中央線高架化工事 精算票

土曜日(11/6)の21時30分ごろから翌7日の6時30分ころまで、中央線最後の高架化工事区間である西国分寺駅~立川駅間の切替工事が行われ、大幅な列車の運休や時刻変更が行われました。

国分寺駅~西国分寺駅間は上り線を使用した折り返し運転が行われ、通常見られない西国分寺行の電車が走っています。


   

西国分寺駅~立川駅間については代行バスによる連絡が行われ、下り線は大幅に減便されたうえで列車の運転が行われましたが、上り線については最終の1本を除いて完全運休となっていました。


代行バスの連絡駅である西国分寺駅と立川駅では、改札口で乗車券の確認を行い、一旦改札の外に出て代行バスに乗り換えるという措置が採られました。

そのため、途中駅までの乗車券を所持している旅客については目的地までの運賃を精算し、精算票を渡すという方法が採られました。


   

西国分寺駅精算所発行の精算票です。

東小金井駅から130円の乗車券で乗車し、西国分寺駅精算所で国立駅まで精算をした際に発行されました。
用紙は振替乗車票と同じですが、2枚分くらいの大きさがあります。

発行に際しては、乗車日の該当する欄にチェックをし、原券乗車券の発駅を記入します。「ネイ」は東小金井駅の電略名です。そして、収受金額を記入します。

これで東小金井駅から130円+30円=160円区間ということになるわけですが、実際に国立駅でこれを差し出された際に、記載されている内容から「東小金井駅から160円区間」と読むことができるかどうか、微妙なところです。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

横浜市交通局 振替乗車票

横浜市交通局(横浜市営地下鉄)の振替乗車票です。


   

先日の信号機トラブルの際に配布されていました。

白色の無地紋で、B型券より若干幅が詰まった変形サイズです。

本来は駅名をゴム印で捺印して配布するのでしょうが、当日は三連休前の週末の夜の混乱に加え、復旧の見込みが全く立っていないという尋常ではない状況下にあったため、駅名印を捺すような余裕は無かったのでしょう。

 
   

裏面です。

券番は全くありませんので、番号管理は一切していないものと思われます。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

国立駅 南北通路通行証

中央線の国立駅では、高架化工事に伴い、従来は自由に行き来出来た南北を結ぶ通路が閉鎖されてしまったため、工事期間中は改札口で通行証を発行することにより、一般通行人の駅構内通り抜けを認めています。


  

こちらが南北の通行証です。

ソフトクリアファイルに入れられた、カラー用紙に印刷されたA4サイズのものとなっています。
現在は黄色い用紙となっていますが、以前見たときはピンク色の用紙でしたので、定期的に色を変えているものと思われます。

改札口には山のように置かれており、通行人は当たり前のように1枚取り、出口で出場時に改札口へ返却するようになっていて、何回も使いまわしするシステムです。

持ち帰りできないものですので、なんだか怪しい人みたいですが、改札口の自然光が入る明るいところへ持って行き、デジカメで接写してみました。


  

表面です。

あくまでも入場券ではなく南北の通路を通る通行証のため、ホームへの立ち入りはできないことが書かれています。

2番目にありますが、なぜか通行証の紛失が多くあるようです。
ただ単に通路を通るだけのことなのに、なぜ紛失してしまうのでしょう?
故意に持ち帰られてしまっているとしか思えませんね。

右上には「2010/04/12」と日付が付けられており、恐らくこの通行証を作成した日付と思われます。


  

裏面です。

よっぽど紛失する量が多いようです。
駅側も困ってしまっているのか、このまま紛失が多く続くと構内の通行を取りやめることも検討するようなことが、「通行証のご利用について」という表題で書かれています。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

西武鉄道 硬券往復乗車券の復刻版

西武鉄道鉄道フェスティバルin横瀬の会場で発売された、横瀬~西武秩父間の硬券往復乗車券の復刻版です。
この券は、実際に電車に乗車することもできます。


   

緑色西武鉄道自社地紋の硬券で、往時のかつて発売されていた頃の硬券往復乗車券の雰囲気をよく残しています。

往路用と復路用の間にある縦線が、なぜか微妙に曲がっているのがポイントです。


   

こちらは同区間の、かつて通常発売されていた頃のものです。

活字製版で印刷されており、なんとなく印刷インクに斑のある感じです。

かつての券を見ますと、やはり往路用と復路用の間にある縦線が同じように微妙に曲がっており、今回の復刻にあたっては、わざわざこの点を忠実に復刻したとしか思えません。


   

こちらは、当時の券の裏面です。

往路用と復路用の間には、使用済みの往路用を回収する時に切り離す切取点線が付いていますが、やはり表面の縦線と同じ方向に曲がっています。

恐らくは印刷過程上の理由と思われ、なぜ曲がっているかの本当の理由はわかりません。


   

今回の復刻版の裏面です。

往路用と復路用を別々に回収することを最初から考えていないのか、切取点線は付けられていません。

その代わり、時代の流れでしょうか、「自動改札機は通れません。」という文言が印刷されています。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
   次ページ »