東京はコロナがまだまだ蔓延中。1年間どこへも行けなかった。
2005年の春~初夏にかけて長野県の棚田を巡った。今から16年前である。
長野県の中部の安曇野地区をご案内します。
ここは安曇野市・穂高の「大王わさび農場」です。
北アルプスに降る雪が、清冽な湧水となってわさび農園全面に湧き出します。
水の温度は年間を通じて摂氏13度前後です。
わさび職人によって幾何学的水路に分かれ、小石と砂で畝をたて、わさびが植え込まれています。
わさび農場の脇を流れる万水(よろずい)川に水車小屋があります。
北アルプスに降った雪と雨水が、伏流水となってこの付近一帯に湧き出します。
ゆったりと流れる万水川には水車がゆっくりと回っていました。
やがて犀川(さいがわ)に合流「します。