JA6WFM DX - CONTEST-50MHz plus 160m JCG-43012

コンテスト参加、6m/10m/15m/CW/SSB/FMオープン話題

JP7YEPを中心とした今後の展開

2011-04-06 22:05:00 | アマチュア無線
JP7YEP/7の管理責任者JA1LRT/7 岡崎氏から、レピータ設置支援スタッフに宛てたメールです。

被災地への支援でアマチュア無線がどの様に使用されているのか、使用されようとしているのか、また何が出来るか、他の方にへも知ってもらえればと考えました。スタッフに知合いのメンバーが数名いることもあり、私のBLOGに掲載することに同意をいただきましたので紹介します。

現在一関での準備状況と
今後の展開について私見を送付します。
中村さんからの問い合わせへの回答です。

加えることなどありましたらご意見ください。

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現在
こちらは、無線ボランティアセンター(仮称)8J1QJQとし、ボランティア滞在およびオペレーションセンターとして環境を整えています。
HF、および430M 140M帯通信が設備されています。

今後については
1 レピータの設定最適化 4月9日予定
2 ハンディ機分配      4月9日より
現地訪問しながら適正者への配布を行う
これにはボランティアの方が必要になっています。今週は岩手各局にお願いする予定ですが、その状況次第では皆様のお手伝いをお願いすることがあるかもしれません。
(配布物は ハンディ機(8Jコール付 対象者はアマチュア無線免許保持者、漁業無線通信士が主な対象です。利用方法は環境状況に応じた
使用とし、災害時使用に関するその使い方マニュアルとして作成、配布予定です。)

このための配布、説明要員が必要になる可能性があります。もう少し状況が見えてきて、どうするかが良いかがわかれば、ボランティア募集となるかもしれません。

3 無線ボランティアセンター(仮称)8J1QJQ(430M)としての機能の維持情報の整理と発信、即時対応体制を必要としています。
基本的には24時間常時傍受となるのが理想的です。
このためには、通信基地での滞在可能な方のボランティアを必要としています。
滞在者できる方のための居住環境と食事の一部までは現在準備できています。
食については、ボランティアご自身で多少準備して来られるのが良い状況です。
滞在者数は最大4名までですが、時間運用者の訪問も可能としています。
常時二人程で管理するのが良いかと思っています。
今週は高知県からのボランティアの方が1名滞在され、センター管理をお手伝いしていただくことになっています。

来週、私がこちらをしばし不在にしなければならないため、もし中村さん、または他のボランティアの方にお時間がおありでしたら、センターへ滞在の上、レピータ情報チェックとHF帯(ご自身のコール)でのオペレーション運用をお手伝い願えれば幸甚かと思っています。

レピータはまだ使い始めであるため、定時的(朝、昼、夕)に下記の内容をレピータで紹介しています。
1) レピータの所在地 室根山 岩手県と宮城県の県境沿岸部など
2) 現在の伝搬領域 沿岸部 内陸部 モービルでの交信範囲 ハンディ機での交信可能範囲など
3) その他常時ワッチ局や被災地からのコール情報8JXXXのコール通信社はセンターのぞき被災地オペレータであることなど
4)その他 最新の情報の提供このためには、情報収集係りが必要になるかもしれませんがガセネタでない、正しい情報を整理して流すなどが必要かと考えています。(レピータの使い方など)
4 周辺への情報周知活動と、通信ツール利用のための啓蒙、およびコンサルテーション活動、ヘルプセンター機能が必要になります。
ここでは現地が抱える問題のソリューションを提案しそのために必要なボランティアを募集して、その解決までを司るコーディネータ活動になります。
このコーディネータは近々必要になります。我わと思われる方はお知らせください。

5 報道関係などへの働きかけ
これは現在進行しています。今週末あたりで周知されると思っています。

6 その他


以上長くなりましたが、当方が考えている8J1QJQ活動の一端です。
皆さんのご意見も含め、また時の流れに即応した活動目標を
持ちながら、8J1QJQ活動を進めていくつもりです。

皆様よろしくお願い申し上げます。

岡崎
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被災地でのレピータ状況

2011-04-06 21:01:00 | アマチュア無線
連盟から被災地に向けて200台近くのハンディ機とレピータJP7YEPが設置されて、その後の現地での使用状況はどうなのだろうか?と調べていたら、レピータ管理責任者JA1LRT/7岡崎氏から設置した支援スタッフ向けのメールで、状況を知ることが出来ました。

掲載の許可を貰いましたので

本文
昨日、今日のこと
レピータの使用状況がしだいに変わってきました。

昨日は 一関消防本部からコールがあり
今後この周波数の傍受を出来る範囲で傍受しますの連絡がありました。
本日は気仙沼から2局コンタクトが朝ありました。
それぞれ、自宅と避難所の気仙沼小学校からでした。

気仙沼では、従来のレピータが電源回復していないため
使えず、助かりましたの連絡がありました。
また気仙沼にハンディ機が数十台あるそうですが、
配ることが出来ないでいるとの連絡がありました。

おそらくこちらで集めてそれを配る必要あるかもしれません。
そのうち方法考えてみます。

以上
段々認知されてきたようですから、これから違う展開が
あるでしょうことを報告しておきます。

岡崎

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