をやっても、怒られる奴と怒られない奴っていると思うけど。
自分は怒られ易いタイプだと言う奴は手を挙げてみろと言うと・・・


では、まず簡単な例を出すからみんなで考えてね。



6年生にモデルになってもらい、3人の行動を考えてもらいました。

学校で、みんなが嫌だと思うトイレの掃除を命じられたとします。
ここにいる3人は、誰しもが嫌だなぁと思いました。

A(サラ)は嫌だなと思いながらも、さっさと済ませようと掃除を始めました。

B(ケイくん)は嫌だ嫌だと言いながら、それから10分後に掃除を始めました。

C(ユーダイ)は嫌だと言いながら掃除から逃げ回ります。


結果・・・
Aは黙々と掃除を行い褒められました。
Bは文句を言いながら作業するので怒られました。
Cは怒られた挙句に叩かれて掃除をようやく始めました。

ここで問題です。

【第一問】掃除を嫌だと感じていたのは誰でしょう?

【第二問】では掃除をしたのは誰でしょう?

答えは全員です。
全員が嫌だと思いながらも、結局掃除を行いました。

【第三問】では怒られたのは誰でしょう?

答えはBとC.

【第四問】では叩かれたのは誰でしょう?

答えはC。

同じ事を命じられて、同じ事をしたのに、一人は褒められ二人は怒られました。
同じ事をしてるのに、怒られるのって馬鹿らしいと思わないか?
結局やる事になるのなら、自分からやってしまった方が得だと思わないか?

これには塾生達は一応納得。
果たしてどこまで心に響いたのかは不明。


続いて、自由に関して質問をしてみました。

みんな、自由って何だと思う?


勢いよく手を挙げる塾生達。

何をしても良い事です。
何しても怒られません。
好きな事ができます。

ほんとに?
確かにそう言う一面はあるけど、自由って実はもうひとつ大切な事があるんだよ。
それが何だか解りますか?

途端に押し黙る塾生達。

では、次の自由から嬉しいと思う物は手を挙げてごらん。

1 遠足に行って、これから自由行動と言われた時。

これには全員が手を挙げました。
自由って素晴らしい♪

では次は?

2 授業中に怒られて、もう授業に出なくて良いから自由にしろと言われた時。

ここでも手を挙げるツワモノが2~3名。
君達は2秒後の事も想像できないのね・・・

そして究極の自由。

3 アフリカのど真ん中をバスで移動中に、ここからは自由行動ですと言われた時。



さすがに押し黙る塾生達。

そうです。
自由とは何をしても良い反面、全ての責任は自分にあると言う事なんです。


ではアフリカのど真ん中で自由行動をするには何が必要?と聞くと。

ライフル銃です。
水筒が欲しい。
双眼鏡も。
テントも。
懐中電灯。
出るわ出るわ、あれも欲しいこれも欲しいと騒ぐ塾生達。

解りましたか?
自由になって自分で責任をとる為には、それなりの準備が必要なんです。
今、君達はその準備をしている所だと言う事を認識しなさい。

そして6年生達には、最初の自由が3年後に訪れます。
それは受験と言う人生の岐路。
もう少し準備をするべく高校に進学するも自由、もう準備は面倒だと社会に出るのも自由。

そして準備は、自ら率先して動かないと自分の物にならない。


こうして僅かな時間でしたが、塾生達と道徳の時間を過ごしました。

どうでしょう?
塾生達は家庭の中で、少しは変化が見られるでしょうか?






道徳の時間

2017年11月11日 | 業務連絡

本日の練習は、練習開始前に小一時間ほど道徳の時間を設けます。

とても大切な時間になるので、塾生達は全員参加するように。

聞いてみたいと思われるお母さん達も、時間の許す限り一緒に参加して下さい。


授業カリキュラム

1 評価の分かれ目

同じ事をやっても褒められる奴と、怒られる奴がいます。
それって何が違うの?

2 自由って何だ

誰しも自由時間と言われたら嬉しいもの。
でも、自由ってそんなに楽しい事なの?

上記2つの考え方は、塾生達の将来に於いて大きく影響するものです。
塾生達は真剣に集中して話しを聞くように。



躍動

2017年11月08日 | 歴史

この日、前回に引き続き連携プレーの練習が行われました。



前回から1カ月も時間が空いたけど、果たして身体が覚えているでしょうか?

特に5年生達の動きが注目されます。



セカンドの守備位置からファーストへスローイングするユウタ。

平成塾のシジミ蝶は、だんだんモンシロ蝶くらいの動きになって来ました♪


注目の5年生。

今年の頭から徹底的に鍛えて来た成果が、少しずつ表れて来ましたよ。


捕ってから投げるまでも、少しだけ速くなりました。

やっと野球らしい動きが出来るようになって来ましたね。



こちらはまだ4年生。

ボールを追いかけて、あっちへパタパタ、こっちへパタパタ。
ちょくちょくポロッ。



刺せたろ。 うん、刺したな。

なんか野球選手っぽいですね。
今までは野球さえやらなければ上手そうに見えたのに、ここへ来て野球をやっても見ていられるようになりました。



え~い♪

平成塾のパタフライ(Butterflyでは無くてPutterflyと言う造語です)からの全力送球。


こちらは躍動する6年生。

捕球の際に、ようやく身体から行けるようになりました。



うりゃっ! キズナのジャンピング逆シングルハンドキャッチ。

つい先日までは考えられなかったプレーですね。
と、5年生の成長に見取れていたら・・・



痛いよう・・・

おお、可哀ちょーに、可哀ちょーに。


あっという間に1m横を抜かれるケイくん。

相変わらず服部コーチは、家庭でストレスを溜めているのか?



と、届かないっ!

服部コーチ、当たる相手を間違えてませんか?



こちらもジャンピング逆シングルハンドキャッチを見せるライダー。

5年生達が急激に成長を始めましたね。
でも、あまり捕ると服部コーチのストレス解消にならなくなるよ。



プレーが見違えるようになったコーメイ。

自然とスローイングも良くなって来ました。



うりゃっ!

少しずつ、ほんの少しずつ、キズナのプレーにも自信が出て来ましたね。



え~い。

5年生達と同じボールを投げられるようになるまで、もう少し。



前代未聞

2017年11月05日 | 歴史

今年で丸15年を迎える平成塾。
今まで積み重ねて来た歴史の中で、今日は前代未聞の出来事がありました。

それは主将の退塾。
過去にも、今までにも考えた事も無い出来事です。

とは言っても、驚いてばかりもいられません。
急遽、副将のケイくんが主将に昇格、そしてユーダイが副将に抜擢されました。



へい、何か御用でしょうか?

え?
あっしが?
しゅ、主将ですか?



副将に抜擢されたユーダイ。

副将の大きさが倍になりました。



とは言え、真剣に考える新主将。

こりゃまた大変な時期に大変な役職を・・・


そして、この日から練習も冬モード。
アップ終了後には、まず50mの計測から始まりました。



まずは2年生から。

この1カ月、まともな練習をしてなかったから、少し身体がなまってるかな?



競り合うチビダイとユウタ。

仲も良い二人ですが、ライバルでもあります。
二人の表情から真剣さが伝わって来ますね。



ガチで勝負のコーメイとコリュウセイ。

諦めた方が負けます。



一気に差を広げるライダーと、必死で追いかけるカズホ。

まあ、カズホは少し運動不足かな?



意外と良い勝負なのがサラとキズナ。

サラがフォームを崩している分だけ、キズナに付けいる隙が生まれてますね。



そして圧巻だったのがユーダイ。

全塾生の中で、一人だけ7秒台を叩きだしました。
置いて行かれるケイくん。

ユーダイはフォームを直せば中学で6秒台を狙えるんですけどね。
このままのフォームだと、中学に行ってから遅くなってしまうよ。



ようやく晴れ

2017年11月01日 | 歴史

10月中は天候不良で、予定が壊滅的だった平成塾です。

11月に入り、ようやく晴れましたね。
11月は毎週末練習が予定されているので、このまま晴れてくれれば良いのですが。

5日に塾生達と会うのが今からとても楽しみです。
全員が毎日素振り300回を繰り返して2カ月。
相当バットスイングが速くなっている事と思います。

ところで、駆けっこ倶楽部は第一回が開催されてから、ずっと雨で順延でした。
今週末からまた始めたいのですが、生憎と3日(祭日)は塾長が仕事で東京におりません。
4日(土)の朝方に帰宅になるかも知れないので、開催するとしたら4日の午後4時。
それと翌5日の午後4時。
みんな参加できますか?

一応、スケジュール表に反映しておきますね。

さて、前回の駆けっこ倶楽部。
塾生達の50m走タイムを掲載します。
尚、発表するタイムは4回走った平均値になります。

水ようかん 8.19
ケイくん  8.53
ライダー 8.80
サラ 9.11
コーメイ 9.56
チビダイ 9.73
ユウタ 9.92
シュウヤ 10.80

この初回の計測タイムが基準になります。
これを来年の春までに1秒以上縮めますよ。

みんな当然の事ながら腿上げは毎日やってるね。
で、あれば、次回の計測でタイムが少しだけ縮んでいる筈。

こちらも楽しみですね。