先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

「アイヌ漁に許可は不要」 先住民族専門家が記者会見

2019-09-16 | アイヌ民族関連
共同通信社 2019/09/15 20:17

© KYODONEWS 記者会見する、アイヌ民族の畠山敏さん(中央)と先住民族の専門家ら=15日午後、札幌市
 アイヌ民族の畠山敏さん(77)が北海道紋別市の川で、先住民族の権利だとして道の許可を受けずに儀式に使うためのサケを捕獲し、道警の取り調べを受けたことを巡り、先住民族の専門家らが15日、札幌市内で記者会見し、「アイヌの漁に許可は必要はない」などと道の対応を批判した。
 会見には室蘭工業大の丸山博名誉教授や北海道大大学院、東北学院大、鹿児島純心女子大の学者ら4人が参加。自己決定権や漁業権などが認められた海外の先住民族の例を挙げつつ、「アイヌの漁に許可を求めるのは人権侵害」「権利のない先住民族などあり得ない」などとの意見が出された。
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/「アイヌ漁に許可は不要」-先住民族専門家が記者会見/ar-AAHjxxG?ocid=sf

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイヌ口承文学 日本語で朗読 札幌で催し

2019-09-16 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/15 23:03 更新
 アイヌ民族の口承文学を日本語で朗読する催し「朗読liveイランカラプテ」が15日、札幌市中央区の中島公園内の豊平館で開かれた。札幌のフリーアナウンサー五十嵐いおりさんの朗読にチェンバロの演奏を重ね、アイヌ文化を伝えた。
 五十嵐さんの個人事務所が主催し、5月に次いで2回目。昼の部には約40人が参加し、登別出身で「アイヌ神謡集」の著者、知里幸恵さんが残した作品などを朗読した。チェンバロ奏者の明楽(あけ ら)みゆきさん(札幌)が、アイヌ民族の弦楽器トンコリの音階を意識した音色を添えた。
 五十嵐さんは「口承文学には家族の大切さなどアイヌ民族の精神性そのものがにじみ出ている」と話す。会場に初めて足を運んだ東区の大塚敏枝さん(74)は「知里幸恵さんに心を引かれる思い。アイヌ文化に触れる機会を大切にしたい」と語った。(下山竜良)
☆イランカラプテのプは小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/345023

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

登別のフォーラムでアイヌ民族の先住権考える

2019-09-16 | アイヌ民族関連
室蘭民報【2019年9月15日(日)朝刊】

 「アイヌ神謡集」を著した知里幸恵の活動を伝えるNPO法人知里森舎主催の第19回イベント・知里幸恵フォーラム'19in登別が 14日、登別市中央町のホテル平安で開かれ、童話作家の加藤多一氏が「自分の問題として先住民・先住権を考えたい」をテーマに講演した。
 室蘭民報社など後援。加藤氏は紋別郡滝上町生まれ。代表作「馬を洗って…」など多数の児童小説を執筆している。
 加藤氏は、今年5月に施行されたアイヌ民族を初めて「先住民族」と明記したアイヌ新法について、先住権は認められていないと解説。「北海道が開拓され150年。アイヌ民族にとっては受難の歴史だった。新法で先住民族として認められたが、国は謝罪していない」と述べた。
 また、諸外国では先住民族の権利回復が進んでいることを紹介し、「日本はまず、謝罪をしなければならない」と述べた。加えて「経済条件も他の日本人と同じ水準まで引き上げる必要がある」と持論を展開した。
 講演後、苫小牧アイヌ文化保存会による歌と踊りも披露された。
 講演に先立ち参加者らは、8月に死去した同法人の横山孝雄理事長に黙とうをささげた。
(高橋紀孝)
【写真=「自分の問題として先住民・先住権を考えたい」をテーマに講演した加藤氏】
http://www.muromin.co.jp/murominn-web/back/2019/09/15/20190915m_05.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アマゾン先住民、金の小規模採掘の合法化求めてデモ ブラジル

2019-09-16 | 先住民族関連
AFPBBNEWS 2019年9月15日 23:25 発信地:モラエスアルメイダ/ブラジル【9月15日 AFP】ブラジル北部の

アマゾン(Amazon)熱帯雨林で暮らす先住民らが13日、自らの土地での小規模金採掘は収入源になっているとして、試掘の許可を要求するデモを繰り広げた。
 パラ(Para)州モラエスアルメイダ(Moraes Almeida)では、同州で暮らす先住民ムンドゥルク(Munduruku)の人々や採掘人ら数百人が幹線道路を5日間にわたって封鎖。重要な輸送路がまひし、大豆やトウモロコシ、ガソリンを積載したトラック数百台が足止めされた。 [ ブラジル 中南米 ]
 ジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領率いる同国政府は、抗議デモの代表者らと首都ブラジリアで16日に面会することで合意し、道路の封鎖は13日午後に解かれた。
 デモ参加者らは、先住民の土地での採掘を認めるよう要求。また、政府機関の環境・再生可能天然資源院(IBAMA)に対し、違法な操業に対する強制捜査で採掘用の装備品や車両を焼却しないよう求めている。
 デモに参加した採掘人や先住民らはAFPに対し、採掘を認めた先住民族は、自らの土地で発見された金をめぐり、10%の分け前を受け取っていると説明した。
 今年1月に大統領に就任したボルソナロ大統領は、開発を進めるためアマゾン熱帯雨林を切り開くと公言。先住民の土地を含め、小規模採掘を合法化するよう求めてきた。
 抗議デモに参加したムンドゥルクの指導者はAFPに対し、「小規模採掘は、仕事のない人間を助ける唯一のものだ」と語った。
 だが、ムンドゥルクの人々を含む多くの先住民らは採掘に反対。先住民らは、違法に試掘する人々が自分たちの土地に侵入し、暴力を用いて脅迫し、河川を汚染し採掘場所の森林を破壊していると非難している。
 サンタレン(Santarem)に住むムンドゥルクの首長はAFPに対し、メッセージアプリ「ワッツアップ(WhatsApp)」を通じ、「こうしたムンドゥルクの人々は…病気だ」と述べ、「ムンドゥルクの土地を一掃したい小規模採掘業者らに操られている」と指摘した。(c)AFP/Allison JACKSON
https://www.afpbb.com/articles/-/3244571

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ほろほろ鶏肉、竹筒で煮込んだら ボルネオ島の伝統料理

2019-09-16 | 先住民族関連
朝日新聞  2019年9月15日11時00分
クチン=守真弓
 「山の味が一番おいしいんだ」
 マレーシアのボルネオ島にある山奥の村で、先住民族の長老がつぶやいた言葉が頭に残っていた。2年前、違法伐採でボルネオ島の森が急速に失われていることを取材しようと、サラワク州ロングジェイク村にある、プナンの人々の集落を訪ねた時のことだ。
先住民族の食事
 長老の一族は、数十年前までは森で狩猟採集をして自給自足の暮らしをしていた。だが、違法伐採が続いたことによってこうした暮らしは立ちゆかなくなり、取材した時は、伐採中止を求めて、東京五輪の国立競技場建設にも木材を輸出した企業を提訴中だった。民芸品を売って得られるわずかな収入と環境団体からの援助で食いつないでおり、「いつもおなかがすいている」と嘆いていた。
 夜、掘っ立て小屋で集落の人々と車座で晩ご飯を食べた時、長老に「一族に伝わる民話があったら話してほしい」とお願いした。だが、通訳がうまく伝わらなかったのか、長老が語り出したのは、鳥やイノシシや猿の捕まえ方や調理の仕方など、極めて実用的な、食べ物の話ばかりだった。
 「イノシシを捕まえるのは真剣勝負なんだな。足音は絶対に立てちゃいけない。そろそろと数人で近づき細い獣道を一気に追い立てるんだ」「ほどよく焼いたイノシシの肉を、溶けた脂にひたして様々な植物と食べる。塩もつけなかったが、あんなおいしい物はなかった」「猿もおいしいんだ」
 差し入れをしたインスタントラーメンをすすりながら、歌うように長老が語った「山の味」。もう記憶の中にしかないその味を、私も食べてみたくてたまらなくなった。
 「イノシシも猿も難しいけど、気軽に食べられる先住民族の食事があるよ」
 あれから2年。食とはまったく…
残り:3320文字/全文:4020文字
https://www.asahi.com/articles/ASM913WBRM91UHBI00L.html?iref=comtop_list_int_t

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

苫小牧でカムイチェプノミ開催

2019-09-16 | アイヌ民族関連
HBC9/15(日) 18:04配信

アイヌ民族がかつて主食にしていたサケを迎える儀式「カムイチェップノミ」が15日苫小牧で行われました。
錦多峰川の河口で行われた苫小牧アイヌ協会主催の「カムイチェップノミ」は今年で13回目になります。
祭壇には川を遡上した秋サケを供え、アイヌ民族の伝統に則ってサケの豊漁と神への感謝の祈りを捧げました。
川でサケを捕まえることは禁止されていますが、今回は許可を得て儀式用に伝統の漁法で1匹だけ捕獲したということです。
儀式のあとはアイヌ料理の試食や古式舞踊の披露なども行われました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190915-00000003-hbcv-hok

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする