京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

桜花爛漫№2~京都御苑の春を歩く

2022-04-05 | 京だより

日本の国の花のひとつ「桜」。
私たち日本人にとっては「親しみ」や「夢」を与えてくれる花 花言葉は「純潔」、「優れて美人」、「優美」。
京都では伝統的な建造物と桜がマッチングした場所がよく見られます。
例えば御苑の西側烏丸通の平安女学院、有栖館



御苑北側今出川通りの冷泉家の桜


京都御苑は市の中心部に位置し、東西700m、南北1300m、周囲約4kmの長方形をした広大な公園。
苑内に生育する樹木は約5万本で桜は苑内各所に約1000本。
最も多く見られるのはヤマザクラ。 この他にシダレザクラ(イトザクラ)、八重の花をつけるサトザクラなどが植栽されています。
この中で一番人気は「近衛邸跡」に咲く大きくて美しい枝垂桜の「糸桜」です。



他にも「出水の小川」周辺などではサトザクラをはじめとした桜が楽しめます。

 


苑内では他にも、モクレンや桃の花が見頃です。

 



広大な苑内にはベンチがたくさんありますが、休憩所が少なく、ただいま新たな休憩所、情報発信スペースを建設中です。
京都御苑全体を再現したジオラマ模型展示コーナーや来苑者への総合案内所がある「京都御苑情報館」、 カフェを併設「近衛邸跡休憩所」 「清和院休憩所」 など。
5月20日オープン予定で後日詳細が発表されます。
ゆっくりのんびり自分のペースで散策が楽しめる京都御苑へ是非どうぞ。
広大な場所ですがコロナ対策はしっかりと。

京都好き男 細木



最新の画像もっと見る