先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

国民の幸せは国の義務――世界初“幸福”を国家予算に組み込んだニュージーランドの挑戦

2019-09-11 | 先住民族関連
AMP 9/10(火) 6:00配信
かれ少なかれ、国は国民を守り、よりよい生活を送らせる義務がある。その政策内容は国によって違うものの、多くの先進国において教育や医療といった福祉分野に力を入れていることが確かだ。しかしそれらはあくまでもハード面への支援であり、その先にある“幸せ”は、当然ながら個々に委ねられている。
2019年5月末、ニュージーランド政府は、幸せをコンセプトに入れた予算「ウェルビーイング・バジェット(幸福予算)」を発表。国や国民の幸せを体系的に考え、予算に落とし込んだ国としては世界初である。
ウェルビーイングという言葉は多様な意味合いを持つが、端的に言えば「幸せ」。「フィジカル・メンタル・社会的に良い状態にあること」とされている。国民の幸せを促進するウェルビーイング・バジェットとは、どういうものなのか?
幸せって何?経済成長と幸福は必ずしも比例しない
その前に、幸せとは何か?経済発展真っ只中の発展途上国では「物質的な豊かさ=幸せ」が一般的である。「経済発展=GDPの伸張=幸せ」と言っても過言ではない。
給料が上がること、モノが増えていくこと、マイホームが立派になっていくことが幸せなのだ。
しかしある程度の経済成長を遂げると、幸せの定義は多様化してきて、人々はより自身の生活・人生に対する質「クオリティ・オブ・ライフ」を求め始める。
また、これまで見過ごされてきた社会問題も顕在化し、GDPの数値と幸せの度合いが一致しなくなるのもこの頃だろう。
国連は毎年3月20日の「世界幸福デー」に「世界幸福度ランキング」を発表している。この調査は2012年より全156ヵ国で実施されており、人口あたりのGDP、社会的支援、健康な平均寿命、人生の選択をする自由、性の平等性、社会の腐敗度を基準にポイント化し、ランク付けしている。
2019年のランキングでは、上から、フィンランド、デンマーク、ノルウェーと、北欧諸国がトップ3を独占。以下、欧州諸国が続く。
一方、ニュージーランドは8位と健闘。国際的な査定においても、それなりに幸福な国であるニュージーランドが、国家戦略として「国民の幸せ」に本気で取り組もうとしている。
長期的視点に基づいた「ウェルビーイング・バジェット」
ニュージーランドがウェルビーイング・バジェットの計画を世界に打ち出したのは、2019年1月のダボス会議(世界経済フォーラム)である。ジャシンダ・アーダーン首相は、「経済的な幸福だけではなく、社会的な幸福にも取り組む必要がある」と述べ、国の財政運営への新しいアプローチとして「ウェルビーイング・バジェット」を5月に発表することを宣言した。
ウェルビーイング・バジェットは、財政省が開発した「リビング・スタンダード・フレームワーク」をもとに、国民の生活水準を向上させるものに絞って予算を組む。アーダーン首相は「経済の動きがめまぐるしい現在、我が国が直面している根深い課題の取り組みには、長期的な支援が必要である」と主張。そして「思いやり、共感、幸福」という視点のもと、一時しのぎの対策ではなく、未来を見据えた抜本的な取り組みをしていくことを強調した。
国際通貨基金の予測によると、ニュージーランド経済は2019年に2.5%、2020年には2.9%の成長が見込まれている。しかし、グラント・ロバートソン財政大臣は「多くのニュージーランド人が、経済成長の恩恵を受けていないと感じている」と語る。
5月末に発表された「ウェルビーイング・バジェット」は、5つの基軸を中心にまとめられている。その内容を見てみよう。
1.メンタルヘルス支援
ニュージーランドでは、入院の必要はないが、日常生活に支障をきたす軽度から中等度の鬱病を患う人は多い。特に自殺率は年々上昇し続けており、政府はメンタルヘルスを「深刻な問題」として位置づけている。
「メンタルヘルス支援」では、24歳以下の若者を中心とした、すべてのニュージーランド人の精神的健康のサポートをする。予算には4億3500万ドルが充てられ、2023~2024年までに32万5000人に支援が行き届くようにする。また、自殺予防支援には4000万ドルが配当される。
その他、看護師を目指す高校生の数を5600人増やすことや、ホームレス支援策として、1044軒の簡易宿泊所を建設し、2700名を救済することも盛り込まれている。
2.子どもの幸せをサポート
ユニセフによると、ニュージーランドの児童約27%が、栄養価の高い食べ物を摂ることができず、健康的ではない劣悪な住環境での生活を余儀なくされているという。政府によると、毎年約30万人の子どもを含む約100万人のニュージーランド人が家庭内暴力や性的暴力に遭っている。
ウェルビーイング・バジェットでは、3億2000万ドルをかけて、家庭内暴力・性暴力の対処を含む、子どもの貧困の削減と福祉の向上を目指す。さらに、貧困家庭の子ども3000人の保護と自立支援をし、貧困のサイクルを断ち切るべく積極的に介入する。
幸せな人生が送れるかは、子どもの頃に適切な教育を受けたかどうかと密接に関係している。この予算では、教育システムの向上にも力をいれ、学校や教師への資金確保も行なう。
3.マオリ族と南太平洋諸国系の生活向上
先住民族のマオリ族と南太平洋諸国系は、2030年までに総人口の約10%以上を占めることが予測されている。しかし彼らはあらゆる面で取り残されており、その他のニュージーランド人との格差は大きい。彼らは自殺率も高く、大きな心理的ストレスを抱えていることも分かっている。
政府は1億9800万ドルを投資。健康・教育・スキル支援、雇用機会の提供などに費やす。そして彼らの文化・価値観を尊重し、生活向上のサポートをする。
4.イノベーティブな国家創生
デジタルテクノロジー社会を生き抜くため、ニュージーランドは最先端の技術を持ち合わせるイノベーティブな国家創りを目指す。国民のデジタルスキル取得を促し、予算ではスタートアップや新規ベンチャーに3億ドルを投資する。また、低酸素社会への移行に必要な技術開発に1億600万ドルを充てる。
5.サステナブルな経済社会への移行
持続可能な低炭素経済へ移行するため、それに関連する企業・団体、地域社会、プロジェクトをサポートする。
オークランドとウェリントンを結ぶ、歴史的な長距離鉄道KiwiRailの再開発に10億ドルを投資。鉄道で貨物輸送をすることで、トラックと比較して1トンあたり66%の二酸化炭素排出を抑えられる。また、気候変動問題に対応するため、再生可能エネルギーの研究開発施設を2700万ドルで設立し、4年間で2000万ドルの運営資金をつぎ込む。ゴミ問題の対応には4年間で400万ドルが充てられる。
継続的で利他的な支援が幸せにつながる
これら5つの項目を見渡すと、トップアップとボトムアップの両方がバランスよく配置されていることに気がつくだろう。持続可能なハイテク国家を目指す一方、子どもや貧困層、少数民族といった弱者に対する支援も手厚い。国家、国民全体の幸せを実現させるためには何が必要か。このバランス感覚は、他国の手本になる可能性は十分にある。
アーダーン首相はダボス会議で「(世界の問題解決には)継続的で利他的な目標が必要」と述べている。米中の貿易戦争が激化し、欧州ではポピュリズムが台頭。自国の利益優先政策は、世界全体の調和を乱す一方だ。自分だけでなく、全体の幸せを考えること。ニュージーランドの示す「思いやり、共感、幸福」の概念は、世界の安定化への鍵になるかもしれない。
文:矢羽野晶子 / 編集:岡徳之(Livit)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190910-00010000-ampreview-bus_all

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

漁禁止し申請で許可出す規則変える考えない 北海道

2019-09-11 | アイヌ民族関連
日刊スポーツ [2019年9月10日21時1分]
アイヌ民族の男性が北海道内の川で許可申請せず儀式のためサケを捕獲したことを巡り、鈴木直道知事は10日、定例記者会見で「道の指導にもかかわらず、残念な結果になった」と話す一方、漁を原則禁止し申請に基づいて道が許可を出す規則を「現時点で、新しく変えることは考えていない」と述べた。
鈴木知事は「河川などでのサケマス採捕は法律や規則で禁止されているが、アイヌ文化の伝承を目的とする採捕は道の特別許可で認めている」と説明。申請には速やかに対応してきたとして規則の妥当性を強調した。
男性は8月31日に紋別市の川で漁を開始し、道職員の制止を受けたが、9月1日にはサケなど約60匹を捕獲。道は同日、道内水面漁業調整規則違反容疑などで告発、道警が捜査している。識者らでつくる市民団体は9日、規則を改正するよう知事に意見書を提出した。(共同)
https://www.nikkansports.com/general/news/201909100000961.html

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウポポイ開設PRイベント「アイヌ・フェスティバル2019」(名古屋)を開催します=北海道

2019-09-11 | アイヌ民族関連
JIJI.COM(2019/09/10 09:00:00)
 2020年4月24日、北海道白老町にウポポイ(民族共生象徴空間)がオープンします。
 民族共生象徴空間とは、アイヌ文化の復興・発展のための拠点となるナショナルセンターであり、主な施設に、アイヌ民族の視点で語る多彩な展示で歴史や文化を紹介する国立アイヌ民族博物館と古式舞踊の公演や体験プログラムを通じてアイヌ文化を体感できる国立民族共生公園があります。
 北海道では、来年4月の開設に向けて、ウポポイやアイヌ文化の魅力を紹介するPRイベント「アイヌ・フェスティバル2019」(名古屋)を開催します。
◆日時◆
2019年9月14日(土)~15日(日) 両日10:00~17:00
◆場所◆
KITTE名古屋 アトリウム
(名古屋市中村区名駅一丁目1番1号 JPタワー名古屋)
◆内容◆
・アイヌ古式舞踊やアイヌ音楽の披露
・アイヌ民工芸品の販売、試着体験
・アイヌ民族衣装の試着、アイヌ料理の試食
・ウポポイ来場イメージ及びアイヌ民族の世界観のVR体験
・ウポポイ開設PRアンバサダー坂口渚沙さん(AKB48チーム8北海道代表)トークステージ(9月15日(日)のみ)
◆問い合わせ◆
北海道環境生活部アイヌ政策推進局アイヌ政策課
TEL:011-204-5185
https://www.jiji.com/jc/article?k=20190910Pr2&g=jmp

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

札幌市の補正予算案、地震復旧に重点 28億円

2019-09-11 | アイヌ民族関連
日本経済新聞 2019/9/10 20:00
札幌市は10日、2019年第3回定例市議会に提出する補正予算案を発表した。一般会計で約28億円を盛り込んだ。
事業別では、胆振東部地震の復旧に16億円を投じる。被害を受けた道路と清田区里塚地区の復旧工事、羊ケ丘通の擁壁補修に充てる。
市が招致を目指している冬季五輪向けの基金に10億円を積み増す。アイヌ民族施策には1億円を投じ、アイヌ文化交流センターの展示を更新したり、アイヌ文化を広めるイベントを催したりする。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49632850Q9A910C1L41000/

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高橋留美子氏、『ゴールデンカムイ』野田サトル氏と初対談 ジンクス告白「ネーム中は魚を食べる」

2019-09-11 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/10 12:00

高橋留美子氏×野田サトル氏が初対談
 『うる星やつら』『犬夜叉』などで知られる漫画家・高橋留美子氏と『ゴールデンカムイ』の野田サトル氏の初対談が実現し、11日発売の『週刊少年サンデー』41号(小学館)に前編、19日発売の『ヤングジャンプ』42号(集英社)に掲載されることが発表された。
【画像】高橋留美子氏の最新作『MAO』と野田サトル氏の『ゴールデンカムイ』
 この対談は、高橋氏の最新作『MAO』コミックス1巻が18日、野田氏の『ゴールデンカムイ』19巻が19日に発売されることを記念して実現。『明治』『大正』と近しい時代を描く2人が、互いの創作論や作品の魅力について熱く語り合う。高橋氏は「ネーム中は魚を食べるようにしている」という意外なジンクスを披露しながら、野田氏へ「食べるシーンも本当に美味しそうなんですが、食べたりとかお料理の取材の方はいかがですか?」と『ゴールデンカムイ』のひとつの見どころである料理について質問攻めにしている。
 誌面では、2人のコラボ直筆サイン色紙のプレゼント企画も実施。また、漫画アプリ『サンデーうぇぶり』では、惜しくも本誌に掲載されなかった内容の対談の完全版を掲載し、18日から前編、25日から後編を公開する。
 『MAO』は、一度死にかけたことがある少女・菜花(なのか)が、突然、明らかに現代ではない“ふたつの世界が交わる地”で、不思議な少年・摩緒に出会い、壮絶な運命に巻き込まれていくという少年と少女のシリアス怪奇浪漫。『犬夜叉』に続く新たな怪奇浪漫として、5月より『週刊少年サンデー』(小学館)で連載がスタートした。
 『ゴールデンカムイ』は、明治時代の北海道を舞台にし、アイヌが遺したという大金を手に入れるため、元兵士の杉元佐一がアイヌの少女・アシリパと行動をともにし、一攫千金を夢みるサバイバル漫画。2014年から『週刊ヤングジャンプ』で連載がスタートし、その後アニメ化もされ、『マンガ大賞』など数々の漫画賞を受賞している。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/343207

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

戦禍の歴史 洋上で体感 シャクシャイン「慰霊のリレー」 長万部―豊浦を航海パッチワーク引き継ぎ

2019-09-11 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/10 05:00
 【長万部】アイヌ民族とその英雄シャクシャインが350年前、松前藩と戦った軌跡をたどる「慰霊のリレー」は2日目の8日、町静狩地区から胆振管内豊浦町までをクルーズ船で結んだ。静狩小の全校児童7人が乗船し、約2時間の航海を通じて、戦禍の歴史に思いを巡らせた。
 1669年の戦いでは、アイヌ民族側が主戦場の長万部へ船で渡ったとされ、当時にならった。主催する長万部町が船をチャーターし、静狩漁港から出発した。
 船は断崖絶壁が続く小幌海岸を横目に、水しぶきを上げて進んだ。児童らは豊浦町教委の学芸員などの案内で、アイヌ民族の狩猟生活やカムイノミ(神々への祈り)などの伝統儀式を学ぶと、「神の砦(とりで)」を意味するカムイチャシ史跡公園などを洋上から望んだ。
 豊浦漁港に到着すると、たすき代わりのアイヌ文様の刺しゅうが入ったパッチワークを、豊浦の児童らに引き継いだ。静狩小6年の中村香音(かのん)さんは「長万部で戦いがあったことに驚いたが、授業で学んだことを身近に感じることができた」と振り返っていた。
 リレーは日高管内新ひだか町で23日開催のシャクシャイン法要祭でのゴールを目指して続く。(古田佳之)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/342996

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国際NGOプラン・インターナショナル10月11日 映画『1日1ドルで生活』上映会&トークイベントを開催

2019-09-11 | 先住民族関連
JIJI.COM(2019/09/11-01:40)
[公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン]
国際ガールズ・デー2019 「THINK FOR GIRLS 遠い国の女の子の未来のために」
国際NGOプラン・インターナショナル(所在地:東京都世田谷区 理事長:池上清子 以下、プラン)は、「女の子と女性が男性と等しく参加できる社会」の実現に向け、10月11日の「国際ガールズ・デー」にあわせて、映画『1日1ドルで生活』上映会とトークイベントを開催いたします。
国際ガールズ・デー月間に本映画をより多くの人たちに見ていただくことで、世界の女の子や子どもたちが直面している課題について、「知って」「関心を持って」「行動を起こす」後押しをしたいと考えています。
https://prtimes.jp/data/corp/12939/table/118_1.jpg
プラン・インターナショナル  ユースグループメンバー エベリンさん(20歳)
プラン・インターナショナルが支援する活動に参加し、子どもの権利、女の子のリーダーシップなどについて学び、プランが実施する就業支援のトレーニングにも参加。現在は、プランのユースグループのメンバーとして活動に参加し、女の子たちのロールモデルとしての役割を期待されるエベリンさんは、プランの活動を通じ、地域が抱える課題に対する理解を深め、今後は解決へ向けた取り組みを進める予定。
先住民族のケチ族の家庭に生まれたエベリンさんは、現在地元のコミュニティ・カレッジに通いながらプランの活動に参加している。土木作業員として働いている父親の仕事は安定せず、代わりに母親が地元特産の手織物の製作・販売により収入を得て、一家を支えてきた。

【全国各地での上映会】
10月の一ヶ月間、全国各地で映画『1日1ドルで生活』上映会を開催いたします。
本作品は自主上映会主催者により全国主要都市を含む複数箇所で上映されます。
お近くの上映会は、こちらのサイトをご確認いただき、各主催者へお申込みください。
http://unitedpeople.jp/1d1d/girlsday2019/
映画『1日1ドルで生活』概要
アメリカの大学生4人が、グアテマラの田舎へ約2ヶ月間の旅に出る。1日に使えるお金はたった1ドル。ビデオカメラを手にして極度のストレスに耐えながら、なんとか生き抜く ドキュメンタリー映画。
監督: クリス・テンプル、ザック・イングラシー、シーン・レオナルド
出演: アンソニー・ソラリス、ローサ・ソラリス、ローサ・コーフ・ボセル 他
撮影国: グアテマラ
配給: ユナイテッドピープル
原題: Living on One Dollar
製作年: 2013年
製作国: アメリカ
時間: 56分
*10月11日の上映会イベントでは、本編とともにプランの紹介映像、登場人物の20歳の女性ローサを主人公にした「ローサの物語」(10分)もご覧いただきます。
複数の企業が寄付つき商品の販売でご協力
国際ガールズ・デーにちなみ、複数の企業が寄付つき商品の販売を通じて、途上国の女の子たちを応援します。
六本木に拠点を置く賛同企業は、今年も六本木から途上国の女の子たちを応援します。
3年目となる今年は女性2名からなるクリエイティブユニットMAISON ONIGIRI (メゾン オニギリ)を迎え、六本木の共通アイコンを作成。このアイコンにのせて複数の企業が寄付つき商品の販売やイベントを通じて国際ガールズ・デーの認知拡大を図ります。
URL:https://www.plan-international.jp/girl/idg2019/#Product
「国際ガールズ・デー」(10月11日)とは
「性別」と「年齢」という二重の差別を受ける途上国の女の子たちの特有な問題に焦点をあて、その解決にむけて世界各国が取り組むよう、啓発し訴える日です。プラン・インターナショナルの働きかけを受けて、国連によって定められました。弱い立場にある子どもたち、とりわけ女の子と女性が男性と等しく参加できる社会の実現にむけ、「国際ガールズ・デー」にあわせてアクションやイベントを通して広く社会へ発信します。
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000118.000012939&g=prt

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「うる星やつら」高橋留美子×「ゴールデンカムイ」野田サトルによる対談が実現! 互いの創作論が明らかに

2019-09-11 | アイヌ民族関連
アニメ!アニメ! MoA 9/10(火) 16:30配信

「高橋留美子×野田サトル対談」
『うる星やつら』などで知られる高橋留美子と、『ゴールデンカムイ』の野田サトルによる初対談が実現し、「週刊少年サンデー41号」に前編が、「ヤングジャンプ42号」に後編が掲載決定。対談では、『ゴールデンカムイ』の取材時のエピソードや互いの創作論などが、作品の魅力とともに熱く語られている。
今回の対談は、高橋の最新作『MAO』第1巻、野田の『ゴールデンカムイ』第19巻の発売を記念して行われた。「明治」「大正」と近しい時代を描く2人が、創作論や作品の魅力について熱弁。高橋が「ネーム中は魚を食べるようにしている」というジンクスを明かすなど、意外なエピソードも盛り込まれている。
「高橋留美子×野田サトル対談」は、2019年9月11日発売の「週刊少年サンデー41号」に前編、9月19日発売の「ヤングジャンプ42号」に後編が掲載。
また、マンガアプリ「サンデーうぇぶり」には完全版が収録。9月18日から前編、9月25日から後編が公開となる。
<対談一部掲載>
【『ゴールデンカムイ』の取材について】
高橋:食べるシーンも本当に美味しそうなんですが、食べたりとかお料理の取材の方はいかがですか?
野田:この間、樺太に。サハリンから寝台車でずっと北上していって。ニヴフっていう人たちが作る料理を食べさせてもらったり。とにかく色んなもの食べてきました。ロシア人はラードの塊を食べるんですよ。
高橋:北の方だと、アザラシとかですか?
野田:食べるのはブタですかね。アザラシの油を食べるのはニヴフみたいな少数民族ですね。彼らにとっての調味料です。日本人でいうと醤油みたいな感覚でアザラシの油を常備していて。今は都会に住んでいる人も多いみたいなんですけど、都会のニヴフたちは海で漁をやってる親戚とかから取り寄せたりしてるそうです。
高橋:へー、それはやっぱり寒いので、油を摂らないとっていうことなんですかね。
野田:どうなんですかね、昔はそうだったのかもしれないですね。
高橋:実は、吾妻ひでお先生の『失踪日記』読んでたら、その天ぷら油をね、飲むというシーンがありまして、そういうことなのかなと。
野田:阿寒湖のアイヌの人たちには、サメの油を食べさせてもらいました。サメの油を調味料みたいにして、かけたりして食べたんですよ。
高橋:美味しかったですか?
野田:若干クセがありますね。食べ慣れない味で、独特な調味料っていうか……。
【高橋留美子 連載と連載の間の過ごし方】
野田:長期連載と長期連載の間ってどうされてるんですか?
高橋:今回が一番長くて1年5か月くらい。その間、新連載の打ち合わせも野球と時事ネタばっかりで……3歩進んで2歩戻るみたいな。
野田:なるほど。その間、旅行とかいったりしなかったんですか?
高橋:旅行は行かなかったですけど、食事はやたら行きましたね。休みはデビューしてから今回が一番長かったです。一番忙しい時は『うる星やつら』と『めぞん一刻』を同時期に連載していたので……なんか気づいたら「スピリッツ」が週刊誌になっちゃってて……。
野田:凄いです。そんなこと聞いたことないですね。
高橋:でも昔の人はもっと凄かったですからね、水島新司先生は5誌同時連載とかなさってましたから。
野田:できないです。
高橋:『ゴールデンカムイ』情報量すごいですしね。普段、どうされてるんですか?
野田:とにかく資料を読み込む。ずっと読んでます。トイレにも山積みだし。好きな映画も観る暇もないくらい。
高橋:映画はどういうものをご覧になるんですか?
野田:くだらないものから、ちゃんとしたものまで。面白いと言われたものは観るようにしてます。基本海外のものが多いですけど、ただ映画館とかまで観に行く暇はないですね……。
高橋:私も徒歩15分のところにシネコンがあるんですが……なかなかちょっと。シネコンができる前は、都心に出かけて日に5本とか観ていたんですけど。今は行こうと思えばすぐ行けるにも関わらず……。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190910-00000009-anmanmv-ent

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界の博物館関係者ウポポイ視察

2019-09-11 | アイヌ民族関連
NHK 09月10日 17時42分
来年4月、胆振の白老町にオープンするアイヌ文化の発信拠点「ウポポイ」を、10日、世界各国の博物館の関係者が訪れ、自然との調和を図るように設計された建物などを視察しました。
白老町に建設中のウポポイを訪れたのは、先週、京都で開かれた国際博物館会議に参加した世界19か国の博物館関係者およそ50人で、国の担当者の案内のもと、敷地内を視察しました。
ウポポイは、背後に樽前山が見えるように建物の高さが抑えられるなど、自然との調和を考えて設計されているということで、一行は説明に感心したようにうなずき、写真を撮っていました。
また、すでに完成しているアイヌの人たちの遺骨を収める「墓所」も視察し、外壁に刻まれた伝統的な墓標のレリーフを興味深そうに見ていました。
トルコから訪れたスアイ・アクソイさんは、「施設もすばらしいし整備に当たっての考え方にも感銘を受けました」と話していました。
国立アイヌ民族博物館設立準備室の佐々木史郎主幹は、「日本で初めての先住民族のための博物館ということで、興味を持ってもらえたと思います。いろいろな国の人たちにPRできてよかったです」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190910/7000013517.html?fbclid=IwAR3-Fb_mbYX1G4SSYVPIeu3TAWj_6UiE38d6xAMT1y7S3IUnNRI8t2qThPI

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市民団体が漁の規則改正求める アイヌ民族の男性が告発された問題で道に意見書 北海道

2019-09-11 | アイヌ民族関連
HBC 9/10(火) 12:28配信

紋別でアイヌ民族の男性が道の許可を得ずにサケを捕獲したなどとして告発された問題で、市民団体が道に対し、規則の改正を求める意見書を提出しました。
この問題では、紋別アイヌ協会の畠山敏会長が、道の許可を得ずにサケを捕獲したなどとして告発されています。
アイヌ民族や大学教授らでつくる「アイヌ政策検討市民会議」は9日、道に対し、アイヌ民族のサケ漁について、許可を不要にして漁業権を保証するなど道規則の改正を求めました。
市民会議はインターネット上で意見書への同意の署名も募る考えです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190910-00000008-hbcv-hok

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする