新潟県頸城(くびき)丘陵には多くの棚田があります。
棚田での稲作に天水(雨水、雪)を利用するため、稲刈り後の秋に「代かき」を行います。
秋も冬も田んぼに水をためたままにしておく
です。
秋も冬も田んぼに水をためたままにしておく
『秋水田んぼ』
先ずは十日町市の松之山地区の棚田をご案内します。

ここは十日町市・松之山天水島です。
棚田の名前は「留守原の棚田」です。国道405号線沿いの棚田です。
国道405号線、松之山天水島から津南町へ向かう途中、道路脇に見えます。
茅葺の小屋と棚田が撮れる人気の棚田ポイントです。

新潟県から長野県中部にかけての丘陵は、日本でも有数の地滑り地帯です。
この地域に位置する松代、松之山地域では、大雨が続くと土砂が崩れ、
その土砂が棚田に流れ込むことも。
実は、留守原の棚田は 東日本大震災の翌日の2011年3月12日に発生した、
長野県北部地震の影響で、大 規模に崩落してしまったのです。
地元の方々の尽力でここまで復旧しました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます