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無許可でサケ捕獲し伝統儀式、刑事告発され「アイヌの権利、法規制がおかしい」

2019-09-05 | アイヌ民族関連
読売新聞 2019.09.04
 「サケの捕獲は先住民族のアイヌの権利。法で規制されていることがおかしい」と訴える北海道紋別市の紋別アイヌ協会会長、畠山敏さん(77)が1日、道に許可申請せずに市内の藻別川でサケを捕獲。そのサケで伝統儀式を行った。アイヌ民族の伝統儀式に用いる場合は、道に申請して許可を得れば川でのサケ捕獲が特別に認められている。
 道オホーツク総合振興局は1日、畠山さんを水産資源保護法と道内水面漁業調整規則違反の疑いで紋別署に刑事告発した。畠山さんは2日に紋別署から任意で事情を聞かれたといい、「刑事事件とされるのであれば、その中でサケの捕獲がアイヌの権利であることを主張したい」と話している。
 畠山さんと同振興局などによると、畠山さんは2017年秋にも許可申請せずに藻別川でサケを捕獲した。道は、畠山さんに許可申請の意思があったとして事後に許可証を発行した。18年秋には、道が藻別川の川岸に警察車両などを多数停車させたため、畠山さんは丸木舟を川に下ろせずサケ捕獲を断念していた。同振興局は今回、畠山さんに何度も中止を要請していた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190904-OYT1T50218/

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世界の先住民族と食の専門家27ヵ国150名が北海道に大集結!『先住民族テッラマードレ アジア・環太平洋inアイヌモシㇼ』

2019-09-05 | アイヌ民族関連
PRTIMES 2019年9月4日 15時08分
アイヌの女性たちと世界最大の食のネットワークSlow Food(本部:イタリア・ブラ)が連携~先住民族の智慧から学び、持続可能な食の環境と未来を語り合う4日間~
一般社団法人 日本スローフード協会
2019年10月11日-14日の4日間、アイヌの食文化を世界に発信する取組みで連携してきた<アイヌ女性会議メノコモシモシ>と<日本スローフード協会 Slow Food Nippon>は、アイヌ文化交流センター サッポロピㇼカコタン(札幌市)にて、『先住民族テッラマードレ アジア・環太平洋 in アイヌモシㇼ』を開催します。
<先住民族×食の未来>の最前線!ー4日間に渡るパネルディスカッションや分科会では、自然と共に生きてきた先住民族の智慧をもとに「気候変動」や「食の持続可能性」について議論する他、食を通して社会的課題の解決に向き合う事例を紹介するブース展示や、先住民族の料理人や伝統技術保持者によるワークショップ、フードコーナーなども用意されるなど、五感で<先住民族×食の未来>を味わうことができる貴重な機会となります。
※12日(土)・13日(日)の分科会・ワークショップは一般公開されます(要事前申し込み)
食の未来は、古の叡知にあり!
「自然を敬い、恵みに感謝して必要な分だけを頂く」―私たちは今、天然資源の枯渇や気候変動、生物多様性の喪失など地球規模での危機に直面し、その影響は食文化にも大きな影響を与えています。その課題に私たち一人ひとりが取り組むために、大自然と共に生きてきた先住民族たちの智慧から学び、食の未来についてを再考することが必要ではないでしょうか?
――アイヌ女性会議メノコモシモシと日本スローフード協会 Slow Food Nipponは、アジア環太平洋地域の先住民族と食の専門家・生産者・料理人など約150名を招聘し、気候変動と食の持続可能性をテーマにしたパネルディスカッションと、先住民族をとりまく様々な問題~開発・観光・女性・若者・言語・健康などに関する分科会を含めた、国際ギャザリングを実施します。
今話題の昆虫食も!―先住民族の食文化を味わう・体験する
2日目・3日目の一般公開日には、先住民族の伝統食で近年注目を集める昆虫食をはじめ、自然素材を用いた手仕事のワークショップの他、食を通して社会課題を解決するビジネスモデルの紹介、民族衣装や食品など各種展示・フードコーナーなども用意されます。アイヌをはじめ世界の〈先住民族×食の未来〉の最前線!この貴重な機会をどうぞ五感で味わってみてください。
■□■□アイヌ民族は、天然現象や動植物、人間の作る道具なども”魂“があり、カムイ(神)の国から降りてきていると考えていました。与えられる大地の恵みに感謝しながら生きて来たのです。SDGs(持続可能な開発目標)の達成のためにも、世界のあらゆる国の、大自然と共に生きた先住民族の智慧は欠かす事ができないと思います。■□■□―アイヌ女性会議メノコモシモシ代表 多原良子
日 程:2019年10月11日(金)〜14日(月・祝)
会 場:アイヌ文化交流センター サッポロピㇼカコタン(北海道札幌市)
参加費:入場無料(分科会・ワークショップは有料/要申込)
主 催:日本スローフード協会Slow Food Nippon/アイヌ女性会議メノコモシモシ
助 成:国際交流基金アジアセンター/IFAD国際農業開発基金/クリスチャンセン財団/パワンカ財団/タマルパイス基金/三菱UFJ国際財団
協 力:スローフード・インターナショナル/先住民族テッラマードレ・ネットワーク
https://www.youtube.com/watch?v=8rTgCMJm56s
■□■世界各地の辺境の地の料理文化は今非常に世界的にとりあげられています。アイヌの方々が作っている食事の独自のものを守っていくためにはその素材である自然を守っていく努力が必要です■□■生江史伸(<レフェルヴェソンス>シェフ)
ースローフード協会ー
1989年イタリアで発足。160か国8万人の会員を有し、食環境や生産者の課題解決に取り組む世界最大のネットワーク。2年に一度、食の祭典「テッラマードレ」を開催するほか、2015年から70か国200の先住民族との活動を展開している。
https://www.slowfood-nippon.jp/

ーアイヌ女性会議メノコモシモシー
アイヌ女性が本来の力に目覚め、その力を発揮できる環境づくりとエンパワメントを目指して2017年に設立。2018年にイタリア・トリノで開かれたテッラマードレには8名のメンバーが参加し、アイヌ食をデモンストレーション・披露するなど、その舞台を世界へ広げている。
https://menokomosmos.webnode.jp/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000048258.html

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マレウレウ、7年ぶりのニュー・アルバム『mikemike nociw』を発表

2019-09-05 | アイヌ民族関連
CDジャーナル 2019/09/04 13:52掲載

MAREWREW - mikemike nociw [CD]
 アイヌの伝統歌“ウポポ”の再生と伝承をテーマに活動する女性ヴォーカル・グループ、マレウレウが2012年の『もっといて、ひっそりね。』以来7年ぶりのニュー・アルバム『mikemike nociw』(CD UBCA-1065 2,315円 + 税)を9月4日(水)に発表します。
 新作では、活動を休止していたRimRimが復帰、このラインナップで10年になるというayunkiki、Kawamura Hisae 、Rekpo、RimRimの4人がひさしぶりに息の合った歌を聞かせてくれます。前作に続き、OKIがプロデュースを担当しました。
 マレウレウはOKIのライヴへの出演などの活動を経て、2010年のミニ・アルバム『マレウレウ』で活動を本格化。2016年秋に放送のEテレ「オトナの一休さん」で大友良英のプロデュースで音楽を担当したほか、国内外で公演を行なっています。
関連ディスク関連アーティスト関連サイト/リンク
MAREWREW/mikemike nociw [CD]
UBCA-1065 2,315円+税
発売日:2019/09/04
https://www.cdjournal.com/main/news/marewrew/83522

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