梅雨の晴れ間を狙って、三重県、奈良県、和歌山県の棚田を巡った。
しかし晴れ間が無く、雨と霧の中の棚田巡りであった。
ここは三重県・伊勢市・楠部町です。
田の名前は「伊勢神宮神田」です。
伊勢神宮の祭典などで使う米を栽培する神宮専用の水田「神宮神田」です。
日本神話「天孫降臨」でアマテラス自身が高天原で行なっていた稲作を
子孫のニニギに託した「神との約束」をルーツとして、伊勢神宮では「稲作・米作り」を尊んでいます。
「伊勢神宮 外宮」です。
豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀り申し上げる豊受大神宮は、内宮(ないくう)に対して外宮(げくう)とも申し上げます。
豊受大御神は御饌都神(みけつかみ)とも呼ばれ、御饌、つまり神々にたてまつる食物をつかさどられています。
このことから衣食住、ひろく産業の守護神としてあがめられています。