先住民族関連ニュース

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新得・空想の森映画祭が開幕 「共働学舎」の講演も

2019-09-15 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/14 18:33
 【新得】ドキュメンタリー作品を中心とした第24回SHINTOKU空想の森映画祭(実行委主催、北海道新聞帯広支社共催)が14日、十勝管内新得町の新内ホールで開幕した。16日まで「沖縄」「アジア先住民」「共働学舎」の3部構成で計15本を上映する。
 初日は戦後の沖縄問題を追い続けるジャーナリスト、森口豁(かつ)監督(81)が「映像は言葉より多くのことを語ってくれる」とあいさつし、自身の4作品を紹介。影山あさ子監督の「ドローンで見る沖縄の基地」の上映や、沖縄平和運動センターの山城博治議長による講演も行われた。15日は「アイヌの結婚式」など国内外の8本を上映する。
 最終日は、自労自活をモットーに共同生活する共働学舎の日常を追った2作品を上映。続けて新得共働学舎代表の宮嶋望(のぞむ)さん(68)、長野県・真木共働学舎代表の宮嶋信(まこと)さん(66)兄弟が、それぞれ講演する。
 3日間通し券3千円、1日券2千円。高校生以下無料。問い合わせは実行委員長の藤本さん(電)090・8278・6839へ。(菊地信一郎)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/344819

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倶知安の情報ブース 「ウポポイ」など発信 G20観光相会合

2019-09-15 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/14 05:00
 観光庁などは13日、10月下旬に後志管内倶知安町で開かれる20カ国・地域(G20)観光担当相会合の会場に開設する情報PRブースの概要を固めた。会場となるニセコHANAZONOリゾート内の施設を活用して、胆振管内白老町に来年4月に開業するアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」や道内の観光地を世界へ発信する。
 情報PRブースは代表団やメディア関係者ら約300人が来場する会合で道内の魅力をアピールするのが狙い。高級実務者級会合が開かれる25日と大臣会合がある26日の2日間設ける。
 写真パネルや映像でウポポイの施設内容、道内の食や雄大な自然を紹介するほか、世界文化遺産の国内推薦候補に選ばれた「北海道・北東北の縄文遺跡群」についても解説。同時に観光分野でIT、テクノロジー技術を生かす企業の取り組みも展示する。東日本大震災で津波や原発事故の被害を受けた東北地方の復興状況も紹介する。
 メディア向けにブースを説明する催しも企画する。展示の具体的な内容は観光庁や道などが検討しており、10月上旬にも固める。観光庁は「道内観光のエリアごとに異なる表情などをしっかりと伝え、同時に実施する道内視察ツアーも楽しんでもらえたら」と話す。(長谷川紳二)
https://so-zou.jp/web-app/news/nettv-news/

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丸瀬布・マウレ山荘に日帰り温泉 「ポッケの湯」14日開業

2019-09-15 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/14 05:00
オープンを前に湯が満たされた露天風呂。後ろはフィンランド式まきサウナの小屋
 【遠軽】町丸瀬布上武利のホテル「丸瀬布温泉マウレ山荘」に14日、日帰り入浴施設「ポッケの湯」がオープンする。これまで同ホテルでは入浴できるのは宿泊客のみだったが、日帰り入浴施設の完成で、町民らも気軽に温泉が楽しめるようになる。
 新築の施設は、ホテルに隣接した庭園の向かい側にあり、木造平屋308平方メートル。内風呂、露天風呂のほか、サウナの小屋を併設する。内風呂は循環式だが、露天風呂は源泉掛け流しで、浴槽には青森産のヒバ材を使用した。
 源泉は42・4度のアルカリ性単純泉で、神経痛や筋肉痛、五十肩などに効果があるという。「ポッケ」はアイヌ語で「温かい」という意味。
 珍しいのは、フィンランド式まきサウナ。まきを燃やして熱くなった石に、ひしゃくで水をかけ、発した蒸気を浴びて楽しむもので、副支配人の近藤奈都美さんは「本場フィンランドでも今は電気式が主流なので、数少ないそうです。サウナが苦手な方も試してほしい」と呼び掛ける。
 12、13の両日は町民向けにプレオープンした。地元の男性は「お湯が豊潤な感じですね」と話していた。
 営業は正午から午後6時まで(受け付けは5時半まで)。一般600円、小学生以下300円。お得なランチセット券もある。タオルなどは有料で貸し出す。問い合わせは同ホテル(電)0158・47・2170へ。(梁井朗)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/344612

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丸木舟クリーニング公開 ウポポイへ長期貸し出し 15、16日に厚岸町海事記念館で

2019-09-15 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/13 05:00
町海事記念館に展示されている板綴舟
 【厚岸】町海事記念館は15、16の両日、30年以上前に町内で出土したアイヌ民族の外洋向け丸木舟「板綴舟(イタオマチプ)」のクリーニング作業を公開し、解説を行う。来春開館するアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」(胆振管内白老町)の中核施設「国立アイヌ民族博物館」に長期間貸し出されるため、当面、町内で見られるのは16日が最後になり、同館は来場を呼びかけている。
 両日とも午前11時、午後2時の2回で入場無料。クリーニングの必要性や板綴舟とは何か、出土の経緯などを国立アイヌ民族博物館設立準備室(札幌)の専門家らが解説する。出土当時の写真パネルも展示する。
 丸木舟は江戸時代のものとみられ、1987年に厚岸湖で出土し、町海事記念館で展示している。全長566センチ、幅60センチ、高さ19センチ、底部の厚さ2センチのセンノキ製。
 問い合わせは町海事記念館(電)0153・52・4040へ。(村岡健一)
★イタオマチプのプは小文字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/344155

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国内外から209件の応募!第5回ジャパン・ツーリズム・アワード 各賞決定

2019-09-15 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/12
株式会社百戦錬磨が初の国土交通大臣賞を受賞―農泊と世界をつなぐ地域活性化サービス―
公益社団法人日本観光振興協会、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)は、2019年10月24日(木)から10月27日(日)の4日間、インテックス大阪で開催する「ツーリズムEXPOジャパン2019大阪・関西」の開催に先立ち「第5回ジャパン・ツーリズム・アワード」(審査委員長:本保芳明 国連世界観光機関(UNWTO)駐日事務所代表)の各賞を決定しました。
[画像1] https://digitalpr.jp/simg/1276/34809/250_448_201909121256255d79c1e9a6b53.jpg
本年から設定した【国土交通大臣賞】には株式会社百戦錬磨の取組「農泊と世界をつなぐ地域活性化サービス」が受賞しました。
また、同じく本年から設定の【観光庁長官賞】は、佐賀嬉野バリアフリーセンターと田辺市熊野ツーリズムビューロー及びパラオ政府観光局の三団体が受賞しました。
海外からの応募取組に授与される【エクセレントパートナー賞】はフィリピン観光省が受賞しました。
また、今回から設定の【学生が選ぶジャパン・ツーリズム・アワード】には株式会社エイチ・アイ・エスの取組が選らばれました。
今回の応募件数は昨年を下回ったものの209件(国内・訪日領域174件、海外領域35件)の国内外から優れた取組の応募がありました。取組内容は、本年もインバウンド関連の取組が増加しており、受賞取組には、これまでのエコツーリズム(ET)、ユニバーサルツーリズム(UT)など社会性の高い取組に加えてインフラツーリズム(IT)、ナイトエンターテイメント(NE)及び多言語対応のデジタル活用(DT)の取組が目立ちました。受賞者の中で、スタービレッジ阿智誘客促進協議会は第1回から5年連続受賞となりました。
表彰式は10月24日(木)「ツーリズムEXPOジャパン2019大阪・関西」の開会式に続いてハイアットリージェンシー大阪にて執り行われます。また、受賞団体の半数以上は、展示商談会へのブース出展をしています。
■第5回ジャパン・ツーリズム・アワード 審査結果
1.応募団体数
[画像2] https://digitalpr.jp/simg/1276/34809/550_82_201909121259095d79c28dc6cab.jpg
※( )内は最終審査に進んだ取組件数
2.選考結果
最終選考会:2019年9月2日(月)14時~17時
審査委員は後掲の通りです。
【国土交通大臣賞】
団体名:株式会社百戦錬磨(国内・訪日領域 ビジネス部門)
取組名:農泊と世界をつなぐ地域活性化サービス
<評価ポイント>
訪日客を対象にした新しい宿泊スタイルの提案である。農家など外国人の受入に不安のある施設の課題解決にきめ細かく対応する取組は先駆的かつ発展性の高く、地方へのインバウンド誘致の切り札になることを期待する。
[画像3] https://digitalpr.jp/simg/1276/34809/300_200_201909121259435d79c2af1a1d9.jpg
[画像4] https://digitalpr.jp/simg/1276/34809/300_258_201909121259475d79c2b3cb067.jpg
<受賞コメント>
国土交通大臣賞という名誉ある賞を頂き、誠に有難うございます。
弊社は創業以来、「明確すぎる移動目的の創造」というコーポーレート・ミッションのもと、世界標準の農泊に着目し、農泊を通じての地域活性化に努めて参りました。
現在は地域の個性溢れるユニークな宿泊施設のプロデュースや運営、自社サイト「STAY JAPAN」等を活用した集客を行っており、今後は、地域個性を活かした農泊をより多くの地域に拡げ、世界中の旅行者と地域の交流が活性化するよう、一所懸命に精進する所存です。
【観光庁長官賞】 (国内・訪日領域2団体 海外領域1団体)
団体名:佐賀嬉野バリアフリーセンター (国内・訪日領域 地域部門)
取組名:嬉野温泉のバリアフリー化は第5段階へ~民間救急との連携  (UT)
<評価ポイント>
医療機関と協力して障がい者、高齢者など一人では入浴困難な人々のサポートをして安心・安全に温浴を健常者同様に楽しむことから、極めて社会性の高い取組と評価した。
団体名:一般社団法人田辺市熊野ツーリズムビューロー(国内・訪日領域 地域部門)
取組名:聖地・熊野における地域ぐるみの新しい観光モデルへの挑戦
<評価ポイント>
世界遺産「熊野古道」を地元住民・企業との連携と理解のもと保存と継承を進め、多くの来訪者を受け入れる実績を持つ持続的かつ社会性の高い取組と評価した。
団体名:パラオ政府観光局(海外領域 地域部門)
取組名:世界初の環境保護誓約「Palau Pledgeの創造」 (ET)
<評価ポイント>
国外からの来訪者に自然保護を誓約させることは画期的であり、かつ観光地として持続的発展につながる社会性と発展性の高い取組と評価した。
【エクセレントパートナー賞】
団体名:フィリピン観光省 (海外領域 地域部門)
取組名:ボラカイ島の復活、ツーリズムの持続的発展に向けて (ET)
<評価ポイント>
ボラカイ島への観光客受入停止で自然を蘇らせたことで、社会の持続的発展にツーリズムが果たす役割を示した極めて社会的かつ先進的な取組と評価した。
【学生が選ぶジャパン・ツーリズム・アワード】
団体名:株式会社エイチ・アイ・エス (海外領域 ビジネス部門)
取組名:子ども達の未来の可能性を広げよう!カンボジアの小学校で課外授業!子ども達と学び合う旅
<評価ポイント>
国際社会への貢献をすると同時に、子ども達と若者の交流の場を作った海外旅行の企画は、極めて社会性の高い取組と評価した。
【DMO推進特別賞】(2団体)
団体名:一般社団法人大雪カムイミンタラDMO (国内・訪日領域 地域部門)
取組名:新たなスノーリゾートの形。都市と自然を活用した「都市型スノーリゾート」の取組
<評価ポイント>
行政との連携、外国人客の受入整備、コンテンツの充実、人材育成、さらにアイヌ文化の継承など都市型スノーリゾートの形成を多面的に形成する取組の発展性を評価。
団体名:一般社団法人田辺市熊野ツーリズムビューロー(国内・訪日領域 地域部門)
取組名:聖地・熊野における地域ぐるみの新しい観光モデルへの挑戦
※観光庁長官賞と同時受賞
【デジタル活用特別賞】(3団体)
団体名:ユーエム・サクシード株式会社 (国内・訪日領域 ビジネス部門)
取組名:GPS城廻りアプリを活用した「城おこし」プロジェクト (DT)
<評価ポイント>
GPSを使いスマホで全国の城を訪れ、楽しむことで地域活性化を可能にした技術の先駆性を評価した。
団体名:SoundUD推進コンソーシアム (国内・訪日領域 ビジネス部門)
取組名:音のユニバーサルデザイン化社会実現に向けた取組 (UT) (DT)
<評価ポイント>
誰もが音を感じることができる「音のユニバーサルデザイン」を観光案内や防災情報などに活用する画期的な技術を通じてのツーリズムの発展・拡大性を評価した。
団体名:ソフトバンク株式会社 (国内・訪日領域 ビジネス部門)
取組名:地域イベントと連動した多言語観光クラウドサービス「Japan2Go」の活用と動態分析
事業 (DT)
<評価ポイント>
スマホアプリに自治体などが地域情報を簡単に公開できる技術を活用して、地域の魅力の発信することによるツーリズムの発展性を評価した。
【UNWTO倫理特別賞】(2団体)
団体名:佐賀嬉野バリアフリーツアーセンター(国内・訪日領域 地域部門)<2年連続>
取組名:嬉野温泉のバリアフリー化は第5段階へ~民間救急との連携 (UT)
※観光庁長官賞と同時受賞
団体名:有限会社屋久島野外活動総合センター(国内・訪日領域 ビジネス部門)
取組名:屋久島におけるエコツーリズムの推進 (ET)
<評価ポイント>
世界遺産屋久島をコンテンツとして、体験だけでなくエコツアープログラムを四半世紀にわたり持続的に展開していることを評価した。

【入賞 国内・訪日領域 ビジネス部門】19団体
[画像5] https://digitalpr.jp/simg/1276/34809/700_685_201909121301175d79c30d13fa4.jpg
【入賞 国内・訪日領域 地域部門】17団体
[画像6] https://digitalpr.jp/simg/1276/34809/700_654_201909121302005d79c3387c520.jpg
【入賞 海外領域 ビジネス部門】4団体
[画像7] https://digitalpr.jp/simg/1276/34809/700_142_201909121302145d79c34662f80.jpg
【入賞 海外領域 地域部門】1団体
[画像8] https://digitalpr.jp/simg/1276/34809/700_53_201909121303545d79c3aa012ab.jpg
ET:エコツーリズム、UT:ユニバーサルツーリズム、IT:インフラツーリズム、NE:ナイトエンターテイメント、DT:デジタル活用
【ジャパン・ツーリズム・アワード審査委員】(50音順・敬称略)
[画像9] https://digitalpr.jp/simg/1276/34809/700_261_201909121304215d79c3c54100d.jpg
【学生が選ぶジャパン・ツーリズム・アワード 学生審査員】(大学名50音順・敬称略)
[画像10] https://digitalpr.jp/simg/1276/34809/700_343_201909121305305d79c40a56d58.jpg
本件に関するお問合わせ先
第5回ジャパン・ツーリズム・アワードについて・・・八代、野口
ツーリズムEXPOジャパン全般について… 石井
ツーリズムEXPOジャパン推進室
電話:03-5510-2004 E-mail:event@t-expo.jp
プレスリリース詳細へ https://digitalpr.jp/r/34809
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/344058

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世界の教室から 北欧の教育最前線(30)先住民族サーメの教育(下)

2019-09-15 | 先住民族関連
教育新聞 2019年9月14日[購読会員限定]
北欧諸国では、マイノリティーの子供たちに配慮した教育制度が整えられている。北欧の北部で暮らすサーメの子供たちは、学校でサーメ語やサーメ文化を学ぶ権利が与えられている。前回はサーメの教育制度と多様なサーメ学校について紹介した。後編では、若者の文化発信と継承の課題を紹介する。
同化政策から復権へ
サーメは、他の先住民族と同様、何世紀にもわたって差別や偏見を経験し、自身のアイデンティティーと葛藤してきた歴史を持つ。国による圧政を受け、キリスト教への強制的な改宗をせまられ、19世紀後半から20世紀にかけては国家の同化・分離政策により、多くのサーメが自分たちの言語や文化を失った。
しかし戦後、サーメ民族問題は徐々に改善されていった。特にノルウェーは多くのサーメを抱えていたこともあり、1993年、他の北欧諸国に先駆けて、欧州評議会による「地域言語また少数言語の欧州憲章」を批准した。
このころ、国内ではサーメの子供たちが学校でサーメ語を学習する権利が保障された。……
この記事は購読会員限定です。購読を申し込むと、続きをお読みいただけます。
https://www.kyobun.co.jp/close-up/cu20190914/

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顔に入れ墨施した最後のタイヤル族女性が死去/台湾

2019-09-15 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾9/14(土) 19:00配信

柯菊蘭さん=資料写真
(苗栗 14日 中央社)顔に伝統的な入れ墨「紋面」を施した北部・苗栗県在住の台湾原住民(先住民)タイヤル族、柯菊蘭さんが14日、県内の病院で死去した。柯さんは紋面の伝統を受け継ぐ最後のタイヤル族であると同時に、同県に居住する最後の紋面保有者。生前から同族の人々に、この伝統は「タイヤル文化の一部」であり、文字で記録を残してほしいと繰り返し訴えていたという。
同県政府原住民族事務センターなどによると、紋面はタイヤル族の女性にとって、機織りなどの技能を身に付け、結婚する資格があることを意味する。また、出自を表すものでもあり、死後、紋面があれば虹の橋を越えて祖先と再会できると信じられてきた。
柯さんは1923年生まれ。当時は日本統治時代で紋面は禁止されていたが、8歳ごろにこっそりと紋面を施した。その後紋面師は道具を没収され、2度目の施術ができなかったため、色は通常より薄くなっている。禁止令が続く中、紋面の伝統は次第に失われていった。
同県は2016年に「紋面伝統」を無形文化財に登録し、ドキュメンタリーを制作するなどして伝統文化の伝承に取り組んできた。この時インタビューを受けた柯さんは、もし自分がいなくなったら「子孫は漢民族と区別がつかなくなるだろう」と話し、文化の消滅を憂いていたという。
柯さんは年初に肺炎を患って以降、入退院を繰り返していた。葬儀は先住民の伝統にのっとって行われる予定。
台湾で存命の紋面保有者は北部・新北市で暮らす東部・花蓮県出身のセデック族、林智妹さん1人のみとなった。
(魯鋼駿、管瑞平/編集:塚越西穂)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190914-00000004-ftaiwan-cn

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【ラグビーW杯】オールブラックスがイベントに引っ張りだこ

2019-09-15 | 先住民族関連
東スポ9/13(金) 16:32配信
 20日に開幕するラグビーW杯日本大会で史上初の3連覇を狙うオールブラックスことニュージーランド代表が、イベントに引っ張りダコ状態となっている。
 9日に来日した“世界最強軍団”は、ブラックで統一されたユニホームに、試合前に踊るハカ(先住民族マオリの伝統舞踊)などで抜群の知名度を誇る。9日に来日すると、空港やキャンプ地の千葉・柏で熱烈な歓迎を受け、スティーブ・ハンセン・ヘッドコーチ(60)は「歓迎ぶりには驚いた」と語るほどだ。
 そんな人気ぶりをマーケティングに利用しない手はない。12日にはメンバー9人が、柏で同国政府観光局のイベントに参加。イベント前にはつくばエクスプレス線の秋葉原―柏の葉キャンパス間を運行した臨時電車のニュージーランドエクスプレスに乗車し、報道陣に直筆サイン入りグッズを配って母国のPRにひと役買った。今後も南アフリカとの1次リーグB組初戦(21日)直前までさまざまなイベントが目白押しだが、イベント参加選手を限定して本番への調整に配慮。ナンバー8のキーラン・リード主将(33)は「上々の準備ができている。開幕が楽しみ」と自信をのぞかせた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-00000022-tospoweb-spo

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2019年、アマゾンの森林火災が急増

2019-09-15 | 先住民族関連
GIZMODO 9/13(金) 8:01配信
もう地球を燃やさないで。
欧州宇宙機関(ESA)が公開した最新の衛星画像によると、アマゾンの熱帯雨林とブラジルその他の地域全体で発生した火災によって、あらゆる大気汚染物質が大気中に放出されたことがわかっています。下の画像では、アマゾンの8月初旬の一酸化炭素排出量が示されています。
ブラジルの森林火災の件数は10万件を超え、昨年の同時期比で45%増であることをブラジルの国立宇宙研究所が示唆しています。
パブリックヘルス(公衆衛生)への影響
また火災の影響で、昨年と比べて一酸化炭素、ホルムアルデヒド、エアロゾルなどの危険な汚染物質の割合が急増していることをESAは指摘しています。
一酸化炭素による酸素レベルの低下で呼吸が困難になることは多くの人がご存知の通りですが、火炎に含まれる有機物からの粒子状物質を吸い込むと、呼吸器や心臓への問題が引き起こされる可能性があります。
世界保健機関(WHO)は先週、こうした大気汚染の影響が懸念される地域に警鐘を鳴らしました。
地球環境への影響は?
燃えたぎる木々からは二酸化炭素が放出され、さらに火炎から排出されるブラックカーボンが太陽放射を吸収するため、いずれも地球温暖化を加速することにつながります。
森林火災件数の増加については、アマゾンを私有地化して作物、酪農、鉱業、木材のため森林を燃やして土地をきれいにすることを支援するブラジル大統領が関係していることを指摘する声も多数あります。アマゾンの森林火災はまた、林冠に住む先住民族地域を奪うことになります。
さらに向き合わなければいけない問題は、森林火災がアマゾンだけで起きているわけではないこと。世界的な火災の件数は、昨年に比べて先月ほぼ4倍まで増加しました。2018年8月は16,632件。2019年8月は約79,000件。世界が今、燃えています。私たちにできることは何なのか...ひとりひとりが日常的にできるような、ちいさな目標を設定しながらこの地球規模の問題に取り組みたいものです。
Source: European Space Agency
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-00000002-giz-sctch

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