2017年最後の練習に、懐かしい面々が顔を出してくれました。
前々主将のソウシ。
幾分身長は伸びたでしょうか?
中学ではバスケをやっているそうですが、恐らく日本で一番小さいバスケ選手では?
御存知がっちゃん。
中学では押しも押されもせぬ野球部のレギュラー内野手。
この位の時期から一気に投げる球が速くなりますよ。
そしてレフダイ。
中学では軟式○ニス部。
投げ方は全然変わってません。
それ以上に、来るボールも当時のまま。
がっちゃんの投げる球は、野球部の内野手っぽくなって来ました。
3人とも同期ですが、既にソウシやレフダイはがっちゃんの全力投球が捕れなくなってるのでは?
せっかくなので、3人とも塾生達のノックに混ざって見本を示して貰う事に。
おいっ!
まんまやないかい。
塾生達も良い所を見せようと張り切ります。
ショートの深い位置から一塁へ送球するケイくん。
いつに無く積極的に前に出るライダー。
まだまだ脇が開いている所が甘いんだけど。
コーメイもサードから全力投球。
むしろ塾生達の方が見れるようになってるか?
高いボールを捕球するレフダイ。
捕り方も投げ方も当時のまんま。
深い所から踏ん張って、軸足に体重を乗せ替えるがっちゃん。
こちらも当時のままのフォーム。
圧巻はソウシのプレー。
跳ねるように足を入れ替えるプレーは、塾生の頃と変わりません。
三つ子の魂、百までもと申しますが、最初に覚えたフォームは一生引きずって行きますね。
キズナのプレーを見ながら余裕をかますソウシ。
中学に入ってから、少し嫌らしくなりました。
目の位置を低くしてボールを待つレフダイ。
当時散々言われた事は、身体が覚えているようです。
相変わらず跳ねまわるソウシ。
けれども、この後に驚く事が・・・
投げた後に腕が交差する悪い癖も健在。
あれほど投げる時はグラブを畳めと言ったのに。
塾生が真似するから辞めてくれってんだよ。
こらぁ!
最初に覚えるフォームって、とっても大切なんです。
捕るフォーム、投げるフォームは口酸っぱく厳しく指導する平成塾ですが、それはそのフォームが個人の財産となるからなんですよ。
さて、平成塾にも遊びに来てくれたトヨタ自動車ソフトボール部の鈴木鮎美ちゃん。
現在日本代表の三塁手として東京オリンピックの強化合宿に入っています。
その彼女も、捕球のフォームや投げるフォームは小学生時代から変わりませんよ。
目の位置が低く、脇を締めて右手が添えられているでしょ?
みんな東京オリンピックでは女子ソフトの鈴木鮎美ちゃんを応援してあげてね。
2017年最後の平成塾。
暮れの背も迫ったクリスマスだと言うのに、前日までの寒空が嘘のようなピーカン。
じっとしていても汗ばむ陽気。
今年も頑張りました。
春先と比べると、幾分逞しくなったかな?
成長したのかしないのか?
それでも野球に取り組む姿勢に、少しずつですが変化が現れました。
今年から参加したカズホも、野球の奥深さが解って来たかな?
まずは自分の実力が見えて来ました。
なんだかんだ言って、今年も漢字を頑張りました。
あれほど書けなかった漢字が、今では最も得意な科目になったね。
何でも簡単にこなすサラですが。
そろそろ壁にぶつかる時期。
そして最も成長したのがこの男。(背では無くて)
周囲に気配りも出来るようになりました。
もう一人。
絶賛成長中のパタでございます。
この日は身体を温める準備も含めて、ランダウンプレーからのスタート。
ランダウンプレーとは塁間に誘い出したランナーがベースに戻る前にタッチアウトにするプレー。
ランナーはアウトにならないように、塁間を行ったり来たり。
それを追い詰めるべく、ボールも行ったり来たり。
これがなかなか奥が深い。
守備側のほんのちょっとした立ち位置のズレや、ランナーを追うタイミングのズレでなかなかアウトに出来ません。
ランナーの追いかけ方、ボールの貰い方、投げるタイミング、細かい動作を教えて行きます。
そして塾長のマイブームが千鳥のノブ風の突っ込み。
逃げるキズナ、追うサラ。
そこで投げるんじゃぁ。
セカンドにボールをトス。
ボールを貰う位置が違うんじゃぁ。
投げるタイミングも悪いんじゃぁ。
タッチを逃れて全力疾走。
もっと追うんじゃ。
ベースに到達寸前に待ち構える野手にボールが。
早くタッチせんかぁ。
これを繰り返す事で、追うタイミング、投げるタイミングなどを会得して行きます。
アウトにするのは当然、如何に早くアウトにするかが重要なんです。
あれ? いつの間に?
まだ少し早いのですが、2017年度の大納会の日程が決まりましたのでお知らせ致します。
2017年度 大納会
2018年3月21日(水・祭日) 午後1時~午後5時を予定。
場所 佐野センター 大広間
以上、万障繰り合わせの上、是非とも御参加下さい。
詳細は追って御連絡致します。
いきなり寒くなりました。
ついこの間までは陽が当たると汗ばむ陽気だったのに。
今や自転車に乗るのも手袋が必要って感じ?
にも関わらず・・・・
半袖半ズボンで待っているパタ。
お前には寒いと言う神経が無いのか?
さて、先日から再開した駆けっこ倶楽部。
ここへ来て、一部の塾生に変化が現れ始めましたよ。
見て、この躍動感とスピード。
これ、実はパタなんですよ。
腕も振れていて、凄く綺麗なフォームになって来ましたね。
こちらはシュウヤ。
まだまだ力強さとスピード感はいまいちですが。
それでも徐々に速くなっているのが解ります。
こちらはコーメイ。
走るフォームがコンパクトにまとまっちゃっているので、今は思うようにタイムが伸びていませんが。
この殻が破れた時には、一気に速くなる予定。
駆けっこ倶楽部が何をしているかと言うと。
塾生達の走るフォームを正しいフォームに矯正して、本来は走るのに必要な筋肉を刺激しているだけなんです。
でも、それで50mのタイムに変化が現れた塾生が一人。
主将のケイくん。
両足の正しい使い方を覚えただけで、50mのタイムが0.4秒近く短縮されました。
これは言われた課題を毎日家で実践して来た成果ですね。
でも、これはまだ序の口。
これからもっと速くなりますよ。
と、喜ぶケイくんでしたが・・・
お母さんの不注意から、翌日の駆けっこ倶楽部をお休みしてしまいます。
そのケイくんが水元公園で呑気に遊んでいる時に。
なんとライダーが正しい足の使い方を修得し、一気にタイムを縮めて来ました。
その縮めたタイムは自己ベストを0.6秒以上。
前日叩きだしたケイくんの自己ベストを、一気に抜き去りましたよ。
さあフォームが修正されると、後は走れば走るだけ速くなって行きます。
夢の7秒台まであと少し。
この日は11月末とは思えない陽気。
雲ひとつ無い青空。
天高く馬肥ゆる秋とは言いますが、本当に空が高くて真っ青です。
日差しも温かいと言うよりは暑いくらい。
何もしなくても汗ばみます。
それでも念には念を入れて。
練習前にはベーランで身体を温めましょう。
ベーランの醍醐味は、何と言っても直角のコーナーワーク。
ここを走る所を見れば、野球経験者かどうかが解ります。
一生懸命走ってはいるんだけど・・・
まだまだズブの素人の走りです。
中にはベースを踏まない内から「周って来い!」と言われる奴も。
意外とベーランって守らなくてはいけない事が沢山あるんです。
駆けっこ倶楽部のトレーニングが効いて来たのか、少しずつ速くなって来たシュウヤ。
平成塾で最も遅い塾生を卒業したみたいです。
無難にこなすキズナ。
野球選手は曲がる所でスピードを上げて行きますよ。
しかも走るコースは膨らまずに、最短距離で次の塁へ向かいます。
こちらも駆けっこ倶楽部の成果が出始めているコーメイ。
走る姿勢と腕の振りが良くなり始めました。
このフォームだと加速がし易いですね。
そして、この日もっとも変化が現れたのがパタ。
残念乍ら走るフォームでは無く、走る速度でも無いのですが。
最近練習前に行って来た道徳での教えを、全て自分の身に付け始めたようです。
この日のパタは、誰にも言われずに色んな所で地味な活動をしていました。
ベーランでベースの位置がずれたら、並んでいる位置から走って直しに行く。
練習中にボールが散乱したら、黙々と拾いに行く。
自分はこんな事をしました等と報告する事も無く。
ゴミがあれば率先して拾い、道具が乱れていたらさりげなく揃える。
少なくとも塾長が見ていただけでも、5回や6回はそんなシーンがありましたよ。
そして、それらを行った後は何も無かったように、自分の待機位置に戻る。
素晴らしいじゃないですか。
誰しも簡単にできそうでいて、実は最も難しい事がこう言う事なんです。
みんな気が付いていたか?