金額に“,”「コンマ」のある乗車券

昭和44年10月に西鹿児島(現、鹿児島中央)駅で発行された、東京都区内ゆきの硬券乗車券です。




   



昭和44年10月と言いますとモノクラス制化後となりますので、この券は制度改正後に設備された新券であると思われます。



よく見ますと、運賃表記である4110円の千の位と百の位の間に“,”「コンマ」が打たれています。



   



該当箇所を拡大してみましょう。



4と1の間にコンマが打たれていることがわかります。



等級制時代の券でコンマの打たれている券を見たことがありますが、モノクラス化以後の硬券ではあまり例が無いように思われます。

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