うちの家系は粉もん好きの、北方騎馬(遊牧)民族の血筋なのだろうか。
関東武士団に「横山」党がある。武士もまた、騎馬民族なり。
遊牧民自体は小麦を栽培しないが、万里の長城でも越えて奪う?とか
馬や酪農製品との交易で手に入れる穀物は、ずっと南方のイネではなく
チャイナ北部で主たる、小麦にあらむ。
実家には鉄板付きのテーブルがあり、祖父は「お好み焼きの専門家」と言われていた。
こないだ、父と食事したときも、お好み焼き屋だった。
下町だからというのもあるけれど、農耕民と遊牧民では
前者が定住して生産、後者が仕入れて移動し販売するという
役割もあるので、商売をしている うっとこは、
やはり遊牧のDNAが濃いと思っている。
僕自身も小麦を栽培しながら、外へ出張ることが多い。
粉ものの料理や製菓は、適当でも失敗しない。
そして、水を使う拭き掃除よりも、ホウキで掃くことが多いので
水が少ない乾燥地の遺伝子ゆえに大事に使うという文化が染みているものか。
カエルや水場が好きなのも、希少に感じるからか。
B型(3人兄弟と両親ともにB型)も遊牧民といわれる。
馬に乗って羊を連れて、行ってみなきゃあ草が茂っているか
分からないから、あまり慎重に準備や予測をせず、のんきなところがある。
馬には乗ってみよ、という。
逆に農耕民からは「どこの馬の骨とも知れず」となる。
何でも分かる、友達のあみちゃんも、僕がどこに住もうかのうと尋ねたところ
「基本的にうちにいないので、交通の便がよければどこでも」と教えてくれました。
チベットの方の、青海(チンハイ)の民謡やモンゴルのメロディが懐かしかったり、
柔然や赫連勃勃(かくれんぼつぼつ)が氣になるとか、
そういう、ルーツ的なロマンは、もしかすると幻想かもしれないが、
文化は誤解から生まれるともいう。その氣に乗って、そうしていればそうなっちゃって
次世代に引き継がれる。
いきいきしてきて、わくわくして、面白くってロマンのあることは信じて、
実生活に有効に生かしたらいいですね。
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