永康街をまたまたぶらつく。
少し裏道に入ると、なんとなくレトロな雰囲気の鄙びた感の漂う建物が並んでいる。
そうかと思えば、そのすぐそばにお洒落な雑貨店があったりと、この街は散策しているだけでもなかなか楽しませてくれる。
今回の短い滞在期間では、残念だが行けなかったお店もこの近辺にはいくつかある。ま、それは次回の楽しみにしとこう。
ちょっとした雑貨を買ったり、お土産用の台湾の茶葉やパイナップルケーキを買ったりして、すこし時間を潰す。
雑誌に載ってた「芋頭大王」ってお店が。
看板の横を入って行くとこじんまりとしたお店を発見。
すぐ横に、ちょっとしたスペースがあり、椅子とテーブルが並べられている。
豆花っていう台湾では有名なデザートがある、って雑誌かなんかに書いてあったのを覚えてたんで、それを頼む。
甘いお汁に浸かっている豆腐のような寒天のような感じのデザート。
そこまで甘くない杏仁豆腐を食べてるような。味は、まあまあ。
あとでわかったけど、これにいろいろとトッピングできたらしい。そういや、トッピングになりそうな具がいろいろとお皿に入れて置いてあったわ。そのときはわからんかった。おばちゃんも教えてくれんかったな。ま、日本語全然通じんかったししゃーないけど。
今度来た時は、台湾ではポピュラーなタロイモのデザートを食べよ。
読書。米澤穂信 / 「インシテミル」
高額の時給につられて集まった12人。出口のない施設の中に閉じ込められ、ルールを決められ、しかもそれぞれ一つずつの殺傷能力を持った凶器を与えられて7日間過ごす、という設定が秀逸。もうこれだけで、この結末どうなるんだ?って、気になって気になって、読むのをやめられなくなるじゃん。