NHK 09月23日 19時42分

アイヌ民族の英雄シャクシャインの没後350年にあわせ、23日、日高の新ひだか町で法要祭が行われました。
シャクシャインは江戸時代、アイヌ民族を率いて松前藩を相手に決起しましたが、戦いに敗れた末、非業の死を遂げたとされています。
新ひだか町では、シャクシャインがかつて首長として一帯を治めていたことにちなみ、町内の真歌公園で毎年、法要祭が開かれていて、没後350年の節目のことしは、全道各地から集まったアイヌの人などおよそ700人が参加しました。
法要祭では、公園のシャクシャイン像の台座に付けられた「共生への道」と書いたプレートがお披露目され、参会者たちはカムイノミと呼ばれる儀式のあと祭壇にお神酒をかけて民族の英雄をしのびました。
また、きょうは餅まきも行われ、全員が、食べ物が降るという意味の「ハルランナ」と声に出しながら楽しそうに拾い集めていました。
新ひだかアイヌ協会の大川勝会長は「シャクシャインはアイヌのために立ち上がり無念の最期を遂げたが、今は共存の時代となった。和人もアイヌも心をひとつに協力して生きていけることを願っている」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190923/7000013852.html?fbclid=IwAR2-VN0yy0sUTh0jwli7VPa8HpqW57YTh9v7gcZ-EcCMqPf4gKWuyEY5pg0

アイヌ民族の英雄シャクシャインの没後350年にあわせ、23日、日高の新ひだか町で法要祭が行われました。
シャクシャインは江戸時代、アイヌ民族を率いて松前藩を相手に決起しましたが、戦いに敗れた末、非業の死を遂げたとされています。
新ひだか町では、シャクシャインがかつて首長として一帯を治めていたことにちなみ、町内の真歌公園で毎年、法要祭が開かれていて、没後350年の節目のことしは、全道各地から集まったアイヌの人などおよそ700人が参加しました。
法要祭では、公園のシャクシャイン像の台座に付けられた「共生への道」と書いたプレートがお披露目され、参会者たちはカムイノミと呼ばれる儀式のあと祭壇にお神酒をかけて民族の英雄をしのびました。
また、きょうは餅まきも行われ、全員が、食べ物が降るという意味の「ハルランナ」と声に出しながら楽しそうに拾い集めていました。
新ひだかアイヌ協会の大川勝会長は「シャクシャインはアイヌのために立ち上がり無念の最期を遂げたが、今は共存の時代となった。和人もアイヌも心をひとつに協力して生きていけることを願っている」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190923/7000013852.html?fbclid=IwAR2-VN0yy0sUTh0jwli7VPa8HpqW57YTh9v7gcZ-EcCMqPf4gKWuyEY5pg0