ドバイのブルジュ・ハリファに抜かれるまで世界一の高さの高層ビルだったという「台北101」へ。
永康街の北側、信義路二段のタクシーの中から。真正面に見える。
飛び抜けて高い建物だけあって、視界に入ると、めちゃめちゃ目立ちます。
真下から見上げてみる。
逆に近過ぎると、すんごい高いのがよくわからない感じ。ちなみに高さ508メートル。
5階で展望台へのチケットを買い、エレベーターへ。
エレベーターは、時速60.6キロメートルの速さで上昇。
動きだすと同時にエレベーター内は暗くなり、天井に星空が現れ、心地よい音楽が流れ出す。37秒で、展望台のある89階に到着。
これがまたすんごい静かな動きで、スピードが出てるのをまったく感じさせない。気圧の関係か、ちょっと耳に違和感を覚えたくらい。
クリスマス前だったんで、トナカイの飾り付けが。
ちょっと曇ってはいたものの、この高さ、さすがの眺め。
右下には國父紀念館が。はるか遠くに淡水河まで見ることができる。
階段を二階上がって、屋外の展望台へ。
風が結構強くて、さすがに寒い。だいたい地上500メートルくらいだもんな。
87~92階の中央吹き抜け部分に設置されている、風による振動を緩和するためのTMD(チューンド・マス・ダンパー)を見ることができる。
黄色いばかでかい球体。重量660トンだって。想像がつかんほど重い。ほんでもって、92階から、4本ごとに束ねられているケーブル、計16本で吊るしているそうだ。
それにしても、これどうやってここまで運んだんだろう。ケーブルに吊るすだけでも大変そう。凄すぎる技術だ。
台湾は大型台風がよく直撃するところやから、暴風対策に非常に力を入れた設計になっているとのこと。たしかに、ここにいて台風来たら怖いわ。