先住民族関連ニュース

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アイヌ文化 観光に生かそう 帯広で研修会 古式舞踊の活用も紹介

2023-12-05 | アイヌ民族関連

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北海道新聞2023年12月4日 20:35

観光振興を切り口にアイヌ文化の伝え方について語る秋辺専務理事

 十勝管内の観光関係者を対象にした「アイヌ文化研修会」が帯広市の帯広百年記念館で開かれ、アイヌ文化を生かした観光振興について理解を深めた。

 北海道観光振興機構(札幌市)と日本観光振興協会北海道支部が主催し、11月28日に開催。管内のホテルや旅行代理店、自治体の関係者約20人が参加した。

 阿寒アイヌ工芸協同組合(釧路市)の秋辺日出男専務理事は各地の観光地間競争が厳しい中、誘客して経済効果を上げるには「観光ガイド事業が重要」と指摘した。「地元の文化や歴史を深く理解すべきだ」とした上で、ガイド自らのルーツやアイデンティティーについても再確認する必要性を強調。アイヌ文化の伝承が盛んな道内各地を周遊する観光ルート開発の構想なども説明した。

 講演では、帯広市や帯広カムイトウウポポ保存会などでつくる「帯広アイヌ古式舞踊等観光コンテンツ化推進協議会」が、アイヌ古式舞踊の観光商品化を目指す取り組みも紹介された。

 ・・・・・・・

(鈴木宇星)

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/948837/


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地名から斜里平野の歴史探る 知床博物館で北大・小野名誉教授が講演

2023-12-05 | アイヌ民族関連

会員限定記事

北海道新聞2023年12月4日 18:55

斜里平野の魅力について話す小野有五名誉教授

 【斜里】町立知床博物館(本町)で17日まで開催中の特別展「斜里平野の魅力」に合わせ、北大の小野有五名誉教授(地理学)を招いた講演会が、博物館の映像展示室で開かれた。

 博物館が11月25日に開催し、町民ら52人が参加。小野名誉教授は「アイヌ語地名から探る斜里平野 1万年の歴史」をタイトルに講演した。

 アイヌ語地名から見えてくる各地の地形の特徴を説明した。・・・・・・・・・

(田子由紀)

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/948733/


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学生交流、課題解決へ連携 名古屋外大、白老町と包括協定 白老東高とも

2023-12-05 | アイヌ民族関連

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北海道新聞2023年12月4日 18:43

名古屋外大の亀山学長(左)と協定書を手にする大塩町長

 【白老】町と名古屋外国語大(愛知県日進市)は11月30日、学生の地域交流や地域課題の解決についての包括連携協定を結んだ。2019年から同大の学生が町内を訪れている縁で締結に至った。同大は同日、白老東高とも教育に関する協定を結び、今後も高大連携を続けていくと確認した。

■町長「まちづくりに外部の声を」

 同大は世界共生学部のプログラムとして19年から、地田徹朗准教授(中央アジア地域研究)が学生を連れて町内を訪れ、町民と交流している。地田准教授は北大スラブ・ユーラシア研究センターに勤めた経験があり、当時から町とつながりがあった。その後も同大の学生らが度々町内を訪問し、今年は12人が8月下旬~9月初旬に滞在。「食」をテーマに白老の魅力を探り、町民に報告した。

 協定は、地域課題の解決や地域の国際化に関し協力すると明記。具体的には、同町での学生の受け入れ継続や大学側から町立図書館への本の寄贈、社会人向け講座の開設や外国語を活用した人材育成を検討しているという。同町は、主に町内の各種団体と大学側との橋渡しを担う。

 協定締結に先立ち29日、ロシア文学者として知られる同大の亀山郁夫学長による記念講演「人生百年の教養」が町コミュニティセンターで行われ、町内外から70人以上が詰めかけた。

 30日の調印式で亀山学長は「大学が目指す世界人材の育成には、文化の固有性を学ぶことが不可欠。白老のアイヌの方たちとつくってきた歴史に学びたい」とあいさつ。同大の自治体との協定は日進市や三重県菰野(こもの)町などに続き6例目で、道内では初めて。

・・・・・・・

(斎藤雅史)

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/948719/


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戦時中も心の交流…イタリア作家、来札検討 宮沢・レーン事件82年

2023-12-05 | アイヌ民族関連

毎日新聞 2023/12/4 16:09(最終更新 12/4 17:17) 1624文字

フォスコ・マライーニさん(左)と宮沢弘幸さん=北海道大学大学文書館提供

 太平洋戦争が開戦した日、北海道帝国大(現在の北海道大)の学生だった宮沢弘幸さんがいわれのないスパイ容疑で逮捕された。イタリアの世界的な作家、ダーチャ・マライーニさん(87)はまだ幼かったころ、札幌で宮沢さんと交流を深めていた。「宮沢・レーン事件」から間もなく82年。札幌の市民団体は「戦時中にも外国人と学生の間に心の交流があったことを伝えたい」と、来春にダーチャさんを招く活動を始めた。【真貝恒平】

 ダーチャさんは1936年、文化人類学者のフォスコさんの長女としてイタリア・フィレンツェに生まれた。アイヌ民族の研究をしていたフォスコさんは38年に北大に留学し、一家で来札。この時、外国人教員官舎に住むことを大学側に掛け合ってくれたのが、米国人の英語教師、ハロルド・レーンさん、ポーリンさん夫妻だった。

 工学部生だった宮沢さんは、外国人教師と学生が自由に語り合う「ソシエテ・デュ・クール」(心の会)の集いに参加してきた。北大の大学文書館に所蔵されている宮沢さんのアルバムには、当時の集合写真や、宮沢さんとレーン夫妻、フォスコさんや幼いダーチャさんの写真が収められ、外国人研究者と学生が友好を深めた様子がうかがえる。フォスコさんは41年春、京都帝国大で教員職を得て、家族で京都に移転。一家が去った後、悲劇は起こった。

 41年12月8日、宮沢さんは、レーン夫妻に根室の海軍飛行場などの情報を漏らしたとして、軍機保護法違反(スパイ)容疑で夫妻とともに特高警察に逮捕された。漏えいしたとされる情報は新聞などで掲載されていた公知の事実だったにもかかわらず、宮沢さんとレーン夫妻は懲役12~15年の判決を受けた。

 京都で暮らすフォスコさん一家にも戦争が暗い影を落とした。イタリアは日本の同盟国だったため家族は自由な生活が保障されていたが、43年のイタリア降伏後、ファシスト政権への忠誠を拒否したため裏切り者の烙印(らくいん)を押され、愛知県の外国人収容所に送られた。

 戦後に釈放された宮沢さんとフォスコさん一家は東京都内で再会を果たす。しかし、交流は長くは続かなかった。フォスコさん一家は46年、イタリアに帰国した。宮沢さん家族とダーチャさんが納まる写真には、撮影日が「昭和21年1月23日」とある。ダーチャさんはこの時9歳。翌47年2月22日、宮沢さんは獄中で患った結核が原因でこの世を去った。大学側に復学願を提出し、米国留学も考えていた。27歳だった。

 ダーチャさんは61年に作家デビュー。作品は世界で翻訳され、ノーベル文学賞の候補にも何度も名が挙がった。戦後に来日はしているが、札幌を再訪したことはなかった。

 事件の記憶を語り継ぐため、大学教授らでつくる市民団体「宮沢・レーン事件を考える会」は、来春にダーチャさんに東京と札幌で講演してもらおうと、翻訳家の望月紀子さん(82)を通じて打診している。会によると、ダーチャさんは「宮沢さんの名誉回復に協力したい」と来札に前向きだという。

 事件は歴史から長らく消されてきた。同会は、外国人教員宿舎があった場所に事件の案内板とモニュメントを設置するよう大学側に求めている。同会事務局長の奥井登代(とよ)さん(76)は「この事件が戦争をくい止める『くさび』だと強く感じるからこそ、若い世代に知ってほしい」と訴える。事務局次長の北明(きため)邦雄さん(76)は「ダーチャさんは宮沢さんを知る最後の人。戦争を乗り越えて外国人と学生の心の交流があったことを伝えたい」と力を込める。

 同会は9日午後2時から、札幌市北区の北大学術交流会館で「宮沢・レーン事件を考えるつどい」を開く。第1部は戦時中のフォスコさん一家を扱ったドキュメンタリー映像を上映。第2部は、藤田正一・北大名誉教授(79)が「クラーク精神と大戦前夜の北大生」と題して講演する。定員70人。資料代500円。問い合わせは奥井さん(090・1527・9009)。

https://mainichi.jp/articles/20231204/k00/00m/040/097000c


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DNPアートコミュニケーションズ 「天理大学附属天理図書館イメージアーカイブ」を開始

2023-12-05 | アイヌ民族関連

DNP2023年12月4日

所蔵作品の高精細デジタル画像データ貸出サービスを拡充

大日本印刷株式会社(DNP)のグループ会社で、美術関連のコンテンツビジネスを行う株式会社DNPアートコミュニケーションズは、国内外の多くの美術館・博物館等の所蔵作品の高精細なデジタル画像データの貸出サービスを行っています。その一環で、2023年12月1日(金)に、天理大学附属天理図書館(奈良県天理市杣之内町1050)の所蔵作品の画像データ貸出サービス「天理大学附属天理図書館イメージアーカイブ」を開始しました。 

画像提供:天理大学附属天理図書館/DNPartcom

【「天理大学附属天理図書館イメージアーカイブ」について】

 天理大学附属天理図書館は、国宝6点、重要文化財87点、重要美術品66点を含む約150万点(2023年3月末時点)の蔵書数を誇る日本有数の図書館です。中でも、宗教学、東洋学、オリエント学、考古学、民俗学、地理学、言語学、国文学等の分野では極めて貴重な文献を数多く所蔵しています。 これらの所蔵品のうち、「蝦夷風俗画集」の高精細画像データ106点の貸出しからスタートし、利用者の方々のご要望に沿って、絵画・美術資料を中心に取扱い点数を増やしていく予定です。
「蝦夷風俗画集」は、北海道生まれの郷土史研究家・越崎宗一氏(1901-77)が収集したアイヌ絵、及び北海道に関する絵図等です。アイヌ絵は江戸後期から明治前期にかけて、平沢屏山などが描いた風俗画で、文字や絵画を残さなかったアイヌの人々の生活や風俗を知ることができる貴重な資料となっています。

【DNPアートコミュニケーションズの画像データ貸出サービスにつて】 

  • DNPアートコミュニケーションズのWebサイト「Image Archives(イメージアーカイブ)」で、利用したい画像を検索して、貸出申し込みができます。
  • 作品名・作者・年代・人物・季節等のキーワードで検索できます。 
  • 画像データは、出版物(書籍・雑誌・教材等)、TV番組、ネット映像、デジタル商品(電子書籍等)、広告や商品などに利用できます。
  • 画像利用料は、利用目的によって異なります。 
  • 主な取り扱い館 : ルーヴル美術館、オルセー美術館、大英博物館、テート美術館、ボストン美術館、ベルリン美術館、ウィーン美術史美術館、台北 國立故宮博物院、東京国立博物館、東京藝術大学大学美術館、東京都江戸東京博物館、徳川美術館、神戸市立博物館、ポーラ美術館、すみだ北斎美術館、林原美術館、大阪中之島美術館など 

【今後の展開】 

DNPアートコミュニケーションズは、今後もさまざまな美術作品及びその画像データを所蔵する美術館や博物館等に提携先を拡げ、美術と歴史の専門フォトライブラリーとしてコンテンツの充実を図るとともに、美術作品に関わる権利処理やコンサルティングの業務を拡充していきます。 

大日本印刷株式会社 本社:東京 社長:北島義斉 資本金:1,144億円
株式会社DNPアートコミュニケーションズ 本社:東京 社長:室田秀樹 資本金:3億円

https://www.dnp.co.jp/news/detail/20170053_1587.html


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北方領土交渉 どうすれば進展するの? 〈NEWSそこ知り隊〉

2023-12-05 | アイヌ民族関連

信濃毎日新聞2023/12/04 11:23

有料会員記事

ウクライナ侵攻が始まって以降、ロシアと日本の関係は戦後最悪と言われるまで悪化し、長年の懸案だった北方領土問題の解決は一層困難な状況になりました。ロシアは一方的に平和条約締結交渉を中断。「日本固有の領土」との言葉もむなしく、北方四島は80年近くロシアに実効支配されたままです。高齢化する元島民は「もう古里への訪問すらできないのではないか」と焦りを募らせています。侵攻は長期化し、近くて遠い隣国との対話が再開する見通しは全く立ちません。長年の対ロシア外交が白紙に戻された今、日本はどうすればこの難題を動かすことができるでしょうか。

■そもそもどこを目指すの?

 北方領土は、北海道の東に隣接する択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島を指します。かつては北海道と同じようにアイヌ民族が暮らし、日本はロシアよりも早くその存在を知りました。1644年に江戸幕府が作った地図には、国後島や択捉島を示す地名が記されています。一方、ロシアは18世紀初めに千島列島に現れましたが、4島には勢力が及びませんでした。1855年に日本とロシアは日露通好条約を結び、4島は日本領と初めて確認しました。

 第2次世界大戦末期…

(残り1812文字/全文2309文字)

https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023120400206


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オーストラリア先住民族の植物を使った伝統薬にモルヒネの10倍の鎮痛効果

2023-12-05 | 先住民族関連

カラパイア2023年12月4日(月)20時10分 

 オーストラリアの先住民族(アボリジナル)が昔から伝えてきた伝統的な薬にはモルヒネすら超える強力な鎮痛効果があったようだ。

 先住民族ニキナ・マンガラ族の長老ジョン・ワトソン氏はワニに襲われ指を食いちぎられるという悲惨な目にあった。

 この時彼は、マングローブに生育する植物の樹皮をちぎって噛み砕き、柔らかくしたものを傷口に塗り鎮痛剤代わりにした。

 これを知ったグリフィス大学の名誉教授ロン・クイン氏は非常に驚いた。この植物に鎮痛効果があることを知らなかったからだ。

 そこでクイン教授はワトソン氏に協力を仰ぎつつ、強力な鎮痛剤の開発に着手。30年にわたる試行錯誤の末、ついに鎮静剤を完成させた。

 この植物由来の鎮痛剤はオーストラリアのアカデミーからも高く評価され、現在2032年開催のブリスベン・オリンピックでデビューを飾るべく準備が進められている。

・ワニに遭遇し指を食いちぎられ、マングローブの樹皮を塗った先住民

 1986年、オーストラリア北西部に位置するキンバリー地方の僻地で狩猟をしていた先住民族ニキナ・マンガラ族の長老、ジョン・ワトソン氏はワニに襲われた。

 命からがら逃げ出すも、指の一部を食いちぎられてしまった彼は、激しい痛みに耐えながら、湿地に生息するマングローブの一種、「マジャラ(Barringtonia acutangula)」を探した。

 どうにか見つけると、彼はその樹皮をちぎって噛み砕き、柔らかくしたものを傷口に塗り、それから病院へ向かった。

 本当ならこの体験は、子や孫に語り聞かせる武勇伝で終わったはずのものだろう。

 しかし経緯は不明だが、グリフィス大学の名誉教授でグリフィス創薬研究所のメンバーであるロン・クイン氏はこの話を聞きつけ、大いに興味を持った。「なぜ彼は樹皮を傷口に塗ったのか?」と。

 これがオーストラリア先住民「ニキナ・マンガラ族(Nyikina Mangala)」とグリフィス大学との30年にわたる協力関係のきっかけだ。

・先住民が使っていた樹皮にはモルヒネを超える鎮痛効果

 ワトソン氏が長老をつとめるニキナ・マンガラ族では、大昔からマジャラの樹皮・根・葉をさまざまな用途に利用してきた。

 例えば、ワニに襲われた時に使用したように痛み止めとして、あるいは魚を気絶させて捕りやすくする薬として、さらには「ドリームタイム」(アボリジナルに伝わる神話体系・法概念・霊的世界観)においても重要な役割を果たしてきた。

 長年の研究の末、クイン氏はマジャラの樹皮に2種の化合物が含まれていることを発見した。

 1つは炎症による痛みを抑え、もう1つは神経の損傷による痛みを和らげる。それはきわめて効果的で、試算によれば、モルヒネよりも10倍効果のある鎮痛薬を開発できる可能を秘めていた。

 これらの成分を利用して、天然由来鎮痛剤の開発を進めるワトソン氏とクイン氏が狙うデビューの舞台は、2032年に開催されるブリスベン・オリンピックだ。

 それは切り傷・ただれ・刺し傷などの痛みを抑えるジェル状・クリーム状の薬で、オリンピック選手たちに使ってもらえるよう準備が進められている。

 「先住民たちが何千年にも渡って語り伝えてきた伝統薬が、オーストラリア人全員に恩恵をもたらす可能性があることを、医薬品当局にに納得させたいと思っています」と、クイン氏は語る。

・先住民は植物の驚くべき薬効効果を知っていた

 オーストラリア先住民の伝統知識をもとに開発された鎮痛剤は、各方面で高く評価されている。

 2021年、ワトソン氏とクイン氏の両名は、ジャッカ自然療法財団から助成金を獲得。さらに今年、オーストラリア技術科学工学アカデミー(ATSE)の伝統知識イノベーション賞を受賞した。

 受賞理由は、商業利用の可能性だけでなく、「伝統的所有権を守りつつ、伝統知識の完全性を尊重」するというアプローチが評価されたことだ。

 グリフィス大学は、その所有権を先住民族のコミュニティに譲渡しており、このプロジェクトによって、伝統知識が科学を進歩させる可能性やその正当性が認められる道筋となることを期待している。

 「このプロジェクトによって、ほかの先住民の薬が市場に出回る道が開かれるかもしれません」「私たちが長年続けてきたことが報われたようでうれしいです」と、ジョンの息子アンソニー・ワトソン氏は語っている。

 オーストラリアには触れただけで地獄の痛みが襲う猛毒植物「ギンピ・ギンピ」などが存在するが、毒と薬は表裏一体であり、古代から先住民族はそれを有効利用していたのだ。

 というか何がすごいってやっぱり植物だな。

References:Australia’s 30-year quest to unlock an ancient painkiller - Freethink/ written by hiroching / edited by / parumo

https://news.biglobe.ne.jp/trend/1204/kpa_231204_3367621260.html


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琉球遺骨、研究材料へ懸念「埋葬必要」 今帰仁村教委に働きかけへ 原告、弁護団が報告集会

2023-12-05 | ウチナー・沖縄

琉球新報2023年12月04日 05:00

大阪高裁判決など2件の裁判の意義と今後の展望を探った琉球民族遺骨返還請求訴訟判決の報告集会=3日、那覇市の県立博物館・美術館

 琉球民族遺骨返還請求訴訟判決の報告集会が3日、那覇市の県立博物館・美術館で開かれた。昭和初期に旧京都帝国大学(京都大)の研究者によって、今帰仁村の風葬墓「百按司(むむじゃな)墓」から持ち出された琉球遺骨の返還を求める同訴訟の控訴審判決と、県教育委員会に関連文書の開示を求めた訴訟の計2件を踏まえ、今後の活動の方向性を探った。

 台湾大から県教委を介して今帰仁村教育委員会に移管された、同村由来とされる人骨21体について、弁護団や来場者から「研究材料」として扱われる懸念が提起され、人骨を埋葬するよう今帰仁村教委へ働きかける必要性を確認した。

 集会は同訴訟全国連絡会が主催した。約50人が参加し、原告と弁護団が一連の訴訟の意義を語った。原告は松島泰勝さん、亀谷正子さん、金城実さんが登壇した。

 弁護団の丹羽雅雄弁護士は控訴審判決の付言で、日本人類学会から提出された書面について「重きを置くことが相当とは思われない」とした記述に着目。丹羽弁護士は「人類学会は(この案件の)利害関係者ではない。遺骨を研究(材料)から外せと言っている」と指摘した。

 原告の金城さんは控訴審の事実認定で、琉球民族が「先住民族」と言及された点について「今後、われわれは堂々と先住民族だと使える。大変喜ばしい」と話した。 (高江洲洋子)

https://ryukyushimpo.jp/news/living/entry-2541735.html


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NZマオリ党、新政権の先住民支援縮小案に反発 デモ呼びかけ

2023-12-05 | 先住民族関連

ロイター編集2023年12月4日午後 3:23 GMT+912時間前更新

[ウェリントン 4日 ロイター] - ニュージーランドのマオリ党は4日、先住民マオリへの支援策縮小などを検討している新政権と政策に抗議するよう全国のマオリ人に呼びかけた。5日には議会開会に合わせ北島で抗議デモが予定されている。

マオリ党は4日、マオリの権利や文化を尊重する政策を盛り込み1840年に当時の宗主国・英国とマオリの間で締結され「ワイタンギ条約」の運用見直しに反対する行動をソーシャルメディアで訴えた。

同条約は政府にマオリとの協力とマオリの資源保護、植民地時代の影響への対策を義務付けているが、新政権は条約主旨を再解釈する法案の可決を目指している。

マオリ党は投稿で、条約は「永久不滅」とし、抗議には条約の効力をあらためて示す目的があると説明した。

https://jp.reuters.com/world/5A35BFUDCNPYZEJY3FUCUMKUCU-2023-12-04/


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