京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

誕生日おめでとうございます。

2019-06-28 | 宿日記

本日は5、6月生まれの従業員の誕生日会でした。



お食事はステーキランチ。

今回もシェフを始め、喫茶部の方々にお世話になりました。 

 

メインは長崎県産牛の和風ソース。

大根おろしをベースにした甘めのソースですが、山椒の実がアクセントになっていて、すっきりした後味になっています。

サラダにはイトヨリとササミの天ぷらが添えられ、付け合わせにはボロネーゼパスタと、ヴォリューム満点です。 

 

また、食後のデザートと一緒に出されたのが、タピオカ抹茶オレ!

黒くてモチモチとした丸いアレ!

ちょっと飲んでみようじゃないか、ドレ!

これが世間を賑わしているヤツか~。

と、恥ずかしながら初実食で、しみじみ思うのであります。

ちなみに、上に載ったハート形のサブレはシェフの手焼き。

 

お話のテーマは、お客様へのサービスについて。

お客様のニーズに的確に応えたいという思いから、各々意見を出しました。

結構まじめです。

私たちが、こうして上げたい、と思うことと、お客様がこうしてほしいと思うことには、微妙なズレがあります。

それは時代の流れの中で変わっていき、また、お客様ごとに違うものでもあり、全てに対して、完璧に応えるのはなかなか難しいものです。

しかし、そのズレを埋めていくのが、私どもの仕事の本質でもあります。

こういう場での議論が、少しでもその役に立てば良いと思います。

ま、最後のほうはやっぱり話題はタピオカになってしまったんですけど。

あいらんど


初夏の花を楽しもう~勧修寺

2019-06-28 | 京都案内

山科区にある勧修寺(かじゅうじ)は真言宗山階派の大本山。

 

醍醐天皇が勅願寺として建てた門跡寺院で、皇室、藤原氏とゆかりの深いお寺です。
本堂、書院、宸殿の内部は通常非公開。
庭園は「氷室の池」を中心とした「池泉回遊式庭園」で庭の中に前方の山を取り込んで造られ、趣のある自然が楽しめます。

 

書院前にある灯篭は水戸光圀公の寄進になる「勧修寺灯篭」。 この灯篭を覆うように生える常緑の低木は「ハイビシャク」。



本堂の前には鮮やかな紫色のアジサイが見頃。



そして氷室の池は京都の睡蓮の名所の一つ。 紅や白の睡蓮が水面を覆い隠すように咲いていきます。

 

池の島には珍しい半夏生が群生しているほか、夏椿も咲いています。

 

比較的訪れる人も少なく、ゆっくりと楽しめます。 特に午前中がオススメです。

京都好き男 細木