恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

ナナハンのトルクに酔う

2006年02月10日 | 二輪/四輪車とか
というわけで、鮫洲試験場にて大型二輪一発試験を受けてきました。
結果から申し上げますと、不合格でしたがね。
そりゃ一回で受かるわけはないと思いながらも、軽く凹みます。
ま、今回はこんなもんかなぁというガイダンス的な意味合いも強かったので、
得るものはそれなりにあったということでOK。
今日はちょっと私の備忘録的な感じで綴らせていただきます。

初回受験の人は1時間早い午後1時に試験場へ集合し、事前審査を受けます。
事前審査の内容はバイクの8の字取りまわしと引き起こし。
やっぱり750CCともなると車体の大きさが違うなぁと言うのが第一印象。
自分の乗っているバイクよりも350CC大きい車体で重量も50キロ程度重いのですが、
ま、コツはわかっているので取り回しも引き起こしもこれと言って問題なくクリア。
女性にはきついのかもしれませんが、男ならだいたいは楽勝でしょう。
その後に軽くコースの説明などを受けて試験を待ちます。
そして午後2時になって検定が開始されました。
初回受験の人は最後に走るというのが定番になっているようですが、
意外にもこの日は二番手で試験を受けることになりました。
この時点でかなり緊張していたので、軽くストレッチをしてリラックス。
あ、参考までに付記しておきますと、検定は100点からの減点方式で行なわれ、
70点が合格ライン。試験中に70点以下になるとその時点で検定中止になるんです。

前の人は停止線オーバーという凡ミスであっさりと終了してしまったので、
予想よりも早く私の番が回ってまいりました。
試験コースに入る前に軽く練習走行をさせてくれるのですが、
その乗車する時に誤ってバイクを倒してしまうという失態を起こしてしまいましたが、
特に問題視されること無く100メートル程度走って750CCのバイク初体験。
感想としては、確かに400CCのバイクと違ってかなりパワーがありますが、
乗り味としてはまったく操れない程度ではないかなぁと。
そんな感じでいざ試験開始。
始めは27メートルの中に等間隔で並んだパイロンをジグザグにかわすスラローム。
どうも私はこれが苦手なので、慎重に走っていきます。
特に接触することも無くこれはクリア。
続けてS字とクランクですが、これもローギア+半クラッチで難なくクリア。
と思っていたら、出口附近でバランスを崩して足を接地してしまいましたが、
たしか1度の足つきなら減点されないことになっているので、これはセーフ。
引き続き待っている課題は、凸凹道を立ち姿勢で5秒以上かけて走る波状路。
これも特に問題なくクリアして次は一本橋です。
一本橋は15メートルの線上をバランスを崩さず10秒以上かけて渡るもの。
脱輪したらその場で検定中止となりますが、ここも何とかクリア。
そして次は外周にでようと思ったら…。

試験官がこっちこっち、と手招きをしているのが見えます。
そう。すなわちこの時点で減点超過で検定中止を示すものでした。
ここまで特に目立ったミスは無いのになぁと思っていただけに拍子抜け。
これに従って発着点に戻り、試験官にアドバイスをいただきます。
まずダメだった点を列挙すると、
・スラローム通過時間が8秒で1秒超過→10点減点
・波状路通過時間4.8秒で0.2秒不足→10点減点
・一本橋通過時間9.1秒で0.9秒不足→10点減点
・乗車姿勢が不正確(左足が開いていた)→5点減点
累積35点減点で検定中止となったわけです。

いやー、しかし技量不足もさることながら、
自己流のライディングフォームが抜けずに減点されたのは痛いなぁ。
次回試験2/20までこれを意識してバイクに乗って矯正せねば。
でも、手応えはつかめた気はします。練習あるのみ!

恐懼再拝。
コメント
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