ジェイ・アール北海道バス セット回数乗車券

ジェイ・アール北海道バスの深川営業所で購入した、セット回数乗車券です。


   


100円券x5枚・50円券x10枚・20円券x5枚がセットになった「金券式」回数乗車券で、1冊1,000円也というものです。

同営業所は深名線の深川~幌加内~朱鞠内~名寄間の路線バスを担当しており、路線バスの乗車券類の発売があるかお尋ねしたのですが、路線バスの乗車券類は一切なく、定期券の他には御紹介のセット回数乗車券しか取扱いがないということでした。


表紙を捲ると、100円・50円・20円の各券が付いています。


   (100円券)

   (50円券)

   (20円券)


以上が各券片となります。ジェイ・アール北海道バス自社地紋の金券式で、100円は黄色・50円は緑色・20円は桃色に地紋の色が分かれています。


   


地紋部分を拡大してみました。「JR」とバスの「B」・北海道の「H」を組み合わせたオリジナルの地紋です。


   


裏面です。印刷されている内容は表面と同一ですが、裏面は白色無地紋となっています。

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ジェイアールバス東北 高速バス用補充式乗車券

平成27年10月に、ジェイアールバス東北〇自青森駅で発行された、青森空港ゆきの片道乗車券です。


   


桃色JRバス東北地紋のノーカーボン券です。

本来は高速バス用の券なのだそうですが、青森空港ゆきの券については高速バス用の補充券の「高速」の部分を消して使用しているとのことでした。下車地の「AP」は青森空港の略のようで、Air PortのAPのようです。


   


裏面です。

高速バス用のご案内文がありますので、赤いボールペンで消してあります。

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ジェイアールバス東北 〇自 青森駅発行 80円区間ゆき乗車券

前回エントリーに引き続き、「〇自 青森駅」の話題です。


平成元年3月に発売された、ジェイアールバス東北の〇自青森駅から80円区間ゆきの片道乗車券です。


   


桃色JRE地紋のB型金額式券で、東京印刷場で調製されたものです。
裏面は図示致しませんが、前回エントリーの東日本鉄道バスのものと全く相違ありません。


会社名は「ジェイアールバス東北」ですが、乗車券の表題は「JRバス東北」とアルファベット表記となっています。

全国のJRバス乗車券に「JRバス経由」という経由欄表記が存在しますが、硬券乗車券の表題がJR表記というものは異彩を放っている存在でした。


この〇自青森駅は国鉄時代にバスの窓口であったところで、前回エントリーで御紹介いたしました「東日本鉄道バス」を経て、現在では建物がきれいに建て直されて高速バスの乗車券を発売するカウンターとなって存続されているようです。JR東日本の硬券廃止に伴い、JRバス東北の乗車券も常備軟券化され、現在、同発売窓口では路線バス用の金額式乗車券の発売は行われていないとのことでした。

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東日本鉄道バス 〇自 青森駅発行 80円区間ゆき乗車券

昭和62年9月に、東日本鉄道バス(現・ジェイアールバス東北)〇自 青森駅で発行され、青森から80円区間ゆきの片道乗車券です。


   


桃色国鉄暫定地紋のB型金額式券で、東京印刷場で調製されたものです。

東日本鉄道バスは、昭和62年4月に国鉄民営化によって国鉄バス(日本国有鉄道東北地方自動車部)が民営化された事業者で、東日本旅客鉄道東北自動車部として発足されましたが、翌年4月には、東日本旅客鉄道(JR東日本)は東北自動車部をジェイアールバス東北に独立移管させています。


券は国鉄民営化直後に使用された国鉄暫定地紋となっており、この券が売り払われればJRの新地紋券となるはずですが、ジェイアールバス東北へ移管されるまでの間に新地紋券が出現したかは確認できておりません。


   


裏面です。

料金機対応のために「青森➡80円区間」の表記と、その下に発行箇所名である「〇自 青森駅」の表記があります。

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JR九州バス 福間駅発行 鞍掛・西郷ゆき乗車券

「バス人気ブログランキング」をなんとなく見ていたら、6位に拙ブログが上がっていました。


   


特にバスの記事をエントリーしていたわけではなかったのに、バスを趣味とされている方にも、結構乗車券を趣味とされている方が多いのかもしれません。
ということで、今回はバス関連の内容にしたいと思います。


平成元年6月に鹿児島本線福間駅で発行された、JR九州バス直方線の鞍掛・西郷ゆきの乗車券です。


   


桃色JRK地紋のB型大人・小児用一般式券で、門司印刷場で調製されたものです。
国鉄バスからJRバスに変わっても大抵記載のある「JRバス経由」や「自動車線経由」という経由表記が見当たりませんので、一見すると鉄道の乗車券のようですが、これはバスの乗車券になります。


   


裏面です。
下車前途無効の文言と発行箇所名の記載がありますが、バス乗車券であるにも拘わらず、料金箱対応がなされておりません。


JR九州バスは国鉄民営化の昭和62年4月に、国鉄九州自動車部から九州旅客鉄道(JR九州)の自動車事業部として発足し、平成13年にJR九州の子会社化され、ジェイアール九州バスとなっています。

JR化されてから路線バス部門が縮小されてきていますが、直方線は今も健在で、福間駅から福津市役所・イオンモール福津、御紹介の乗車券の着駅である鞍掛・西郷、朝日ヶ丘団地・福丸(駅)・宮田(町駅)・共立病院・鞍手高校を経由して直方駅に至る片道1時間15分の行程を走行します。

途中の福丸停留所はかつて自動車駅であった福丸駅が、宮田停留所は同じく自動車駅であった宮田町駅が停留所化されたところで、宮田町駅はかつて路線のあったJR宮田線の筑前宮田駅とは800m程度離れています。

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JRバス関東 特別補充券

平成27年1月に、JRバス関東の窓口で発行された、特別補充券です。


   


若草色JRB地紋のノンカーボン券で、鉄道のものと酷似した様式をしています。
親会社であるJR東日本の平成初期に設備された券と様式的には同一ですが、券番の左側に「口東」の符号がないために空白感があります。


   


また、地紋もJRマークの間が「B」となっているJRバス関東の地紋である点が鉄道のものとの相違点です。


同社ではバスの乗車券用として桃色の出札用特別補充券を設備していますが、発行していただいた窓口氏によりますと、鉄道乗車券からの乗変など、鉄道との精算用として別途この様式も設備しているとのことで、同社ではすでに鉄道との連絡乗車券を発売していませんので、使用する機会はほぼないのではないかと思われます。


この券もたまたまある駅の窓口にあったものを、考え得る一番安い区間で発券していただけましたが、桃色の特別補充券を使用するのが通常であり、こちらの券はここ数年使用実績はないのではとのことでした。

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JRバス関東 館山支店発行 初大師記念乗車券

平成27年1月にJRバス関東館山支店で発行された、小塚大師さまの初大師記念乗車券です。


   


桃色JRB地紋のD型券で、往路用と復路用の2枚の一般式券が綴られている様式です。


   


台紙の裏面です。
小塚大師さまの縁起由来が書かれており、例年になく細かい文章となっています。


   


硬券部分を抜きますと、そこには「」と書かれています。


   


今回の乗車券です。

初大師記念乗車券は毎年同支社から発行されており、その様式は毎回異なりますが、今回の券はかなり珍妙な券となっています。

一見往復券のように見えますが、よく見ますと運賃が往路および復路用各々の券に片道分が記載されており、「〇往」や「〇複」の記号がありません。また、発売当日限り有効となっており、通用期間は1日限りです。

これは、同路線は初大師の日1日しか運行されない路線であるために2日間有効とすることができず、片道乗車券を2枚合わせた企画乗車券として発行されたものと思われます。


さらに、往路券と復路券の間に往復乗車券と同じ波線が印刷されておりますが、この部分は波線のみで切り取り線の点線の切り込みは付いておりません。

これは実使用を想定していないのか、記念乗車券なので実使用しても回収しないのか、復路も使用したところで回収するのか、もしくは、往路乗車時に強引に引きちぎるのか、運用方法についても不思議な券です。

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JRバス関東 館山支店発行 房総なのはな号片道乗車券

平成16年にJRバス関東館山支店で発行された、房総なのはな号片道乗車券です。


   


青色JRB地紋の常備軟券で、乗車駅および乗車日、座席指定等を手書きで記入する様式となっています。

房総なのはな号はJRバス関東と日東交通バスが共同運行する東京駅八重洲口から安房白浜間を結ぶ定期高速バス路線で、土日祝日の一部の便は「一般路線バス」として休暇村前まで運転されています。

下りの安房白浜から東京駅へ行く便は1日6便ありますので、発車時刻は記入式となっており、全便に対応できるようになっています。


千倉町役場前・千倉町商工会・潮風王国・白浜郵便局前の各停留所は途中停留所ですが、この中の千倉町役場前は現在の南房総千倉停留所、千倉町商工会は朝夷商工会停留所を指しているものでしょうか?


なお、この券は実使用すると回収されてしまいます。そのため、購入後スキャン処理(コンビニでカラーコピー)をしてから使用しているためにこのように画像が残っておりますが、実際には回収されてしまっておりますので、残念ながら手元には残っておりません。

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JRバス関東 東京駅発行 いわき41号乗車券

ことしもあと2日で終わりという年の瀬となり、そろそろ帰省をされる方も多いかと思います。


   


JRバス関東の東京駅で発売されました、いわき41号の片道乗車券です。
桃色JRB地紋の印発券となっています。

発時間の下に「常磐交通」と印刷されていることから、新常磐交通が運行する便であることが分かります。


かつてJRバスの乗車券は駅の窓口で購入するということが一般的で、マルスで発行された券や硬券・補充券が一般的でしたが、JR旅客鉄道会社がバス部門を分離して以降、JR線窓口で発券されたバス乗車券は激減し、今では分社化されたJRバス会社が独自で発券したものや高速バスネットで発券された乗車券を所持する旅客が大半を占めているようです。


   


JRバス関東の乗車券券紙にはJR旅客鉄道会社と殆ど同様の地紋が印刷されていますが、良く見るとアルファベット(JR北海道のみ漢字)部分が「B」となっていて、バスの券であることを主張しています。


   


裏面です。

裏面にはご案内文が印刷されていますが、発券される券がさまさまな長さとなるため、比較的短い券として発券されても文面が分かるよう、かなり小さな文字で印刷されています。


   


ご案内文の部分を拡大してみました。

鉄道のものとは違い、バス独自の文面となっています。

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JR中国バス 田所駅発行 高速バス乗車券

平成17年6月にジェイアール中国バス田所駅で発行された、広島から東京ゆきの高速バス乗車券です。





青色中国JRバス地紋の高速バス用の補充片道乗車券で、ノンカーボン式となっています。

田所駅はもともと国鉄バス川本線の田所駅として開業していますが、JR化後の平成17年6月に川本線が廃止されてJRバスの乗り入れが無くなり、現在は道の駅瑞穂となっているようです。


この券は自分が使用したものではありませんが、購入する際に必ず回収されてしまうかどうかを出札係の方に聞いたところ「間違えなく回収される」とのことだったので、近くのコンビニでカラーコピーをしてから乗車したのだそうです。

バスの乗車券は実使用すると回収されてしまうことが殆どで、高額券となるとなかなか手元に残せないのが難点ですが、この券はこのようにきちんと残せました。

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