北海道新聞 09/12 01:17 更新
JR北海道は11日、来春のダイヤ改正に合わせ、札幌―新千歳空港間の快速エアポートで、新札幌と南千歳のみ途中停車する「特別快速」を4本運行することを明らかにした。所要時間は最速37分から33分に短縮される。今後も観光客などの増加が見込まれることから、空港へのアクセス改善による利便性向上を図る。
快速エアポートは改正後、1時間当たり最大4本から5本の運行に増やす。特別快速は、朝の通勤時間帯に新千歳空港行き、夜間帯に札幌行きを各2本運行。特別快速とは別に、札幌発の始発時間を現行の午前6時台から同5時台に前倒し、最速で午前6時半に空港に到着できる便も新設する。これらにより、快速エアポートは1日当たり32本増え、計148本となる。
約80億円かけ、4編成分計24両の車両を導入したほか、信号機を増設し、変電所の容量を向上させた。
JRは、今後も座席数の多い車両への更新や、1編成の車両を6両から7両に増やすことも検討。まずは増発を収支改善につなげる考えで、JRの島田修社長は会見で「基盤強化を行うことで、赤字幅縮小に全力を挙げる」と力を込めた。
また、胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の来年4月の開業に向け、白老駅に停車する特急の本数を2・6倍に増やす。白老駅は特急「すずらん」が1日12本停車しているが、来春から新たに札幌―函館間を走る「スーパー北斗」19本が停車。同駅改札内のエレベーターを2基新設するなど駅のバリアフリー化も進める。(本庄彩芳)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/343782
JR北海道は11日、来春のダイヤ改正に合わせ、札幌―新千歳空港間の快速エアポートで、新札幌と南千歳のみ途中停車する「特別快速」を4本運行することを明らかにした。所要時間は最速37分から33分に短縮される。今後も観光客などの増加が見込まれることから、空港へのアクセス改善による利便性向上を図る。
快速エアポートは改正後、1時間当たり最大4本から5本の運行に増やす。特別快速は、朝の通勤時間帯に新千歳空港行き、夜間帯に札幌行きを各2本運行。特別快速とは別に、札幌発の始発時間を現行の午前6時台から同5時台に前倒し、最速で午前6時半に空港に到着できる便も新設する。これらにより、快速エアポートは1日当たり32本増え、計148本となる。
約80億円かけ、4編成分計24両の車両を導入したほか、信号機を増設し、変電所の容量を向上させた。
JRは、今後も座席数の多い車両への更新や、1編成の車両を6両から7両に増やすことも検討。まずは増発を収支改善につなげる考えで、JRの島田修社長は会見で「基盤強化を行うことで、赤字幅縮小に全力を挙げる」と力を込めた。
また、胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の来年4月の開業に向け、白老駅に停車する特急の本数を2・6倍に増やす。白老駅は特急「すずらん」が1日12本停車しているが、来春から新たに札幌―函館間を走る「スーパー北斗」19本が停車。同駅改札内のエレベーターを2基新設するなど駅のバリアフリー化も進める。(本庄彩芳)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/343782