ここ数年、節分の日には寄席に足を運んでおります。
目的はこの日に行われる「寄席の豆まき」ということで、
演者さんの手ぬぐいや招待券などが高座から「豆」とともにまかれるわけで。
どこにしようかと思案しましたが、今年も鬼丸師匠主任の鈴本へ。
やはり、豆まき目当てで多くの人が開場前から列をなしておりました。
あとはNACK5リスナーの方もたくさん。
歌つを「初天神」
つる子「新聞記事」
ロケット団「漫才」
圓太郎「化け物使い」
燕 路「粗忽の釘」
正 楽「紙切り」(春一番、節分、フレディ・マーキュリー、梅と鶯)
百 栄「コンビニ強盗」
馬 石「たらちね」
-豆まき・仲入り-
夢 葉「奇術」
一 朝「宗論」
小 菊「粋曲」
鬼 丸「猿後家」
歌つをさんの「初天神」は歌奴師匠の型ですね。
言いまわしなど細かいところがしっかりと生きています。
滑舌も発声もいいし、安定していますし、
会場を大いに沸かせていましたね。
全体的には落語になじみのないお客が多いと見た。
つる子さんはゴゴモンズ関連マクラをあれこれ。
番組内でCDを出していたりしまして、私もラジオで聞いています。
場内には熱心なファンの方がCDを持参されていましたね。
噺のほうは「新聞記事」をさらっと。
圓太郎師匠は池袋の昼トリを終えてからの掛け持ち。代演ですが。
「本所割り下水の・・・」と始まったので、よもやとは思いましたが、
この浅い時間で「化け物使い」でした。ちょっと得な気分。
だいぶ短くはされていましたが、こき使うご隠居のキャラが何とも言えず面白い。
圓太郎師匠で初めて聞きましたが、いい感じです。
燕路師匠は「粗忽の釘」をさらっと。
すっとぼけた表情とか、これもいい描写で楽しませてくれます。
途中、「化け物使い」のくすぐりを入れていたのに、会場はほとんどスルー。
絶妙のタイミングで面白いと思うのですが、
まぁその辺はタイミングというか、今日の客層なのか。
正楽師匠、「なぜ揺れているのかといいますと」の部分なし。
そういう日もあるのかしら。
馬石師匠の「たらちね」は初めてのような気がしますが、
細かいところはあれこれと独自の形になっているように思います。
この師匠のおどおどした表情って何とも言えず可笑しいもので。
で、ここで馬石師匠が立ち上がって、お待ちかねの豆まきへ。
トリの鬼丸師匠はじめ、百栄・馬石・燕路各師匠と、つる子さんが参加。
鬼丸師匠は手ぬぐいを80本も提供する太っ腹ぶり。
私も鬼丸師匠の手ぬぐいや招待券をゲットできましたよ、と。
高座から見たら池の鯉よりもすごい状態だろうなぁ。
さ、その後は夢葉先生ののち一朝師匠へ。
一朝師匠の「宗論」も初めて聞きました。
江戸言葉が小気味よい一朝師匠ですが、こういう噺をやってもしっかりと笑いを取る。
寄席のオールラウンドプレイヤーとはよく言ったもので。
トリの鬼丸師匠はいつものマクラからコンプレックスに関する話へ。
鬼丸師匠は鼻が大きいのがコンプレックスといいますが、詳細は割愛。
で、そんな話から「猿後家」へ。
三木助師匠がよくかけているイメージですが、あまり多くは聞いていません。
女将さんの細かい顔の表情などが何とも言えず面白い。
やはりここは話芸とは言いながらも目で見て楽しむ芸能だなぁと。
噺を終えたのち、拡散希望と恒例の撮影会へ。
寄席を知らない人にも一度来て楽しんでほしいというのが鬼丸師匠の願いでしょうが、
足繁く通う私からしても何とも温かい雰囲気の夜席でした。
さぁ、もらった招待券、しっかり消費せねば!
恐懼謹言。
目的はこの日に行われる「寄席の豆まき」ということで、
演者さんの手ぬぐいや招待券などが高座から「豆」とともにまかれるわけで。
どこにしようかと思案しましたが、今年も鬼丸師匠主任の鈴本へ。
やはり、豆まき目当てで多くの人が開場前から列をなしておりました。
あとはNACK5リスナーの方もたくさん。
歌つを「初天神」
つる子「新聞記事」
ロケット団「漫才」
圓太郎「化け物使い」
燕 路「粗忽の釘」
正 楽「紙切り」(春一番、節分、フレディ・マーキュリー、梅と鶯)
百 栄「コンビニ強盗」
馬 石「たらちね」
-豆まき・仲入り-
夢 葉「奇術」
一 朝「宗論」
小 菊「粋曲」
鬼 丸「猿後家」
歌つをさんの「初天神」は歌奴師匠の型ですね。
言いまわしなど細かいところがしっかりと生きています。
滑舌も発声もいいし、安定していますし、
会場を大いに沸かせていましたね。
全体的には落語になじみのないお客が多いと見た。
つる子さんはゴゴモンズ関連マクラをあれこれ。
番組内でCDを出していたりしまして、私もラジオで聞いています。
場内には熱心なファンの方がCDを持参されていましたね。
噺のほうは「新聞記事」をさらっと。
圓太郎師匠は池袋の昼トリを終えてからの掛け持ち。代演ですが。
「本所割り下水の・・・」と始まったので、よもやとは思いましたが、
この浅い時間で「化け物使い」でした。ちょっと得な気分。
だいぶ短くはされていましたが、こき使うご隠居のキャラが何とも言えず面白い。
圓太郎師匠で初めて聞きましたが、いい感じです。
燕路師匠は「粗忽の釘」をさらっと。
すっとぼけた表情とか、これもいい描写で楽しませてくれます。
途中、「化け物使い」のくすぐりを入れていたのに、会場はほとんどスルー。
絶妙のタイミングで面白いと思うのですが、
まぁその辺はタイミングというか、今日の客層なのか。
正楽師匠、「なぜ揺れているのかといいますと」の部分なし。
そういう日もあるのかしら。
馬石師匠の「たらちね」は初めてのような気がしますが、
細かいところはあれこれと独自の形になっているように思います。
この師匠のおどおどした表情って何とも言えず可笑しいもので。
で、ここで馬石師匠が立ち上がって、お待ちかねの豆まきへ。
トリの鬼丸師匠はじめ、百栄・馬石・燕路各師匠と、つる子さんが参加。
鬼丸師匠は手ぬぐいを80本も提供する太っ腹ぶり。
私も鬼丸師匠の手ぬぐいや招待券をゲットできましたよ、と。
高座から見たら池の鯉よりもすごい状態だろうなぁ。
さ、その後は夢葉先生ののち一朝師匠へ。
一朝師匠の「宗論」も初めて聞きました。
江戸言葉が小気味よい一朝師匠ですが、こういう噺をやってもしっかりと笑いを取る。
寄席のオールラウンドプレイヤーとはよく言ったもので。
トリの鬼丸師匠はいつものマクラからコンプレックスに関する話へ。
鬼丸師匠は鼻が大きいのがコンプレックスといいますが、詳細は割愛。
で、そんな話から「猿後家」へ。
三木助師匠がよくかけているイメージですが、あまり多くは聞いていません。
女将さんの細かい顔の表情などが何とも言えず面白い。
やはりここは話芸とは言いながらも目で見て楽しむ芸能だなぁと。
噺を終えたのち、拡散希望と恒例の撮影会へ。
寄席を知らない人にも一度来て楽しんでほしいというのが鬼丸師匠の願いでしょうが、
足繁く通う私からしても何とも温かい雰囲気の夜席でした。
さぁ、もらった招待券、しっかり消費せねば!
恐懼謹言。