小ゑん師匠のハンダ付けの会もたびたび足を運ばせてもらっています。
今回のネタ出しが聞いたことのない「悲しみのぐつぐつ」ということと、
ゲストが一之輔師匠ということもあって早くから予約。
仕事を定時で上がって開場30分前に着くも、人気のゲストということもあってか、
整理券はすでに50番台という周囲の気合の入りよう。
先週のホンキートンクの会も同じような状況でしたが。
で、結局は満席で当日券も出ず。手狭な日本橋亭は寒い屋外とは対照的な熱気に。
-オープニングトーク-
市 若「金明竹」
小ゑん「フィ」
一之輔「宿屋の仇討」
-仲入り-
一之輔「新聞記事」
小ゑん「悲しみのぐつぐつ」
小ゑん師匠の1席目は、定番ネタの「フィ」ですが、
聞くたびに面白いなと改めて感じさせられます。
マクラでは5代目小さん師匠の思い出とともに、
次回のゲストになっている小三太師匠との思い出も。
一之輔師匠はネタ出しで「宿屋の仇討」でした。
この噺もかつて聞いたことがあるのですが、
一之輔師匠がやるとそれぞれのキャラがまた独特にアレンジされていて面白い。
展開はわかっていながら、ついつい世界に引き込まれてしまう不思議。
仲入りをはさんで一之輔師匠は軽く、と「新聞記事」へ。
実は一之輔師匠を初めて知ったのはYouTubeに上がっているこの噺を聞いてから。
実際に目の前で聞くのは初めてなのですが、
やはりこれも絶妙の間とくすぐりが功を奏して大爆笑へ。
下げも定番のものとは少し変えてありますが、このほうが自然な気も。
トリに小ゑん師匠。ネタは「悲しみのぐつぐつ」。
定番にもなっている「ぐつぐつ」を題材とした噺で、
小ゑん師匠自身が登場人物として出てくるというドキュメンタリー落語。
これ、元ネタを知っていないと楽しみは半減するようにも思いますが、
さすが、こういう会にくるお客さんには心配のないことなのかも。
あることから落語協会を追放された小ゑん師匠が、
スーパーの食品売り場でおでんを売りながら落語「ぐつぐつ」を披露する、
というストーリーが核となって進行します。
たびたび「ぐつぐつ」が挿入されるあたり、寄席の常連からするとニヤリ。
爆笑を誘いながらも、最後には何となくほろっとさせる人情噺のようになるのも技の妙。
小ゑん師匠も一之輔師匠も、どちらも生き生きとしていて楽しい時間を過ごせました。
一つ難があるとすれば、すぐ近くに座ったお客さんの過剰な笑い声ぐらい。
んー、笑い方は人それぞれだけど、たびたび過剰に反応して、
大きすぎる笑いを発生させられるのもちょっと困ったもの。
ま、そんなことは差し引いても楽しい会でした。
恐懼謹言。
今回のネタ出しが聞いたことのない「悲しみのぐつぐつ」ということと、
ゲストが一之輔師匠ということもあって早くから予約。
仕事を定時で上がって開場30分前に着くも、人気のゲストということもあってか、
整理券はすでに50番台という周囲の気合の入りよう。
先週のホンキートンクの会も同じような状況でしたが。
で、結局は満席で当日券も出ず。手狭な日本橋亭は寒い屋外とは対照的な熱気に。
-オープニングトーク-
市 若「金明竹」
小ゑん「フィ」
一之輔「宿屋の仇討」
-仲入り-
一之輔「新聞記事」
小ゑん「悲しみのぐつぐつ」
小ゑん師匠の1席目は、定番ネタの「フィ」ですが、
聞くたびに面白いなと改めて感じさせられます。
マクラでは5代目小さん師匠の思い出とともに、
次回のゲストになっている小三太師匠との思い出も。
一之輔師匠はネタ出しで「宿屋の仇討」でした。
この噺もかつて聞いたことがあるのですが、
一之輔師匠がやるとそれぞれのキャラがまた独特にアレンジされていて面白い。
展開はわかっていながら、ついつい世界に引き込まれてしまう不思議。
仲入りをはさんで一之輔師匠は軽く、と「新聞記事」へ。
実は一之輔師匠を初めて知ったのはYouTubeに上がっているこの噺を聞いてから。
実際に目の前で聞くのは初めてなのですが、
やはりこれも絶妙の間とくすぐりが功を奏して大爆笑へ。
下げも定番のものとは少し変えてありますが、このほうが自然な気も。
トリに小ゑん師匠。ネタは「悲しみのぐつぐつ」。
定番にもなっている「ぐつぐつ」を題材とした噺で、
小ゑん師匠自身が登場人物として出てくるというドキュメンタリー落語。
これ、元ネタを知っていないと楽しみは半減するようにも思いますが、
さすが、こういう会にくるお客さんには心配のないことなのかも。
あることから落語協会を追放された小ゑん師匠が、
スーパーの食品売り場でおでんを売りながら落語「ぐつぐつ」を披露する、
というストーリーが核となって進行します。
たびたび「ぐつぐつ」が挿入されるあたり、寄席の常連からするとニヤリ。
爆笑を誘いながらも、最後には何となくほろっとさせる人情噺のようになるのも技の妙。
小ゑん師匠も一之輔師匠も、どちらも生き生きとしていて楽しい時間を過ごせました。
一つ難があるとすれば、すぐ近くに座ったお客さんの過剰な笑い声ぐらい。
んー、笑い方は人それぞれだけど、たびたび過剰に反応して、
大きすぎる笑いを発生させられるのもちょっと困ったもの。
ま、そんなことは差し引いても楽しい会でした。
恐懼謹言。