京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

桜花爛漫№3 京都府立植物園

2022-04-10 | 京だより

京都府立植物園は春爛漫。
北山門を入ると目に付くのが雪柳(ユキヤナギ)と桜。



雪柳は桜と同時期に白い花が咲きます。
街中でも時々見かけますがもともと川沿いに自生し鴨川(賀茂川)などでも広く植栽されています。
球根ガーデンには赤・黄のチューリップ。



その先には紫色のショッカツサイ。中国原産の別名ムラサキハナナ。
「紫色の菜の花」の意味でショッカツサイ(諸葛菜)の名前は中国三国時代の軍師、諸葛孔明が食用として広めたとの伝説に因むそうです。

 

桜林ではソメイヨシノ、ベニシダレザクラ、サトザクラが満開。
桜花に映えるように育てられた赤いチューリップとの競演はここでしか見られません。

 

他にもツツジ科の「太陽」やバラ園の奥に咲く菜の花も咲き、まさに春爛漫です。

 

植物園の西側の遊歩道は「半木(ナカラギ)の道」という約0.8kmの散歩道。
八重紅枝垂れ桜がトンネルのように咲き誇る桜の名所。
少し遅咲きの桜でもうしばらくは楽しめそうです。

 


各地の桜が散り急ぎますが、遅咲きの桜が咲く平野神社、仁和寺、三千院はあと1週間くらいは見頃が続きます。

京都好き男 細木


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