三木鉄道 三木駅入場券

平成19年9月、三木鉄道三木駅で発行された、硬券入場券です。

 

   

 

同鉄道は廃止された国鉄三木線を昭和59年に継承して発足した第三セクター鉄道でしたが、この券が発行されてから約半年後の平成20年4月に廃止されてしまっています。

 

ワンマンのレールバスによる運行で、乗車券の類は全くない、われわれきっぷ蒐集家にとっては残念な路線でしたが、終点の三木駅には紙質が薄いものの硬券入場券が設備されており、日付を入れるダッチングまで常備されていました。

 

入場券は自社地紋と思われる地紋の券で、入場券であることがやたら強調されていますが、三木駅の入場券であることが遠慮がちな感じの独特な様式です。

その他、「通用当日限り」や「乗車できません」という表記もなんとなく独特です。

送迎用に一般の送迎客が購入するものとは思えませんので、殆ど記念用として発売されていたものと思われます。

 

三木駅以外に硬券入場券の設備がありませんでしたから問題はないと思いますが、せっかくなので、もう少し「三木駅」の文字が大きくても良いように感じます。

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