6年生チームと、それを送り出す在塾生チームが試合の準備を整えている頃。
塾長はプチ塾生達の上達振りを確認して来ました。
え~とね・・・ 今からゴロを転がすから正しい姿勢で捕球してね♪
解る? 正しい姿勢で捕らなくちゃ駄目なんだよ。
正しい姿勢とはね、ボールの正面に入って、グローブを持っていない方の膝を地面に着けて、グローブは前に出している足の付近に出すのね。
捕ったらすぐに一塁に投げるよ。
一塁って解る? 図に書くとこの辺りにあるベースだよ。
はーい・・・・・ トボトボトボトボ・・・
ちゃんと解った?
今からゴロを転がすからね。
ちゃんとやってね♪
よいしょ
・・・・・・・・・・・・・・・・・ (・ ~ ・)
どっこらしょ
・・・・・・・・・・・・・・・・・ (-。 -; )
えんやかや
・・・・・・・・・・・・・・・・・ (-"- )
あらよっ
・・・・・・・・・・・・・・・・・ (T_T)
プチ塾生達の指導責任者出て来いっ!
道は果てしなく遠く険しいのであった・・・・
しばし、その表情を御堪能下さい。
まずはマイクロキャプテン。
マイクロキャプテンだけは、キャッチボールよりもストレッチの方が似合うので、こちらの写真を採用してみました。
続いてシキボー。
6年生の中でただ一人のAクラスでした。
ピーかナッツ。
そばに寄らないと、どちらかは解りません。
まあ、解る必要もあまり有りませんでしたが。
リョーマ。
妹に遅れて6年生からの参加。
寡黙なプレーヤーでした。
プリ。
照準器の付いていないバズーカは健在。
何をしても目立つ塾生でした。
秘密兵器。
6年生の中では最も野球に力を入れていない塾生でしたが。
なぜか実力はトップクラスの塾生でした。
マリコ。
6年生からの参加でしたが、前半は弟のフォローでいつもおろおろ。
やっと落ち着いて練習できる頃に卒部です。
ピーかナッツ。
途中でアンダーシャツを交換していたら、同じ奴を2回撮ったかも知れません。
やる事なす事、兄弟そっくり。 その行動から頭の中身まで。
最後はポワワン。
名は体を現すと言いますが、まさにポワワ~ンと過ごしました。
キャッチングもスローイングもポワワ~ン。
この1年間、本当に大きな声でみんなを引っ張ってくれました。
また、練習に取り組む姿勢は、下級生のお手本となった事でしょう。
最後も大きな声で号令がかかります。
それにしても人数がいますね・・・・・
有にひとクラス分を上回る大人数です。
この集団がキャプテンの一声で一斉に動く所は圧巻ですね。
澄み渡る青空の下でストレッチ。
塾生で無くとも身体を伸ばしたくなる陽気です。
がっ・・・・
この5年間、まじめにストレッチをやって来なかった塾生が若干一名。
あれほど、家で柔軟体操をしろと言い続けたにも関わらず、好き勝手に時間を過ごし、身体は誰よりも固いまま。
いつもはストレッチの時間に指導陣が近付くと逃げ回りますが。
最終日の今日という今日は逃がしません。
4人係りで押さえ込みます。
澄み渡る青空に響き渡る悲鳴。
身体が固いと怪我をするんだっ!
って、本当はこのようなストレッチは良くないんだけど・・・
けれどお前は許さんっ!
やれば出来る癖に、いつもいつも才能を無駄にしやがってっ!
何度同じ事を教えたんだっ!
その都度、はいはい適当な返事でごまかして。
指導陣の5年に及ぶ不満爆発。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
哀れ、ボロ雑巾のよう。
恐るべし、愛のムチ。
澄み渡る青空に「上がれ~っ」と掛け声が響き渡ります。
速やかに集合を終える塾生達。
6年生はこれが最後だと肌で感じているのでしょうか?
心なしかいつもより早く整列を終わりました。
まずは今日で最後の6年生達が挨拶。
最後の練習になりましたが、今日1日精一杯頑張ります。
恐らく、今までの出来事が走馬灯のように頭の中を駆け巡っているでしょう。
厳しい練習に涙した事。
合宿で楽しい思い出を作った事。
勉強を教わるも、出来が悪くて残された事。
残る下級生からも丁寧に御挨拶。
今までお疲れ様でした。
下級生も言葉には出しませんが、上級生に優しくされた事、目の前で凄いプレーを見せて貰った事、色んな事を思い出しているんでしょうね。
そして最後の練習は紅白戦。
最後の最後くらい、6年生は自分達でオーダーを決めてごらん?
みんな胸が一杯で、なかなかオーダーを決められないかも知れないけど。
思い出にふけるのは、試合が終わってからゆっくりね。
じゃあ、セカンドやりたい人~♪
はーい、はーい、はーい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (-"- )
おいっ!
お前達には記憶とか、思い出って無いのか?
この辺りで良いかなぁ?
こんな感じじゃない?
あっちとこっちに線を引けば良いんだよね?
なんか、いつも見るグラウンドっぽくなって来たんじゃない?
ねえ、まっすぐ引けてる?
少し右・・・・ あ、今度は左。
あれ?
このまま行くとサッカーゴールにぶつかるよ。
消し消しっ
この子達が全体を見渡して行動するには、まだまだ時間がかかるのでした。
6年生を出迎えてやろうと、塾長が開始1時間前にグラウンドに行くと・・・
駆け寄って来る6年生達。
おおっ!
この日はみんな随分と早くから来ていたのね。
しかもっ!
グラウンドは完成寸前。
なんだよぉ~
やればできるじゃない。
最後の日に、6年生達が自ら早くグラウンドに来て、下級生が来る前に全ての準備を整えていました。
嬉しいなぁ・・・
今まで教えて来た事は、全然無駄にはなってなかったんだねぇ♪
と、その時・・・
「あの・・・塾長」
「ピッチャーまでの距離は何メートルでしたっけ?」
「あと、ついでに塁間も教えて欲しいんですけど・・・」
・・・・・・・・ (-"- )
前言撤回。
今まで教えて来た事は、相当無駄になっている様子です。
それでも、早くから来て、一応のやる気を見せた6年生達。
う~んと・・・・
褒めづらいなぁ・・・・
明日の平成塾。
6年生対他の学年で紅白戦を行います。
6年生は自分達でポジションと打順を決めて良し。
5年生以下は指導陣で決定します。
そこで漏れた塾生達は反対側でプチベースを行います。
明日以降の平成塾から6年生がいなくなりますからね。
プチ塾生達はしっかりと上位のクラスを目指して、頑張って下さいね。
で・・・
今年の6年生。
ちゃんと試合になるのか、とても心配でございます・・・・
久し振りに温かい環境で野球ができそうですね♪
前回できなかった紅白戦で盛り上がりましょう。
ところで、明後日は今年度の6年生が公式に参加する最後の練習日になります。
思えば、随分と古くから在籍している塾生もいて、それなりに思い出が残っていますね。
学校内で行われた合宿では、肉が食べられないと最後まで残された奴がおりました。
誰とは言わんが、肉が食えないでどうしてあそこまで大きくなるのか不思議です。
どんな時でもマイペース、寝起きも普段と全然変わりません。
寝ても起きてもポーッとしております。
学校内での肝試し直前の笑顔。
度胸が据わっているのか、状況を理解していないのか・・・
そんな数々の武勇伝を残した今年の6年生。
あと1回でお別れだと思うと、少し寂しいやら、とってもさっぱりするやら。
せめて最後の練習くらいは最上級生らしい所を見せて下さいね。
しかし、気が付いた頃には既に顔が真っ赤。
頭を始め全身から湯気を出して、話す事もままなりません。
それでも目の前で勝負がかかっていると、チームメイトの為にも手を抜く事ができないんですね。
ぜーこぜーこ言いながら走るあつやと卒部生の自衛隊。
この写真だけ見ると、トムとジェリーを思い出しますね♪
走っている塾生はそれどころじゃ無いだろうけど・・・
そろそろ全員が気を失うかな? なんて頃にようやくグラウンドが乾き始めました。
練習時間も終わりに近付いて、ようやくキャッチボールの開始です。
そうだ、僕達はここへ野球をしに来たんだった。
いつの間にか全く違うスポーツの団体に所属しているのかと思った。
投げ方、捕り方を教わりながらもブーたれる塾生達。
塾長、足がヘロヘロで上手く投げられません。
やかましいっ!
走って体力を付けさせたいのですが、走らせ方にも色々有ります。
前にも書きましたが、小学生くらいの子供に長距離を走らせても無駄。
何故なら、この時期には瞬発力を養う筋肉が作られるので、長い時間を走らせるよりもダッシュを繰り返させた方が良いんですね。
走らせたい距離としては2000mくらい?
そうなると100mダッシュを20本と言う事になりますが、それではやっている塾生も辛いだけで面白く有りません。
挙句にダラダラと流すようになり、思っているような効果は得られませんね。
そこで平成塾は塾生を楽しく走らせる為に、色々な手法を用いています。
全員で行うリレーもその一環なんですよ。
まずはチームに分けて、走る順番は自分達で決めさせます。
同じメンバーで走っても、走る順番によってタイムが異なるんですね。
これは、走っている時の順位によって上級生が手抜きをするからでしょう。
各チームの第一走がスタートラインに並びました。
上級生に混ざって、1年生のカカオが不安気な表情・・・
各チームの作戦と思惑が垣間見えますね。
第二コーナーを回った所で、ポツンと後ろに取り残されるカカオ。
カカオ頑張れ。
ここで差を最小限に食い止めれば、後から逆転も楽になるぞ。
進むに連れて、異常に盛り上がる塾生達。
1年生のケンゴも必死の走りを見せます。
ケンゴからカナエへ・・・
大丈夫か?
これを繰り返す事により、塾生達は知らない内に2000mほどをダッシュしてしまいます。
真面目に走れ、もっと速く走れと怒鳴るより、遥かに効率的で指導陣も楽ができるのでございます。
君達は大したものだねー
よくあれだけ運動して疲れないねー
かと言って、決して練習は楽にならないけど・・・
さて、バットを動かさずに膝を動かす事を覚えると、だんだんと構える姿勢も低くなって来ますね。
Qooのお手本♪
なんか、如何にもバントが上手そうなフォームで構えていますね。
姿勢が低いので、バントし易いだけで無く相手ピッチャーへの牽制にもなっていますよ。
実際にバントを決める時も、膝を使って顔の前で楽に決めています。
往年の川井みたいなフォーム。
この姿勢ならバットに当てるだけで無く、一塁側でも三塁側でも好きな場所に転がせますね。
論より証拠。
案ずるより生むが易し。
実際にやらせてみると、塾生はすぐに膝を使う事を覚えてくれ・・・
おい・・・・
そこでバイオリンを弾いているのは誰じゃ?
姿勢と言ってもフォームでは無く、取り組む態度の事ね♪
悲しいかな、現在の平成塾では上級生よりも下級生の方が真摯に練習に取り組みますね。
こちらはマヨネーズクラス。
(まさか塾生も、こんな名前のクラスとは思ってもいないだろうけど・・・)
生まれて初めて行うバントに何が何やら。
自分達がいったい今何をしているのかも解っていません。
けれど、ほらっ。
一人がバントしている時には、きちんと一人がカバーに入ってますよ。
それだけでは有りません。
ジェッターを見て下さい。
誰に何を言われた訳でも無いのに、バットを持ってシミュレーションを行っていますね。
こちらは広岡クラス。
まず最初に構えるフォームを直します。
後ろでは真剣に話しを聞くプチ塾生。
更には自分で復習している塾生もいますね。
こうして誰かが教わっている時にも、空いている時間で練習します。
ま、これが普通の教わる立場の態度なんですけどね。
もういっちょう。
きちんとしたフォームでバントに励むチョコ。
後ろではコウタがきっちりとバットを構え、ボールに合わせて練習しています。
きっちりとバントを決めるチョコ。
まるで自分が決めたかのようなコウタ。
この練習に対する姿勢が将来を分けるんですよ。
もう一度、上級生の姿勢を見てみましょうね♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (-"- )
もう公園の梅が咲きましたね。
春はもうそこまで来てるって感じでしょうか?
ところで、このブログを読んでいる方で一生懸命ブルペンを検索している方がいらっしゃいますが、ブルペンは検索しても無駄ですよ。
ピンポイントでアドレスを打ち込まないと到達できません。
また、到達した所である条件を満たさないと入れませんので、無許可で入ろうとするのは諦めて下さいね。
さてさて、バントが出来ない平成塾でございます。
きちんと打てるのに、当てるだけだと出来ないんだよねー
続いてマイクロキャプテンの模範演技。
スカッ
・・・・・・・・・・・・・・(-"- )
構えている所までは良かったんだけどねー
膝が使えて無いのねー
これに業を煮やしたいっちゃん。
だぁ・かぁ・らぁ っ!
バットは顔の前から動かすなって言ってんだろっ
高低は膝を使えって言ってんだっ
よく見ろっ
この徹底指導で矯正したお陰で、だいぶバントが出来るようになって来ましたよ。
あのあつやも・・・・
きちんと基本さえ守れば・・・
ポンッ
ほらね。
簡単でしょ?
さて、みんなにやらせてみますか。
あの嵐の海に出た漁師は・・・
まずは船から降ろさないとね。
一見乾いたように見えても、足を踏み入れると土の下からどんどん水が湧き出て来ます。
じゃあ、グラウンドが乾くまでみんなで待ってようか♪
って、そんな甘い平成塾では無い事は既に全員の知るところ。
環境が許さなくても、その環境で出来る事を見つけるのです。
で、行われたのがバント練習。
日頃は豪打で知られる平成塾ですが、こんな時にはバント練習も良いかしら?
まずは本間コーチによるお手本。
構えはバット越にボールを見るように、顔の前にバットを固定します。
今回のバントは送りバントですが、正確性を追求する為に身体をピッチャーの正面に向けました。
ストライクならバント、ボールならバットを引いて見逃します。
ボールの高低や左右はひざで調整して合わせます。
下手な打者は、この時にバットを顔の前から動かして、手でボールを追いかけてしまうんですね。
本間コーチを見れば、バットの位置と顔の位置が変わっていないのが解りますね。
でも・・・
ボールだから、本当はバットを引かなきゃいけないんだけど・・・・
正しい姿勢を教えて、塾生にやらせてみます。
「やって見せ、言って聞かせてさせて見せ、褒めてやらねば人は動かず」
山本五十六元帥の有名な言葉が思い出されます。
まずはあつや。
シキボーと並んで、たった二人のAクラスの塾生です。
指導陣は褒める準備万端ですが・・・
既にバットを構えている位置が違いますね。
結果は案の定。
物の見事に、バットにかすりもしません。
褒める準備をしていた指導陣は梯子を外されてガタガタ。
おいっ!
お前に最初にやらせた意味と、周りの空気を読まんかいっ!
続いて、アチャモのバント。
荒れた海に無理矢理漁に出た船頭か?
かくして、バントの重要性と現在の塾生の状況をじっくりと説かねばならなくなったのでした。
せっかく覚えたグラブトス。
みんなどれだけ出来るようになったのか、全員で遠投コンテストを行ってみました♪
まずは1年生のケンゴから。
身体の割りに、妙にグローブが大きく感じるけど・・・
グラブトス自体はきっちりと出来ていますよ。
後ろで待っている塾生達も、なかなかやるなって表情ですね。
3年生のナオキ小は低い弾道で速いトス。
実戦では最も役に立ちそうなトスですね。
けれど距離を稼ぐには、少し弾道が低すぎるかな?
先輩らしい所を見せたいタカ。
遠くまで行け~って気持が、爪先に現れていますね。
でも、ちょっと力が入り過ぎたかな?
ボールは高く上がってしまい、距離を稼ぐ事はできませんでした。
6年生ともなると、相当な距離を投げる事が出来ます。
そうなると黙ってられないのが指導陣。
どれどれ、いっちょ勝負したろうかい。
大人気ない見本のいっちゃんが挑戦です。
こちらは同様に全身に力を入れまくったチョコパパ。
哀れボールはあさっての方向に。
高く飛びましたが、大きく逸れてOBです。
それにしても、いったん勝負となると盛り上がりますねぇ。
塾生達の盛り上がっている事ったら。