お蕎麦屋さんの硬食

寒くなり、暖かいおそばが恋しくなる季節になりましたので、今回は鉄道とは離れた話題を…。


松月庵というお蕎麦屋さんで使用されていた硬食(硬券の食券)です。

   

松月庵というお蕎麦屋さんは全国に相当数あるようで、どこのお店で使用されていたものかはわかりません。


よく自販機の食券で見るような地紋の券で、客が席に着いた際、店員は真ん中の点線で2つに千切り、一方の半券をテーブルに置き、もう一方の半券を調理場へ提出して指示をしたものと思われます。

   

裏面です。

ボール紙のような券紙ですが、大きさはB型券そのものであり、また、仙台や新潟の印刷場を想像させるような5桁の券番も振られています。

このような食券が出てきたら、注文せずに持ち帰りたくなります。

しかし、「蕎麦は食べないのですが、コレクションしているので食券だけ売ってください」なんて言ったら、お店の人は変な人だって思われてしまいそうで、購入する勇気がわきません。

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