先住民族関連ニュース

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アイヌ文化生かした地域振興へ 交付金制度創設など基本方針

2019-09-06 | アイヌ民族関連
NHK2019年9月6日 13時45分
アイヌ民族を法律で初めて「先住民族」と明記したアイヌ施策推進法が、先に施行されたことを受け、政府は6日の閣議で、アイヌ文化を生かした地域振興策を行うための交付金制度の創設などを盛りこんだ基本方針を決定しました。
それによりますと、国有林での樹木採取や、川でのサケ漁など、アイヌの独自文化が継承されるよう、アイヌの人々の視点に立って国と自治体が連携していくことや、アイヌ文化を生かした地域振興策を計画する自治体を対象に、国から交付金を支出することなどが盛りこまれています。
また、来年4月の開業を目指して整備が進められているアイヌ文化の発信拠点=「ウポポイ」の年間来場者数について、100万人を目指すとしています。
菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で「基本方針に基づきアイヌの人々の誇りが尊重される社会の実現に向けて政府一体となって取り組んでいく」と述べました。
ウポポイの入場料は、大人1200円、高校生600円、中学生以下は無料にするということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190906/k10012066561000.html

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アイヌ男性宅を家宅捜索

2019-09-06 | アイヌ民族関連
共同通信 2019年9月5日 / 22:50 / 1日前更新
 北海道紋別市の川で、アイヌ民族の畠山敏さん(77)が、サケの捕獲は認められた先住権だとして道の許可を得ずにサケを捕獲したことを巡り、道警が5日、畠山さん宅や倉庫を家宅捜索したことが関係者への取材で分かった。道は1日に水産資源保護法違反と道内水面漁業調整規則違反容疑で道警に告発していた。
 畠山さんは8月31日からサケ漁を開始。9月1日には道職員から「違法な状態なのでやめてくれ」などと繰り返し制止を受けたが「漁をするかどうかは(先住民族の)自己決定権だ」としてサケなど約60匹を捕獲した。サケは1日にあったアイヌの儀式に供えた。
https://jp.reuters.com/article/idJP2019090501002427

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メキシコ麻薬王「先住民に財産寄付」=1兆5000億円、米国の没収逃れ

2019-09-06 | 先住民族関連
時事通信2019年09月06日08時52分
 【サンパウロ時事】米国で終身刑を言い渡され収監中のメキシコの「麻薬王」ホアキン・グスマン(通称エルチャポ)受刑者が、自身の財産140億ドル(約1兆5000億円)をメキシコ先住民に寄付する意向を示していることが5日分かった。メキシコ紙ウニベルサルが伝えた。
ナイトクラブ襲われ28人死亡=麻薬カルテルの抗争絡みか-メキシコ
 グスマン受刑者はメキシコ最大の麻薬組織「シナロア・カルテル」のボス。米ニューヨークの連邦地裁は今年7月、麻薬取引などの罪で終身刑と巨額の罰金を科していた。代理人によると、同受刑者は家族との電話の中で、米政府が全財産を没収しようとしていると主張。「金は米国ではなくメキシコ政府のもの。先住民族コミュニティーに分けてもらいたい」とメキシコのロペスオブラドール大統領に求めたという。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019090600298&g=int

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私たちが見る星

2019-09-06 | アイヌ民族関連
宮崎日日新聞 2019年9月6日
 アイヌは北極星をチヌカラノチューと呼ぶ。私たちが見る星という意味だ。先祖は、動かないこの星を見て自分の位置を確かめたのだろう。サケはシペといい主食のこと。アイヌ民族にとって大切なものだ。
 アイヌ民族で初の国会議員になった萱野茂さんは父とサケ漁に行き、夜空を見上げて星の名前を教わった。その日に食べる分だけを捕り、保存用に産卵後のホッチャリを集めた。サケを減らす漁は絶対しなかった(萱野茂著「妻は借りものアイヌ民族の心、いま」)。
 北海道紋別市の川で、アイヌ民族の男性が道の許可を得ずにサケ十数匹を捕獲した。道職員が制止したが男性は「サケ漁をするかどうかは自己決定権」として決行した。4月に成立したアイヌ施策推進法は、アイヌを「先住民族」と明記したが先住権は規定されなかった。
 「アイヌ民族とサケ」を「日本人とクジラ」に置き換えると立場、主張がわかりやすい。「一頭の鯨で七浦賑(にぎ)わう」とされ肉、皮はもちろん骨、内臓まであますところなく利用してきた日本人。食糧難で全滅の危機に陥った集落が漂着したクジラの死骸のおかげで救われたという史実もあると聞く。
 獣、魚の「捕る権利」を保障されているカナダ先住民族は、アイヌがサケを自由に捕れない現状を知ると同情と驚きのまなざしを向けるという。7月から再開された商業捕鯨を理解してもらうためにはどうするべきか。世界の目が「日本の判断」を見ている。

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ウポポイ入場料 大人1200円 中学生以下は無料

2019-09-06 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/06 16:00
 菅義偉官房長官は6日の記者会見で、2020年4月に胆振管内白老町に開設するアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間」(ウポポイ)の入場料について、大人1200円、高校生600円、中学生以下は無料にすると発表した。
 ウポポイの管理を行うアイヌ民族文化財団の管理業務規定で定めた。菅氏は「引き続き年間100万人の来場者を目指し着実に準備を進める」と述べた。
 これに先立ち、政府はアイヌ施策の交付金制度などについて定めた基本方針を閣議決定した。市町村は今後、国に地域計画を申請。首相の認定が得られ、各市町村議会でも了承されれば、秋にも交付金事業が始まる。(金子俊介)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/342105

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政府、アイヌ文化継承へ方針決定 市町村への新たな交付金給付制度

2019-09-06 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/06 12:39
 政府は6日の閣議で、アイヌ文化の継承や観光振興を図るための基本方針を決定した。5月施行のアイヌ施策推進法を踏まえ、市町村を対象に給付する新たな交付金の申請手続きなどを盛り込んだ。菅義偉官房長官は記者会見で「アイヌの人々の誇りが尊重される社会の実現に向けて、政府一体で取り組みたい」と語った。
 基本方針では、市町村が作成した「アイヌ施策推進地域計画」に基づき、政府が交付金給付の可否を判断すると規定。来年4月にオープンする北海道白老町のアイヌ文化施設「民族共生象徴空間(愛称ウポポイ)」の年間来場者の目標を100万人と設定した。
 菅氏は会見で、ウポポイの入場料を大人1200円、高校生600円、中学生以下無料にすると明らかにした。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/342083

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内観光22コース体感して 各国代表団向けツアーを企画

2019-09-06 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/06 05:00
 観光庁は5日、10月下旬に後志管内倶知安町で開かれる20カ国・地域(G20)観光担当相会合に合わせ、代表団向けの道内視察ツアーとして計22コースを決めたと発表した。道内の観光の魅力を体感してもらい、絶好のPRの場にする。
 各国大臣の随行者や観光関係者ら約200人の参加を想定。日程は会合がある10月25、26両日と、参加者の帰国日となる27日が中心で、主に道央・道東・道南・道北の4エリアで行う。
 目玉は27日出発の日帰り・宿泊ツアーの17コース。日帰りは後志管内など開催地近くで酒蔵を見学したり、アイヌ民族の伝統楽器の演奏を試聴したりする。宿泊コースは函館の五稜郭公園など観光地めぐりを予定。川でのカヌー体験などで十勝にも足を延ばす。17コースのうち10コースは旅行会社などの提案を受けた。
 ツアーは観光庁と道が事務局の「G20観光大臣会合実行委員会」が共同企画した。観光庁は「道内のビジネスチャンスにもなれば」と話す。(長谷川紳二)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/341937

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アイヌ施策方針6日閣議決定 近く交付金事業開始

2019-09-06 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/06 05:00
 政府は6日、アイヌ施策の交付金制度などについて定めた基本方針を閣議決定する。交付を希望する市町村は今後、国に地域計画を申請。首相の認定が得られ、地方議会でも了承されれば、秋にも交付金事業が始まることになる。
 基本方針は、5月施行のアイヌ施策推進法で策定を規定。政府が7月下旬に基本方針案を公表してパブリックコメント(意見公募)を行い、その後、自民、公明両党が了承した。
 政府は当初、8月中の閣議決定を目指していたが、党の審査などが若干ずれ込んだ。(金子俊介)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/341935

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「カムイサウルス」と命名 むかわ竜、新種で学名決定

2019-09-06 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/06 00:16

北海道むかわ町で発掘され、学名を「カムイサウルス・ジャポニクス」と命名された大型恐竜の全身復元骨格の前で記者の質問に答える北海道大総合博物館の小林快次教授(左)ら=4日、東京・上野の国立科学博物館
 北海道むかわ町で見つかったハドロサウルス科恐竜、通称「むかわ竜」の化石について、北海道大総合博物館の小林快次教授らの研究チームは、新種として学名を「カムイサウルス・ジャポニクス」と命名し、6日付の英科学誌電子版に発表した。国内で発見され学名が付いた恐竜は8例目。
 小林教授は「カムイはアイヌ語で『神』。日本の恐竜の神という意味を込めて命名した。今後生態などの研究を進めていく」と話した。
 小林教授によると、細い前脚を持ち、背骨の上に伸びる突起が大きく前に傾いていることなどが特徴。また、頭の骨の形状から、薄く平たい板状のとさかがあった可能性があるという。
 カムイサウルスは2003年、むかわ町穂別の約7200万年前(白亜紀後期)の海の地層から見つかった。体積比で全身の8割を超える骨格が確認され、全身骨格では国内最大。
 見つかった個体は、頭部から尾部まで全長約8メートル、体高約4メートルで、体重は二足歩行だった場合は4トン、四足歩行だった場合は5・3トン程度と推定される。脚の骨の断面から9歳以上の成体で、12歳以降に死んだとみられる。
 化石や全身復元骨格は、国立科学博物館(東京)で開催中の恐竜博で展示されている。10月14日まで。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/341926

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むかわ竜の学名は「カムイサウルス・ジャポニクス」 新属新種に認定

2019-09-06 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/06 03:12 更新
 【むかわ】胆振管内むかわ町穂別地区で発掘された草食恐竜ハドロサウルス科の化石(通称・むかわ竜)が、新属新種に正式に認定され、学名が「日本の竜の神」を意味する「カムイサウルス・ジャポニクス」に決まった。北大総合博物館の小林快次教授(47)らの研究成果と命名が6日、英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」の電子版に掲載された。
 新属新種の恐竜は道内初で、国内では8例目。
 むかわ竜は全長約8メートルで、体積で8割超が確認された国内最大の全身骨格化石。カムイはアイヌ語で「神」の意味。4日に東京都内で記者会見した小林教授は「北海道の宝であり、日本を代表する恐竜という思いを込めた」と話した。
 恐竜は「属」という分類グループがあり、さらに「種」に細分化される。論文では、むかわ竜の背骨の突起が前方に大きく傾くなど、他の属や種と異なる特徴を解明し、英科学誌の審査で認められた。頭部の形から、とさかがあった可能性も指摘。分類学的に近い恐竜と生息域や年代を比べた上で、むかわ竜は約8千万年前から極東地域で独自に進化したと結論づけた。
 小林教授は6月、「むかわ竜は新属新種の可能性が極めて高い」と発表していた。(小宮実秋、鈴木誠)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/341917



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阿寒湖温泉の観光2新事業が好調 「ロストカムイ」1万人超/デジタルアート1日700人も

2019-09-06 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/05 05:00

ロストカムイの入場者1万人突破を記念して行われたセレモニー
 【阿寒湖温泉】阿寒湖温泉で今年始まった二つの観光客向け事業が好調だ。阿寒アイヌ工芸協同組合が阿寒湖アイヌシアターイコロで上演している「阿寒ユーカラ『ロストカムイ』」の本年度の入場客数が1万人を突破した。阿寒アドベンチャーツーリズム(AT)のデジタルアート事業「阿寒湖の森ナイトウォーク『カムイルミナ』」も多い日で700人が訪れるなど、新たな観光の柱として期待がかかる。
 「ロストカムイ」は今年3月19日から始まり、5、6月の土日祝日と7~10月は1日2回、それ以外は夜のみ1日1回公演。多い日は1回で約100人が入場し、本年度目標の1万500人も近く達成する見込みだ。
 4日午後3時の公演前に行われた1万人突破記念セレモニーでは、来場者の中から選ばれた東京都在住の長谷川香苗さんに、ロストカムイの出演者からアイヌ文様の刺しゅうが入ったトートバッグなどの記念品が贈られた。西田正男代表理事は「メディアでの発信や、中部空港に設置したPRパネルの効果が大きい。海外からの注目も高く、質の高い公演を続けていかなければならない」と話した。
 一方、夜間に阿寒湖畔のボッケの森遊歩道で行われている「カムイルミナ」は、7月5日の開業から今月3日までに約1万6千人が来場。夏休み時期とも重なり、多い日は700人を超える盛況だった。
 阿寒ATの稲垣利展・ルミナ事業部長は「現状は当日に宿泊先のホテルでカムイルミナを知る客が多く、来場につながっている。『カムイルミナがあるから阿寒湖温泉に行こう』と思ってもらえるのが理想」と話す。また、来年度は外国人旅行者の満足度を高めるため、会場内の説明を日本語のみから多言語で行えるよう、検討を進めている。(光嶋るい)
★イコロのロは小文字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/341437

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