北上F.C.Jr.のクラブハウス

京都のサッカー大好きGIRLSの集まり北上F.C.Jr.のサポーターです☆

むらさきちきぶ112

2013-02-17 | むらさきちきぶ
こんばんわKEDちちです。

伊勢市でのおひなさまカップが終わりました。
2日間、選手らがサッカーに専念できましたのは、ファミリーズのご尽力あってのことです。ありがとうございます。
ジュニア世代においてこのような体験のできる選手らを大変うらやましく思います。

2チーム参加です。6年生チームと5+4年生チーム(サテライト名で参加登録)です。
すばらしい人工芝ピッチが2面ありました。同時刻にオレンジと紫が両面でキックオフする光景は、まさに万歳です。

まずはサテライト。主にキャップが見ておられました。結果的に2日目で飛躍的にチームっぽくなったのは合宿効果です。
スタッフに就いてから何度かそういう光景を見てきましたが、毎回笑えてきます。
個人の成長はもちろん、他者理解が深まるとともに創出されていくチームプレイの数々を見ていますと「グングン」がまさに音となって聞こえてくるような感じです。(この表現は以前にもしたような。でも、ほんとにそうなんです)

全部は見てないのですが、初日敗退した相手に、2日目再戦し2-2のドローに持ち込んだゲーム(スコアレスで無いところがステキです)では、4年生のRinが2アシストです。マッハ16へのラストパスはすばらしいサイドチェンジでした。
また、このチャンスを作った18は獅子奮迅の活躍でした。目的がはっきりしているから、そのための手段が続々と。ループパス・アウトサイドでの持ち出し・体を入れ替えてのタテ突破等。無心ですからもう一回やってと言っても、おそらく「?」という顔になるのは目に見えてますので画像で復習してください。証拠映像があるのだから知らんとはいわせませんよ。

14は中盤での距離感をつかんだようで、そうなると自由自在ですね。もう少しだけ遠くを見てもらえれば、プレーの幅がひろがりますよ。まずはどんな場面でもゴールを。次にゴールに直結するようなパスを。この優先順位は絶対です。
大量失点もありましたが。手抜きをしない12にとっては良い経験になりました。PK取られましたね。すべってころんだ後でした。あのように予想外の出来事があると頭が真っ白になって、そうなるわけです。でも、一度経験すると、それは予想範囲内の出来事に変わりますね。
17は慣れないポジションもありましたが、初日のへなちょこが、大きく修正できたと思います。いいね。
マッハ16のゴールですが、トラップの瞬間に「絶対に入った」と思いました。彼女に対しては初めてのことです。姿勢・表情も含めて、たまに「絶対」と感じるときがあります。
15はピッチ外だとR-1芸人みたいですが、ピッチ内では汗かき役に徹することができる選手だなという評価です。両方ほめ言葉です。

さて6年生です。結果からすると、優勝を逃したという表現でいいでしょう。
秋に負けた相手に圧倒することができた初戦。京都リーグで勝った相手に見事なまでのカウンターを決められた2戦目。得失点差5を要したことで、逆に2点目が異常な程遠くなり、間際で追いつかれた3戦目。

はじめに断っておきますが、決勝リーグの3戦は誇張抜きに圧倒することができたと言ってもいいと思います。チャンスの数は完全にウチの方が多かったです。いくつかのシーンでは会場を魅了したと言ってもいいでしょう。
特に課題としていた左サイドからの攻撃が良いアクセントとなって、13もより活きた感じです。
攻撃パターン次の課題は11の収まりから9へ落とすプレー。課題は残りわずかです。
(本当はですね。この子らはもう十分やったよなぁ。と思う瞬間が増えてきています。あ、そういう感傷はいらんか)

では、足りなかったのは勝負強さということになります。気持ち。しかし、この言葉は少女にとって具体的ではありませんね。
「多分、ここにくるだろうから、こっちの足のここに当ててゴールのあのあたりに転がしてみよう」というイメージのことです。
同時に「それ以外のとこにきたら、その時考えよう、またはあきらめよう」という「潔さ」(いさぎよさ)が持てるかどうか。
八方美人では得点できないんです。でも、イメージが高まれば走るコースやスピードが10cm単位で変化するはずです。
コーナーキックも同じことです。

つまり、そういうところまで来てるわけです。イチゴのショートケーキのイチゴは乗ったけど、イチゴにツヤがないからあんまりおいしそうじゃないねという話になってるわけです。
例えば、11にしてみると暁さんで練習した例のアレのことだったりします。

一方で、両サイドバックの出来が全体へ作用することはもう十分理解したでしょう。2つのポジションに対して主な候補が3名。
競争の起きる状況にしておいて良かったです。3人はここが正念場ですよ。

4のゴールは少し泣けたね。夜のミーティングで出した課題であっただけにひとしおです。
左足で振り抜いたボールはサイドネットに一直線。それでもMVPじゃないところが期待の部分です。

で、MVPは2です。2日間6試合で守備を安定させ、前線への供給に徹することができました。
またミーティングでの提案通りに、リーグ戦の状況・時間帯・スコアに応じてリスク承知の攻撃的な守備もできました。
最後の失点は疲労からスリップしたためのものですね。どんまい。
あと、後半のコーナーにおける攻撃参加の判断は2が正解。もう明日からベンチに確認しなくてもいいです。2に任せます。

最後に監督賞(しょぼくてゴメン)は7です。こういうバックアッパーがいると本当にありがたい。ベンチも充実してきました。
賞の理由を告げているときに、多くのチームメイトが「ウンウン」とうなずいていたのに気付いていましたか?
賞品はつまらない物ですが、チームメイトの祝福を思い出すきっかけになるのならば、ピカピカのメダルよりも価値があると思っています。
正直、以前の7であれば「なんだこんなモノ」というのが顔に出てたと思います。どうみても安っぽい品を、うやうやしく、笑顔で受け取ってくれた態度は淑女のそれでしょう。つくづくサッカーとは素晴らしいスポーツだなぁと思います。

さてさて情報整理。お、3さんと19さんは4種で対戦してたのか。19のチームが勝ち?ふむふむ。
紫杯の集合写真も確認。男子にボコられたそうですが、みんなイイ笑顔ですね。sayaちゃんサイコーやね。
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むらさきちきぶ111

2013-02-11 | むらさきちきぶ
こんばんわKEDちちです。

堺なでしこフェスの2日目が終わりました。結果は二位トーナメントの下から準優勝ですね。
ここは深めの人工芝です。ボールがなめらかに運べますがフェザータッチには抵抗が生じます。
ある選手は苦労し、ある選手は輝きます。ま、もう少し大人になれば誰しもが輝くピッチではあります。

二試合目は1-2の敗戦ですが、オウンゴール2というのはなかなかのものです。
私はオウンゴールに一切の情けをかけないタイプです。反省してもらうことが重要なトレーニングになります。
なので、やらかしたのがこの2人であったということには少しばかり満足しています。
慣れることと上達することとは違うからね。成長のための良いチャンスです。

ま、シュートが少ないね。こぼれ球に対してシュート体勢で準備する選手が誰もいないというのはちょっと。

そうはいっても成果が無い訳ではありません。7のゴールはチームにとって重要なゴールでした。思い切りが良かったね。
7だけは2日間通して自己最高のパフォーマンスだったということで間違いないでしょう。

2日目の五年生ですが。ちょうど1年前の6年生を見ているようです。
ま、全くサッカーになってないので、こっちもやりやすいと考えるしかないかな。唯一平均以上なのがスピードです。
ニンジンカレーの話。自転車の話。忘れないでね。

さて話は変わりますが、キック力がある=サッカーうまい。という価値観があります(少女の方が濃いかな)

スマセレ赤組の4さんのキックをマネすればいいと思います。いまのところ、教科書に近い。
ちなみに、彼女にキック力はありませんが、ボールを遠くに飛ばす能力はあります。
16パパさんの動画で、自分のキックと比べて下さい。特に5年生。

雨が軽く降ったピッチでしたが「つるみ」が昨日みたいにつるっとしない。この工夫についてはいくつかの角度で評価してもいいでしょう。さきのキックの話と通じますが、考える事とやってみる事が大事。

最近の例でいくと北上スマセレ戦で、後半、11が相手ゴール前でゴチャゴチャしたシーンがあります。
あわやのシーンで先ほどの4番がしたプレーはスライディングでした。
これ、ボールにアタックするというよりは、ゴール前の障害物になるのが目的です。これは練習ではできるようになりませんね。
いつも考えているからこそ、最高の判断ができるというもの。
ま、5年生にはわかりやすいだろうから例にしただけで、うちの6年生にもいい判断ができる選手は多いよ。

5年生唯一の成果は仲良くなってきたこと。これは大事。キーマンのお笑い大賞は15ですね。ネタが安定してきてる。
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むらさきちきぶ110

2013-02-10 | むらさきちきぶ
こんばんわKEDちちでです。

堺なでしこフェス1日目です。何人かは別のところで頑張ってますので、いつもと少し違うメンバーで予選1位抜けを狙いましたが残念ながら2位でした。ちなみに去年も予選は2位でしたけどね。

初戦は大事だと思っていましたが、現地に入って即座に散策をした結果、どうやら鳴門の方が手強いということがわかりました。

今日に向けて考えていたのは「どういうカタチの得点をイメージするか」でした。結果、1試合目はオウンゴールを守り抜いたカタチでしたので、結果はまずまずとしながらも、いい得点イメージはわいてきません。

2試合目のキックオフは風上を取りました。前半チャンスらしいチャンスは作れず。7が良い持ち出しをしたところでファウルを受けての2のフリーキックが最大のチャンスでしたか。
前半を終えたところで、鳴門は堺に対して1-0以上のスコアで勝てるチームだと計算できました。
すると、引き分けても得失点差で1位抜けは厳しくなると思いました。ですので、ここは少ない可能性ですが勝ちにいってみました。

後半は予想通り押し込まれましたが、そういうシーンでは2と4が本領発揮しました。また12も決定的なピンチを防ぐ活躍でした。中盤を厚くして9と11からカウンターパスを狙う感じ。こういう狙いの時の風下は有利に働くこともあります。

押し込まれるということは、相手のバックラインも上がってくるわけですから、勝負できるスペースは広くなります。スピードに伸びのある2名をFWに選びました。予想通り19絡みの16突破で2回ほどチャンスが生まれました。
ま、最後は力尽きて終了間際に失点しましたが、得点できない以上は引き分けも負けも一緒ですな。

人工芝と強風に悩まされましたがどこも同じ。6年生は実力通りです。5年生については12・19が期待以上。
16がこのレベルのサッカーで仕事をこなしてくれたことが何よりです。

3試合目は、万が一のために得点を量産しておくことに。しかし1試合おきの3試合目というのは疲労がハンパないですね。
おそらく「惜しい」の連発になると思いましたのでシュート能力重視の布陣にして9得点はまずまずです。

5年生のフレンドリーはシャーンセンさんと1-1でした。5年生を中心にちょうど良い相手でしたね。18が猛然とゴールをねらって弾けたボールを17が押し込みました。みんなにもいいましたが、偶然17のヒザかどこかに当たったゴールですが、これは自慢してもらってもいいよと。そこに飛び込んでいたことが大事。特にFWならばなおさら。
自転車の話をしましたが、5年生はよく覚えておいてください。

全体として驚いたのは「全国行かないチームでも手強いのが多い」ということです。
明日は2位トーナメントですが、そこにも手強いのがいますね。

最後になりますがテレビで大文字駅伝見ました。4人ともかっこよかったですよ。
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むらさきちきぶ109

2013-02-06 | むらさきちきぶ

こんばんわKEDちちです。

紫指揮部でたまに「原風景」とか「原体験」というフレーズが出てきたように記憶しています。
先日、小学校の同級生達と食事をしました。「初老」の集いだそうです。・・・「老」なんやなぁ。
成人式以来に会う人もいて、小学校当時の担任の話とかで盛り上がったりしてました。
私も思い出話として、あるサッカーの試合の話をしましたが、意外にもみんなあんまり覚えてなかったです。

もしかするとそのゲームが私の「原体験」だったのかもしれないなと考えるようになりました。

季節や大会名は忘れましたが、トーナメントの1回戦だったと思います。
相手は貴生川(きぶかわ)少年団といって、アジアの壁・井原正巳選手を輩出したチームです。当時でも県内で指折りの強豪。
私がいた雲井少年団は町内4チームの中でも定位置は4位のチーム。
抽選結果を伝えてくれたコーチが、申し訳なさそうにしてたのを覚えています。

さて、場所は水口スポーツの森、通称「スポ森」です。
僕ら雲井少年団にとっては最初で最後の芝生グラウンド。ただでさえ舞い上がっている。正直勝てるとも思っていない。
一方的な内容で相手シュートの嵐でした。でも、相手がシュートミス連発で0-0のまま過ぎていく。

芝生だからってヒデキが見せたこともないオーバーヘッドでクリアをしようとして空振り。
長身DFコウちゃんの動きはスローなんだけど、今日は相手ボールがバシバシ足にひっかかる。
マコトは相変わらずセンターラインとサイドラインの交わる部分でオドオド突っ立ってるだけ。
時々タカシが右サイドでドリブルを仕掛けるけどなかなか前に進めない。
トップのヒロシは足が速いけど、いつもどおりに変なとこに走っていってしまう。
カッコつけのジュンのスライディングタックルが今日はよく決まる。

なんとスコアレスドローでPK戦へ。相手のベンチも信じられない様子。
そりゃそうだ。対戦相手チームの僕でさえ「それ外すか?」というような貴生川の乱調ぶり。
流れを引きずってか、先制の貴生川がまさかの3人連続外しで、こっちは僕とタカシが決めている。さすがの僕らも計算くらいはできたので、あとの3人のうち誰かが決めたら勝てるのは分かってた。
雲井が一回戦突破に一番近づいた瞬間。ベンチメンバー全員の声が枯れてたのは試合後に気付くことになる。

しかしその後の雲井は全員外してサドンデスへ。最終的に結果は収まるところに収まってしまった。
「あそこまでやってくれたら勝たしてやりたかったなぁ。俺の責任やなぁ」とはコーチの言葉。
泣いてたのはタカシがちょっとだけ。「ボクら貴生川と引き分けたんやでぇ!」の方が大きかった。
ベンチのヒトシも「オレらめっちゃくちゃ応援したんやで!」と誇らしげ。

やっぱり、このゲーム後に「中学でもサッカー部入る」という奴が増えた。
僕といえば、この試合で初めてやったセンターバックに異常なまでの自信を持つことになって、そこからセンターバック人生が始まった。

これは記録上、1回戦PK負けというゲーム。劇的勝利ではありません。今の北上から考えると単なる準備不足というところでしょうか。しかし、私の中では一生忘れることのできないゲームです。小学校時代の他試合はほとんど覚えていません。

北上はこれから毎週ゲームが続きますね。強豪チームとの対戦もたくさんあるでしょうね。
私は予定帳を眺めながら、この中のひとつが誰かの「サッカーにおける原体験」になってくれる事を願うばかりでいます。
ま、それが判明する頃には、私は「還暦」になってるかな。そんなことはないかな。どうかな。
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むらさきちきぶ108

2013-02-03 | むらさきちきぶ
こんばんわKEDちちです。

今日の練習は、中学年を担当しました。
テクニックといっても、ごく基本的なことから行いました。まだまだ先は長いけど、練習に取組む姿勢や態度はいいです。
変に格好つけるでもなく、いい感じにふざけながらやってくれました。

全員集まらなかったのですが、6年生は全員で北園のゴミ拾いをしました。

今年のトップチームはほぼ6年生だけで固められています。また、北上専属の選手が現時点で5人かな。
例年と異なり「マイチーム」の雰囲気が濃いように感じています。
お遊びも含めて、練習や試合以外のチーム活動っていうのは、ゲームに臨むうえでのモチベーションアップにつながる可能性があります。もちろん個人差はあるでしょうが、大なり小なり効果はあります。

今後、大会参加が続きますのでね、大一番に向けての一種のトレーニングになります。ちょうどタイミングがよかったのでキャップとファミリーズに相談させてもらったという訳です。

しかし同時に「今後はイヤでも注目されるんやで」「優勝の価値は優勝チームのその後の行動で決まるよ」というプレッシャーも与えています。
スタッフ・後輩・ちびっこ・相手チーム・マッチアップする選手等々から「自分がどう見られているのか想像する」という課題設定になります。これは極めて重要です。もちろん完璧は望みません。だけど、そういう方向に思考をめぐらせるだけで十分だと思います。
そういう意味で、本日の清掃活動はとても誠実に正直に自主的に行えていたと思います。
「おこちゃま」達が「憧れのお姉さん」に変わる日も遠くないかもしれませんねぇ。

さて、北園からは京都国際会議場が一望できるわけですが、ちょうど一ヶ月前に建築設計されたお方が亡くなられたそうです。
「京都議定書」は有名ですが、今の選手が生まれる前の話だったんですね。
北園という練習環境に満足しているわけではありません。しかし、その場所がどういう場所なのかというのを知ることは無駄にはなりませんね。

「DO YOU KYOTO?」今日は「YES! I DO」ということになりますか。
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