桜木町駅~横浜駅間 選択乗車制度

昭和32年8月に東急東横線桜木町駅で発行された、横浜駅ゆきの乗車券です。

 

   

 

東急東横線は平成16年1月に同区間が廃止されて横浜高速鉄道みなとみらい線の横浜駅~元町・中華街駅間に継承されています。

 

かつて、この区間は日中戦争の長期化に伴い、物資の統制を目的として、昭和17年4月から普通および定期旅客についてを「運賃プール制」とし、選択乗車制度が採用された時期がありました。

 

選択乗車制度は桜木町駅と省線(昭和24年以降は国鉄線)横浜駅以遠及び、東京急行電鉄線横浜駅以遠の各駅の相互間を発着する三等普通乗車券及び、定期乗車券を所持する旅客に対し適用され、昭和37年11月まで続けられました。

 

   

 

裏面です。

裏面には、国鉄線および東横線のいずれにも乗車できる旨の記載があります。

 

   

 

横浜駅発行の同区間の国鉄乗車券です。

 

   

 

こちらにも、国鉄線および東横線のいずれにも乗車できる旨の記載があります。

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