さあ、昨日に続いて運動会の梯子です。
この日は天気も良く、湿気が多くて温度が高いと言う、競技者だけでは無く見学者にとっても過酷な環境。
早朝の仕事を終えて、摂る物も取り敢えずに最初の中川北小へ駆け付けます。
改めてピーカン。
しかも全く日陰の無いグラウンド。
午前9時半の段階で気温は30度越え?
でも、その直後に見る光景に暑さも吹っ飛びます。
出産3日前。
きゃ~ いつ産まれてもおかしくない状態。
ここで破水したら、本当の借り物競走の開始です。
そして1年生の徒競争。
近い将来に塾生となる1年生が走ります。
いつかな、いつかな~♪
早くおいでね~ 待ってますよ~
お母さんが落ち着いたら連れて来るとの事ですよ。
そのお母さんは、ひときわ目立ちます。
頼むから周囲の見学者はぶつからないであげて下さい。
もう心配で気が気で無いので、運動会に集中できませんね。
そして1年生の最後のレースでリオが登場。
頑張りましたが、みんな団子でゴールイン。
来年リベンジだね。
続いて5年生。
5年生最初の登場は水ようかん。
水ようかんはズボンを上げながら走ったお陰で、残念ながら結果は割愛。
なんで運動会前にズボンのゴムを直しておかないんじゃ。
こちらは腕を振って走るB太。
よく腕を振ったお陰で見事に1着でゴールイン。
がっ!
ゴール直後にズボンが下に落ち、真っ赤なパンツを晒す羽目に。
水ようかんと良い、B太と良い、ズボンのゴムくらい何とかならないのか?
そして最後に登場はケイくん。
タイム順と言う事なので、一番最後のレースでひときわ小さいケイくん。
こちらも走りながらズボンを上げて、結果は割愛。
ケイくん、お前もか?
で・・聞けばケイくんは1年生の時から同じ体操着だとか。
ずっと同じサイズの体操着なので、来年くらいにはようやく身体とズボンのサイズが合うかな?
そして、自宅で昼食を摂った後に六つ木小へ移動。
午前中のアリエールのレースは、中北の5年生達と被って見学する事ができませんでした。
でも、午後は3年生のチビダイが登場する筈・・・
と、見ていたのですが、なんとチビダイを見つける事ができず。
あれ? あれ? あれれ?
と悩んでいる内に、3年生のレースが終わってしまいました。
仕方が無いのでお母さん達に御挨拶でもと、グラウンドを周るも誰とも会えず、またまた中北へ移動。
午後になって日差しは容赦無く。
地面や校舎からの照り返しがきつい。
さあ、運動会の花形。
高学年リレーが始まります。
まるでお兄ちゃんやお姉ちゃんのクラスに紛れ込んだかのような小さな選手がおりますが。
これでも列記とした5年生のケイくん。
学年代表なのでございます。
颯爽と入場する選手達。
中北小は伝統的に男女混合でリレーを行います。
しかも走る順番は各チームが決めて良いのです。
この方式は塾長の娘1が中北在学中に提案した方式で、今では中北の伝統となっていますね。
娘1の提案は他にも採用されていて、徒競争は隔年でタイム順と背の順が行われます。
さあ運動会の華、高学年リレーがスタート。
青組は最下位で第3走のケイくんにバトンリレー。
けれども、すぐ前を走るランナーは女の子が2人。
例えケイくんより大きいとは言え、ここは美味しい見せ場でしょう♪
と、思ったら・・・ あれ?
あれれ?
全く追い付く気配が無いやないかい。
って言うか、少し離されているぞ。
でも、この後のレース展開は稀に見るデッドヒート。
各チームが抜きつ抜かれつで、最後の最後までお母さん達の絶叫が響いた歴史に残る激戦でした。
さて、2日に渡った運動会シーズンも、何とか乗り切る事ができました。
写真を撮る事が出来なかった塾生達はごめんね~
さすがに、今回は少し限界を感じました。
まず1か所でじっくりと運動会を見学するのと違って、各校のプログラム進行具合を見ながら移動を繰り返さなくてはなりません。
そして到着直後に塾生だけをすぐに見つけると言うのは、さすがに塾長でも難しい物があります。
例えば始まる時間も8時50分からなのか、9時からなのか。
昼休みも12時からなのか、12時10分なのか。
わずか10分の違いが、移動の際の致命的な遅延となったりします。
また大勢の中から塾生を探し出すのも一苦労。
何レースの何コースにいるのか事前情報が無いので、遠目から仕草や歩き方で探し出すのですが、一度見落とすと取り返しがつきません。
そこで、来年からは早めにプログラムを届けて欲しいのと、事前にレース順やコース、できれば帽子の色なども教えて下さい。
それができなかった場合には、耳だけ残して全身にマジックでお経を書いておくなど、一目で解るようにしておいて下さい。
後は実際の進行がタイムリーに欲しいですねぇ。
ラインを活用して、応援合戦が開始したとか、午後の部が何時から始まるなど、その情報があれば塾生達に悲しい思いをさせないで済みそうです。
お母さん達はご苦労様でした。
ところで。
この1年間で塾生達の走るフォームが見事に乱れ切っておりました。
来年度は駆けっこ倶楽部を復活させます。
もう一度走るフォームを整えて、運動会で活躍する塾生を増やしますよ。
さあ、今年もこの季節がやって参りました。
どれだけ多忙な毎日を過ごしていて、どれだけ疲れが溜まっていようが。
前日にどれだけ飲んで、激しい二日酔いであろうが。
例え昨晩ほとんど寝ていなかったとしても。
毎年、この季節には塾生達の通う小学校で運動会が開催されます。
それも例年通り、必ず複数校が同時に・・・・
運動会初日。
この日は辰沼小、東加平小、中川小が運動会を決行。
まず最初に訪問したのが東加平小。
いつも初めの困難は自転車の駐輪。
お母さん達の誘導に従って、狭い場所に押し込まなくてはなりません。
そうです、例えこの後に速やかな移動が要求されていようが、自転車を出し易くなんて全く考慮されないのです。
さあ今年度トップの種目は4年生の徒競争。
奇しくもキズナとコリュウセイは同じ組。
なんと1着キズナ、2着コリュウセイと言う平成塾のワンツーフィニッシュ。
こりゃあ、今年の運動会は幸先が良さそうです♪
1着の列に並んで、得意満面のキズナ。
心なしか普段より胸を張っているように見えます。
そして、色白のか細い応援団員。
一生懸命応援しているのですが、どうにも応援の振り付けがいまいち。
どこかの原住民のお祭りか?って感じの動きです。
もう少し何とかならないものですかね?
将来この子達の子供が父親のビデオを見たら、少し早く反抗期を迎えるような気がします。
あい~ん♪
応援か?
そして、キズナ達のレースから時間が空く事数時間。
待ちに待ったハーくん登場。
レース前からお母さんより散々言い訳を聞かされておりましたが。
決して息子は悪く無いと訴え続けておられましたが。
結果は割愛させて頂きます。
続いて辰沼小へ移動。
お昼頃に着いたら、子供達も父兄もグラウンドにいません。
今年からお昼御飯は給食になったのでしょうか?
仕方が無いのでいったん自宅に戻って15分だけ昼寝。
連日の睡眠不足をちょっとだけ解消。
辰沼小の午後は3年生の徒競争から。
レースの最初に走って来たのがシャーロット。
相変わらず塾長を横目に見ながら走って行くものだから、最後は隣のコースを走っておりました。
結果は割愛。
こちら二人三脚に備えるユーダイ。
お父さん、お母さんがユーダイをすぐに見つけられるように、オレンジの蛍光色の靴を履かせたのですが。
なんと、オレンジの蛍光色の靴を履いている奴の多い事。
むしろ普通の地味な靴の方が目立ったんじゃない?
これを反省して、来年は長靴か革靴なんてどうでしょう?
きっと誰も履いて無いだろうから、すぐに見つけられると思いますよ。
こちらは運動会の華、高学年リレーに備えるライダー。
男子6人で繋ぐリレーの第4走者です。
頑張ります。
よろしくお願いします。
塾長によろしくと言われてもなぁ・・・
さあ、みんなの代表選手が入場して来ました。
この瞬間は本当に格好良いですね。
ヒーロー、ヒロイン達は颯爽とグラウンドを周るのかと思ったら、なんと最短距離を走って準備完了。
う~む・・・ いまいちエンターテイメント性に欠けますなぁ。
そして号砲一発。
華麗なるバトンリレーが行われて、いよいよバトンがライダーの手元へ。
ムキになって走るも、結果は割愛。
東加平小、辰沼小の御父兄の皆様はお疲れ様でした。
さて、明日も運動会の梯子が待っています。
今日は早めに寝て、明日に備えますね。
この日、久し振りに新しい塾生が誕生しました。
先日、体験くんとして参加していたリオです。
ピカピカの1年生ですよ。
入塾して来た年と、名前がトレンディで良いですねぇ^^
さて新生平成塾。
心なしか、前回より列がすっきりしているような。
ランニングも足並みが揃って来ました。
キャプテンの腹が据わって来たかな?
隊列も前回とは比べ物にならないですね。
不思議な物で、この辺りは見事にキャプテンの自覚や自信と比例します。
そのキャプテン、アリエール。
まだまだ線が細いキャプテンですが、だんだんと責任感と自覚が出て来ましたよ。
こちらはまだ腹が据わらない副将のハーくん。
もう泣いても叫んでも、後には引けないんだから覚悟を決めてね。
冷めた目で2人を見つめるシャーロット。
このシャーロットも、いつの間にか3年生。
体重も27kgになりました。
なんと10kgのお米2袋と、5kgのお米1袋を足しても、シャーロットの方が少し重たいんです。
(特に意味は無いけど)
こちらも現在伸び盛りのケイくん。
守備もだんだんと良くなって来ましたよ。
後は小さな身体を補う、瞬発力を活かした技術が欲しい所ですね。
先日までみんなを刺激していたコリュウセイ。
現在、ちょっとスランプに陥っています。
理由は明確で、ボールを捕る時に肘を外側に出して脇を開けるから。
これさえ直せば、一気に上手くなって行くんだけどなぁ。
逆にコリュウセイに刺激を受けて、頭角を現して来たチビダイ。
ボールに向かって行く姿勢を見せるようになってからは、目に見えるように伸びて来ましたね。
もうそろそろ上のクラスに行かせても通用するかも知れませんよ。
こちらマイペースなライダー。
もう少し上手くなりたいと、焦っても良い頃じゃない?
同じくカズマ。
上手くなれるかどうかは、平成塾の練習以外で野球をするかどうかだね。
ライダーとキャッチボールでもしてみたら?
意外と上手いサラ。
のんびりと女の子っぽいプレーをするのですが、意外と上手いのですよ。
飛びぬけて上手い訳では無いのですが、必ずチームの平均点よりちょっと上の所にいます。
そして、やっぱり今の平成塾では水ようかんでしょう。
6年生達が卒部して行った後、守備でみんなを引っ張る水ようかん。
この日も頭から汗を撒き散らして頑張ります。
現在意識改革中のユーダイ。
投げ方を直す意識ははっきりと有ります。
捕り方を直す意識も持っています。
ただ、直すのに時間がかかるんです。
お陰で投げ方も少しずつ良くなって来ました。
ひと頃の、いつ肘が飛んでもおかしく無い怖い投げ方じゃ無くなりましたよ。
目下、鋭意匍匐前進中。
意外と努力家のリョウ。
リョウはコツコツと練習に励みます。
お陰で随分と上手くなって来ましたね。
人生を舐めている誰かさんとは随分と違うようです。
この日も卒部生達が応援に来てくれましたよ。
平成塾がどうやって基本を教え込んで行くのか、どうやって塾生達のやる気を引き出して行くのか、とてもよく理解してくれています。
毎回来てくれるともっと嬉しいんだけどなぁ。
先日、新5年生を対象に分巣教室を開催しました。
平成塾では色んな学習教室を開催していますが、その多くが5年生に向けられた物になっています。
(勿論、作文教室など全学年を対象に行うカリキュラムもあるのですが)
何故、5年生向けの教室が多いかと言うと、それは脳の成長過程に照らし合わせて、この時期が最も学習に大切な時期だからなんです。
と言うか、この時期は学習だけに限らず、人間形成の上でも最も大切な時期なのです。
一般的に脳の細胞は140億から160億と言われています。
その内90%が2歳~9歳くらいまでに作られるんですね。
と言う事は・・・
1年に直すと20億の細胞が、これを1日に直すと548万の脳細胞が作られている事になります。
毎日548万の脳細胞が作られている訳ですから、その脳の本当の力を発揮すれば、1週間で世界中の言語を喋れるようになる筈ですね(笑)
で・・・
2歳~9歳で90%って、残りの10%は?と思うでしょ?
それは、また13歳~14歳くらいで作られるんですよ。
と言う事は、新5年生くらいの時期は脳細胞が作られていない時期になりますよね。
なんでこの時期に学習させると良いのでしょう。
脳の成長期には、脳が片っ端から情報を集める事に集中しているんです。
なので、暗記物とか歴史の年号なんて、本当は脳の成長期に覚えさせるのが効果的なんですよ。
(それをポケモンの名前を覚えさせるのに使ったりしているから、時間がとっても無駄なんですね)
対して、この休閑期には今まで集めた情報の整理を行う時期なのです。
今まで集めた情報の中で必要な物、不要な物を分けるだけで無く、それらを整理して自分に役立つ情報に変えるんですね。
つまり、この時期は脳が情報の組み立て方に苦心している時なのです。
だから算数など、与えられた情報で答えを導きだしたりする方法を覚えさせるには打って付けの時期でもあるんですよ。
もうひとつ、非行に走るのもこの頃。
今まで親の都合で子供を叱りつけていたりすると、その事に気付かれるのもこの季節です。
親の都合だけで表で遊んで来い、テレビでも見てろ、単に勉強しろなどと言っていたお母さんやお父さん達は要注意ですね。
さて、5年生の分数教室。
最初に分数とはから始まって、約分、通分、足し算、引き算が行われました。
続いて掛け算。
真剣な表情で計算するサラ。
みんな計算できてる?
う~む・・・・
続いて割算に行こうとした所でギブアップ。
分数の割算は次回に持ち越しとなりました。
今回の分数教室で解った面白い事は。
教えた事を完全に理解できる塾生と、全く理解できない塾生の2極化だった事です。
理解できない塾生は、まだ頭の整理が付いていないのでしょう。
特に心配する必要は無いのですが、学校のカリキュラムはそうは行きません。
本人が理解していようが、理解できていまいが次のステップに進んでしまいます。
どうやら勉強が解る子供と、解らなくなってしまう子供の分岐点がここら辺りですねぇ。
ここで出遅れると、大きなビハインドを背負う事になりそうですよ。
何とかしてあげられないですかねぇ。
で・・・
翌日の平成塾で簡単な分数の足し算を出してみました。
2分の1+3分の1はいくつ?
え~とね、え~とね、あっ 5分の1です。(きっぱり)
思い切り間違えている他に、その計算方法で計算が成り立つとしても、答えは5分の2だろうがっ!(-"- )
壁と言うのは誰しもぶつかる物なのですが、厄介な事に壁にぶつかっている本人は理由が解らないんですよね。
大きな壁、小さな壁と色々ありますが、これさえ乗り切れれば次に行けるのにと周囲はヤキモキするばかり。
こちらは長い時間壁にぶつかっているユーダイ。
なんで捕れないんだろう。
どうしてグローブにボールが納まらないんだろう。
本人は理由が全く解りません。
実は、その理由はこの写真で解ります。
ユーダイはボールを常に上から見ているんですね。
腰を落とせ、目線を下げろと散々言われているのですが、本人は一向に直す気配がありません。
だからグローブの動きも、常に上から下へ。
猫がネズミを捕まえるのと同じ?
ただ、猫と違って最後までボールを見てませんから、簡単に捕まる訳も無く。
あとほんの少し膝を曲げて、腰を落とせば全く違う世界が待っているのに。
これが壁と言う物の正体なんです。
こちらは違う理由で壁を越えられないB太。
常にグローブがギリギリ届く所でキャッチしようと試みます。
つまり、常に顔はボールから遠い所で。
それを直す為に左右にノックを振りますが、動いてもせいぜい半歩だけ。
グローブが届くギリギリの所までしか移動しません。
それならと、正面に打ってやると、今度は自分が横に半歩ずれます。
グローブがボールを触る所は、いつもギリギリ届く所だけ。
何とか足を使わせようと、ノックに工夫を凝らすのですが。
ギリギリの所で捕るように動くから、いつもスタートが遅れます。
ビビって顔を背けるから、簡単なボールも捕れなくなりました。
この壁を越えるのは、何時頃になるんだろうねぇ。
今年の合宿までに越えてくれると良いんだけどねぇ。
さあ、こちらは所変わってプチクラス。
あれ?
なんでサラがここにいるんだ?
ゴロを捕球するカズマ。
どうです?
さきほどのユーダイやB太と同じで、顔をボールに近づけないでしょ。
こちらも膝を伸ばしたままキャッチするシャーロット。
これで捕れてしまう、身体の柔らかさが問題なのかしら?
横を抜かれるコーメイ。
でも、プチクラスはこれで良いんですよ。
10球に1球でも捕ってくれれば、それを10球に2球へ増やして行くだけですから。
カキ~ン♪
セーフ♪
え? 今更? って、ほどのブログ更新なのですが。
みんな、そこは突っ込まないように。
大量の卒部生を排出した平成塾。
一気に列が短くなりました。
まあ、でもこれは卒部生が多い時には毎回感じる事。
逆に一人一人にかけられる時間が多くなったと、ポジティヴに捉えましょう。
そして、去りゆく者あれば、出会う者あり。
この日の体験くんは久々の1年生です。
並び順はここね。
とっても不安そうにしている体験くんですが。
塾長としては、その隣にいる副将の方がよっぽど不安なんですけど。
どちらも泣かなきゃ良いが・・・
3月までも掛け声が渋かったとは申し上げませんが。
新主将のアリエール、やたら甲高い掛け声が響き渡ります。
「行くぞ~っ」
「わーっ!!」
まるで百姓一揆のようなスタート。
呆気にとられる体験くん。
キャプテンが替わったばかりの時って、毎回こうなんですよね。
これがキャプテンが落ち着いて来ると、隊列も落ち着いて来るので不思議です。
い~ち、にっ いち、にっ
う~む・・・ やっぱり列に締まりが有りませんねぇ。
まあ、それでも百姓一揆からバーゲン会場に突進するおばさん達くらいには落ち着いたでしょうか?
ストレッチの時間も輪が小さい。
どこかで手抜きをしていると、すぐに解ります。
で・・・アップが終了して、キャッチボールを済ませると。
この日は3グループに分けられて、各グループ毎にノックが浴びせられます。
人数が少なくなった分、一人に掛けられる時間が増えましたよ。
このグループでは鬼の100本ノックが始まりました。
今までは安穏としていたグループにいたライダー。
いささか速いノックにビビリまくりです。
そこへ頭角を現して来たのがチビダイ。
速いノックに物怖じせず、果敢に前に突っ込みます。
まだまだ捕球は覚束無い物の、打球の正面に入ろうとしますよ。
こうなると上達が早いですね。
足もよく動いています。
で・・・これに刺激を受けたのが後ろでカバーに入っていた塾生。
チビダイの捕球に合わせて、自らもシミュレーションを繰り返します。
この日、チビダイは完全に捕球のコツを覚えましたね。
捕球に入る姿勢、両脇の締まり方、目の高さと、ほぼ合格点ですよ。
さあ、チビダイに刺激を受けたキズナ。
自分も捕る気になった物の、まだちょっと怖いか?
いや、ビビってはいますが、ここで物凄く大きな進歩が。
キズナの肘の使い方を見て下さい。
完全に脇が締まって、肘が内側に入っているでしょ。
これは、怖がってはいますが、ボールを避けているんでは無く、しっかりと捕球に行ってる動作なんですよ。
それが解れば、後はノックを繰り返して慣れさせるだけ。
今までは腕が縮んでいた打球も、グローブが伸びて行くようになりました。
すると、面白いように足が動き始めます。
そうです。
子供が化ける瞬間なんですよ。
打球の正面に入れるようになりました。
1球捕球する毎に、本人の自信になって行きます。
横のショートバウンドも捕れるようになりましたよ。
足が動くと、一気に守備範囲が広くなるだけで無く、捕球し易い体勢を作る事ができますね。
捕球動作にも変化が。
右手は捕った直後のボールの持ち替えを準備しています。
グローブも大きく開くようになって来ました。
うりゃっ!
もう僕の横は抜かせない。