鹿島臨海鉄道 車内補充券に小変化

鹿島臨海鉄道の第2種車内補充券(図補)の新券です。


   

同社では通常はワンマン運転をしておりますので車内での乗車券の発売はありません。
水戸駅~大洗駅間においてJRからの乗換客の精算のために車掌さんが乗り込むことがありますが、このときには通常車
発機を使用しているようで、図補の出番はないようです。


図補は、臨時駅であります鹿島サッカースタジアム駅が旅客営業している日に、同駅の出札窓口で発行されています。


この券は鹿島臨海鉄道線のほか、連絡運輸が実施されているJR各線も網羅されており、比較的広範囲な図補となっています。
しかも、一部連絡運輸範囲外の駅までも記載されており、それらの駅への誤発売防止のため、駅名が●印と黒く塗りつぶされているのが特徴です。



そのような同社の図補ですが、発行枚数がさほど多くはないためでしょうか、いつまでも旧券が使用されておりました。

こちらが以前発売されていた旧券です。


   

ではクイズです。
新券と旧券では、どこが違うでしょうか?



答えのある箇所を拡大してみましょう。


    (新券)

    (旧券)

もうお分かりでしょうか?

常磐線の川尻駅が平成16年3月に十王駅と改称されており、それ以来、川尻駅のところを「十王」というゴム印を捺して訂正していました。
どうやら、十王駅改称以前に印刷された券は訂正の上最後まで使い切ったようで、いつの間にか新券に切り替わっています。

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学駅発行 出札補充券

本年9月1日付けにて無人化されてしまいました、学駅発行の出札補充券です。


   

ノンカーボンの汎用券ですが、駅員氏のご好意でカーボン紙を挿んで作成していただきました。
ノンカーボンで複写させたときより明らかに写りが濃く、また、保存性にもすぐれているので感謝です。

学駅から最短の駅ですと山瀬駅ゆきのほうが160円で40円安いですが、せっかくですから敢えて旧国名である「阿波」の文字が頭に付く阿波川島駅までとしました。


次いでは料金専用出札補充券(料補)です。

   

こちらも本来はノンカーボン複写なのですが、やはりカーボン紙を挿んで作成していただきました。
区間は敢えて旧国名の付く阿波川島駅から阿波山川駅までとしました。


このほか、同駅の補充券には補充片道乗車券(補片)と補充往復乗車券(補往)の設備がありましたが、補片については早々に売切れてしまったようです。
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