今回の旅は、「韓国の農業遺産等を訪れる」です。
ここは慶尚南道・河東郡(ハドンぐん)です。韓国本土です。
慶尚南道は韓国の南東部にあり対馬海峡に面しています。
「河東(ハドン)の棚田」です。海辺の棚田です。
田舎の山間地域で、ネコのひたいのような田んぼで一生懸命
農業をつづけている様子は、ちょうど日本が高齢化・工業化されて
いるなかでも田んぼを維持しつづけている様子と重なり、
ああ、どこの国も一緒だなぁ、と感じました。
韓国も日本同様に食の西洋化から米の生産量は落ち、
1995年からは国際軋轢と外圧から米輸入を開始、そして農業従事者の
高齢化と後継者不足と開発から各地で田園風景が失われつつある。
農業遺産は世界遺産同様に観光促進目的ではないが、
食の安全や食育、スローフードへの関心が高まる中で、
韓国でも農業遺産が注目されつつあり、足を運ぶ人も増えています。
韓国の朝食の「お粥」です。
二日酔いの食事に「お粥」を召し上がれ。
尚、写真は2006年6月に訪韓した時に撮影しました。